タープを立てる

前回はドーム型テントを建てましたが、実はドーム型はテント類の中でもかなり特殊な構造で、その建てかたも応用が利くものではありません。

今回はタープの建てかたを通して、基本的なテントの建てかたをお伝えします。

基本構造

タープは(に限らず大抵のテントは)大きく分けて3つの部分からなっています。

まず、天井を作る布の部分。タープを建てる目的は天井を作ることですから、基本的な部分です。次に、この天井を支える柱である、ポール。ドームテントのような細くてしなやかなものではなく、しっかりとした棒です。

最後に、ロープ。このロープで四方八方から引っ張ることで、ポールを倒れないように支えます。このロープワークをおぼえると、キャンプ生活は飛躍的に便利なものになります。

タープの建てかた

まず、ドーム型テントを建てたときのように、ポールを組み立てます。やはりドーム型のように、1組のポールが中にゴムを通したような状態で折り畳まれているとおもいますので、簡単に組みあがるでしょう。タープの種類により本数は異なりますが、6本のものが多いようなのでここでは6本として説明します。


ポールを組み立てたら、タープの布を広げます。地面につけてしまってかまわないでしょう(地面が濡れているときはそれなりの方法を取るべきですが)。布の端は折り曲げて縫ってありますが、縫い端が出ている方を下にします。

この状態で、4隅と長辺の真ん中に開いている穴に、ポールの先端を通します。ポールの長さがそろっていないときは、長い組を辺の真ん中に持ってきます。

タープを地面に広げ、ポールをつける。ポールの先は穴に通せるように細くなっているはずなので、そこを下から上へ通せばよい。


ここで、十分に(7人以上)人数がいれば、ポールを建てればタープの形ができあがります。普通こんなに人間がいませんので、とりあえず辺の真ん中にあるポールから立ちあげてください(テント類は、基本的に中央に近い柱が支える構造になっています)。


テントが立ちあがったら、ポールに綱を張って固定します。綱が付属している場合は、大抵長い綱の中央に小さな輪が作ってあり、両端には綱の長さを調節するための板がついているはずです。

ロープの端はこんなふうに、片側だけロープに留められた板がついて輪を作っている。この輪の部分をペグ(杭)に引っかけ、板をスライドしてやれば長さが調節できる。綱はすべての重さがかかる部品なので、大切に扱うこと。


この輪っかをポールの頭にに引っかけます。そして、ポールから少し外側に離れたところに左右均等になるように2本のペグをうち、綱をはります。

この時点では、綱はかるく引っ張るだけにしておいてください。このようにしてすべての綱を張り終え、タープが建ったらすべての綱を均等に引っ張りながら形を整えます。

ペグは綱に直角になるように、地面に斜めに打ち込む。この時打ち込みすぎて綱を地面に埋めると、綱を痛める原因となる。

 ペグがプラスチック製の場合、掛けるところが外側に来るようにする。(左図)
 しかし、鉄板をL字にまげて作ったペグの場合、引っけるところに見える切り込みを外側にすると、鋭い鉄の端が綱を痛めるため、切り込みは内側にする。(右図は上から見たところ)

これでもちゃんと切り込みには引っかかるのでご安心を。



良いテントは、同じ辺にあるポールがすべて直線上に並び、垂直に立っています。そしてすべての同じ辺のペグも直線上に並んでいます。

タープができ上がるとこんな感じ・・・だが絵が下手だ (^^;

 一本のポールは2つのペグにロープで留められて支えられる。このペグの位置だが、基本的にはロープが正三角形になるのが良いとされる。
 周囲にはかなり綱が張り巡らされることになるので、夕暮れ時などに足を掛けて転ばないように。特に子供がいるときは、派手な色の布切れを用意しておいて、人が通る付近の綱に結び付けておくとよい。



もしも雨が降ってくるような事があったら、濡れた綱はふやけて伸びますので、綱の張りを強く調節すべきです。逆に雨があがって日が出てきたら、張りをゆるめにしておきます。

建て方自体はそれほど難しくないのですが、ここで問題になるのはロープワークです。タープに付属するロープは調節用の板などがついているので良いのですが、タープに限らずキャンプではロープワークを非常に良く使います。覚えておいて損はありません。

(それに、タープは風や雨に弱いので、天候が変わるとロープで補強したり・・・という局面は必ず出てくるはずです)

というわけでロープワークを教えたいのですが、今回は絵が多かったのでここまで。ロープ結びの説明は大量の絵が必要になるから、次回にしましょう。

(ページ作成 1997-04-06)

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