社会科見学2ページ目の日記です

目次

前のページ
2013-10-08 デジタルミレニアム著作権法成立の日
2013-10-13 母の喜寿と運動会
2013-11-03 地球博物館
2014-03-31 カップヌードルミュージアム
2014-05-05 キッズファンタジーリゾート
2014-05-12 アメリカザリガニが日本に輸入された日(1927)
2014-05-22 2週間分の週末日記
2014-09-07 TenQ
2014-10-08 鎌倉オクトーバーフェスト 2014
2014-10-13 スパリゾート・ハワイアンズに行きたい人へのまとめ(1/2)
2014-10-13 スパリゾート・ハワイアンズに行きたい人へのまとめ(2/2)
2014-10-13 家族日記:スパリゾート・ハワイアンズ(1/2)
2014-10-13 家族日記:スパリゾート・ハワイアンズ(2/2)
2014-11-02 ホビーパソコン・オフ会
2015-02-23 理科ハウス
2015-04-13 春は忙しい
2015-04-13 LiCa HOUSe
2015-04-20 海上安全技術研究所
2015-05-05 3度、理科ハウスへ
2015-05-05 マイコンインフィニットPRO68K
次のページ
デジタルミレニアム著作権法成立の日  2013-10-08 10:44:01  コンピュータ 社会科見学 今日は何の日

▲目次へ ⇒この記事のURL

今日はデジタルミレニアム著作権法成立の日(2000年)。


アメリカの法律だから、日本に住んでいれば直接の関係はない…?


いや、ネット上には、アメリカにサーバー・本社があるサービスが沢山あります。

これらは、アメリカの法律の影響を受けます。


また、この法律自体がもうすぐ日本にも来る…かもしれません。これについては後で書きましょう。




1990年代後半、アメリカの著作権法は世界の趨勢から見て遅れていました。

その修正が主な目的で 2000年に改正されたのですが、単なる改正にとどまらず、1990年代末に起こっていた新たな問題の解消を同時に盛り込んだのですね。


1990年代後半…そうです。インターネットのブームです。

インターネットの急速な普及により、書籍の内容や音楽、果ては「他人の WEB をコピーしただけで自分のページだと言い張る」など、多様な形の著作権侵害が起きていたのです。


コンピューターを使った新しい著作権問題(デジタル)に対応し、ミレニアム(2000年)に成立したから、デジタルミレニアム著作権法。わかりやすいです。まぁ、これは愛称なので、わかりやすくて当然なのですが。

でも、長いので以下「米著作権法」と表記します。


さて、この米著作権法で先進的だったのは


・著作権保護技術の解除を行う方法の公表も、著作権侵害とする

・著作権侵害を親告罪ではないものとする

・故意・過失がなくとも罰せられる


というような部分です。


以下、順次説明していきましょう。

なお、僕は法律の専門家ではないので、間違いがあるかもしれません。

この点はご容赦いただきたいと思いますが、指摘に関しては大歓迎です。




まず、保護技術解除について。いわゆる「リッピング」のことです。

DVD などでは、著作権保護のための暗号化が施されています。この暗号化方法自体が、技術の問題だけではなく「著作者の権利の一部」と認められ、暗号化を解除してコピーする方法を公開することは「著作権侵害」とみなされます。


ただし、公開することが侵害となるだけで、その情報を知ったものが自分の使用の範囲内でコピーを行うことまで禁じるものではありません。

というか、もしも自分の利用の範囲でのコピーも禁じるような契約があった場合、ユーザーの利益を損なう異常な契約なので、その契約自体がおかしい、という判断になるようです。


日本のHDDレコーダーなどでは、コピーワンス、コピー10などの制限がありますが、こういう制限自体がおかしい、と言う意味です。

ただし、日本の著作権法は現在穴だらけなので、著作権者の権利を守るためには日本の方式は評価できます。(詳細は後ほど)


もっとも、保護技術の解除が本当に著作権侵害なのか、アメリカでも判断の分かれるところです。

解除方法を見つけ、公表することは「言論の自由」でもあるためです。


米著作権法の成立後、DVD の暗号化解除方法を見つけた人が、裁判所で「公開の禁止」を命じられました。

しかし、4年後に「公開の禁止は言論の自由に違反するものである」として命令が撤回されています


もっとも、これは「公開の禁止」という命令が違法である、と言うだけの判断。

解除方法の公開自体は、米著作権法で禁止されたままなので、これで公開が行えるようになった、と言うわけではありません。




親告罪でないものとする、について。

著作権と言うのは、著作者が主張するものです。このように、本人が主張することで罪が成立するものを、親告罪と呼びます。

しかし、親告罪の場合、いちいち著作権者が侵害の事実を発見し、申し立てを行わない限り侵害が認められないことになります。


初期の YouTube の事例になりますが、著作権侵害のビデオが続々とアップロードされました。

主に、テレビで放映された内容を録画し、「面白かったから」他人にも見せようとするものでした。


YouTube では、当初は著作権者からの申し立てに応じて削除を行っていました。これは「親告」によるものです。

(YouTube の設立自体は米著作権法の成立以降です。それでも親告で対応していたのは、単にシステムが未整備だったため)


この後、YouTube ではシステムを整え、放映された内容などと同じ内容のビデオを自動的に検出し、公開を停止するようになりました。

この措置は「親告罪ではない」ために行えるものです。著作権者でなくとも、侵害を見つけた場合は措置を取って良いのです。


ただし、これが例えば日本で適用された場合「コミケは存続できない」という主張があります。

これはその通りでしょう。今は親告罪なので、漫画家さんが訴えないだけです。


訴えない理由は2種類あり、ひとつはいちいち訴えるのは面倒くさいからで、もう一つはコミケのような場所を認めているためです。

認めるというのは、つまりは最終的な利益となる、ということ。


自分の作品のファンが楽しんでいるのだから、その活動が広まれば自分の作品の人気にもつながる、と言う「狭い利益」の部分と、コミケは文化の裾野なので、その中から新たに業界を支える人材が出てくる、という「広い利益」の両面があるでしょう。

ちなみに、アメリカにだって同人活動(fun make)は存在します。

ただし、fun make の多くは、日本と違って「小説」である、という点は大きいです。


絵柄は明らかに著作物で、類似の絵柄で違う話を作るのは2次著作物としての侵害、となります。

しかし、小説は文字で構成されます。文字は著作物ではありませんし、登場人物の名前や舞台設定も著作物ではありません。


コミケは著作権侵害の集団になってしまいますが、fun make は著作権を何も侵害していないのです。

ただし、ゲームの fun make などは微妙。絵柄などを「真似する」どころか、そのまま使うことも多いですから。




最後、故意・過失がなくても罰せられる。


これ「違法とは知りませんでした」という言い逃れは効かないよ、と明記しています。

でも、普通の法律は、悪意の有無にかかわらず「行為」に対して「罪」が発生します。もともと明確なものを、なぜ明記しているのか、というところを読み解かねばなりません。


インターネット時代の著作権侵害は、インターネットプロバイダの怠慢によって被害が拡大します。

誰かが WEB サーバーに著作権侵害コンテンツを置いた時、このコンテンツを消去できるのは、アップロードした人か、サーバーを持っているプロバイダのみです。


アップロードした人は、最初からこれが違法であることを知っている可能性が高いです。

その場合、プロバイダとの契約も偽名を使い、足が付かないようにアップロードを行っているでしょう。

本人に「消して」と言おうにも、連絡すらつかない可能性が高いです。


この時、プロバイダに連絡を取って消してもらうことになります。

ここでプロバイダが面倒くさがって消さなければ、被害ははるかに増大してしまうわけですが…


事実として、米著作権法改正前は、そういう事例が多かったのです。

ここで、「言い逃れは効かない」と明記することで、サーバーを使って著作権侵害物を配布している「プロバイダ」も、罪に問えることにしたのです。


もちろん、プロバイダにとってはリスクが高まります。そこで、米著作権法では、同時に次のような規定を作っています。


・著作権が侵害された、と連絡を受けたプロバイダは、速やかに該当コンテンツを削除しなくてはならない。

・この際、コンテンツが本当に著作権侵害であるかどうかの調査は不要。

・コンテンツの保有者(アップロード者)に対する確認もいらない。


削除する際は、復活できるようにしておいて、保有者に警告を行う必要があります。

この警告により保有者は申し立てを行えます。申し立ての結果、侵害物でないと認められれば、コンテンツは復活されます。


プロバイダは、とにかく機械的な削除作業のみを行う義務があるのです。

もしもこの義務を怠った場合は、著作権侵害物を配布したという罪に問われることになります。




非常に論理的に構成されていて、ネット時代に即した著作権法です。

ネット時代は、アメリカだけで著作物を保護しようとしても無理があるため、アメリカはこれと同様の規定を作ってほしい、と各国に呼びかけています。実際、導入に向けて動いている国も多いようです。



日本では、2001年に3番目の規定に近い「プロバイダ責任制限法」を作っています。

ただ、これは米著作権法とは無関係で、日本で研究して作られたものです。


こちらではコンテンツ保有者の権利を重視していて、プロバイダが削除を行うには、一定の面倒な手続きが必要となります。

ただ、この手続きさえ行っていれば、保有者のコンテンツを勝手に削除した、として保有者から訴えを起こされることはありません。(プロバイダ責任制限=プロバイダは、責任を問われることはない、と言う意味)


日本では親告罪のままなので、著作権者がプロバイダに対して申し立てを行う必要があります。

また、著作権者側にも面倒な手続きがあり、いきなりプロバイダに申し立てはできませんし、プロバイダに無視されても、プロバイダをすぐに罪に問うことはできません。


著作権侵害裁判を起こせば罪に問えますが、日本では著作権侵害の裁判を起こすには、侵害された側に対してかなり不利なのです。




ところで、僕の WEB ページの内容を丸コピーされたことがあります。

少なくとも2度は僕自身が気づきました。もっとあるかもしれないけど、それは知らない。


1つは、ブログページの主に苦情を言ったら削除されました。

侵害になる、と言う意識がなかったようで、それはそれで問題ですが対応が速かったのでよしとします。


もう1つは、苦情を出してもまったく反応がありません。

このように、直接交渉ができなかった場合に限り、「プロバイダ責任制限法」が使えますので、ブログの運営会社に連絡しました。

しかし、こちらも反応がありません。大会社の提供するブログシステムなのですが、「プロバイダ責任制限法」を無視する意向のようです。


この場合、僕が取りうる手段は裁判に訴えることです。

しかし、訴状を作るには、侵害によって実際に生じた損害金額を、根拠に基づいて推定する必要があります。


僕の場合趣味でやっているだけで、「コピーされるのはむかつく」以上の損害はないので、訴えを起こすことはできません。

日本では、著作権は侵害する側に有利なのです。


…これはもう4年も前の話でしたが、最近になって google に申請すれば google 八分にできる、と知りました。

google はアメリカの会社なので、米著作権法の規定に従い、申請を受ければ削除を行う必要があるのです。


#google はWEB サーバーのサービスを行っているわけではないが、検索結果から表示を消すことで、ネット上からも「事実上抹殺」できるようにしてくれているのでした。


この手続きは非常に簡単で、google も速やかに対応してくれました。

…まぁ、侵害物が無くなるわけではないのですけど、多くの人が目にしなくなるのならそれでいいでしょう。




ところで、アメリカの著作権には「フェアユース規定」と言うものがあります。

これはかなり重要な概念で、著作権の侵害になる事例でも、それが世の中的に正しいことであると思われる場合は罪にならない、と言うものです。


米著作権法は、規定だけをみるとかなり厳しそうに見えますが、フェアユース規定があるためにバランスが取られています。


日本では「個人の使用の範囲で」コピーを取ることを認めた条項がありますが、これはアメリカではフェアユースの一種と考えられています。


では、学校の体育祭で応援の看板を作った際に、人気キャラの絵を描いたとしましょう。

日本では、これは「個人の使用の範囲」を超えているため、著作権侵害です。

著作権者が訴えなければ罪にはなりませんが、侵害しているのは事実です。


アメリカでは、この程度は「フェアユース」の範囲です。小さなコミュニティで楽しむために、ちょっと絵を描いた。

この程度は社会的に正しいことなので許容されるのです。


先に fun make のゲームの例を挙げましたが、これも仲間内で楽しむ程度ならフェアユースです。

コミケみたいな場所で小規模に売ったとしても、まだ小さなコミュニティの範囲ですからフェアユースでしょう。


でも、人気が出たからネット上でダウンロード販売を始めたら著作権侵害になります。

どこからどこまでがフェアユースかは、裁判所が個別に判断することになります。アメリカでは裁判は陪審員性なので、「世の中的に正しい」かどうかが、一般人の感覚で決定されることになります。


日本では「親告罪」であることによって、「作者が見てなければOK」な著作権侵害が多いです。

侵害はしていて、訴えられるかどうかだけの、チキンゲームになっているのです。


しかし、アメリカでは「フェアユース規定」によって、著作権侵害ではない範囲をかなり広げています。

余程悪いことを考えない限り「フェアユース」なので、そもそも侵害がありません。


逆に言えば、この規定があるからこそ「親告罪ではない」としても大丈夫なのです。

日本でそんなことやったら、侵害だらけで大変なことになります。


#先に書いた HDDレコーダーの例も、日本では「10回」などの明確な規定で制限しなくてはならないが、アメリカではフェアユースかどうか、が重要になるので制限は不要になる。

 ただし、コピーしまくって配布、などしていると、誰かが著作権違反であると密告するかもしれない。

 アメリカでは親告罪ではないので、回数の制限はないが周囲の目によって監視されているのだ。




さて、最初に書きましたが、日本でも同様の著作権法が作られる可能性があります。

TPP (環太平洋戦略的経済連携協定) のためには、参加国がある程度法的な手続きをすり合わせる必要があるためです。


漫画家の赤松健氏が、かなり以前から問題提起していて、コミケ文化を守るための同人マークなどを提唱しています。


僕自身プログラマーで、ある意味「著作物を売って生活している」のですが、現状の日本の著作権法は穴だらけだと感じています。

でも、米著作権法を形だけ真似したら、今度は別の問題が起こる。フェアユース規定から真似できればいいけど、これは法律の問題ではなくて一般市民の生活態度から変えなくてはならない。

(フェアユース、っていうのはそういうことなのです)


なかなか悩ましい問題だとは思います。


▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

コンピュータ

今日は何の日

別年同日の日記

06年 お月様

14年 鎌倉オクトーバーフェスト 2014

15年 ヘイリー兄弟の誕生日(1949)


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

母の喜寿と運動会  2013-10-13 14:09:23  社会科見学 家族

▲目次へ ⇒この記事のURL

昨日の土曜日はダブルヘッダー。


先週の土曜日が雨だったため、保育園の運動会は昨日に延期。

そして、延期がなければ昨日は予定なしだったので、母の喜寿のお祝い会をやろう、と兄から提案されていたのです。


まず運動会の話をざっくりと。

いつも保育園で使っている広場は、近所の地主さんの好意で皆の遊べる広場として解放されている場所でした。


数年前、この地主の方が亡くなり、いろいろあって市が土地を買い取りました。

市の資産になった以上はちゃんと整備しなくてはならない、ということで、昨年末から工事を行い、今年の春に防災公園として生まれ変わっています。


で、この公園化がくせもの。

いや、ちゃんとみんなが遊べる公園になったことは異論はないのです。いい公園です。

しかし、整備の際に地下を遊水地にしたようで、グランドに杭が打てないのです。運動会だけど万国旗の飾りつけも、鈴割の鈴を下げることも、コースを囲むロープの設置もできず、競技内容にも影響が出ましたし、ずいぶん地味でした。


でも、長女の最後の、次女が本格的に参加するのは始めての運動会。

二人とも白組。PTA参加で僕も綱引き・障害物走にでましたし、妻もリレーに出ました。

結果は…わずか1点差で紅組の勝ち。


地味だったし負けて残念だったけど、今年の運動会は好勝負が多かった。

なかなか楽しめました。




妻は PTA で運動会の手伝い。

毎年恒例のことだけど、終わった後は「反省会」と称して飲み会があります。


僕が予定があるので、妻は挨拶して早々に帰ってきてくれました。

でも、へべれけで、帰ってきたのは5時ごろ。


喜寿祝は5時半からで、鎌倉駅前。うちから最寄り駅まで自転車で行き、そこから鎌倉まで…だと、30分以上かかります。

直接自転車で行くと 20分くらい。自転車で突っ走ります。


#お祝いの席に汗だくで…は避けたかったので、電車で行くつもりだったのですが。




さて、今日はここからが本題。

予約してあった店は、鎌倉駅前の「鯉之助」。駅を出て正面のビルの1階…つまりは一等地の有名店です。


父の初七日法要を行った鎌倉御代川の系列店です。


今日の日記で書きたいのは、喜寿祝の内容ではなく、この店のすばらしさ!

久しぶりに「一流の店っていうのはこういうこと」という体験ができました。


まず、喜寿祝をこの日にしたのは、北海道に住む姉夫婦がこの日に帰郷していたため。

鯉之助には1部屋だけ個室があるのですが、いつも人気で部屋が取れないそうです。でも、ちょうどこの日は空いていました。


個室の奥には、巨大な金庫の扉があります。駅前一等地で、昔は銀行が入っていたのだとか。

それを知っている人も多いので、わざと「めずらしい」扉を残してある、とのこと。


「中には大判小判がざっくざく…ではなく、今は扉だけです」と言っていました。


言っていました…というのは、個室の担当になってくれたウェイトレス(和食店なので中居さんと呼ぶべき?)の方。

そして、今日の話の1つめはこの方なのです。


接客業だから真面目にサービスをするのは当然なのですが、「楽しい会食」を盛り上げようと、いろいろと面白い話をしてくれます。

金庫の扉に関しても、何気ない会話から、以前は銀行だったこと、お金の保管ではなく貸金庫用だったことを経て、だからもともとお金なんて入っていないことを踏まえたうえでの「今は扉だけ」です。


お酒のリストを見ていれば、さりげなくそれがどのような酒か説明してくれますし、料理を出す時にはもちろん料理を説明してくれます。

そして、そのたびにただの説明で終わるのではなく、さりげなく楽しい話題を混ぜるのです。


コースも終盤、年老いた母は「おいしいのだけど、もうお腹いっぱい」と言っていました。

じゃぁ、もったいないから僕もうらうよ、と言ったら、「皿ごとどうぞ」と母が言います。


この言葉を捉えて「全部召し上がっていただいてよいのですが、お皿は食べない方が…」。

とにかく機転の利く方でした。




そのお酒リストですが、「御代川で川端康成が認めた酒」とか説明が入っています。

老舗でないとできない勧め方。


コースターには、鯉之助にちなんでか、鯉の絵が描かれています。よく見ると棟方志功。「御代川大主人仁契」と書いてあります。

仁契とは棟方志功のよく使った表現で、心を許す相手にたいする「さん」付けのようなものです。


ちなみに、店を興した初代主人の名前は御代川鯉之助。棟方志功は名前にちなんで鯉を描き、初代の名前で支店を出す際に、その鯉の絵を使ったのでしょう。


このコースターの元の絵は、ホール(個室ではない席)からよく見えるところに飾ってありました。

こちらも、老舗でないと作れないコースターでした。




喜寿のお祝い、というのはつまりは誕生日パーティ。

誕生日ケーキが欲しい、と今回の主催者である兄は思ったそうです。


で、あらかじめ店に聞いてみると、和食店なのでケーキはない、とのこと。

そこで、「ありません」で終わりではないのが一流店。

持ち込みは構わないし、むしろそうしてもらえればありがたい、との逆提案がありました。


飲食店では、食中毒などが起きた際の責任を明確にするためにも、持ち込み禁止なところも多いです。

それをあえて提案してくるのが素晴らしいです。


さらに、素晴らしいのが、ケーキにキャンドルを付けてお祝いした後。


「では切り分けてきますので」と厨房に持って帰り、戻ってきました。

皿の上には、切り分けたケーキだけでなく、生クリームとフルーツが一緒に盛られていました。


ケーキだけでは寂しいので、お誕生日サービスです、とのこと。




最後に、みんな集まったのだから記念撮影しよう…となりました。

「ホールの方が綺麗な写真が撮れますのでどうぞ」と、もうお客さんの帰ったホールの机を移動し、わざわざ写真を撮りやすいようにしてくれました。

(お店は8時半までで、この時は8時過ぎでした)


美味しい料理に、こんな素晴らしいサービスを受けて、会費は一人3500円(酒代別)。

ある程度の人数だから、先に値段を提示してその値段でコースを組んでもらったようですが、ディナーコースでこの値段なら、手が出ないような高級店ではありません。


でも、先に書いたようにサービスは一流。

世の中に美味しいお店はたくさんありますが、こういうサービスを受けられるお店は貴重だと思います。


気軽に行ける値段でもないけど、何かの折にはまた使いたい、そう思えるお店でした。


▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

家族

別年同日の日記

03年 コーヒー

14年 スパリゾート・ハワイアンズに行きたい人へのまとめ(1/2)

14年 スパリゾート・ハワイアンズに行きたい人へのまとめ(2/2)

14年 家族日記:スパリゾート・ハワイアンズ(1/2)

14年 家族日記:スパリゾート・ハワイアンズ(2/2)

15年 やなせたかし 命日(2013)

15年 ロゴ問題

19年 台風被害


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

地球博物館  2013-11-03 17:12:25  社会科見学 家族

▲目次へ ⇒この記事のURL

秋は忙しい。


小学校の運動会・子供フェスティバル、保育園の運動会・遠足・バザー。

毎週末に何らかのイベントがあり、今年はイベントがない週は台風が来たりしているので、家族でお出かけができない。


最近6歳の長女が「科学」的なことに急に興味が芽生えている。


最初は、2か月ほど前に「ボイジャーが太陽圏脱出」というニュースを見たのがきっかけだった。

どういうこと? というので、ボイジャー計画の概要と、現状と、「宇宙人へのメッセージ」の話をしてあげた。

(メッセージに関してはわかりやすいのでパイオニアメッセージの図を見せてあげた)


すると興味を持ち、ほぼ毎日寝るときに「科学談話」をするようになった。

最初はやはり宇宙の話を聞きたがったので、はやぶさとイトカワの話、アポロ13号の話、国際宇宙ステーションの話、宇宙がなぜ無重力か、アレシボメッセージ、ボイジャーに搭載されたコンピューターの性能がどんだけ低いか…などなど、知っている限りの知識を駆使して話をした。


最近ではネタが尽きて、宇宙ヨットレースの話や軌道エレベーターの原理、ドレイク方程式など、多少SF含みになっている。


#長女は全てを理解しているわけではなく、9歳の長男に向けて話をしている部分もある。

 でも、大体概要は6歳でも理解できるように伝えている。



で、科学に興味を持っているから科学館でも行こうと思っていた。

宇宙に興味があるので順当にいけば…洋光台のこども宇宙科学館だろうなぁ。でも、あそこはすぐ行けるので別のところ行きたい。




そういえば、夏休み頃長男の「ちゃれんじ」に恐竜の化石の話が出ていた。

それで化石みせてやりたいと思っていたのを思い出した。


そこで、昨日は小田原にある神奈川県立生命の星・地球博物館へ。


長男が4歳ごろに、一度来たことがある

子供以上に大人(僕と妻)にウケて、子供が大きくなったらまた来たいと思っていた場所だ。


で、昨日行ったわけだが、楽しかった!


