決算が近づいている。
SOHOをやっていると、この時期がうっとおしい。会社員と違って普段は気軽に仕事をしているが、決算だけは「会社員がうらやましい」気分になる。
とはいえ、今年は税理士さんを雇っているのでずいぶんと楽。一番面倒な書類作成は頼めるからね。
しかし、計算が合わないのだ。書類作成を頼むと言っても、それは計算が一致してからの話。
会計データを税理士さんに送ったところ「計算が一致しませんよ」と指摘された箇所が数箇所。
起票漏れ、記入ミスなどが主な原因だが、いくらチェックしても計算が合わない部分もある。
もう、2週間(とは言っても、仕事の合間にやっているので作業時間はそれほど多くないが)も悩みつづけ、今日やっと原因がつかめた。
原因がわかればこちらのもの。あとは「適切に処理」すればよい。
しかし、ルーチンワークな会計作業はこちらでできるが、例外処理はとても出来ない。税理士さんの知恵を借りることにして、メールを出しておく。これで一段落、か。
日本は直接税を会社が徴収する、と言う方式なので、一般のサラリーマンは税金の知識をあまり持たないで済む。
そのかわり、会社の会計は大変だ。そして、あまり税金の知識をもたないままに独立すると、会計作業でずいぶんとつまづいたりする。
アメリカでは、サラリーマンも自分で税金計算をするらしい。
HP200LX も、 PocketQuicken という個人用会計ソフトをキラーアプリとして内蔵していたっけ。
税金の計算は非常に面倒なので、普段気にしないでよい日本人はずいぶんと恵まれている。その一方で自分で会社を興そうと思ったときに、急に覚えることが多すぎて障壁にもなっていると思う。
会社を興そうとか、そこまで行かなくても独立したいとか思っている人は、まず簿記を知っておくべきだ。
ビジネスプランを立てたり、仕事のスキルを覚えたりするのは当然の話だ。しかし、それが出来たからと言って独立しようなんて考えは甘い。
仕事をする上では簿記は絶対に必要、税の知識も通り一遍は必要、ということを覚えておこう。
僕は甘い考えで独立して、いまでも苦労しているが(笑)
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