入り口入ってすぐに大きな恐竜化石が出迎えてくれる。

奥に行けば、巨大隕石の実物が置いてあるし、珍しい鉱物標本、化石などが圧巻としか言いようのないレベルで置いてある。


壁一面を埋めつくすアンモナイトの化石とか、想像を超えてますよ。


鉱物・化石などの発掘物エリアを抜けると、現代の生物が並びます。

(恐竜化石はここにも並ぶのだけど)


長女・次女が好きなカピバラの剥製があったので、一緒に記念撮影。



昆虫標本のゾーンも圧巻。とくに、モルフォ蝶を大量に配置してあるのがすごいです。

キプリスモルフォが特にすごい。


モルフォ蝶って、タマムシと同じく構造色を羽に持つ蝶ね。構造色だから写真には写らない。

何がすごいかは、自分の目で見ないとわからない。




2階に進むエレベーターでは「マンモスの目の高さ」「ティラノサウルスの目の高さ」などと書かれているので、目線の高さを楽しめます。


2階は神奈川県ゾーン。神奈川の化石とか、動物とか、植生とかを紹介しています。


神奈川県からシロウリガイの化石層が見つかっている。うぉーすげー。

神奈川県でヘラジカの化石が見つかっている。うぉーすげー。


…って、これで騒げるのはある程度した知識が必要 (^^;;

シロウリガイは深海性の貝。(子供たちはJAMSTECの知人のおかげで知っている)

つまり、神奈川県は深海の底だった、ということだ。


ヘラジカは寒い地方に住むシカの仲間。ほぼ北極圏近くの、永久凍土の地域で暮らしている。

それが神奈川県で化石が見つかった、ということは、氷河期には神奈川のあたりは非常に寒かったと言うことだ。


言葉だけで聞くよりも、目の前に実物を見ながら話を聞くことの迫力。

子供たちは真剣に聞いてくれました。


その後、「ジャンボブック」というコーナーへ。

…でも、このコーナーは子供は飽きてしまってあまりゆっくり見られず。


その奥の実験室で、顕微鏡で覗いてみよう! という子供向け講座(?)をやっていました。

顕微鏡でいろんなサンプルを見られるだけなのだけど、これが案外子供にも大人にもウケがよい。


うちの子だけでなく、他の家族の子供も大人も、想像を超える拡大と言うのは発見があるものです。



というわけで、楽しい一日を過ごしました。

…久しぶりに行ったら、日帰りするにはもったいないくらい遠かったので、次は何年後かな (^^;;


#でも、旅行の時に寄るのはちょっともったいない、微妙なところなんだよね。


#そうそう、SPARCstation S4 が置いてありました。これが一番の化石。(1990年代のコンピューター)



▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

家族

関連ページ

夏の家族旅行(箱根) 1/3【日記 14/08/01】

フィル・カッツ 命日(2000)【日記 17/04/14】

Burn ALL GIFs day【日記 13/11/05】

別年同日の日記

01年 11/3

02年 システム改変

03年 素人治療

10年 平方根

15年 レフ・テルミン 命日(1993)

16年 デザイン変えた


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

カップヌードルミュージアム  2014-03-31 01:41:45  料理 社会科見学 家族

▲目次へ ⇒この記事のURL

27日の木曜日、横浜にあるカップヌードルミュージアムに遊びに行ってきました。


長男の所属する子供会の、6年生を送る会の企画。

僕は6年生をよく知らないが、面白そうなので家族で参加。

(長男はちゃんと6年生の名前などもわかっているようだ)


例年ボーリング大会なのだけど、今年は事前予約してカップヌードルミュージアムに行ってみよう、となったらしい。




子供たちには事前学習をさせて置く。

全く知らないと楽しめないからね。


何をしたかと言うと、カップヌードルを買ってきて、家族で食べた(笑)

長男は9歳だけど、生まれて初めて食べたカップヌードル。


いや、いわゆるカップ麺は食べたことあるよ。

でも、「カップヌードル」は食べたこと無かった。


買ってきたのは、近所のスーパーで売っていた5種。


普通のカップヌードル、カレー風味、シーフード、チリトマト。

それと、普通の味だけど特大サイズ。


味が5種類あればよかったんだけど、なかったので「特大」はギャグのつもりでいれた。

そしたら、長女と次女(仲良し)が、二人で同じ奴がいい、と言い出したので、慌ててノーマルを1つだけ買いに走る。


さて、それで家族みんなで味をわけあいながら、どんな感じか試食。


「おいしいからまた食べたい」と大好評。


チリトマトは辛い、と思っていたら、カレーの方が辛くて、チリトマトは案外辛くなかった、など、食べ比べてみないとわからないことも判る。




ちなみに、場所は横浜みなとみらい地区。


ちょうど、先日 CATV でやっていたプリキュア映画2本(DX と New Stage)の舞台は、ともにこのあたりだった。

興味を持たせるべく、プリキュア映画のあらすじをおさらいしておく。




そして当日。


駅からミュージアムに向かう最中も、「あの観覧車がプリキュアが上に立っていたやつ」とか「ここら辺の道が、メロディとエコーが追いかけっこしてたとこ」とか教えると、次女と長女にはそれなりにウケる。


実は、駅から歩くのが遠いので、そのままでは次女は飽きてしまい「抱っこ」と言い出すのだ。

興味を持ちながら歩かせることで、自分で歩いてもらおうという策(笑)



そうこうするうちに、ミュージアムに到着。


4~6年生は、チキンラーメンを作る。これは事前予約が必要だし、時間がかかるので、到着してすぐに開始。


1~3年生(長男は3年)は、カップヌードルを作る。

到着してから団体で予約を入れたので、30分ほど待たなくてはならない。


待っている間にミュージアム見学。

「チリトマト」は結構新しい味だと思ったら、ノーマル発売直後に発売となり、その後も何度か終了しては復活する、というのを繰り返していると知る。


焼きそば UFO は長男は食べたことがあるのだけど、昔は丸かった、と知って驚いている。

まるかったから UFO って名前だったんだよ、と教えたら妙に納得していたが、そもそも UFO ブームとか、ピンクレディがブームに乗じて歌っていたりとかということは教えていない。


2000年にミレニアム記念で発売された透明カップのカップヌードルを見て、作っている最中が見えるなら食べてみたい、と言っていた。

あれ、たしか iMac に始まる「スケルトンブーム」に乗じて発売されたのだよね。


…UFO といい、スケルトンと言い、結構時代のブームにかぶせてくるな。




いろいろ楽しんでいる間に時間が来たので、まだ見てないところもあるけど集合。

カップラーメン作りにチャレンジ。


作ると言っても、工程は難しくない。


1) カップを自販機で購入。300円。今回は団体で申し込んだので配布された。

2) テーブル(自由席)に座って、好きなデザインをカップに描く。ここが一番時間がかかる。

3) 中身を詰めてもらうコーナーへ。並んでいる間にレシピシートが配られるので、スープの味と具材を決める。

4) 中身を注文して詰めてもらう。部分的に自分で作業するが、主にやってもらうかたち。

5) カップが割れないように特別な緩衝材バッグに詰めて持ち帰り。


長男、「特別なもの」と気負いすぎて、なんの絵を書こうか迷い続ける。

長女と次女はまだ複雑に考えらるほどの知恵がないので、気軽にお絵かきを楽しんでいる。


たった300円だから、別に特別じゃないよ、と言ったら急に気が楽になったのか、長男もお絵かきを開始する。

最近長男はお菓子などの「成分表」を見るのが好きなので、自分が作りたい味の構成を絵の端に書き込む。


で、中身詰めコーナーへ。


みんな中身を係員に注文するのだけど、長男は「カップに書いたよ」と一言。

そういう子はあまりいないようで、おねぇさん笑いながら読み上げ、対応してくれる。


ここで選べるのは、スープが4種類(先日食べた味だ。この4種類が現在の定番商品らしい)、具材が12種類の中から4種類。


組み合わせは全部で5460通り、と書いてあるのだけど、列に並んでいる間にどう計算してもそんなに多くならない。

これ、同じのを重複して選んでもよい、と言う前提らしい。


「12種類から4つ」という言葉で、重複してはいけないものだと思っていた。

なるほど、重複可能として後で計算してみたら、ちゃんとその数になった。




どうでもよいが、5460 の計算がわからない、と言う話題はQ&Aサイトにいっぱい上がっていたが、解説している人の多くが計算式を間違えているし、尋ねた人はそれで納得している。


どうも、どこかのサイトで間違えた計算式が掲載されていて、みなそれを意味も分からずコピペして、あたかも自分が計算したように振る舞っているようだ。


答えるなら、せめて妥当性くらい検証しようよ。


2015.3.6追記

計算がどうなるのか、と悩んでいる人をツイッターで見た。

その人はちゃんと自分で理解できたようだけど、計算方法をちゃんと示しておこう。


12種類の具材から、異なる4種類を取り出す組み合わせの数を、数学では 124と書く。


#中学校で習う。義務教育なので、実際の計算方法は忘れていても構わないが、「組み合わせを計算する式があった」ことは覚えておいていただきたい。



124 は 12*11*10*9 / (4*3*2*1) の意味だ。計算するとわかるが、答えは 495。


具材は重複が許されるので、「3種類」「2種類」「1種類」を選び出す組み合わせの数も必要だ。


123 = 12*11*10 / (3*2*1) = 220。

122 = 12*11 / (2*1) = 66。

121 = 12 / (1) = 12。


3種類の組み合わせでは、3つのうちどれかが重複する。どれが重複するかで、3通りの組み合わせがある。

2種類の場合も、2種類を組み合わせて4種類にする組み合わせが、3通りある。(ABBB AABB AAAB の3つ)


そのため、具材の全組み合わせは 495 + 220*3 + 66*3 + 12 = 1365 通りになる。




ちなみに、最初から「重複を許して」12種類から4種類選ぶ、という書き方もある。124と書く。

nr = n+r-1r と変換できるので、124154と同じ計算になる。


これは 15*14*13*12 / (4*3*2*1) の意味で、計算してみると 1365。


nrは中学では習わないが、知っていればより簡単。




具材の組み合わせ、1365通りにスープの4種類と組み合わせると、1365 * 4 = 5460 通りの組み合わせになる。



Q&Aで間違えているのが多い、と書いたけど、いま確認したらあまり見当たらない。


1年で google の精度が非常に向上した…とはあまり思えないので、僕の勘違いだったと思う。

計算手順は僕と違うが、間違えではない計算式を示しているサイトはいくつか発見した。


間違えている、と書いて申し訳なかった。謝ります。

(追記終り)




カップヌードル作りは、次女がゆっくりやっていたのに合わせていたせいで、ずいぶん時間がかかった。

終わったら、子供会一行はすでにミュージアムを出て、昼食のレストランに向かっていたので追いかける。


横浜インターコンチネンタルホテルの経営する海上レストラン、ピア21。

ここで、6年生を送る会を行いつつ、ちょっと遅めの昼食。そして解散。




ミュージアムは、当日券なので退出後も再入場可能。

まだ見ていないところもあってみたかったので、終了後に戻る。


カップヌードルミュージアム、という「愛称」があるが、実際の名前は安藤百福発明記念館だ。

日清食品の創始者、安藤百福がチキンラーメン・カップラーメンを発明した過程をテーマとして、「発明」という一般的なテーマを伝えようとしている。


だから、日清食品の宣伝色は、実はそれほどない。

もちろんあるのだけど、控えめにしている。


そして、アートワークのセンスが非常に良い。

日清食品は CM などで時々話題作を作るが、館内がすべてあのような「ちょっと斜に構えた」感じで統一されていると思って良い。

なにせ、トータルデザインが佐藤可士和なのだ。



お昼ごはんは外で食べたので、世界の麺を食べられるレストランを楽しめなかったのが少し残念。

そして、子供が遊べるアスレチック…自分が麺になったつもりで、カップヌードルの製造工程を体験できるらしい…なにを言っているかわからんが…が遊べなかったのが、子供たちとしては心残りだったようだ。


というわけで、ここは家族全員の一致で「また来たい施設」となった。

それくらい楽しい場所だったのだ。


今度来るときはチキンラーメン作りたいな、と思うけど、実はいろいろ制限があってややこしいんだよね。




▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

料理

家族

関連ページ

[【日記 15/11/23】

「ちきゅう」一般公開【日記 15/11/23】

旅行の記録

チキンラーメンの誕生日(1958)【日記 14/08/25】

別年同日の日記

04年 びっくりした

08年 花見

15年 春の家族旅行

15年 ペンション とうてんぽーる

15年 バナナワニ園

15年 ぐらんぱる公園

15年 帰り道

17年 西角友宏さん 誕生日(1944)

18年 冒険遊び場


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

キッズファンタジーリゾート  2014-05-05 23:34:22  旅行記 社会科見学 家族

▲目次へ ⇒この記事のURL

先週遊園地に行ったばかりで、G.W.は人混みを避けて過ごそう…と思っていたのだけど、昨日妻から「せっかく連休なのだし、ちょっとくらいどこかに連れて行ってあげたいね」と発言。


僕は結構出不精で人混みが嫌いなのだけど、妻は僕に輪をかけて人混み嫌い。

でも、その妻がどこかに出かけようというのだから、企画立てましょう。


実は、どこにも出かけないつもりで庭でバーベキューするための材料を買ってあった。

子供もバーベキューやりたいとは言っていた。


今朝、5時ごろ軽い地震があり(住んでいるあたりは震度1)、目が覚めてしまった。

パソコンに向かって企画をリサーチ。


#この後東京で震度5、という大きな地震もあったのだけど、それは余談。




天気予報によると今日は雨。

バーベキューは無理なので、当初予定通り出かけましょう。


妻は「近所のスーパー銭湯程度でいい」と言っていた。

子供もその話を聞いてスーパー銭湯に興味を持っていた。


でも、5月5日は当然菖蒲湯で、非常に混雑して、ゆっくりお風呂を楽しめないらしい。

まぁ、ある意味当然予期される事態。


じゃぁ、雨でも楽しめる科学館めぐりでも。

良くいく科学館は先日行ったばかりなので、隣町の科学館でも行くか。

…と調べたら、子供の日でプラネタリウムも含めて全館無料らしい。

つまり、非常に混む、ということだな。


いろいろ調べていて、急に思い出す。


長男が赤ちゃんの頃…たしか東京MXで「ドーラ」を見せているときに、比較的近所に「日本最大級の屋内遊園地がある」と宣伝していた。

ふわふわとか、屋内砂場とかが中心だけど、ゲームコーナーなどもあって、入場料だけ払えば後は無料。

入場料も、たしか時間無制限で1000円程度だったはず。


…調べてみたら「キッズファンタジーリゾート海老名」のことと判明。


海老名なら、家から車で1時間程度。

施設はダイエーの入るビルにテナントとして入っていて…まぁ、悪く言えば「スーパーの一角にある子供遊びスペース」だ。


わざわざ1時間もかけていくような場所ではない。

しかし、それが故か常にそれほど混んではおらず、ゆっくり遊べると評判も良い。


妻に提案すると、妻なりの方法で評判を調べていた。

その結果、ここ数日も G.W. にもかかわらずそれほど混まず、ゆっくり遊べている、と判明。

よし、行ってみよう。




というわけで、1時間ほどして10時45分ごろ到着。

…駐車場からビルに入るなり、「2時間待ち」と書かれた行列。

え! 話と違う!


どうやら、こんなことはめったにないことなのだけど、子供の日なのでお客さんが非常に多く、入場制限をせざるを得ない状況だという。

子供の安全には最大限に気を使っているようで、混みあって危険にならないようにしているらしい。


もしかしたら、下調べした「ゆっくり遊べる」という話も、入場待ちの話は抜きにしているのかもしれない。

慌てて近所で別に遊べる場所を探すが、なかなか良い場所は無い。


…そうこうするうちにも列は進み、「1時間30分」と書かれた札のところまで、15分程度で進む。

あれ? 案外進む速度速い。この時点で「じゃぁ待ってみるか」と言う気に。


とはいえ、1時間も待つと昼になってしまう。

中に入ってからゆっくり遊べるように、列に並びながらおにぎりでも食べてしまおう、とういう頃になり、妻と子供たちはダイエーに買い物へ行く。僕は行列待ち。


帰ってきた時には、列は「1時間待ち」をもう過ぎたあと。並び始めてから30分ちょっとだったのだけどね。


結局、並び始めから1時間強、12時前には中に入れました。


まず、会員になることが必要。家族で350円。

入場料は1時間単位か4時間かを選べて、4時間なら一人990円。大人とか子供は関係なし。

4時間を超えてしまった場合、出口で延長料金、1人110円を支払うけど、それ以上の追加料金は発生しない。


つまり、一人1100円あれば遊び放題。




さて、中に関しては「素晴らしい」と最初に書いておきます。


遊園地か、といえば、ちょっと疑問符が付く。


デパートの屋上遊園地は、名前に遊園地とつくが、遊園地ではない。

ここもそれと同じ。というか、ノリとしては全く屋上遊園地と同じ。


空気で膨らませたトランポリンなど…いわゆる「ふわふわ」が4つもある。

それぞれ趣向が違うので、これだけで子供は大喜び。1時間は遊べる。


電動カートに乗って、短いサーキットを走れるコーナーがある。

スピードが出るわけでもないが、子供にとっては、自分で運転できる、というだけで楽しいようだ。


砂場がある。

いわゆる砂場の砂ではなくて、ハムスターの浴び砂のような砂質。


…わかりにくい例えで申し訳ない。

とってもサラサラで、砂ふるいに入れると、ふるわないでも全部落ちる。

砂型で形を作ろうにも、サラサラすぎてつくれない。


しかし、それが故に服が汚れない。

寝転がって砂に埋まっても、軽く払えば全部落ちる。



写真コーナーがある。

貸衣装が沢山あり、自由に着てよい。


照明付の写真ブースが用意されていて、そこで写真が撮れる。

ただし、カメラは持参のこと。カメラマンはいない。ここはスタジオアリスではない。


妻が一眼レフ持っているので、たくさん撮った。

長女・次女もかわいいお洋服をとっかえひっかえ楽しんだようだ。



おままごとコーナーがある。

おままごとと言っても、非常に大きなキッチンセットがたくさんあって、自由に遊べる。


2歳以下しか入れない赤ちゃんスペースでも、いろいろと面白そうなものが用意されていた。

赤ちゃんだけでのんびり遊べるのも良いのではないだろうか。


関係ないけど、同じフロアに入っていた100円ショップで紙おむつを売っていたのも、なにげにポイント高い。



アーケードゲームコーナーがある。

ちょっと古めの業務用ゲームが置いてある。


9歳の長男は、最後はここに入り浸っていた。基本的に FREE PLAY。

ただし、ゲームはちょっと古め。


さらに一角にはコインゲーム機もあるが、プッシャーのような大人向けの機械は無くて、「ボタンを押すだけの簡単なテレビゲーム」としての位置づけのようだ。


長男ほど難しいゲームができない次女(5歳)は、コインを入れてボタンをバンバンおし、時々コインが増えるのを楽しんでいた。

設定が一番緩くしてあり、どんどん当たる。万が一コインが無くなっても、新しいコインは取り放題だ。


#大人からすると、緊張感のないギャンブルなんて面白くもなんともないのだが、先に書いたようにコインゲームとしてではなく「簡単なテレビゲーム」の位置づけだと思うと良い。


ちなみに、ゲームコーナーとははっきりと隔離したところに UFO キャッチャーなどもあるが、景品の出るものは別料金。

これは、カードが払い出されるキッズライドに関しても同じ。



基本的なコーナーは以上。

他にもウレタン製の巨大積み木とか、足こぎのカートとかもあったし、おもちゃの販売ショップなどもある。




遊びコーナー以外に、レストランや体験コーナーがある。これらはさすがに有料。

体験コーナーは、アクセサリー作りとか、簡単なお菓子作りなど。


レストランが…夕食を食べようと思ったら、午後4時がオーダーストップだったために食べられなかった。

なので味には言及できないが、料金は安め。700円弱、と言うのが最多値段帯。


なによりも、小さい子連れでも食べさせやすい工夫が素晴らしい。

普通の座席や子供椅子もあるけど、ちょっと低くて子供に座りやすいテーブルとか、ちゃぶ台席も用意されている。


レストランの一角に、おままごとができるスペースまで用意されているのだ。

食べることに集中できずに、遊びながら食べたがる年齢層にまで対応。




レストラン一角の給水機は自由に水が飲めます。

子供は遊んでるとすぐ「喉乾いた」と言い出すので、これは結構重要なサービス。

トイレも広くて清潔。


下駄箱、コインロッカーも鍵付きで無料。

(コインロッカーは100円リターン式)


荷物を持っていても安心して遊べます。


うちはすでに関係ないけど、ベビーカー駐車場もあるし、園内のベビーカー貸し出しもある。

とにかく、子育て中の人なら心配になることには、ほぼすべて対応できている、と言えます。

至れり尽くせり。




最後に書いておくと、大人が料金払って入るの、全く無駄です。

大人は子供の付きそいで、何も遊べないもの。

まぁ、子供と値段が一緒(普通は大人料金て子供の2倍だよね?)なので、遊べない分は割り引かれていると考えましょう。


もっとも、遊べないのにお金を払うのが無駄かと言えば、子供と一緒に楽しく過ごせる時間がある、と言うことで僕は満足しました。


そうそう、唯一の大人向け施設として、マッサージチェアが大量に並んだコーナーもありました。

もちろん無料ですが、非常に混んでいました。


実はこの園内で、一番「順番待ちしてもなかなか使えない」ものかも(笑)


#僕は使ってないので使い心地は知りません。



▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

旅行記

家族

関連ページ

旅行の記録

別年同日の日記

02年 5/5

03年 住宅展示場

15年 3度、理科ハウスへ

15年 家のメンテナンス

15年 マイコンインフィニットPRO68K

19年 パソコン壊れた


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

アメリカザリガニが日本に輸入された日(1927)  2014-05-12 15:39:26  社会科見学 今日は何の日

▲目次へ ⇒この記事のURL

今日はアメリカザリガニが日本に輸入された日(1927)。


…だそうですよ。朝テレビで言ってたので調べたらどうやら本当らしい。

いつものようにコンピューターの話ではありませんが、これは僕としては是非いろいろ書きたいところ。




日付は知らなかったけど、ザリガニを輸入してどこに持ってこられたのかは知っています。

うちの子が通う保育園の前の広場です。


今は公園になっているけど、1927年当時はウシガエルの養殖場が作られていて、餌として100匹のザリガニを輸入したんです。

ちなみに、ウシガエル養殖場はここが最初ではありません。1918年に輸入され、良質の蛋白源だというので国の指導の下、各地に養殖場が作られています。その一つが鎌倉にも作られた、というだけ。


でも、鎌倉の養殖場は失敗でした。

ザリガニだけでなく、ウシガエルも輸入したのですが、温度変化に弱い両生類は船旅で全滅。ザリガニも100匹のうち生きていたのは20匹だけでした。



そこでザリガニの養殖を先に開始し、後にウシガエルも入手します。しかし、ある嵐の日に土手が決壊して逃げ出します。

この広場、2本の川に挟まれている(現在1本は暗渠化)ので、水があふれたらすぐ川に落ちるでしょうね。

嵐の後に干上がる心配もなく、ザリガニは増え続けます。


で、今に至る。現在は北海道から沖縄までアメリカザリガニがいます。

ペットとしてお祭りの夜店などで売られたこともあるので、範囲を広げたのは人間の手伝いもあってのことでしょう。



こんな話を知ったのは大人になってからですが、子供の頃はよくザリガニ釣りをしました。

近所が発生源だったので、いっぱいいたのだと思います。




この養殖池、数年前までは「マンモス広場」と呼ばれていました。

正式には「いわせ下関青少年広場」なのですが、非常に大きいので「マンモス」と呼ばれていたのです。


うちの子の通う保育園は、すぐ前にあるお寺です。

古いお寺で、入り口の百日紅は樹齢400年だそうです。


で、住職(園長先生)にザリガニの話を聞くと、とくとくと語ってくれます。



ところで、マンモス広場は個人の持ち物で、一般に開放する(公共の用に供する)ことで、税金免除してもらっていたのだとか。

それが数年前に持ち主の方が亡くなったそうで、相続するとなるとさすがに相続税はかかるのですが、広すぎて高額なので遺族は払いきれない。


仕方なく売却して税金を払おうと言うことになり、マンション業者が購入。マンションの設計まで行ったところで「マンモス広場が無くなる」という噂が広まり反対運動勃発。


でも、マンション業者は偉かった。

地域の人に反対されてまで建設したいわけではない、と態度表明したうえで、設計などにかかった費用はいらないから、購入金額で土地を買ってくれないかと市に掛け合う。


市の方でも紆余曲折あったものの、最終的に買取で合意。

(広すぎて一括支払いする予算がなかった模様)



個人が開放しているときは、ただの広場でした。

でも、市が買った以上はちゃんと整備しないといけない、と3年計画で公園として整備することを決定。


…このタイミングで震災が起き、公園は「防災公園」計画へと発展します。


結局、工期は2年に短縮され、先日完成しました。


新しい名前は「岩瀬下関防災公園」。

…マンモス公園じゃないんだ。



余談になるのですが、鎌倉市では公園の名前にけっこう生物の名前を付けています。

こねこ公園、やまどり公園、げんごろう公園、あけび公園…


植物も動物も取り混ぜてますが、近くにある大小の公園が「こい」と「めだか」だったりとか、結構面白い名前の付け方をしています。


で、その慣習に従って、ここは「マンモス公園」になるものだと期待していました。




マンモス広場の片隅には、自噴式の井戸がありました。

これ、上総掘りという特殊な方法で掘られた井戸です。10年くらい前に、上総掘りの研究会が、掘り方を残す目的でここに井戸を掘ったのだそうです。


もちろん、地主の許可を得てのこと。

こんなことも、個人の持ち物だったから出来たことです。



上総掘りっていうのは、元々は千葉の上総で考え出された井戸掘りの方法。

時間はかかるけど労力はそれほどかからず、必ず井戸を掘りあてるという優れた方法です。


通常、井戸を掘るのはギャンブルで、結構労力がかかるのに水が出ないこともあります。

上総掘りにはそれがありません。ただし、時間がかかるので根気は必要。



江戸末期から明治期にかけて完成した技法なのですが、もちろん今では井戸が掘られることは珍しいです。


現在日本で上総掘りで掘られた、と判っている井戸は、マンモス広場のものだけなのだそうです。

(別府温泉には上総掘りに寄ってほられたものがある、とわかっているが、どれがそうか特定できない模様。

 また、上総で技術保存のために新たな井戸を掘削中。)



東南アジアなどでは未だに水事情がよくないところもあり、上総掘りの手法は労力もかからず確実に井戸が掘れることから、日本の技術が伝えられて重宝していると聞いたことがあります。




マンモス広場から防災公園にかわり、井戸は残されましたが周辺は再整備されました。

以前はただ池に注いでいて…周辺にも水がしみて湿地化していた(子供を近寄らせたくなかった)のですが、綺麗な人工の小川になりました。

人工とはいっても、すでにカエルも住んでますし、子供たちを遊ばせても安心。


もちろん、この水は飲めます。おいしいです

飲み水が確保できている、というのは、防災公園としてはかなり重要な事でしょうね。



防災公園、主要な部分は広いグランドです。

野球だってできますが、野球場ではないので使い方は自由。


周囲に整備された道ができました。

子供たちが自転車乗り回して遊んでいますが、よく見れば、ちゃんと車が通れる幅になっています。

公園内には車が入れないように車止めがありますが、外せるようにもなっています。


災害時には、救援物資などを積んだ車を中に入れられるようにしてあるのでしょうね。


ベンチの上はパーゴラになっていますが、屋根ではありません。

でも、丁度のサイズのシートが倉庫に入っていて、被せることで雨が降っても大丈夫なようになっています。


公園の片隅には大量にマンホールが並んでいます。

緊急時にはパーテーションを立てて、仮設トイレになるのだそうです。


普通の公園に見えるのだけど、かなりよく考えられた作りになっています。




鎌倉の片田舎にある、とりたてて何もない公園なのですが、日本におけるアメリカザリガニ発祥の地であり、国内唯一の上総掘りと判明している井戸もあり、東日本震災以降に作られた、最新設備の伴った防災公園でもあります。


なんか、自分の地元に「誰も知らないけど日本初」とかあるのは好き。

というか、そういうものを探し出すのが好きなんだな。多分、どこの地域でも探せばそういうものは少しくらいあるはず。


#以前に住んでいた地域でも、そういうものを探し出して愛着持っていたし。



▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

今日は何の日

関連ページ

どぜう【日記 15/07/07】

別年同日の日記

08年 学習リモコン

15年 世界初の「プログラム可能な機械」発表(1941)

16年 NORAD 設立日(1958)

16年 キーボード


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

2週間分の週末日記  2014-05-22 12:53:07  社会科見学 家族

▲目次へ ⇒この記事のURL

2週間分の週末日記

純粋に家族日記。

前の土日、その前の土日と、2週連続で週末が忙しかったので書き留めておく。




10日(土) JAMSTEC(海洋開発機構)横須賀の一般公開日。


家族で見に行く。6年ぶり。

前回行ったのは次女が生まれる前だったし、長女もまだ1歳だった。


6年前は適度にアカデミックで面白かったのだけど、もっと一般受けするお祭りに変わっていました。

一般受けを狙いすぎて多少「ヌルい」と言うことでもあります。


とはいえ、珪藻アートの実物を初めて見たし、メンダコポッピンアイの先行販売も買って来た。

(というか、メンダコは子供たちが大好きで、長女・次女が小遣いで購入)


結構楽しんできました。



僕は JAMSTEC の人たちが考えるグッズが結構好き。

だって、なんだか残念なことが多いから(笑)



今回一番のお気に入りは、地球深部探査船「ちきゅう」の絵が描かれた風船。

(記事冒頭の写真の物。クリックで拡大します)


この船、海の上に浮かびながら、数千メートル下の海底をドリルで掘削し、コアサンプル(土を崩さず、綺麗に掘り出したもの)を得ることができる、と言うすごいもの。


数千メートルの距離があるし、波もあれば海流もある。でも、狙ったところを 10cm とはずさずに掘れる、というハイテク船。


で、風船の絵も、下に向かって白いパイプが伸びています。

数千メートルどこまでもどこまでも…と、おそらく、風船に「白い糸」が付けられることを予期して、白いパイプが糸となって伸びていくことを踏まえたデザイン。



なのに、茶色い糸が付けられて配布されていました。

このデザインの意図、多くの人には理解できないし、身内である JAMSTEC 職員にすら理解されずに、想定外の色の糸を付けられてしまった、という残念感。


…馬鹿にしてるんじゃないよ。そういう、誰にも理解できないけど、理解した時に思わず膝ポンもののアイディアが好きなの。



#妻は「白いのは海中でドリルを保護するためのパイプで、海底から下に掘り進むパイプは茶色くて、それをイメージしているのではないか」と指摘しています。

 もしかしたら、そうかも。いろいろ調べたのだけど、内部のパイプの色はよくわかりませんでした。

 しかし、もしそうだとしても、やはり誰にも理解できないデザイン…





11日(日) 子供会の草取りと、大船祭り。


毎年恒例大船祭り。そして、毎年恒例でこの日は草取りがかぶる。


小学生の長男長女は妻と草取りに行き、保育園児の次女と僕は祭りへ。

なぜなら、大船祭りでは保育園の年長さんがパレードに参加し、その後踊るから。


次女の要望で、パレードの途中から一緒に(横の歩道を)歩く。

歩き疲れて「だっこ」とか言われるのだけど、来年は次女は年長、この道を歩かなくてはならないのだ。


ゴールまで歩く前に、上二人と妻が合流。

草取りの後子供会の総会があったのだけど、大船祭りがあるからと言って免除してもらったらしい。


おかげで、年長さんの踊りは全員で見られた。

長女にとっては1つ下の代の子たちで、顔見知りも多い。


同じように、見に来た「去年の保育園児」は多数いて、長女も違う小学校になってしまった友達との再会を喜んでいた。




16日(金) 長女の遠足


週末の家族日記、とは違うのだが、長女の小学校遠足。

場所は大船フラワーセンターだった。




17日(土) 次女の遠足


こちらは、次女の遠足だけど家族で参加。

場所は大船フラワーセンター。長女は2日連続で同じ場所に行くことになる。


でも、長女は前日の遠足では、案外忙しくてゆっくり見られなかったらしい。

初めての遠足は、「自主的に行動をする」ための練習みたいなもので、それほど自由時間長くないんだよね。



同じように家族参加の家が多いし、当然兄弟がいる家庭が、保育園 OB の子供を連れてきたりする。

だから、長男も長女も、一緒に遊ぶ友達がいる。

結構楽しんだようだ。




18日(日) あーすフェスタ


本郷台駅前にあーすぷらざ、という建物がある。

ここで、あーすフェスタというお祭りがある。土日で行われたのだが、土曜日はいけなかったので日曜日に見に行った。


ところで、最近長女は自転車の補助輪が外れた(1日練習して乗れるようになった)ので、大船祭り、フラワーセンター、あーすフェスタとも、自分の自転車で移動。

まだ危なっかしくてゆっくり移動になってしまうが、家族で自転車で遠出、と言うのも悪くない。



あーすフェスタは、10年くらい前には行ったことがあるのだが、それ以来。

規模がずいぶん大きくなっていて驚いた。


(毎年行く知人によれば、数年前に最大規模になり、近所迷惑になったので規模を縮小したらしい)


あーすフェスタは、異文化交流をテーマとしたお祭り。

多くの国の料理が屋台で出る。


変わったものをたくさん食うぞー! と意気込んだのだが、ケバブ、ナチョス、チョリソーあたりの販売が定番で非常に多い。

そんな中でも、家族5人で少しづつ、いろいろな国の料理を味わった。



「あの人真っ黒いよ」と、黒人さんを見て長女が言う。

真っ黒い、と言うのが生まれつきのものだし、見た目は違っても怖くないし、同じような人なんだよ、と説明する。


人種差別をする気は全くないし、始めてみた長女の驚きも理解できる。

その「真っ黒な人」の作った料理は今までに食べたことのない味で、でもとってもおいしかった、とは理解できたようだ。


#食べたのは牛肉のピーナッツソース煮と、セネガル風ドーナツ。

 ドーナツは、レーズン入りのマフィンを揚げたような感じ。

 多分、ブドウの常在菌(酵母)を使って醗酵させたのが原型なのだろう。


ステージにはいろいろなゲストがでて、トークをやっていた。

それぞれの国の紹介だったり、ボランティア活動の訴えだったり。


司会をしていた DJ の女性が「私も在日韓国人ですけど」と明るく喋っていた。


嫌韓デモとか行われている地域がある一方、あっけらかんとこのように喋り、その場にいる多くの人が当たり前のように受け入れている。



国と国が、施策の違いで衝突することもあるだろうし、それはそれで必要な事とも思う。


一方で国籍や人種によって差別が行われてはならない。

多くの国の人が同じ祭りに集まり、自分の国籍を堂々と言える、こういう雰囲気はいいな、と思った。


▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

家族

関連ページ

JAMSTEC一般公開日【日記 15/05/17】

[【日記 15/11/23】

「ちきゅう」一般公開【日記 15/11/23】

パスワードの管理方法(令和元年版)【日記 19/07/14】

Programming Tips

別年同日の日記

02年 5/21

06年 JAMSTEC 一般公開日

13年 テヌキサラダ

16年 JAMSTEC 一般公開日


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

TenQ  2014-09-07 12:15:48  社会科見学 家族 天文

▲目次へ ⇒この記事のURL

少し日が開いてしまったのだけど、8/30 に TenQ を見てきました。

せっかくなのでレポートを。


TenQ 、東京ドームシティ内に出来た、新しい施設です。

プラネタリウムでも科学館でもなく、宇宙を新しい切り口で見せてくれる、という話題の施設だったのですが…




最初に断わっておきますが、辛口評価です。

以前に、メガスターで有名な大平さんの作ったイベントでも、かなり辛口の評価を出しています。あれ、人気あるんですけどね。


説明しておけば、僕も妻も天文は結構好きなのですが、「科学」視点で見ています。


星が好きな人には、星を見ると言う行為(夜通し起きていたり、真っ暗な中で孤独を味わったり)自体が好きとか、星座の歴史的背景(メソポタミヤ文明やギリシア神話など)が好きな人もいますが、全然視点が違うことを断って置きます。


僕が辛口の評価だから出来が悪い、と言うわけではない、と言う意味です。




さて、TenQ 。


まず、入り口でシステムに疑問を持ちます。

込み合っている中で映像を楽しんでもらうため、一定時間ごとにまとまった人数を入場させる方式なので、最初に整理券をもらう必要があります。


この整理券をもらうためには、入場資格を持つことを示す必要があります。

基本的に入場人数を制限しているので、あらかじめ予約を入れ、料金を前払いしている「証明」をするのね。


整理券をもらった時点で、入場資格を持っていることは確定しています。



中に入ると、待合スペースがあります。ミュージアムショップも併設しているので、先にお土産物を選んだりしといてもいいでしょう。

そして、時間が来ると整理番号に書かれた数字で呼び出しがかかるので、整理券を見せて入り口前に並びます。


先に書いた通り、整理券を持っている人は「入場資格」を持っていることが確認されているはずです。


でも、入場時刻になったら、一人づつ、入場チケットに印刷されている QR コードを入場ゲートに読み込ませないと入れないのです。


このゲートが1台しかない上に QR コードの認識効率が悪く、子供(5歳児から)も必ず「一人一枚」読み込ませながら入らないといけないので、妙に手間取ります。


一人入るのに 5 秒程度かかると思ってください。ただ入れるだけなら、一人1秒もかからないはずなのに。


この先は映像を見せるスペースがあるのですが、「見せる準備」が整ってから入場が開始され、全員が入場できるまでに5分程度かかります。

この間、お客さん全員が「待たされる」のです。



このシステム、絶対に考えた人は頭が悪い。

この時点で、展示内容も頭が悪いのではないか、と言う危惧が頭をよぎります。




入り口入ると、どうやら「ビッグバン以前の虚空」を表現したらしい長い通路があります。

…単に通路です。まぁ、これは変に突っ込む必要もないからいいや。


その後、プロジェクションマッピングで展示のオープニングを飾る映像体験が…


…プロジェクションマッピングすることに意味が感じられません。

むしろ、ただの映像にした方がよかったのでは?



プロジェクションマッピングは、映写機(プロジェクター)で、スクリーンではなく建造物等に映像を投影する技術です。

スクリーンのような平面ではなく、凹凸のある建造物に映像を投影すると、映像がゆがんでしまいます。


しかし、あらかじめ凹凸を測定し、コンピューターで計算して、歪みを最初から考慮した「変換映像」(日本語で写像、英語ではマッピング)を作ったとしましょう。


すると、凹凸のある建造物をスクリーンとしても、画像はゆがまずに正しく表現されます。

これが「プロジェクションマッピング」です。


この際、映像は「建造物の窓などの凹凸を活かした」ものにするのが普通。窓には、はっきりと「窓」だとわかる映像をあえて投影します。

しかし、長い映像表現の中で、時々その枠組みを超えて見せる。たとえば、開くはずの無い窓でも、両開きに開く映像を投影してみる。


…すると、人間の脳は、動くはずのない建造物が動いているかのように錯覚を起こすことがあります。

この錯覚(眩暈)体験が、プロジェクションマッピングの醍醐味。



でもね、TenQ は屋内施設で、壁はもともと平面。

ここに、「プロジェクションマッピングをしたいから」わざわざ凹凸を付けています。


プロジェクションマッピングが「必要だった」から使ったのではなく、プロジェクションマッピングしたいという要求が先にあって、そのために凸凹を付けているのです。


何かが表現したかったのではなく、まず技術ありき。



まぁ、百歩譲ってそこまでは良しとしましょう。


この際、観客は正面、または下から映像を見上げる形になるのに、映写機は天井から下向きに投射する形になっています。

そのため、凹凸の下には「影」ができ、映像に隙間があいてしまうのです。


建造物へのプロジェクションマッピングであれば、相手が巨大すぎて映写機も下から投射します。

このため、映像に隙間は出来ず、先に書いたような「動かないものが動きだす」感覚を得られるのですが、TenQ では映像に影ができるせいですべてがぶち壊し。


つまり、技術ありきなのに、その技術の使い方を間違っている。余りにもお粗末な失敗です。



映像の内容自体は…一応、科学の歴史を非常に短い映像体験としてまとめたものでした。

でも、科学史を理解していないと良くわからないと思います。説明するのではなく「体験」してもらいたいのだろうけど、単に説明不足で意味不明な映像になっている。




次。

最大の売りである、4k x 4k のスクリーンによる、見おろし型の映像体験。


これがまた、がっかりする内容。

紹介される静止画写真などでは地球の映像が映っているものが多いため、見おろし型と相まって、「宇宙ステーションに滞在する気分で地球のいろいろな姿でも見せてくれるかな」と思っていたのですが…



最初はちょっと面白いです。

月面についた、アームストロング船長の足跡から始まり、だんだんズームアウトしていく。

どんどん、どんどんカメラが引くと、月の全体が現れる。


この時点で「Powers of Ten をやりたいのかな?」と思ったら…さにあらず。

宇宙の虚空を感じさせることなく、縮尺が完全に狂った形で月のすぐそばに地球が現れます。


その後は地球上の美しい光景とかを見せてくれるのだけど、実は 4k x 4k スクリーンは、数台のプロジェクターの映像をつないで作っています。


そして、その…つなぎ目が、明らかにおかしいのが見ていて気になるんですね。

星が現れれば、つなぎ目で2重に見えるのがわかる。映像がパンすれば、つなぎ目あたりで「うねる」のがわかる。


余りに気になるのでそのあたりを見ないように、広い画面の「ほんの一部だけ」を集中してみるようにしていれば良いのですが、映像は大画面を活かして、全体を見ないと面白くないような作りになっている。


さらに、これだけ大画面の映像なのに、MPEG か何かで圧縮しているようで、圧縮ノイズが出ます。

動きがダイナミックなところでは、背景の星などの「動き」データが圧縮時に省略されるようで、動きがガクガクになり、破綻します。


一例をあげると、太陽を回り込みながらプロミネンスを見せる CG 映像があります。

そこでは「動くプロミネンスのそばに背景の星が流れる」ようになっているのですが、視線が集まるプロミネンスの背景で、ガクガクと星が動いてしまうのです。


今 CG 映像と書きましたが、CG 多用されています。綺麗ではありますが、実際の映像の迫力、と言うのはない、作りものです。

そして、この CG が科学的におかしい…


惑星を次々と旅行するような映像で、「小惑星」といって、岩の塊が数個固まっているのが写るだけ、とか。

小惑星は「小惑星帯」なのだから、広がりを表現しないとおかしいだろう。




さて、実はツッコミどころが多すぎて困ってしまうのは、基本的にここまで。

プロジェクションマッピングと 4k 映像を最大の売りとしているのですが、その売りがダメなだけで、後はなかなか素晴らしい施設でした。


このあと、研究エリアに入ります。

学者が常駐している研究所をエリア内に設け、研究している姿を見せている…というのは、ほとんど意味を感じられない展示ではあるのですが、面白い試みです。


その研究所はエリアのほんの一部で、周囲には太陽系の惑星探査の成果がパネル・模型・映像で展示されています。


南極で発見された火星由来隕石のかけらを、触ってよい状態で展示していたり、NASA が送ってきた最新の火星映像(といっても、NASA が「公開してよい」と判断したものなので、2週間程度は前の物)を見せてくれたり。

科学館として、なかなか悪くない展示内容です。


ただし、ここの内容は急に高度になりすぎているのに、説明が不十分。

十分な知識を持っていない人には「なんだかよくわからない」ようでしたし、十分な知識を持っていても、展示意図が意味不明なものもありました。

(さんざん考えて、多分こういうことが伝えたいのだ、と類推することは出来ましたが、知識がないと絶対に伝わらない)




次。

子供も喜ぶ体験学習エリア。


タッチパネルで動かせる「ボール型ロボット」を操作して、時間内にゴールに入る、という面白そうなゲームが置いてありました。

このボール型ロボット自体も、惑星探査などを想定して作られた物みたい。


これは面白そう、是非やろう…と、行列を並んでやりましたが、出来が悪くてゲームの体をなしていませんでした。


「操作する」のだけど、「操作できない」のね。


ボールを前後左右に動かす、という指令をタッチパネルで送れるのだけど、ボールのどちらが「前」に当たるのかが、ボールが移動する際にランダムに変わりやすいのでした。

特に、ボールがどこかにぶつかると変わりやすい。補正の仕組みがあるのだけど、補正の仕組みは広いところでない使えないようになっている。


障害物のある細い橋を渡って通る、と言うゲーム内容なのだけど、橋の入り口に来るまでに壁が多数あり、ぶつかってしまう。

そして、どちらが前かわからない状態で橋を渡らないといけない。

「前」を補正したければ、広いところでないとできないので、一度橋から落ちなくてはならない。


…というムリゲーでした。


もしかしたら、タッチパネルだから操作性が悪い、と言うのもあったかも。

アナログジョイスティック使えたらもうちょっと簡単なゲームになった気もします。



それ以外は、体験学習エリアは基本的によく出来ていたかな。


「太陽系テーブル」という、知識を持った人には面白いのだけど、そうでない人にはなんだかわからない考えオチにちかい展示があって、それはなかなか楽しめました。


あと、宇宙に興味を持ってもらおうと「宇宙の不思議な話」などを文字で書いてあるコーナーがあるのだけど、内容はムーです。


アステカ文明に宇宙飛行士のレリーフがあるとか、江戸時代の宇宙人との遭遇記とされる「うつろ船」の話とか…

すでに否定されているムー的話題をそのまま紹介しているのってどうなの?




他には、宇宙関係の人の「偉人の名言」を映像作品にしたスペースとかありました。

わかる人には結構泣ける言葉もあるのだけど、名言って文脈から切り離すと意味を失うから。


(まぁ、ここでは「宇宙」という大文脈がったから、それほど切り離されてなかったけど)


ロシア語を習ったことのある妻によれば「ヤーチャイカ」がロシア語でそのまま表示されていたのが素晴らしかった、とのこと。


(ロシア人で、初の女性宇宙飛行士テレシコワの言葉。意味は「私はカモメ」。

 自分が空から地球を見下ろしていることを詩的に表現した言葉として話題を呼んだが、「カモメ」は単に彼女の通信用コードネーム)




…と、これが TenQ の大まかな内容。


最初に書いた通り、僕は「科学」視点で見ているので、CG で合成された映像で迫力だけを出そうとするような部分には非常に批判的。


でも、そういう部分ですら、見もしないで批判することは無いよ、と付け加えておきます。

4k x 4k ディスプレイは、先に書いた通りつなぎ目の処理が悪いけど、それでも一見の価値はある映像を見せてくれます。


ただ、映像が素晴らしいものだったからこそ、科学的な部分が甘いのが残念でならないだけ。


お金を払う価値はちゃんとあるよ、と言うのを最後のまとめにしておきます


▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

家族

天文

関連ページ

ピューロランドで誕生日【日記 15/04/26】

旅行の記録

昨日書いた記事について【日記 14/09/14】

昨日書いた記事について【日記 14/09/14】

別年同日の日記

13年 余計なことをしたらしい。

15年 ruby で数値演算

18年 北海道地震


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

鎌倉オクトーバーフェスト 2014  2014-10-08 09:59:20  料理 社会科見学 家族

▲目次へ ⇒この記事のURL

先週の土曜日(4日)、鎌倉オクトーバーフェスト 2014 に行ってきました。


このイベント、数年前からやっています。

でも、子連れで酒飲みに行くわけにはいかんだろ、と今まで行ってませんでした。


前日に急に妻が「これ面白そう」と見つけてきて、一番下の子ももう5歳なので、おいしいご馳走食べれれば喜んでいくだろう、と行ってみることにした次第。


ちなみに、鎌倉ってドイツ文化が色濃く入ってきています。

ハム・ソーセージを日本で最初に作った会社は鎌倉に作られましたし、地ビール会社も多いです。

パン屋さんなんかも、ドイツ風のパンを売る店は多い気がします。


だから、オクトーバーフェストは、非常に鎌倉らしい祭りな気がする。




酒飲みたいので、車で行くという選択肢は無し。

電車で行くかな…と思っていたら、最近自転車乗るのが楽しい長女(7歳)が「自転車で行きたい」と言い出します。


長女はまだ自転車で行くには遠い距離じゃないかな…と思いつつ、ゆっくりいけばいいかな、と早めに家を出ることにします。

危険なところはゆっくり慎重に進み、疲れたら休めば何とかなるでしょう。


#次女は僕の自転車の後ろ。


そしたら、案外長女は大丈夫でした。

開始時刻の昼12時の30分前についてしまいます。


さてどうしよう…。

銭洗辨財天への方向表示が見えたので、なんとなくそちらに進んでみます。

他の神社から離れているから、めったに行かないんだよね。




お金を水で洗う、という奇妙な体験を子供たちも喜んだ後で、「お腹空いた」というのでいよいよオクトーバーフェストへ。

市役所の駐車場でやっています。これも非常にローカル感。


12時半。始まったばかりで、みんな食べ始めたところだから、席の確保に手間取りました。


でも、おいしそうな屋台がいっぱい出ていて、子供大喜び。

肉好きの長男は、とにかく肉を食いたがります。


実際、鎌倉ハムとかすごく安く屋台出してるんだよね。

(鎌倉近辺の祭りでは、鎌倉ハムさんの屋台はすごくお買い得なのだ)


東北の支援を目的とした屋台もあります。

そうしたお店でも食事を購入。ついでに、クジラ肉の缶詰なんて買ってみました。

震災の時に「鯨缶詰を模したタンク」が津波に流されて話題になった、木の屋石巻水産の物。


酒は、サントリーの物を2杯と、地ビールを2杯のセット券を購入。

妻と僕で2杯づつ。二人ともそれほど飲めないので、これで十分。




てきとーに席を陣取り、てきとーに屋台で食べ物を買って来つつ、てきとーに食べる。


通路を歩いていると、何か煮込み料理をお盆に載せて売っている人がいます。

なんですか? と聞きながら気づいた。ハチノス(牛の胃)のトマト煮込みでした。


すぐに名前が思い出せず「あ、牛の胃だ」と口走ったら、おぉ、ご存知ですか、トリッパ(イタリア語)の煮込みです、との返事。

この時は、長男のリクエストで焼きそばを買いに行くところだったので「大好きなので、後で必ず買います」と言って通りすぎます。


…で、後で買いに行ったら、驚いてた。

「後で買います」はよくある逃げ口上なんでしょうね。



大船で以前から気になっていた沖縄料理店も店を出していたので、沖縄そばを食べます。

気になってはいたが入りづらくて入っていなかった、と言うと、ぜひ来てください、と誘われました。


基本的に飲み屋なので、子供がいると行きにくいのですが、おいしそう。今度行こうかな…


なんか、こういう交流があるのも楽しい。



交流ついでに、ようは「大規模飲み会」なので、ステージ上に誰かが来ると、そのたびに乾杯となります。


みな、「かんぱーい」と言いつつ、自分のグループの殻に閉じこもっています。もったいない。


「かんぱーい」と言うときに、ただ近くの別グループの人の顔を見るだけでいいです。

大抵は笑って言い返してくれます。それだけで終わりだけど、こうした一瞬の交流は大好きなんです。


#もし話ができるならそれも楽しいのだけど、こっちも子供がいるのでゆっくりはできない。




舞台にはヨーデル歌手の人がいました。

ヨーデルって、スイスとかのイメージあるけど、ドイツのパブでも歌ってるイメージあります。

…その場でスマホで調べると、ドイツはアルプスの端に位置するから、ヨーデルが歌われる地域なのね。


アルペンホルンの演奏もあったので、子供に「遠くまで音が届くから、2~3km離れた山の中の人と会話ができるんだよー」なんて教えます。


2~3kmが正しいかは不明。酔っぱらいの言うことだから。

でも、遠距離通信に使われた楽器だというのは事実ですよ。


ハンドベルの演奏もしてました。

最後には、子供たちに適当にハンドベル持たせて、適当に鳴らして練り歩く。形なんてどうでも、楽しそうならいい。




さて、実は今日の日記の一番のハイライト。

大道芸人が来ていました。


来るのは事前に知っていたのですが、小学6年生。

正直なところ、「子供だからかわいい、というレベルでたいしたことないだろう」と思ってました。


…まったくそんなことない。大人でも難しいような技を、次々繰り出します。




僕は大道芸とか好きですが、わざわざ見に行くほどではない。

でも、やっているのを見かけたら最後まで見て、十分楽しめたと思ったらおひねりも必ず出します。


で、僕の判断基準から言えば、トップレベルの演技です。



一番得意だというディアブロ(中国ゴマ)の演技では、片手を離す、両手を離すといった、見たことのない技を連発。

クラブジャグリングもなかなかのもの。はしご芸、アートバルーン、ダイススタッキング、手品…などなど、演技の種類も多彩。

一つ一つの演目も、大人の大道芸人でもできない人が多いような技を次々繰り出す。


本当は演技時間は 30分だったのですが、その15分前から「練習」と称して演技を始め、45分間を途中ダレルこともなく、見事に演じ切りました。


これ、大人でもかなりのレベルです。「子供なのにすごい」ではなく、大道芸人としてすごく高いレベル。


是非おひねりを出したかったのだけど、「市役所に呼ばれてきているので」ということで、受け付けてもらえませんでした。


妻は、「お金がダメなら、そこらへんで菓子折り買ってきて差し入れたい」と言ってました。

そんな手間をかけても、何かあげたいレベルの演技だったのです。




彼の名前は、ハンド君。

彼はまだ子供なので WEB ページとか持っていないようですが、お父様が宣伝を兼ねたブログ書いてます。


見ると、大道芸イベントにはかなり参加しているらしい…

やっぱ遠くまでわざわざ出かけて、とはならないのだけど、また近所で出ることがあったら、是非見に行きたい。



年齢を聞いたら「12歳」。…と答える彼の横から、お母さんが「まだ11歳でしょ」と。

「今月には12歳なんだからいいじゃん」と言い返す彼。


お母さんは、まだ若いのに天才! と言わせたいのだろうし、彼は男の子らしく、早く大人に見られたい。

こんなやり取りもほほえましい。


彼曰く、Youtube なんかへの投稿は大歓迎だそうです。

というわけで、先のビデオは家族ビデオとして撮っていたものを編集したものです。

おひねり出せなかったから、せめてもの応援のつもり。


家族ビデオのつもりだったので、会話が入っていたりします。

その点はご容赦ください (^^;



▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

料理

家族

関連ページ

ハイキング【日記 14/12/07】

別年同日の日記

06年 お月様

13年 デジタルミレニアム著作権法成立の日

15年 ヘイリー兄弟の誕生日(1949)


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

スパリゾート・ハワイアンズに行きたい人へのまとめ(1/2)  2014-10-13 18:04:45  旅行記 社会科見学

▲目次へ ⇒この記事のURL

スパリゾート・ハワイアンズに行きたい人へのまとめ(1/2)

家族旅行でスパリゾート・ハワイアンズに行ってきました。

いいところだったよ~。


旅行記は後で書きますが、先に「行ってみたい」と思っている人向けの情報書きます。

行こうと思ってから情報収集しても、わからないこと多かったので。


子連れの家族旅行、ハワイアンズで1泊、という前提で情報を書きます。

それ以外の人でも参考に出来るように、必要な部分で詳細を書きますが、間違えていたらごめんなさい。


この記事が、行こうと思っている人の助けになれば幸い。



▼どんなところ?


公式ホームページによれば、「温泉テーマパーク」。

全くその通りですが、この言葉からは想像もつかない良いところでした。


ハワイアンズを題材とした映画「フラガール」を見るとわかるのですが、元々は炭鉱から出てしまった大量の温泉を「廃棄は大変だが、有効利用すれば儲かるはず」と作られた施設。


しかし、ただの温泉なら全国各地にある。だから、当時日本人のあこがれだったハワイを名乗って、一風変わった施設を作った。

「テーマを絞って楽しませる」施設をテーマパークと言うのであれば、おそらく日本初のテーマパークでしょう。



日本人が思う「温泉」だけでは、テーマパークと言っても温泉施設で終わってしまう。

でも、温泉は古代ローマ人も大好きだった。現代のヨーロッパでも温泉施設はある。


そうしたものを1か所にまとめ、温泉で世界めぐりが出来る、というのが、今ではハワイアンズの真のテーマになっているように思います。

そのうち一つが「常夏の島ハワイでの水遊び体験」という形です。(最初はこの部分だけだったのでしょうけど)



▼なにがある?


2つの温水プールと2つの温泉、それと1つのエステ・エクササイズ施設の5つから構成されています。

ここは、公式ホームページが一番力を入れて詳細説明しているところ。なので、詳しくは公式ホームページも参照すること。


エステ・スポーツジム部分は別料金ですし、家族連れだったので今回体験していません。

残りの4つについて、実際行かないとわからない部分を書いていきましょう。



まず、「温泉かプールか」で2つづつあるのは先に書いた通り。

それぞれの2つは、「屋内か屋外か」で、さらに別れます。


大雑把に分類すれば以下のような感じ。


・屋内の場合、空調温度を上げて、水の温度は低めにしています。のぼせることなく長時間楽しめる配慮。

・屋外の場合、空調できませんので水の温度は高め。でも、風が涼しいので、これものぼせません。


・プールは温泉よりも水温が低いです。

 そして、室内温泉と屋外プールは同じくらいの水温。


・水深は 100~110cm が基本。小学校低学年までは浮き輪がある方が楽しめます。


各施設は、先に書いたように公式ホームページに詳しいです。

ただ、書いてないこともあるので最後に細かなことを書いておきます。



メイン施設と位置付けられているウォーターパークは、他の4施設と少し離れた場所にあります。

離れていても移動は屋内。水着のまま・裸足のままで大丈夫です。


ただし、移動経路の気温は少し低め。小さな子は寒いかもしれないので、バスタオルなど羽織るものがあるといいかも。


▼交通


宿泊を前提とした場合、横浜や東京、新宿、埼玉や松戸などからも無料送迎バスが出ています。


横浜からだと、高速使って4時間程度です。


午後1時ごろついて、午後3時ごろ出発、というスケジュールなので、日帰りは無理。

元々宿泊予約しないと乗れないけど。


宿泊すれば、その期間中の入場チケットもついているので、かなりお得です。



関東から自力で行くと交通費が往復で1万円以上。

ハワイアンズの入場料は、1日3千円程度。2日なら6千円。


これが「込み」で、平日なら素泊まり9千円程度から。非常にお得でした。



▼持ち物について


最初にまとめると、以下が持ち物を決める目安です。

上に書いたようにバス旅行なので、コンパクトにまとめたいところ。


・普通にプールに行くときの装備が必要。浮き輪があっても空気入れポンプは不要。

・プールサイドで羽織るものがあると良いが、宿泊者なら無料で借りられる。

・バスタオル1枚くらいを手荷物として持ち込めるように、バッグがあると便利。

・宿泊するなら普通に1泊旅行の装備を。過度の防寒対策は不要。


以下説明しましょう。


プールなので水着は必須です。

忘れても大丈夫なように売っていますが、安くはないです。


バスタオル、タオル、浮き輪などはレンタルがありますが、これも同じ理由で安くはないです。持っていきましょう。

宿泊者はバスタオル・タオルは部屋にありますが、チェックアウト後である2日目は使えません。


なので、やはり持っていく必要があります。


#もしハワイアンズのスタッフの方がこのページを見ることがあれば要望。

 バスタオルってかさばるので、旅行者にとっては面倒な荷物です。

 部屋のタオルをアロハと同じように2日目も貸し出してくれたら、とても嬉しいサービスです。


#後日追記:

 チェックアウト後も、申し出ればバスタオル借りたままにできるようです。

 コメント欄で教えていただきました。



特に浮き輪は、小学校低学年までは必須。一部の子供・赤ちゃん向けプールを除き、水深は100~110cmあります。

「110cmならなんとか背が立つ」年齢でも、流れるプールは浮き輪があった方が楽しめるので、人数分持っていけるならそのほうが良いでしょう。


空気入れは無料サービスです。

圧縮空気が出てくるノズルが天井から数本ぶら下がっている形で、ウォーターパーク内の子供プール・流れるプールのスペースにあります。


以上、「普通にプールに行く際の装備が必要」です。




施設内は基本的に水着で過ごせるように空調されています。

また、水着のまま・裸足で施設内を移動できます。


大人なら大丈夫なのですが、子供は体が冷えやすいので、この移動中などでも寒い場合があります。

また、プールサイドの軽食スペースも、席によっては少し寒いです。

出来ることなら、ちょっと羽織れるものがあるといい。


でも、宿泊者なら、実はこれを持っていく必要はありません。

荷物は最小限で大丈夫。


ホテルで、部屋着として「アロハ・ムームー」を貸してくれます。

男はアロハ、女はムームーね。アロハは、シャツだけでなくズボンもついている。


以下まとめて「アロハ」と書きますが、デザインはアロハでも、機能性は本来のアロハと違います。


まず、生地が厚めなので、裸の上に1枚着るだけで十分暖かい。

ハワイアンズの立地が「東北で一番暖かい」個所にあることもあり、そのまま屋外に出ても大丈夫でした。

(10月の話なので、冬は流石に寒いかも)


そして、素材は乾きやすいものなので、濡れた体に羽織ってもすぐに乾きます。


なので、「羽織る用」としては、このアロハがあれば大丈夫。

ちなみに、チェックアウト後もそのまま借り続け、帰るときに返せばよいシステムです。



さらに、実はこの「アロハ」は、施設の入場パスにもなっています。

宿泊の場合もチケットは発行されるけど、全く使いません。


以上、ハワイアンズに関して必要なものとなりますが、宿泊前提ならすべて借りられるので不要です。




プールサイドに持ち込む「手荷物」用に、バスタオルが1枚入る程度のバッグがあると便利。


ハワイアンズとしては、責任を取れないため「貴重品はロッカーに預けてください」となっています。

でも、カメラなど預けてしまうと思い出の写真も撮れないし、いちいちロッカーを行き来していたら子供と楽しめない。


防水でカメラ付きの携帯電話を、紛失時に位置検索できる状態にして持ち込むのが良いかな、と思います。

これも自己責任でという話になりますが、紛失しても探し出せるならそれほど怖くない。


もちろん、携帯をそこらへんに放置…というのは怖いので、先に書いたバスタオル入りのバッグの底に隠す形で持ち込み。


バスタオルなど「貴重ではないもの」を手荷物で持ち込んで、そこらへんにちょっと置いておく人は多いです。

これもなくなった時は自己責任ですが、それほど高価ではないバスタオルをわざわざ盗む人もいない。


無くなっても諦められる程度の小銭を一緒に入れておくと良いでしょう。

自販機などを使いたいときには小銭が必要です。

ただ、我が家の場合自販機で物を買う習慣は無いので、使いませんでした。



宿泊前提となりますが、宿泊の際は「宿泊カード」が発行されます。

チェックアウトまでの間、このカードはクレジットカードのように使えます。

本当のハワイみたい


施設内でお金を使う局面では、このカードを見せて名前を名乗り、サインすればOK。

チェックアウト時に合算されて料金を払うことになります。


宿泊者名は全てのレジで参照できるようで、名乗ってサインしないと使えません。

なので、紛失しても心配なし。これもバッグの中に入れて持ち運びましょう。


ただ、こちらはチェックアウト後は使えないのね。

チェックアウト後でも使えるシステムがあれば便利なのに。


#こちらもスタッフの方がみられていたら、是非お願いします。

 チェックアウト時にカード支払いして、その後の分もカード支払いに承諾するなどの事前手続きがあってもいい。



手荷物に出来ないほどのお金、休憩時に羽織るアロハなどは、すぐ後に書きますが拠点となるロッカーを決めて、預けて置くかたち。

これは、必要な時に代表者1名が走ればよいだけの話です。



そのほか、水にぬらせない貴重品…としては時計が心配な人もいるかもしれません。

ハワイアンズ内では、結構いろいろなところに時計が置かれています。お風呂の中でも大丈夫。


ただ、ウォーターパークの中の時計なんて、非常に高い位置に、遠くからでも見えるように置いてあります。

目の悪い人には見えないかも。




ハワイアンズがあるのは、東北地方の一番東南に位置するあたり。海に面していることも有り暖かい気候です。


関東とそれほど気候が変わらないと思ってもよいでしょう。

だから、宿泊の装備は必要ですが、防寒対策を過度に行う必要はありません。


我が家は10月に行きましたが、冬でも雪は降らないそうです。


宿泊旅行の場合は、天候が変わることを考えて「少しの防寒対策」を行うのも普通かと思いますが、その範囲内で十分。



もちろん、宿泊する場合は着替えなどは必要です。

服を多めに持っていることになるので、寒かったら1枚余分に着れば十分ではないかな。



▼着替え・ロッカーについて


これ、公式ホームページに書いてないけど非常に重要。


まず、更衣室は2か所。

ウォーターパーク入口と、スプリングパーク入口にあります。


全体入口はウォーターパークなので、まずはここの更衣室で着替えることになるでしょう。

でも、コインロッカーにはまだ預けないで。ここで預けると不便な思いをすることになります。


ウォーターパーク入口の更衣室は、施設の一番端。

これから遊びすすんでいった後で「荷物を取りに戻らなくちゃ」という状況になると、一番不便な場所です。


コインロッカーは、施設内のいたるところに置かれています。

着替えの後、荷物は持って入り、中のロッカーに預けるのがおすすめです。




コインロッカーはサイズが大小2種類ですが、「1回」か「1日」かの使用時間の違いで、値段が4種類あります。


まず、鍵を開けたら終了タイプは、小さいのが100円で、大きいのが200円。

1日タイプは、小さいのが300円で、大きいのが400円。ただし、どちらも使用終了時にボタンを押すと、100円戻ります。


大人なら一日中水着で過ごせると思いますが、子供は体が冷えやすいので、食事の際などは少し服を羽織らせた方が良いです。

だから、家族連れならロッカーは1日借りるタイプがいい。



宿泊者の場合、プールに不要な荷物はホテルに預けられます。

チェックアウト後でも、クロークで預かってくれます。(靴もバッグに入れて預けてしまうといいです)


なので、プールに持ち込むのは、本当に必要なものだけ。


1日目は多分小さなロッカーに全部入るでしょう。

2日目は、最後に着替えてから帰らないといけないので着替え一式が増え、家族5人だと小さなロッカーでは入りきりませんでした。


そして、先に書いたように、ロッカーは1日借りるタイプで開け閉めが自由だと便利です。

でも、200円/400円の大きなロッカーは、置かれている場所が少ないので、2日目の荷物はちょっと困る。


なので、「帰るまで使わないもの(着替えや靴)」と「途中で出し入れしたいもの」に分けて、100円+300円、と使うのがおすすめ。最後には100円戻りますから、特に高いわけでもありません。

鍵は腕に巻いておけるタイプですが、2個持ち歩くのは邪魔なので、100円の鍵を300円のロッカーに入れてしまいましょう。



ウォーターパーク内の子供プールの横に大きなロッカースペースがあり、100円と300円が沢山あります。

ここは軽食スペース・フラダンスのショースペースからも遠くはありませんし、最後に取って帰りやすくもあります。


もう一つのねらい目は、先に書いたスプリングパーク入口の更衣室。

遊び終りはここで着替えると便利なので、最初からそこに荷物を配置しておく、という方法です。


また、ウォーターパーク内の軽食スペースは非常に混むのですが、スプリングパークの軽食スペースは、空いています。

「食事の間何か羽織りたい」と言う場合も考えると、こちらに置いておくのはやはりオススメ。


さらに、スプリングパーク入口の更衣室にのみ、水着専用の脱水機があります。

非常に小さな脱水機で水着一着しか入らないのですが、10秒程度で脱水してくれます。便利。


これも、最後にスプリングパーク入口の更衣室で着替えるのをオススメする理由です。



難点は、1日目にはまだ全体が把握できていないので、どこに更衣室があるのかよくわからない、ということでしょうか。

2日目に使うと良いかもしれません。



▼宿泊


我が家はクレスト館を利用しました。


ハワイアンズには公式ホテルが4つあって、3つはハワイアンズと屋根続きになっています。


でも、クレスト館だけは屋根続きではない。このため宿泊料金が少し安いです。

うちみたいに家族5人で行くと、値段差が5倍になるので「わずかな安さ」がありがたい。


じゃぁ、この屋根続きでないのがどの程度不便なのかと言うと…。



まず、見える範囲にハワイアンズの入り口があります。

他のホテルが「屋根続き」なので遠く見えるけど、普通に考えると「目的地の目の前」の好条件ホテル。


ただし、施設全体が山の斜面に作られているのだけど、クレスト館は少し下にあります。

なので、階段を上らないといけない。足の不自由な方が一緒だったりすると避けるべき条件かもしれません。



この「外を歩く」距離、10月ならアロハで歩いても寒くありませんでしたが、冬は寒いかもしれません。


また、雨でもそれほど問題無いと思いますが、暴風雨だと困るかもしれません。

もっとも、暴風雨ではハワイアンズの露天部分は使えないので、この部分以外にもいろいろと残念になります。


クレスト館では、食事施設がありません。

夕食・朝食は、「ホテルハワイアンズ」の食堂に食べに行くことになります。

ハワイアンズを挟んで反対側にある形になるため、ちょっと距離があります。


もっとも、基本的に屋根続きの範囲で過ごして、夜寝るときだけクレスト館に帰る、という形になるでしょう。

もし外に出て湯冷めしたなら、クレスト館にも大浴場がありますし、部屋にもユニットバスがあります。



クレスト館でないと体験できない、良い部分もあります。

ハワイアンズのあるあたりは、関東に比べると星が綺麗です。


でも、屋根続きの範囲で過ごしていると星が見えない。

与市に夜に風呂に入りに行くと少し見えますが、施設の屋根などに囲まれて、空が狭くしか見えない。


でも、クレスト館だと夜空の下を散歩…せざるを得ない。好むと好まざるとにかかわらず。

僕は星空見ながら歩くの好きだけど、そうでない人にはどうでもいい話。


まぁ、ホテルの明かりで空が明るくなってしまうから、「満天の星空」というような綺麗さは無いのですけどね。




長くなったのでいったん切って続きます



▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

旅行記

関連ページ

4年目の朝に【日記 15/03/11】

4年目の朝に【日記 15/03/11】

アクアマリンふくしま【日記 15/08/10】

アクアマリンふくしま【日記 15/08/10】

秋の家族旅行【日記 16/09/26】

別年同日の日記

03年 コーヒー

13年 町口浩康さんの誕生日(1960)

13年 母の喜寿と運動会

15年 やなせたかし 命日(2013)

15年 ロゴ問題

19年 台風被害


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

【りか】 とても参考になりました (2017-05-03 16:29:52)

【ち~】 とても分かりやすい書き方で女性に方かと思ってましたが・・男性だったんですね(*^_^*)最後に・・がとてもよかったです!(^^)!  参考にさせていただきます。 (2015-08-16 19:00:21)

【よこあー】 タオル等借りることができました。荷物を預けてアロハも借りてサンダルも借りたので楽しました。でも、色々分かりやすくて助かりました。ありがとうございました。 (2015-02-23 08:37:27)

【よこあー】 すみません、間違って送りました。一昨日行って一泊二日でたのしんできました。参考にさせて頂きました。翌日も (2015-02-23 08:32:55)

【よこあー】 昨日帰りました (2015-02-23 08:29:03)

スパリゾート・ハワイアンズに行きたい人へのまとめ(2/2)  2014-10-13 18:05:11  旅行記 社会科見学

▲目次へ ⇒この記事のURL

スパリゾート・ハワイアンズに行きたい人へのまとめ(2/2)

まとめの続きです。


ハワイアンズ内のゾーンをざっと紹介。

ほとんど公式ページに載ってますが、細かくページを別けて詳細に書いてくれているため、情報がまとまってないのですね…


ここでざっくり一覧したら、公式ページで詳細を調べる方がよいかと思います。


▼ウォーターパーク


メイン施設の温水プールです。

温水と言っても、温度は結構低め。夏の暑い日にぬるくなったプールを想像してください。

でも、気温が高めに設定されているので寒さは感じません。


実は「ハワイらしい」部分はここのみ。


・子供・赤ちゃん用の水深の浅いプールが2つ。

 小さな滑り台(ウォータースライダー)もあります。


・水深は深いが子供大喜びの(もちろん大人も楽しめる)「流れるプール」が1つ。

 流れるだけでなく、噴水があったり滝が落ちてきていたり「水にぬれる」ことを楽しめます。


・大人でも楽しめる大きなプールが1つ。

 子供もいるけど、ここは大人の比率高し。


・有料の巨大ウォータースライダーが3つ。

 身長120cm以上でないと使えず、人気があるのでかなり並びます。


・遊んでいて寒くなった時用に、40度の暖かい浴槽が1つ。


・プールサイドにフラダンスショーを行うシアターと、軽食施設。

 1階の後方席は気温が低めです。2階は水着のままで大丈夫な暖かさ。



基本的に、施設全体の入り口はウォーターパークにあります。

更衣室・ロッカーもここに用意されていますが、ロッカーは施設内にも多数あります。


先に書いたように、ウォーターパークだけは他の4施設と離れた場所にあります。


逆の言い方をすると、ここのロッカーは「何か必要になったので取りに戻る」には、一番不便な場所です。

前半記事で書いた通り、更衣室のロッカーを使わない方が便利。



▼スプリングパーク


屋内の温泉施設です。

ここは、古代ローマ式の風呂がテーマです。


海外の温泉は水着で入るのが普通なので、水着着用のこと。浮き輪もOK。

ローマ人は長湯を楽しむ習慣があったので、湯温は 37度と低め。


ここにも更衣室・ロッカーがあります。

また、無料の水着用脱水機があるのはここの更衣室だけです。


・ローマ式の ぬるいお風呂が2つ。


・オンドル(床を温めてある部屋。岩盤浴みたいなもの)が1つ。


・激しい水流を楽しむボディシャワー個室が4つ。

 2つは周辺全体からの強いシャワーで、2つは天井からの滝のようなシャワー。


・半地下の狭い空間に泡ぶろ。周辺にはジェットも出ています。

 ちょっと気づきにくい場所にあるので、最初は見落としてました。

 (その「ひみつの空間」の雰囲気を楽しむようにもなっています)


・泡ぶろの真上の階に、ローマ式のサウナ。

 温度は低めで湯気で蒸される感じ。


・更衣室の隣は大浴場。ここだけ日本式。

 つまり裸で入りますし、湯温も高いです。もちろん男女別。

 古代ローマから日本にワープ! …ってテルマエロマエ?

 いろいろなお風呂があり、この部分だけでも「温泉施設」として十分なほどの充実度です。



ボディシャワーの横の階段を上ると、ローマ風呂の上層を通る廻廊を通って別の施設へ進めます。

雰囲気は非常に良いのだけど、中央にある螺旋階段を上っても同じ場所へ。


廻廊は一度は通るといいけど、螺旋階段の方が移動は速いです。


▼スパガーデン・パレオ


屋外のプールです。遊びに行ったのは10月ですが、屋外に水着でいるとちょっと肌寒い。

その分水温は高めです。…といってもプールとしては、ですが。


全体は4つのゾーンにわかれ、さらに中央に北欧式のサウナがあります。


・青のゾーン

 西洋式のスパ(温度低めの、水着で入る温泉)です。

 40度の湯温の小さな浴槽があるので、寒くなったらつかるのも良いかも。


・赤のゾーン

 ちょっとした冒険気分を楽しめる、仕掛け一杯のプール。

 奥の洞窟部分には、暖炉を取り囲む丸椅子などがありました。

 (10月には暖炉は使ってませんでした)


・黄色のゾーン

 8人程度入ればいっぱいの小さな浴槽が6つ。

 どうやら源泉に一番近いようで、湯温の高い源泉が直接入っています。


・緑のゾーン

 植栽の中を通る小路が作られていて、ところどころで足湯がある…という構造。

 足湯の湯温はかなり低めです。

 夏だと散策を楽しめるのだろうけど、秋だともう寒い。


・サウナ

 北欧式の、空気が乾いていて温度の高いサウナです。大体85度に維持しているようでした。

 屋外なので、遊んでいて寒くなったら、入ると気持ちいい。



赤のゾーンが見える屋内部分に、飲食施設があります。

(スプリングパークを見下ろせる位置でもあります)

このスペースは気温が高くて、水着でも寒くない感じ。


飲食施設としてはかなり奥にある形なので、昼食時などに他が混んでいても、比較的すいていました。

カレーとかラーメンとか、温まりそうなものもあるので、寒くなったら逃げ込むのにいい。


逆に、せっかくだからロコモコを食べたい、とかだとダメ。

それもすいている理由かも。



▼江戸情話 与市


和風の屋外温泉施設です。

ここは裸で入るので、男女別。位置関係としても、他の施設と少し離れた個所にあります。


夜寝る前に体を温める温泉として作ってある感じですが、洗い場はありません。

寝る前には体を洗いたい、という人は、スプリングパークの浴場部分へ。


広くて露天なので星が見えると非常にきれいです。


・ギネスブック認定の、世界一の広さの湯船があります。

 というか、与市のほとんどが湯船。プールではないので浅くて子供でも安心。


・薬草蒸し風呂

 温度の低めのミストサウナです。和風の蒸し風呂。

 ただ、季節ごとに香りのする薬草を蒸気の出る場所に置いてあり、香りを楽しめます。



男女別ですが、入り口付近に飲食施設(和食)、お土産物屋さんがあります。


風呂の中に時計もありますし、男女別れる場合でもある程度時間を決めて置けば、待ち合わせに困らないでしょう。


他のプールなどで一旦遊び終わった後、夕食を食べて与市へ行き、その後フラダンスの夜のショーへ行く、というのが、時間的にも良い流れかと思います。

(我が家の場合、時間を決めてあったけど男が先に出たので、携帯にメールしたうえでショーの席を取りに行きました。

 開始30分前に行けば悪くない席が取れる感じですが、それを過ぎると良い席は残らないかも)



▼フラダンスのショーについて


昼のウェルカムショーと、夜のナイトショーがあります。


実は、我が家が遊びに行ったときは渋滞で無料送迎バスが遅れ、昼のショーは見ていません。

演目はかなり違うのだけど、全体構成としては類似しているみたい。


こういうショーが好きな人は是非両方を見ると良いのでしょう。

また、小さい子がいる場合は、夜は眠くなってしまう・ちょっと暗めで怖くなってしまう、というのがあるので、昼のショーの方が良いかもしれません。


#お隣に4歳の子を連れた家族が来ていたのですが、子供が怖くなって泣くために途中退席していました。

 ちょっと暗い中で、知らない言葉の歌にあわせて、女の人たちが不思議な踊りを踊っている、というのは幼児には怖い場合があるみたい。


僕個人としては、男性のファイアーダンスが超おすすめ。


女性のフラダンスは、「近代フラ」と呼ばれます。

近代と言っても深い歴史がありますが、小国であったハワイ王朝が「攻め込まれないために」近隣の国を歌と踊りでもてなした、というのも成立理由の一つです。

平和を愛する踊りです。


でも、男性フラダンスは「古典フラ」と呼ばれ、近代フラとは全く違います。

戦いと狩猟のために気持ちを高揚させ、神にささげるための踊りでした。

だから非常に勇壮で激しい。


もっとも、実は一旦滅んでいるので、何が本当かはわからない部分もある。


ハワイアンズで男性が踊るファイアーナイフダンスは、この古典フラに当たるものなのだと思います。

多分、ショーとしてのアレンジも入っているのだけど。


この内容が…ともかく、大道芸!

踊りとしても素晴らしいけど、非常に危険な、ギリギリ感のあることをやってみせる部分がすごい。

手品のようにショーアップされた部分もある。


火のついた棒を振り回し、最初は棒の片方にしかついていない火を、逆側にも引火させ、非常に激しく回転させても火は消えません。

かと思えば一振りで火を消したりもする。2本の棒をうまくひっかけて、長くした棒を振り回したりもする。


#おそらく、挙動がわかっているから当り前にやっているのだけど、回し方を失敗したら簡単に「ひっかけた」部分が外れます。

 そういう部分も含めて大道芸。


演者が交代する際には、火のついてない棒を持って現れ、前の演者の火を受け継ぎます。

これ、たぶん神を意味する神聖な火、ということなんでしょうね。

一つの火を受け継いで繋いでいく。



見ている最中で、一度火のついた棒を取り落しました。


何事もなかったように拾って続けていましたが、これ「プロなのにステージ上で失敗した」というような話ではなく、どんなに練習しても完璧に出来ないような、本当に危険な演技なのだと思います。



映画「がんばっぺ フラガール」の中では、東日本大震災でショーの披露の場を失った彼ら男性ダンサーの姿も描かれます。

フラダンスチームは、復興を示すための全国ツアーに出るのですが、彼らのファイアーダンスは危険すぎるため、どこに行っても披露できないのですね。


本来表舞台で踊るのが仕事の彼らが、裏方に回って全国ツアーを支える。

でも、どこかで披露できると信じて練習は怠らない…

(練習してないと勘が鈍る、という理由もありますが)


この映画を見た時から「彼らのショーをぜひ見たい」と密かに応援してましたので、想像を超える良い内容だったことに感激でした。



▼最後に


いろんな種類のお風呂・プールに入って、長時間遊んでいても飽きません。


でも、実のところ全部温泉なんですよね…。

泉質は肌をきれいにする弱アルカリ泉。

それに2日連続で、4~5時間つかりっぱなし。


お肌つるつるです。おっさんなのに。

指先もつるつるして、本のページめくりにくいの。



家族の旅行記としては、別に書きました



▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

旅行記

関連ページ

4年目の朝に【日記 15/03/11】

4年目の朝に【日記 15/03/11】

アクアマリンふくしま【日記 15/08/10】

アクアマリンふくしま【日記 15/08/10】

秋の家族旅行【日記 16/09/26】

別年同日の日記

03年 コーヒー

13年 町口浩康さんの誕生日(1960)

13年 母の喜寿と運動会

15年 やなせたかし 命日(2013)

15年 ロゴ問題

19年 台風被害


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

【みかん】 ありがとうございます♪ (2016-03-01 18:04:43)

家族日記:スパリゾート・ハワイアンズ(1/2)  2014-10-13 18:06:04  旅行記 社会科見学 家族

▲目次へ ⇒この記事のURL

10月の11、12日の2日間、福島県いわき市のスパリゾート・ハワイアンズに遊びに行ってきました。


ほかの人の参考になりそうな情報は、先にまとめてあります

以下は家族日記として、旅行記をまとめます。




今年の夏、ハワイアンズは大々的にテレビなどで宣伝を行っていました。

震災から3年たち、そろそろ完全復活したということかな…


「♪連れてって 連れてって」と繰り返す単純な CM ソングに感化され、子供たちが行きたがっていました。

妻も東北地方に暮らした時期があり、様子を見に行きたがっていました。


というわけで、秋に旅行しよう、と決めます。

当初は9月の連休(9月13、14日)に行こう、と思っていたのですが、8月末に予約を入れようとしたら残念ながらホテルが満室。

1か月遅れの10月の連休の予約を入れたのでした。



大々的な宣伝の一部なのだと思いますが、夏ごろにテレビで「フラガール」「がんばっぺ フラガール」の映画も放映していました。

そこでこれらも録画しておき、旅行が近づいてから子供たちに見せます。


我が家ではいつものことなのだけど、少し知識があるだけで旅行はずっと楽しいものになるから。


特に「がんばっぺ」を見せたのは、東日本大震災があったことの再確認でもあります。

長男は3年半前の地震をまだ覚えていますが、長女・次女にとってはもう記憶が薄れつつあることです。




旅行が近づいてから、何を持っていくべきかとかいろいろ調べたのですが…

公式ホームページ、案外役に立ちません。


「よくある質問」コーナーはあるのだけど、通り一遍のことしか書いてません。

本当に必要な情報は、載っていたとしてもページの奥底の方。


たとえば、クレスト館に宿泊しようとして、アメニティに何が揃っているのか調べてもわからない。

結果から言えば、「ホテルハワイアンズ」に準じているので書いていないようなのですが、スタッフにとっては当たり前のことでも、利用者の視点ではわからない、という基本的なことを見落としている。


他にも、行ってみないとわからなかったこともありました。

そうしたところをまとめて置いたら、後から旅行する人に便利かもしれない、と思って別ページにまとめてあります。



これ、決して「サービスが悪い」のではないので勘違いなさらぬように。

サービスは非常に良いものでした。スタッフやホテルマンには、たぶん非常に教育が行き届いているのね。


ホームページ作っているのは多分広報担当なのでしょう。

広報担当は実際のお客さんと現場で接することが少ないので、意見が十分汲み取れてない。

わずかな情報から「よくある質問」を作っても、かゆいところに手が届かない。


ハワイアンズに限らず、よくある構図です。




さて当日。

何とも運が悪いことに、妻が前日から風邪気味。

熱は無いのですが、喉が痛いのです。


また、これも運が悪いことに台風が近づいています。

丁度1週間前に「戦後関東に上陸したものでは最大」という…但し書きが多いけどとにかく強い台風が過ぎていました。


で、それよりも大きな台風が近づいていて、1週間前の予報では旅行当日に直撃だったのです。

でも、少し動きが遅いようで、3日前の予報では「2日目に雨を降らせる」程度に。


念のために雨具なども持っていきます。



我が家は横浜駅からの無料送迎バスを利用しました。


この無料送迎バスの中で、ハワイアンズについてのビデオ上映があるのね。

「こんなところまでハワイっぽい」と思いました。ハワイって、入国審査待ちの間に観光ビデオ上映しているんだよね。


#「旅行中限りのクレジットカードが発行される」とか、「アロハを着ていることが何かと得になる」とか、ハワイらしさをうまく取り入れています。


高速道路を使っておよそ4時間。

9時20分に出発して、到着は1時予定…だったのですが、連休の自然渋滞、さらに事故渋滞も重なり、到着は1時間遅れます。


1時半からフラダンスのショーがあったのですが、これを見るのは早々に諦めます。

あらかじめ席を予約してあった場合、こういう際はキャンセル料なしで解約になるようです。

(と、バスの運転手さんが言ってました)


ホテルにチェックインし、部屋に到着したら部屋で水着とアロハに着替えてしまい、ハワイアンズへ。

荷物は1つにまとめて、更衣室の1日借りられるロッカーへ。


…中に入ってから多数ロッカーがあるのを知りました。

これもまとめに書いておきましたが、更衣室のロッカーに預けるのは不便。

あらかじめ知っておきたいことです。




昼ご飯食べたいな、と思ったけど、子供たちはまず遊びたがるので遊びます。


最初に入ったのが流れるプール。

温水プールだと思っていたのに、案外冷たい! 風邪気味の妻にはちょっと辛い。


次女の浮き輪を持ってきていましたが、長女と奪い合い。

流れるプールでは、浮き輪で浮いて流される方が楽しいためです。


ただ流れるだけでなく、上から水が落ちてくるポイントが多数あります。

ハワイの自然の中で遊んでいる、という雰囲気にしてあり、滝とかが作りこんであるのね。


次女、滝には打たれたがるのに、鹿威しのように落ちてくる水は嫌がる、というよくわからない行動パターン。

でも、きゃぁきゃぁ言いながら喜んでいます。



夕食は5時からなので、2時スタートだと3時間しか遊べない。


ある程度楽しんだら「他のところも見てみよう」と誘いながら、プールを梯子します。

飽きる前に別の場所に行く、と言う感じなので、これがテンポ良くて結構楽しい。




スプリングパーク(ローマ風呂)に行き、スパガーデン(屋外プール)へ。

遊び倒してから「もう一度流れるプール行く」と言うのでウォーターパークに戻ります。


流れるプールを少し楽しんだところで、やっと「お腹空いた」という要望。

もう4時前です。夕ご飯5時からなのに。


でも、ウォーターパークの軽食スペースへ。

夕食が近いからと、鳥のから揚げとフライドポテトのバスケットと、ピザを1枚だけ注文。


丁度、ステージで体験ショーが始まっていました。

子供たちが一緒に踊りを習い、楽器演奏も体験するものでしたが、うちの子供たちは食べるのに夢中。


ショーの最後、体験した子たちがレイ(花の首飾り)を貰う段になって「私も欲しかった」と次女。

食べるのに夢中で、やらないといったのはあなたでしょうが。


食べたら長女が「眠い」と言い出したので、これで終わりにして一旦ホテルに戻ります。




実は、5時からの夕食を6時からと勘違いしていました。

眠いなら1時間くらい寝て…と思っていたら、ホテルに戻って「すぐ夕食の時間だった」と気づきます。


でも、ちょっと体を休めてから再び夕食に。ホテルハワイアンズまで、ちょっと歩きます。


夕食はバイキング。この時は秋の味覚のフェア、ということで、大人一人に半身、オマールエビが用意してありました。


バイキングは非常に盛りだくさん。酒は有料ですが、多めにお金を払えばこちらも飲み放題に。

でも、妻が風邪で喉が痛い、というので酒は飲まず。


和洋中いろいろ取り揃え、バイキングは非常においしいものでした。

カレー好きの長男、最初にいきなりカレーを見つけてたくさん食べ、後から別の物をいろいろ興味を持つも「お腹いっぱい」と悔しそう。



次女も目移りして、あれもこれもと取ってきたものが、半分以上残って「お腹いっぱい。お父さんたべてー」。

あぁ、案の定。僕もいろいろ食べたかったのに、これで結構満腹に。


しかし次女、お腹いっぱいと言いつつデザートは別腹。


デザートコーナーには、綿あめ製造機が2台置いてありました。

これが子供に大人気。綿あめって、自分で作ることあまりないですからね。


長女と次女は、それぞれ5本くらい食べたかな。

1回にザラメ1匙だから、分量としてはたいしたことないのですけどね。


他に、小さなケーキも取り放題、アイスも3種類食べ放題。


長男は「チョコアイスがおいしい」と、2回もチョコアイスを食べる。さらにバニラも食べる。

その後みんなが「メロンシャーベットがうまい」と言い出したときには「アイスはもうお腹いっぱい」と…

カレーで失敗したのに同じ失敗を繰り返す。




6時半ごろまで夕食を食べ、その後「与市」に入浴へ。


まとめの方に書きましたが、与市は広いです。

こんなに広いのに、どうしてお湯が冷めないのだろう? と、長男と探求。


大きな滝が見えます。鑑賞用だから入るな、と書いてあるのだけど、この滝が源泉で、大量に熱いお湯が供給されているのでは? と予想。

手を伸ばして滝に触ってみたら、ちっとも熱くない。どころかぬるい。


風呂の中を歩き回ってみると、だんだんぬるくなっていく方向がある。

じゃぁ、と逆方向に歩いていくと、だんだん熱くなり、源泉が流れ込んでいる個所を発見。


源泉に近づいてみると、すごく熱い。火傷をしないギリギリくらいの温度まで上がっている。


というわけで、広いのにお湯が冷めないのではなく、冷めているのだけど十分暖かく感じるくらい源泉近くは熱い、と判明。

好きな温度のあたりを探してゆっくり入るといいです。



与市では非常に星がきれいに見え、真上に夏の大三角…らしいものが見えました。

十字に見えるように星が並んでいるから白鳥座かな、と思いつつ、星はそんなに詳しくないので自信なし。


後で星に詳しい妻に確認すると、あってました。




30分で出ようと妻と約束していたので、丁度の時間に出ます。

5分ほど待っていても出てこないので、携帯メールに「フラダンスショーの席を取りに行く」と送り、長男と席取りに。


ショーの座席は、良い席は全部予約制。

1階後方席は空いていたけど、実は2階席が邪魔になって上の方が見えませんし、前の人のあたまが邪魔になって小さな子にはステージ自体が見えにくい。


それよりは、少し遠いけど2階席の前の方を探します。

幸い、ショー開始30分前なら、「それほど悪くない席」ならある程度まとまって確保できました。


どこに席を取ったかメールで送ろうとしていたところに、妻がやってきました。


ショーは十分素晴らしいものでしたが、子供には少し退屈だったみたい。

子供の寝る時間…8時半から始まって、途中休憩を挟んで1時間は長いです。


休憩時間に、昼見たような「踊りの体験」をする時間がありました。

次女長女とも、すかさず「やる!」と。昼できなかったので即決です。


かなり多くの子供がステージに上り、一生懸命踊りを真似していました。

レイを貰って満足げに戻ってきます。


後半、ファイアーダンスのショーは素晴らしいものでした。

ただ、勇壮な音楽は次女には「うるさい」ものだったみたい。




ショーが終わるころ、子供たちはみんな「ねむい」と言い出しています。

部屋に戻ってバタンキュー。おやすみなさい。


2日目に続く。


▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

旅行記

家族

関連ページ

4年目の朝に【日記 15/03/11】

4年目の朝に【日記 15/03/11】

アクアマリンふくしま【日記 15/08/10】

アクアマリンふくしま【日記 15/08/10】

秋の家族旅行【日記 16/09/26】

別年同日の日記

03年 コーヒー

13年 町口浩康さんの誕生日(1960)

13年 母の喜寿と運動会

15年 やなせたかし 命日(2013)

15年 ロゴ問題

19年 台風被害


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

家族日記:スパリゾート・ハワイアンズ(2/2)  2014-10-13 18:06:33  旅行記 社会科見学 家族

▲目次へ ⇒この記事のURL

家族旅行2日目。


僕もつかれていたのですが、いつもの習慣で5時前に目が覚めます。

天気は良いみたい。スマホで調べると、台風は明日には関東に雨を降らせ、ハワイアンズ周辺は明日の夕方から雨のようです。

逆に言えば、旅行中は晴れたままらしい。よかった。


天気予報を探してテレビを小さな音で見ていたら、長男が起きました。


旅行の時は、早起きの長男と一緒に朝風呂に行くことが多いので、また行こうか…と思って調べると、クレスト館の大浴場は朝6時から。

朝食は朝6時半からだから、これはダメかな。


…でも、6時前になっても、他に誰も起きない。

朝風呂に行くことにします。




大浴場、大きいのだけど前日に与市を見ているので、大きいように見えない。

熱い風呂を浴びて目が覚めます。


長男より少し早くあがり、ロビーで新聞を読む。

旅行で出かけた地方の新聞を読むと、東京近郊とは違う視点が得られるので好きです。


福島の地方新聞、まだ震災復興には程遠いことがよくわかります。

東京近郊の新聞では、全然報じられていないことが沢山書かれている。


部屋に戻り、そろそろ朝ごはんだからと長女・次女を起こします。

妻は、風邪がこじれて声が出ません。ただ、喉が痛いだけで熱っぽさなどは無いのが幸い。




朝ごはんもバイキング。もちろん昨夜とは違う内容です。


でも、次女はまたあれもこれもと皿に載せる。この時点で嫌な予感はしますが、やはり後で「お父さんたべてー」になりました。


洋食もいろんな種類のパンがあっておいしいけど、和食がすごくおいしい。

焼き魚、ごはんに載せる海苔の佃煮やシラス、味噌汁に入れるワカメやとろろ昆布など、海産物が多いのは地元の物なのでしょうね。


#お米だって福島産だろう。和食がおいしいのは道理。



そしてまたデザート。

ヨーグルトとか、杏仁豆腐とかありました。


ゼリーだと思って杏仁豆腐を取ってきた次女、実は杏仁豆腐は嫌いです。

これもまた「お父さんたべてー」。まぁ、杏仁豆腐は僕は好きなので食べますけど。




部屋に戻り、帰り支度。

ホテルのクロークに預けるもの、着替えのために男女別に分けるもの、プールサイドに持ち込むものなど、考えながら荷物を整理すると、袋が足りない。

もう少しバッグを持ってくればよかったかも。


荷物整理の間に、子供たちが布団を畳みます。

まだ要領が悪いから全然うまくいっていないのだけど、「布団を畳もう」と思う心が嬉しいです。


次女が、アロハを気に入って前日から「貰って帰れるの?」と聞いていました。

これは返さないといけない、と判ってからも「帰る前に写真撮りたい」と。


アロハはサイズによって柄が違いました。我が家は5人全員違う模様。

そこで、ホテルの人に頼んで家族写真を撮ってもらいます。


#柄は宿泊したホテルによっても違うようで、サイズが違っても家族全員で揃っているのも見ました。

 全員違うというのも楽しいし、全員一緒というのもまた楽しい。いろいろ考えてあるようです。




帰りのバスはホテルハワイアンズの前から出ます。

そのため、荷物などはホテルハワイアンズのクロークに預けられます。


不要な荷物は全部預け、ハワイアンズへ。

…後知恵ですが、靴もバッグに入れて預けちゃえばよかった。その場合でもサンダルを借りられます。

5人分の靴をしまうだけで、ロッカーの半分くらいのサイズになっちゃうんだよね。



1日目で勘が掴めているので、荷物はプールサイドまで持ち込んでロッカーへ。

写真なんかも全然撮ってないので、防水の携帯電話は手荷物として持ち歩きます。



やっぱり最初は流れるプール。

その後、昨日と同じようにいろんなプールを渡り歩きます。


実は、1日目はローマ風呂の中のジャグジーとサウナに気付いていませんでした。

ある程度知って、余裕があっていろんな場所を見ていて気づいたこと。


それでも、どんなものがあるかはわかっているので、本当に面白いと思うところは時間たっぷりと。

それほど面白くないところには寄らずに、思い切り楽しみます。



やはり、一通り見てからまた流れるプールに戻ります。

でも、流れるプールは水温低め。たっぷり遊んでいたら、次女が寒がりはじめた。


すぐ近くに40度の浴槽があるので、そこで温まります。

温まっていたら「お腹空いた」と言いだします。時間もそろそろお昼。コインロッカーに戻り、お金を取ってきます。


ウォーターパークの軽食コーナーへ。

…すごく混んでます。妻も風邪気味で温かいもの食べたいというので、ラーメンを出しているローマ風呂横の食堂を目指します。


すると、こちらは非常にすいている。

食堂としては、施設の一番奥に位置するので穴場になっているのですね。


フライドポテトが食べたいという次女、食べながら「眠い」と言って、ポテトを握ったまま机に突っ伏してしまいます。

時間はすでに1時近く。9時から遊んで4時間、疲れたのでしょう。


長男・長女はまだ遊びたいというので、目の前のスパガーデンで遊ぶのを許可。

妻に次女を見てもらっといて、僕は荷物を引き出しに戻ります。


食堂のすぐ下にローマ風呂の更衣室があります。もう、帰り支度をしてしまいましょう。




食堂の座席は空いていたので、そのまま次女は寝かせて置き、1時半ごろ、妻と長女で着替えに行きます。

10分ほどで戻ってきたので、今度は僕と長男。


戻ってきたら、妻と長女で、次女を寝かせたままうまく着替えさせてました。

というか、着替えさせられて次女もちょうど起きたところ。


時間は2時前。2時半にはバスに向かわねばなりません。

長女と次女が「おみやげ買いたい」と言っていたので、お土産物屋さんへ。



長女も次女も、アクリル製のキラキラ詰め放題をやりたいと言っていたのですが、買うつもりで見に行ったら次女はかわいい髪ゴムに心変わり。

ハワイらしい大きな花(プルメリア)の造花がついた髪ゴムです。


長男は1000円の安物ウクレレを興味深く見ていました。

長女・次女の買い物が決まったところで、長男に「千円なら買ってあげるよ」というと、別にいらないとのこと。


最初は興味があってみていたのですが、構造が理解できたところで興味が無くなったそうです。


#置いてあるすべてのウクレレでチューニングが全然違う、というのも興味が失せた理由。

 どれが正しい音かわからないので、音楽をやってみようにも信頼性が無い、とのこと。

 まぁ、おもちゃだからね (^^; わが子ながら的確な観察力だ。


これで時間丁度。

バス乗り場に行き、クロークから荷物を引き出し、アロハを返し終わったらちょうどバスが到着しました。



ハワイアンズを出発する際、バスが見える範囲にいるスタッフは皆、バスを見送って手を振ってくれます。

些細なことなんだけど、子供たちは手を振り返して喜び、「また来たいなー」と言ってました。




帰り道はまた渋滞。

予定を1時間オーバーし、横浜に就いたのは夜9時前。


もっとも、バスの中で寝たので子供たちは家まで寝ることなく帰りつけました。

家着いてほっとしたら、風呂も入らず寝ちゃったけど。


…というか、2日間風呂に入りっぱなしだったので、風呂入ってなくてもお肌つるつるですよ。



▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

旅行記

家族

関連ページ

4年目の朝に【日記 15/03/11】

4年目の朝に【日記 15/03/11】

アクアマリンふくしま【日記 15/08/10】

アクアマリンふくしま【日記 15/08/10】

秋の家族旅行【日記 16/09/26】

別年同日の日記

03年 コーヒー

13年 町口浩康さんの誕生日(1960)

13年 母の喜寿と運動会

15年 やなせたかし 命日(2013)

15年 ロゴ問題

19年 台風被害


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

【りか】 明日行ってきます (2017-05-03 16:34:46)

【みかん】 行ったことありますよ♪もっと楽しく遊べます! (2016-03-01 18:05:34)

ホビーパソコン・オフ会  2014-11-02 16:27:14  コンピュータ 歯車 社会科見学

▲目次へ ⇒この記事のURL

ホビーパソコン・オフ会

ツイッターで知り合った、「ホビーパソコン興亡史」の著者さんが、10月29日に「ホビーパソコンガイドブック」という書籍を発行するという。


あー、興味あるなー、どうしようかなー、と思っていたところ、発売前から大人気で、予約だけでアマゾンのカテゴリー1位となった、と聞いてすぐ予約しました。

前著「興亡史」も気になりながら買っていなかったので同時購入。この2冊は補完関係になるように作っている、と聞いていたので、セットで持っていないと面白さが半減しそうです。


内容詳細についてはきっと他の方が書評を書くのでそちらに譲ります。

雑感としては、どちらも相当の誤りを含みます。これは著者の方も認めるところ。


しかし、30年も前の散逸した資料を、メーカーなどにも存在しないのにかき集め、整え、まとまった形で書籍にしたことが素晴らしいです。

2冊組だというのも、文字を中心とした解説と、カラー写真を中心とした図版の両面から記録に残すため。

特にカラー中心の「ガイドブック」は、ほぼ全ページカラーにもかかわらず1200円というお手ごろ価格で驚愕です。




さて、出版前からカテゴリ1位になった記念に、興味のある方で集まってお話しませんか、というお誘いがありました。

…いや、僕が誘われたわけではなく、そういう話になっているのを知って「参加したい」と割り込ませてもらったのですが。


最近主夫しているので、オフ会と言うものに参加するのが久しぶり。

妻の許可も得て、11月1日のオフに参加させてもらいました。


#昔からパソコン通信などやっていたので、オフ会自体はたびたび参加してました。

 妻と知り合ったのもネットですし。

 でも、最後にオフらしいものに出たのは10年前か…




さて、以下はオフ会の様子をアトランダムに。


非常に楽しい会でした。この会に自分が混ざっていていいのかな、というくらい「濃い」方が多い。

ホビーパソコン時代の話は、僕はリアルタイムに見ていましたが、実のところそれほどわかってないのです。


自分のページで「第2部」とする以前に紹介している機種が自分の使った機種。

学研FXマイコン、ファミリーベーシック、PB-100、MSX、MSX2、PC-E500、Handy98、X68000。これで全てです。


オフ会の元となった書籍の趣旨である「ホビーパソコン」としては、携帯機を含みませんので、ファミベ、MSX(および2)、X68kの3機種「しか」知らない、知識の少ない人です (^^;;

(Handy98 は、中古で購入して「所有」しましたが、あまり活用してません)


しかも、これらは僕にとって「過去に使った機種」なのですね。

今でも古い機械を愛し、活動を続けている方の「濃さ」も持ち合わせていない。




ぴゅう太買えや」の方、チューター(ぴゅう太の海外販売名)用ソフト初めて見ました。


PC6001mkII を持ち込んだ方、ベルーガ(2007年に発表されたPC6001の新作ソフト)のカセットテープ版の存在知りませんでした。

(特殊カートリッジがないと動かないと思ってました…6001 ではメモリの都合で特殊カートリッジが必要で、mkII では十分なメモリがあるのでテープで動く、とのこと)


FM-TownsII ノートを持ち込まれた方、非常に珍しいと聞いていましたが、実機初めて見ました。

試作器が流出した程度しか存在しない、と以前にどこかで聞いていたのですが、実際には教育用として学校などには販売されていたとのこと。

いずれにせよ、非常に珍しいです。


386~Pentium 時代のCPUを多数持ち込んだ方。

全くわかっていない僕に、それぞれの石がどのような特徴を持っていて、どんな部分が面白いのか懇切丁寧に解説してくださいました。


#自分がよくわかる CPU としては、6502 Z80 68000 V60 SH2 あたり。Intel 系は弱いのです。



一応書いておくと、僕は「当時の販促用缶バッジいろいろ」なんてものを持ち込んでました。

Apple ロゴ2種、Mac ColorClassic、Pipin とApple関係ばかりの中に、IBM JX が1つ。


この JX の缶バッジが妙に受けていましたが、そこですかさず「キーホルダーが JXです」と、鍵を出した方がいました。確かに同じロゴが。

JX なんてマイナーマシン、わかってもらえるかな、くらいに思っていたのに「普段から持ち歩いている」という強烈な反撃を食らった格好。


いや、とっても濃い世界でした。


というか、ホビーパソコン時代に合わせて考えて缶バッヂ持っていったのだけど、関係なしに変なものもってけばよかった。

これは反省点です。




宴会が始まってすぐに「こちら、ホビーパソコンのオフ会ですよね?」と飛び込み参加したZOB速水さん。


超有名人だったようで、自己紹介した瞬間に湧きました。

申し訳ない。僕は存じていませんでした。

(このあたりで、本当に当時の文化に疎いことがわかるかと思います)


でも、実は、この人が一番すごかった。僕の趣味に刺さった、という意味ですが。

年配の方で、「子供の頃にホビーパソコンで遊んでいた」多くの参加者とは違い、それを「仕掛けた」大人側の方。


今、昔の書籍を復刻する作業中…と、話の枕に名刺代わりに取り出したのが、「ざべ」。

この時点ですごさがわかります。


えーと、当時の書籍と言えば、「I/O」とか「PIO」「ASCII」「ベーマガ」などいろいろあります。

でも、「ざべ」(元はThe BASICというタイトルでしたが、表紙には「ざべ」と書かれていました)はそうした雑誌とは一線をかくしていました。


内容は、各ハードウェアの解析記事とか、市販ソフトの改造記事など。

「ハッカー」のようなゲーム改造や、コピーのための解析などと違って「高度に実用性を重視した」ものでした。


たとえば、PC-98HA は、98との互換性に十分気を使っていましたが、VRAM構造が違うという致命的な非互換性がありました。

しかし、内部ロムにはこの非互換性を「解消」するためのサービスルーチンが用意されており、それを呼び出すことで簡単に互換性が取れるようになっています。


…こうしたことを「解析記事」として紹介したうえで、実例として Vzエディタ(当時流行した高機能エディタ)を改造し、98HA 対応にしてしまう…というような記事を載せていました。



話が横道にそれましたが、この「ざべ」でアセンブラの解説記事の連載をしていた、というのです。

復刻しようとしている、という書籍は、その連載をまとめた本。


20年も前のCPU解説に意味があるのか、と思う方もいるでしょうが、最近 Intel 系のCPUが組込み機器でも使われるようになり、C言語ではなくアセンブラで、記述する必要性も増しているのです。




ところでZOBさん、前述の Vzエディタを作った c.mos さんとは旧知の仲。


ZOBさんは「ZOB Station」という草の根BBSを運営していた方で、c.mos さんもそこの常連だったとか。

そこで、ゲームを作るためにエディタを作っていたのが、エディタだけで十分すごいので発売したのが Vzエディタだったのだとか。



いわく、c.mos さんのプログラムは「超人的だった」。

クロック数計算をしないでどんどんアセンブラで書いていき、それが一番速いコードになっている、と言う状態だったとか。


…って話から「森田さんも同じタイプだった」と言う話に飛びます。

森田将棋や、PC88でアルフォスを作った故・森田氏。やはり知り合いで、天才だったと言います。


森田さんは大胆な省略によって高速化する手法が上手だったそうです。

森田将棋のアルゴリズムにはそうした大胆さが行かされていたし、アルフォスもそうだった、と。



森田将棋は、僕の記憶では一番古い「市販された将棋ソフト」。

研究としては1970年代からあったようですが、1985年に発売された「森田和郎の将棋」に始まる森田将棋シリーズは、その後のコンピューター将棋の研究を活発化させます。


その後、類似の将棋ソフトも出てきた時点で「世界コンピューター将棋選手権」が開催され、第2回では優勝。初回から第6回までは常に3位以内に入る、という元祖としての貫録を見せます。

大会により「目標」が明示されたことにより、次々と新しいソフトも作られ、現在はコンピューター将棋もずいぶん強くなりました。

しかし、その源流を作り出したのが森田将棋と考えてよいかと思います。

 

アルフォスはゼビウスを真似して作ったゲームですが、ゼビウスは当時「パソコンには移植不可能」と言われていました。

何よりも、当時のパソコンには「縦スクロール」を現実的な速度で実現する方法がありませんでした。

アルフォスでは、RGB別々にわかれているグラフィック画面のうち、「2枚だけ」しかスクロールに使わない、とい割り切りで高速化を行っています。

使える色数に激しい制限を受けますが、処理は2/3に軽減されます。


アルフォスは「真似をしたゲーム」であり、ゼビウスではありませんでした。

しかし、「あまりにも似すぎている」という判断で発売元のエニックスがナムコに許諾を求めます。

そして、これもナムコは「別のゲームだから許諾不要」とは判断せず、許諾を与えます。


つまり「移植不可能」と言われたもの高いレベルで再現した、と認められたのです。




ZOBさんは西和彦とも知り合いで、一緒に仕事をしようと誘われたけど、その時は断ってしまった、とのこと。


返事一つで億万長者だったのにねー、と悔しがるそぶりを見せながら、それほど悔しそうではありません。

十分に面白そうな人生を歩んでおられる。




さて、この方が「面白いものを持ってきた」と取り出した1枚の基板。

これ、個人的には今回一番の目玉でした。


Intel4004 の評価用テストボード。


4004 は、世界初の「CPU」です。

1971年に出荷され、まずはビジコン社の電卓に使用されます。


これは、4004の開発を持ち掛け、ほぼすべての回路を設計したのがビジコンだから。

インテルは「製造担当」にすぎませんでした。

…と言っても、現実には設計にもかなり関与していますし、共同開発と言ってよいです。


契約上はインテルは製造のみの担当なので、ビジコンが独占的に使用するはずでした。

しかし、開発費がかさみ過ぎたため、ビジコンはインテルに権利を売却。インテルから「一般に」発売されます。

ビジコンはその採用第1号となっただけ。


4004 は最初の CPU ですから、当時新しすぎて使い方などが理解されませんでした。

設計依頼したビジコン「だけが」使えたといってよい状態。


それでは困りますから、インテルは開発者が実際に回路を組んで CPU 動作が学べる「評価用ボード」を発売しました。



ビジコンの電卓は、一般に発売されたためそれなりの数があります。

国立科学技術博物館にも保存展示されています。


それに対し、「評価用ボード」は開発者向けに出荷されただけで、一般販売ではありません。

そのため非常に珍しく、インテル純正の「リファレンス基板」としても価値があります。


ちなみに、搭載された 4004 も白いセラミックパッケージの比較的初期のもの。

後期になると黒いパッケージになります。この点も価値がある。


ただ、このボードの発売自体が 1973 年だったようで、1971年のビジコンの電卓で使用されたパッケージとも違うようです、



…と、この基盤が出されたときに僕は水を得た魚のように活き活きしてました(笑)

Townsや6001の話では「聞き役」に徹していたのですけどね。


写真を撮る方に、CPU 横に書かれた 4004 の表記、RAM部分に書かれた 4002 の表記、端に書かれた Intel ロゴあたりが「見所」と解説。


…それはいいんですけど、僕自身が全体写真を撮れていないと、会が終わった後で気づきました。

何やってんだ。


#一応全体写真は撮ってあるのですが、撮影角度の問題で 4002 の文字が見えないのです。

 4002文字部分の拡大写真などは別途あるのですが。



「4bit って、アドレスも4bit だったの?」などの質問が僕に飛んできましたが、まさか 4004が出てくると思ってなかったために下調べしておらず、十分に答えられませんでした。


この場を借りて、概略の解説。


アドレスは12bit 、レジスタは 16本ありました。

16本は2本づつが「ペア」になって、8bit としても使えました。


ここら辺、のちの 8080 で、8bit レジスタをペアにして 16bit 演算ができたのと同じです。

命令は 4bit ですが、オペランド部分は 4bit ~ 12bit の可変です。



型番「4001」の ROM をメインメモリとして使用し、基本的にはレジスタのみで演算を行いますが、型番「4002」の RAM にデータを保存することもできます。


4002 は I/O 空間に接続されているため、「メインメモリではない」のがミソ。

電卓用途を考えていたので、プログラムを収めるメインメモリはすべて ROM です。


メインメモリに RAM がないのでスタックもありません。

でも、プログラムカウンタ自体が4本あり、3段までのスタックを形成します。

このため、サブルーチン呼び出しは可能でした。


4003 は電卓キーボードや表示部との橋渡しで、キーボードが押されたときに、4004 の TEST ピンに電圧をかける役割を持ちます。


TEST ピンは割り込み線ではありませんが、内部フラグを変化させ、このフラグを使って条件ジャンプが可能でした。

キーボードのアクセスは遅いのですが、事前に「入力の有無」程度は確認できることになり、効率よくプログラムを動かせます。


で、4004 は CPU 。

「4bit だから 4004」なのではなく、4000 シリーズと言う LSI の4番目の製品なのです。


#8008 は、「4bit から 8bit に拡張したから 8008」です。


詳細は、過去に書いた「4004の発売日」を参照してください。



この基盤、「CPU なんだから、動かさないと意味がない」とのことで、復活プロジェクト中だそうです。

ROM 部分がソケットになっているのだけど、できることならそこに刺すROMも当時のものにしたい、でも入手するあてもない、という状況らしい。


すごいなぁ。楽しみに続報を待ちます。


2014.11.4追記

このボード、Intellec4 の物かなーと思っていたら、どうやら違う様子。


Intellec はインテルが作成し、開発者向けに市販した評価用の基板です。

一応「コンピューター」として完成できるようになっていて、スイッチを使ってデータを与えたり、ランプの点滅で結果を返したりできます。


Intellec4 は 4004 で、Intellec8 は 8008 。

世界初のパソコンとされている、Altair の祖先みたいなもの。


Youtube に、Intellec4 の解説ビデオがありました。

内部基板なども映っているのですが、見せていただいたものとは異なります。



Intellec4 の基板に書かれた年号は「1973」で、見せていただいたボードと同じ年です。

同時期に類似目的のボードを複数作っていた、というのも不思議です。

(まぁ、目的は少し違うようにも思いますが)


本当にかなり珍しいものの様子。なんなのだろう…


以上、追記終り。




さて、オフ会の最後に、じゃんけん大会がありました。

秋葉原の「家電のケンちゃん」の方が、オフ会があると知って賞品提供を申し出てくれたのだとか。


賞品、PC6001とFP1000の交換用キーボードの「新品」。

数か月前に、急に店頭に並んで話題になりました。なんで30年もたって新品が出てくるのか、と。


取り壊す倉庫があって、中に置かれているのはもうゴミばかりだろう…と整理していたら大量に見つかったのだそうです。


もう「品切れ」となっていて、再入荷の予定も当然ない、とアナウンスされている…のに、少し残っていたのですね。

どうやら、このじゃんけん大会が入手の最後のチャンスのようです。



PC6001のキーボードは、2つしかなかったのに欲しい方多数。

これは、PC6001で現在も活動している方に譲るのが筋。


FP1000のほうは、5つありましたが特に欲しい方がおらず…

貰えるならもらう、と手を挙げましたが、全部で4人。定員割れ(笑)

じゃぁ、ともう一人手を挙げたので全部貰われましたが、もらった人全員が「なんにつかうんだろう」と首をひねる状態。


僕電子工作できないから、有効活用できる方がいらっしゃいましたら譲ります。


#一方で、Arduinoに挑む良い機会かとも思っている。



2014.11.4追記

その後、参加者のツイッターでのつぶやきをまとめることで会の雰囲気を伝える「まとめ」が作られました。



ついでなので見ながら思い出したことを追記。


0次会について、上に書いた日記には書きませんでしたが、実は「早めに行くので0次会しましょうよ」と言い出したのは僕だったり (^^;

時間が合わなくて来られない、という方がいたのですが、ぜひお会いしたかったので持ち掛けたのです。


本の著者で、今回のオフの主催者の前田さんは、「0次会は5名程度」と考えていたようなのですが、当日蓋を開けてみれば、16名と言う大所帯。

(1次会と言うか、本来の会は26名でした)


こちらでは、みなさん「本番に向けてネタを控えて」いたようで、それほどとんでもないものは出ていません。

書籍編集の苦労話を前田さんから伺うなど、なかなか楽しい会ではありましたが。



えーと、先に日記まとめた際には「書かない方が良いかな?」と思っていたのですが、今見たところ、当人が隠していないので書いてしまいます。


紅一点、女性の参加者がおられました。こんなおっさんホイホイの集まりに。

そして、女性らしい心遣いで、前田さんに「出版おめでとうございます」と花束を…


おー、すごく当たり前の心遣いなのに、おっさんどもは誰一人その「お祝い」をしてなかった。

みんな「書籍買いましたよ」とサインを求めることが、最大の賛辞だと思ってました。



この方、「他の女性参加者が無い」と悲しんでおられました。8bit パソコン時代の話題が出来る女性って少ないですからね。


妻に伝えたら「今度あったら私も行こうか?」と言ってました。

でも、子供いるから二人同時参加はできないですわー (^^;;


#妻はこういう話普通についてきます。

 僕が教えたのではなくて、元々興味があったから付き合いがはじまったの。


#ところで、妻は「女だと知ると、急にちやほやしてくる奴がいてウザイから」という理由でネット上では性別隠してます。

 それが、当初「参加者に女性がいた」ことを書くのをためらった理由です。


▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

コンピュータ

歯車

関連ページ

マイコンインフィニットPRO68K【日記 15/05/05】

別年同日の日記

01年 11/1

12年 最近のうちの子

17年 引っ越し作業

18年 マイルドハイブリッド

18年 アイドリングストップ

18年 イグニスの修理終わりました


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

理科ハウス  2015-02-23 16:31:55  社会科見学 家族 天文

▲目次へ ⇒この記事のURL

理科ハウス

昨日日曜日、子供と一緒に逗子の「理科ハウス」に行ってきました。


世界一小さな科学館、と標榜しているところです。


妻が別の用事がある間、子供と僕だけで遊びに行く予定でした。

ところが当日は雨。屋内で遊べるところを探します。


で、理科ハウスなのですが、小さいことはわかっていて、「1時間で飽きて出ることになる」覚悟で行きました。




結論から言うと、1時間で飽きたりしない。

1日は無理かもしれないけど、半日遊べます。


とはいえ、僕等がいたのは2時間半ほど。

妻の用事が終わったので帰ろう、と子供に声をかけると「えー、もっと遊びたい」と答えが返ってきました。



小さな科学館…普通の2階建ての家よりも狭いです。

狭小住宅をそのまま使った、と考えてよい広さかな。


駐車場は、3台分しかスペースがありません。

もっとも、奥に長いので6台止まれます。


後から来た3台は、奥の車が出るときに「車動かしてくださーい」と声をかけられることになりますが、家が狭いからすぐに持ち主がわかる。


狭いけど、科学を伝えるための小道具は沢山あるらしいです。

だから、毎週のように展示内容を変えているのだとか。


季節変動もあるので、昨日何を見たかをここに書いても、後から見たいと思っている人の参考にはならないかもしれません。

でも、書き記します。




まず、玄関を入ると受付があります。

この時、受付には誰もおらず。駐車場が3台埋まっていて、後ろに停めてもいいですか? って聞こうとしたのだけど。


丁度、プラネタリウムの公演開始で人手が必要だったようです。


すぐに受付の方が来たので、駐車の了承を貰います。


「プラネタリウムみますか?」と聞かれました。


今の季節しかやってない、ということは知っていたのですが、公演時間に間に合わなかったこともわかっていました。

でも、この日は希望者が多いので臨時公演することにしたのだそうです。


見る場合、一人百円。

理科ハウス自体の入場料は、中学生以下無料。高校生以上は百円です。


子供3人分もふくめ、入場とプラネタリウムで500円。


…ですが、入場料はここで払うんじゃない。

徴収ボックスがあるので、そこに入れます。



このボックスが優れもの。

磁石を使ったコイン選別機になっています。


コインは鉄じゃないから、磁石に「くっつく」のではないよ。

磁界の中を導電体が動くことによる誘導電流と、その反作用によって通過時に抵抗を受ける。


軽い上に電気が発生しやすい、アルミ貨の1円玉は、すごく通過が遅くなります。

一方、50円玉はほとんど影響を受けない。


面白いのが5円玉で、わずかな影響を受けた結果、選別用の仕切り板の上で弾んで、一番遠くへ落ちる。

きっと、狙った設計ではなくて偶然なのだけど、いい動きをします。



子供が面白がるので、100円以上入れてしまいました。

箱の上には、ちゃんと「入れすぎても返しません。寄付ありがとうございます」って書いてあります。




プラネタリウムの臨時公演します、というお知らせがあり、ドームに入ります。


ダンボールで作ったと思われるドームの中に、学研「大人の科学」のプラネタリウム


学研のプラネタリウム、安いけど非常に良い、と聞いていました。

でも、実物見るのは初めて。


…非常に良くできていました。

ちゃんとドームを作ってあることもあるけど、美しく投影されます。


丁度この日、火星と金星が最接近する日だったんですよね。

そんなことも説明してくれましたが、生憎雨だったので夜の確認はできてません (^^;;


全天での星の動き方、北極星が動かないこと、北斗七星とカシオペアから北極星を探す方法、オリオン座、ベテルギウスがもうすぐ爆発しそうなこと…あたりを説明しておしまい。


小さなドーム内なので、子供の興味に従って臨機応変に説明を変えていきます。


小さいからこそできることがある、とわかります。


プラネタリウムの後、その「暗闇」のスペースを使った実験がありました。

一応出来る実験は6種類。でも、時間の関係で、その中で3種類選んで、と言われます。


…結局、子供の意見がまとまらず4種類やったのですが。


1)ガムテープが光る実験。

 ガムテープをはがす際に剥離静電気が発生し、その静電気の作用が…ごにょごにょっとなって光る、というのは知っていました。

 でも、あまり試したことは無かった。

 接着面同士を半分に折り返してくっつけ、それを暗闇ではがすと、わずかに光る。


 これは面白いから家でもやろう、と子供に言っていると、ガムテープの種類でかなり光が違う、と教えてくれました。

 良いガムテープを探すのが大変だそうですが、それを探すこと自体を楽しんで、と。


 後でやったら、家で2つあるガムテープのうち1つは、少し実験方法が異なりますが光りました。

 家のガムテープは、ロールから引きはがす時に光りました。


2)虹を探す

 マイクロビーズを張り付けた青い紙があり、これを青空の水滴にみたてて、懐中電灯で照らして虹を作ります。

 光の入射角と見る角度が重要。紙に対して斜めに照らし、照射側から見ると良いようでしたが、最初は正面から照らしたのでなかなか見えず。


3)青空と夕焼け空の色を作る

 少し白濁した水を入れたペットボトルに、懐中電灯の光を照らす実験。

 ペットボトルの横から、短い距離に光を通すと青っぽく見えます。

 ペットボトルの縦方向、長い距離に光を通すと、最後が赤っぽくなります。

 この「距離」によって青空と夕焼け空の色が変わる、という実験。


4)紫外線で光る物

 紫外線ペンライトでいろんなものを照らすと光ります。

 蛍光ビーズとか、届いたハガキとか、洗濯洗剤というのはありがち。

 剥いたオレンジの皮とか、ビタミンB2入りドリンクとか、ハイレモンも光るのね。

 そして、一番驚いたのがルビー。紫外線で照らすとすごく輝く。


 ルビーレーザーってこれか? と思ったのですが、今調べたらそれとはまた違うらしい。

 ただ、エネルギーを得ると輝く性質があって、ルビーレーザーは違う方法で輝かせているようです。




1階は、プラネタリウムの周りに望遠鏡の原理など天体関連の展示がいくつか。


別の一角は、本のコーナー。

「僕たちの鉱石ラジオ」とか「数学ガール」とか、欲しかったけど結局買ってない本がゴロゴロ。

うわーすげー。近所にいたら通って全部読みたいような蔵書。


そのすぐ近くはミュージアムショップ。

というか、棚2つに物販品並べてあるだけだけど。


すごく面白い施設なのに、入場料は大人百円だけ。

申し訳ないので何か物販買おうと思っていたけど、帰りにあわただしくて何も買えなかった。


また今度行ったら、是非なんか買おうと思います。


#入場料は先に書いたように、100円「以上」なので、寄付してもいいのだけど。




2階に上がってみます。

階段も面白い。1段毎を地層に見立て、年代が書いてあり、紙粘土で作った化石が貼ってある。


手すりもDNAを模したビーズが入っている、アクリルパイプで作られている。

手作り感があるのだけど、安っぽい感じはしない。センスいい。



2階に上がったら、丁度静電気の実験をやっていました。

今から百人脅しやる、というので、是非参加をと呼びかけるのだけど「痛いんでしょう?」とその場にいる子供たちは及び腰。


大人の参加でもいいですよー、といわれ、「あ、じゃぁ僕やる」と、今来たばかりで全然わかってないのに手を挙げます。

何事も体験だし、これやって見たかったんだよね。


うちの長男(10歳)と長女(7歳)も参加。次女(5歳)は、怖いからと逃げる。


大人が僕と、別のお父さんの二人だけだったので、この二人がスイッチ役に。

僕がライデン瓶(ビニールコップで作ったコンデンサ)もって、もう一人のお父さんがそこに触れる。


…あれ?

持っている手はピリっとしたけど、逆の手は全然大丈夫。

その場の子供も全員、あれ? という感じ。


もう一度実験したけど同じ状況でした。


「電気来てないんじゃない?」と言い出す子がいたので、少なくとも片手に痛みを感じたから電気回路は繋がってるよー、と説明。

職員の人が「そうそう、よくわかってくれてる」と言ってくれる。

この実験やると、いつも「電気来てない」という子がいるのだとか。


実験道具は置いてあったので、後で自分一人でやりましたけど、結構電気を溜めるのが難しい様子。

1度だけ、自分でもびっくりするくらい痛い放電がありました。


この時は出してなかったけど、ヴァンデグラフ起電機が片隅に置いてありました。

「あー、高校で実験したことある」と言ったら、それが置いてあるのすごいでしょう、これ高いんですよー、と職員の人に自慢されました。

うん。高そう。ぜひ実験見たかった。



2階も季節ごとに展示を変えるらしいけど、今は冬だから静電気実験なんでしょうね。

片隅には顕微鏡も置いてあり、ヒツジの毛糸とアクリル毛糸の違い、とかみせてました。




2階で、職員の人に呼ばれて子供が発表を行うことになりました。


この施設、子供は無料だから、近所の子は良く通ってくるらしい。

そして、そんな子の中で自然発生的に「巻物」を作るのが流行して、いろいろ作られているらしい。


巻物は、自分の研究をまとめた、ちょっとした発表資料です。

床に置いて転がしながら見せていきます。


この子の作った巻物は、ミジンコの一生、と題された物。

内容は全然一生ではなくて、クイズです。でも面白かった。


ミジンコの目が実は一つしかない、というのは結構有名。

じゃぁ、「生まれたばかりのミジンコの目はいくつでしょう」。


えっ! 生まれた時は数違うの? そんなこと、疑問にも思わなかった。

答えは2個、なんだそうです。


卵は状況により体内、または水の中に生み出されるのだけど、体内で生まれたばかりの子供を見ると目が2つあるのだとか。


この子はミジンコが好きで、池で水をすくってきてはここの顕微鏡で観察しているらしい。


多分、うちの長男の1コ下くらいの年齢。

自分で観察し、調べ、資料にまとめ、発表している、というのが素晴らしいです。




2階にトイレが2つ。

「植物細胞の部屋」と「動物細胞の部屋」と扉に書いてありました。


小部屋を細胞になぞらえて、中にはそういう飾りつけがしてあります。

植物細胞の部屋は、壁を全部細胞壁に見立てた薄い布で囲んであり、核や葉緑素やゴルジ体が天井から吊り下げられています。




子供たちが本読みたいというので、1階の本のコーナーへ。

ちょっとしたパズルとか、カリンバ(指ピアノ)とかも置いてありました。


そしたら、そのコーナーに来たおじいさんが、何か箱に入った実験道具みたいなものを置いて去る…


なんだろう、と思ったら、手作りのモーター各種でした。

1つはエレキットのモーター。子供の頃に見たことがある。


見てたら、おじいさんが戻ってきました。

口下手な人で、すぐにはわからなかったのですが、話を総合するとこういうこと。


このおじいさん、近所に住んでいる方でした。

孫も時々遊びに来て、理科ハウスで楽しんでます。


じゃぁ、何か協力できることを、と思っているのだけど、理科はよくわからないので、何か展示物を作っては寄付しているのだそうです。


このモーターも、古道具屋で見かけたものから取ったものとか、本を見ながら自作してみたものとか、合計4つあったのですが、自作したものだけが動かない、と。


原理がちゃんと理解できてないから、どうしていいんだかわからなくてそのまま持ってきたけど、後はここに来る人に何とかしてもらおう、ということでした。



次女が興味を持って、電池をつなぎ変えては動かして遊びます。


ちなみに、自作モーターは僕も子供の頃に作ったことがあります。

やっぱり動きませんでした(笑)


今なら知識あるから、是非これを修理してみたいところだけど、時間が無い。



他にもいろいろ作ったんだよ、とあの展示や、この展示をどう作ったか教えてくれます。

そして、今日もこのモーターともう一つ、新しいの持って来たんだ、と…



玄関のところに、伊能忠敬の四分儀(象限儀)のようなものが置いてあります。


「江戸時代の望遠鏡らしいんだけど、本に載ってたのを作ってみたんだ」と。


素晴らしい!!!


えーっと、望遠鏡は付いているんだけど、望遠鏡として使われたものではないです。


これで星を見て、その角度と方向を計ることで、自分がいま地球のどこらへんに居るかを確認できたんです。

今で言ったら、GPSみたいなもの。


#僕、小学生の時に「尊敬する人物」とアンケートを取られて「伊能忠敬」と答えてます。その程度には好き。



と、おじいさんに説明すると「へー、すごいんだなぁ」と感心してました。

本で形を見たからと言って、それらしいものを再現してしまう人の方がすごいわ。


そんな正確じゃないけど、小学生に説明する程度には使えるよね、と聞かれました。

十分だと思います。別にこれで測量しようとするわけでもないし、説明用には十分すぎる。




丁度妻から用事が済んだとの連絡が来たので、これで最後にして帰ります。


ここでミジンコの研究をしている小学生の発表に偶然出会い、近所で展示物作成に協力しているおじいさんに偶然出会いました。


…ほんの2時間半いただけで、そんなうまい偶然あるもんか。

これは、それだけ多くの子供が通っていて、多くの近所の人の支援がある、ということでしょう。


理科ハウス、地元の人に愛されています。

こんな施設がある街は、非常に幸せだと思います。



あとで妻に話したら、是非行ってみたいとのこと。

子供も「来週にでもまた行きたい」と言っています。


せっかくだから、展示が入れ替わったころがいいな。

でも、そう遠くないうちに、再訪したいです。


▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

家族

天文

関連ページ

ジュラシックパーク【日記 16/10/11】

理科ハウス【日記 18/08/09】

カーナビ【日記 18/11/06】

改正風俗営業法の施行日(1985)【日記 15/02/13】

当時の雰囲気【日記 15/02/24】

別年同日の日記

05年 Quoカード

10年 SH-03B

17年 早口言葉


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

あきよし】 誤字指摘ありがとうございます。修正しました。(そもそも本当はコップなので、ライデン瓶と呼んでいいか不明ですが…) (2015-03-09 22:45:40)

【名無し】 ライデン瓶が雷電瓶になっています… (2015-02-28 22:43:40)

春は忙しい  2015-04-13 11:28:25  コンピュータ 歯車 社会科見学 家族

▲目次へ ⇒この記事のURL

先日家族旅行という大イベントを執り行ったが、この週末は科学館のハシゴ。

来週も科学イベントの予定で、次女の誕生日にはピューロランドにも行かなくてはならない、と思っている。


冬の間、子供たちが「いきたーい」と言っていたことに「はいはい、暖かくなったらね」とか「誕生日にね」とか、いいかげんな空約束を繰り返すからこうなる。

春は忙しい。




11日(土)は、科学未来館へ。


去年の秋に、TVCMやっていたイベントを次女が見たがって、来ています。

…が、そのCM予告だった。その時点ではまだ始まってなかった。


じゃぁ、また今度こよう、と言ったきり、忘れてた。

3月の中ごろ「そういえば、あの約束は?」と次女に言われる。しまった! 会期は2月末までだった!



…が、大好評につき、会期延長していました。ゴールデンウィークまで。

ただ、大人気で、休日は朝早くに行って整理券を受け取り、その整理券に書かれた時間にならないと入場できない、という制限があります。


じゃぁ、ゴールデンウィークなんてもっと混むし、春休み中もダメだろう。

春休みが明けた次の休日である11日に、朝早くから出かけます。


運よく(?)この日は雨。

車で行くから雨でもそれほど問題はないし、客足は鈍ってそれほど混まないだろう。




開場前に付いたのに、すでにチケット購入待ちの行列。

すでに科学館は開いていました。お客さんが多く並んでいるし、雨だから開けたみたい。


10分ほど並んでチケット買います。

見たかった特別展、「チームラボ展」は、整理券を貰わないと入れません。が、まだ朝早かったから、配っている整理券は今すぐ入れるものでした。


#整理券が無いと入れないから…と、全部見るまで、昼ご飯も食べずにみっちり遊んだのですが、外に出たら「今日は整理券無しで入れます」に変わってました。



さて、全体内容については、ざっくりと。


最初に置いてある展示…というか部屋。

天井からのプロジェクター映像で、床には花が咲き乱れています。でも、踏んだら散る。

美しいけど…もう、20年以上前から類似作品あるよね。技術が上がって花の表現は美しくなったけど、その程度どまり。


部屋を出てずっと後のところで、技術的な詳細解説がありました。

それを知ってからもう一度見たら、もうちょっと深く楽しめたけど、これは芸術だから、解説なんてなしに感じられるかどうかが重要。


そういう意味では、この部屋に余りとどまっていた人はいないし、子供たちもすぐ飽きてた。

「世界中で大人気のメディアアート作家集団」という触れ込みの割にたいしたことないな、というのが最初の部屋を見た率直な感想。


他の作品を見た後で、きっとこれは初期の作品で、だから最初に置いてあったのだろうと思いました。

後で出てくる作品は、もっと面白いものが多数あったから。


…この作品、比較的新作だから最初に置いてあったのね (^^;;




前半は、主に「アート」としての作品が中心。それも、「和」と「デジタル」の融合に挑んだものが多い。

面白い表現もあり、興味深く拝見したのだけど、ただの映像作品。ビデオを流し続けているだけ、というのと変わらない。


奥の方に、江戸の絵師、伊藤若冲の絵画をデジタル表現したものがあった。

若冲の絵を3D化し、動かしたものを、若冲風のレンダリングで描く。ここまでなら他の作品と変わらない、ただのビデオ作品だ。


若冲の絵画の特徴に、全体に升目が設定されている、というものがあるらしい。

らしい、というのは、若冲の絵は見たことあったけど、マス目なんて意識してなかったから。


デジタル作品としては、その升目が2つの状態を持っている。


1つは、マス目の枠はあるけど、基本的に本来の絵がそのまま見える状態。本来の若冲の絵。

もう1つは、マス目の中が、代表される色に塗りつぶされてしまう状態。モザイク画になる。


この2状態が、不思議に入れかわる。基本は「升目だけ」で、ところどころ「モザイク」になる。

モザイクの場所は、生きているように広がり、消滅する。ちょうどライフゲームでもやっているような感じだが、ライフゲームとも違うアルゴリズム。


これは、鑑賞する人によって変化する様につくられている、らしい。

音とか、前を歩く人をセンシングしているとか、何をやっているのか探ろうとしたのだけど、分からなかった。


その意味では、インタラクティブ性があるのだとしても弱すぎて、やはりただのビデオ作品と変わらなくなる。

ちょっと残念なだけど、表現方法は非常に面白くて印象に残った。




後半、デジタルとアートを融合したことで生まれた「遊園地」空間。

次女が行きたがっていたのは、当然ながらこちらが目的。


入り口に、「まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり」という作品があった。


長男、これがものすごく気に入った。

実は先の「アート」側にも類似作品があり、こちらがバージョンアップのようだ。


上から象形文字が落ちてくる。漢字の原型ね。

これを触ると、文字で表現されているものが現れる。


「山」を触るとそこに山が現れ、「木」を触ると木が立つ。

「火」に触れると火が現れ、「水」を触ると水が噴き出す。


アート側のものは、ここまでの表現で終わっていた。

しかし、「遊園地」はもう一歩進んでいる。


木に火が触れると燃えてしまう。でも、水を使って火を消せる。

雨でも火は消えるし、雨は木を育てることもできる。


犬に火を見せれば驚いて逃げるし、象を人…これは遊ぶ人本人が撫でてやれば、喜んで鼻を上げて鳴く。


他にも、非常に多くの「コンボ技」があって、説明表も配っていました。




会場での一番人気は、3Dで街を作る塗り絵。

配られている塗り絵…飛行機、自動車、消防車、バス、UFOなどの乗り物系と、いろいろな形のビルに、自由にクレヨンで色を塗ってもらう。


高速スキャナで読み取ると、すぐに巨大画面に現れます。

3Dで、テクスチャは適当に解釈されて、それらしく貼られている。


家はUFOが運んで来ます。

時々怪獣が現れ、古い家を壊します。動けないものの「登場」「退場」をうまく処理している。


車とか、動くものは当然、自分でやってきて、古くなると出てこなくなる。

でも、1時間程度はとどまってくれるみたい。描いてしばらくして、自分の描いたのがまだいるのを見ると嬉しい。


これ、3階にある常設展示「おやっこ広場」(入るのに整理券が必要)にも置いてありました。

画面は小さいけど、そちらには、ロボットとか飛行船とか木とか、特別展には無い塗り絵もあります。

しかも、画面がタッチパネルで、触ることでいろんな反応もします。


大画面とはまた別の面白さ。




これの「前作」にあたる、水族館を作るものも人気でした。

こちらは、魚がペラペラで3Dではないのね。動きは3D的だけど、パラッパラッパーみたいな感じ(例えが古いけど)。



さらに、会期延長してからの「新作」として、ふなっしー版もあった。

みんなでふなっしーのデザインをして、画面の中を歩き回る。シュール。


こちらは、急きょ追加したものなので会場に入りきらない。廊下に置かれていた。

会場から廊下に出ないとみられないし、廊下に大画面が置いてあるので、狭い。


ちなみに、ふなっしーだけでなく、普通の人間(男の子、女の子、髪型違いで2種類ずつ)もデザインできる。


とりあえず、あの寸胴体系、おどる埴輪にしてやった。

妻はウルトラマン作ってた。


埴輪とウルトラマンが出会って挨拶をし、一緒に「梨汁ブシャー!」ってやってる。シュール。




さて、他にもあるけど、全部は解説しない。その代り、1つだけ詳細解説。


実は、「我が家的に」一番大ヒットだったのが、「小人が住まうテーブル」。


他のものに比べて、見た目が地味で、一見して何をするのかもわかりにくい。

だから、多くの人が一瞥して、もしくは少し触って、「よくわからない」という反応で通り過ぎていく。


でもこれ、すごく良くできています。遊ばないのはもったいない。


円形のテーブルに、天井からプロジェクターで投影された「小人」達が住んでいます。

テーブルの縁が地面。中央付近に太陽があって、太陽の周囲には雲が出る。


全部、輪郭だけの線画で表現されていて、ものすごくかわいい。

一方で、線の中身が「黒い」ため、テーブルは地味に見えます。これが興味を持たれない理由。


でも、古いゲームを知っている人なら、シンプルだからこそ表現できるものがある、ということに同意してもらえると思う。


この「小人」たちは、レミングスみたいにずんずん歩き続けている。

何もなければ、平和に進み続けるのだけど、突進してくる「牛」なんかも存在する。


牛に跳ね飛ばされると、小人はすっ飛ぶ。で、どこかに着地して、また歩き始める。


「火」というのもあって、小人はコイツをジャンプで飛び越す。大きな火になると越えきれず、痛そうに目を×印にして跳ねまわったりする。

ちなみに、牛は火だって跳ね飛ばす。


雲からは雨が降っていて、雨が当たると火は消える。

地面に雨が当たると、草が生えてくることもある。草はやがて実をつけ、小人が見つけて食べたりする。




さて、面白いのはここから。

自分の手を、テーブルの縁に置く。小人はこれを障害物と認識し、火と同じように飛び越える。

段差を設けてやると、1段目に乗って、さらにジャンプして2段目に進む。


飛びきれないほどの高い段差を…テーブル端に腕を置いておくと、それは「木」だと認識されるようだ。

腕から、にょきにょきと葉っぱが生えてくる。やがて、リンゴがなったりする。


高い木は飛び越えられないので、梯子を持ってきたりする。

この梯子が、ぐにゃぐにゃしていて不思議な存在。

小人がのぼり、一番上から飛び降りたりする。木の横にうまく梯子があれば、飛び越えられることもある。


木に生えるリンゴは大きいのだけど、そのままでは小人は食べられないようだ。

手を急にどけると落っこちて、地面に落ちると小さいいくつかのリンゴに「割れる」。

小さなサイズだと小人は食べれるようで、落ちているリンゴを見つけると食べることがある。


時々、腕を置いても木とは認識されないで…「フライパン」だと思われてしまうようだ。手の上に目玉焼きやケーキが現れることもある。


#会場のテーブルの上には、おもちゃのフライパンが置いてあった。本来これの上に目玉焼きが出来るようだ。

 フライパンを置くと、周囲に火が現れることもある。



雲から降る雨に手をかざしてやると傘になる。これで、小人を雨から守ることもできる。

もっとも、元々小人は雨を気にしない。


雨から守りたいのは「火」だろう。

手で少しづつ押すと、火を動かせる。火をくっつけると大きくなるし、草やリンゴ、目玉焼きなどを火にくべると、どんどん大きく育つ。

ところが、雨が当たるとすぐ消える。火を育てる遊びをする子も結構いた。


一方で、草を育ててたくさんの実をつけたい子もいる。

草から火を離したい子、近づけたい子。


思惑とは別に、牛に跳ね飛ばされた火がどこへ飛ぶかはわからない。

草をたくさん育てていると、面積が広いのだから火が飛んでくる確率も高い。そして、草が密集しているとあっという間に延焼する。

なかなか、リスクとリターンのバランスが良い。


これはゲームではないのだけど、目的を持った途端に、各々が勝手に遊ぶゲームになる。

しかも、そのゲームのバランスは絶妙で、うまくいきはじめると邪魔が入る。




空には星が1つ、出ていることがある。

…基本的には出ているのだけど、星を「使いすぎる」と、しばらく消えていることもあるようだ。


…使う? 星を?



この星に、小人がぶつかると、たくさんの「キラキラ」を放出する。

ハート、星、アスタリスク、渦巻き、ひし形…いろんな形の模様が、星から一斉に飛び出すんだ。


この世界、基本的にはテーブルの中で閉じている。円形のテーブルの縁が地面で、その外側には何もない。

だけど、この「キラキラ」だけは、テーブルからも零れ落ちて床に飛び散る。これがなかなか見ごたえがある。



でも、普通にやっていると、小人が牛にすっ飛ばされて、偶然ぶつかるときくらいしかこの現象は起きない。


…最終的には、この現象を強制的におこそう、とするゲームに発展した。


両手で小さな部屋を作り、小人が逃げ出さないようにする。

(親指が床に、その他の指が壁になるように両手を置く)


そのままずりずりと空に上げていくと、小人は星に近づいていく。

これで星にぶつければいい。


星も障害物の影響を受ける。そこで、星を囲い込んで地表に引きずりおろす、という作戦も出現した。

(何も起こらないけど、太陽や雲でもできる)


地面までくれば、小人はいくらでもいる。

ただ、地面でキラキラが発生しても、中央で発生するほどの「派手さ」は無い。

中央から一気にはじけ飛ぶ、という方が面白かった。


また、星はキラキラを出すと、同時に「はじかれて」少し違う位置に移動する。

地表だと、特に中央に戻ろうとする力が強く働くようで、苦労する割にはすぐに星に逃げられてしまう。


逆に、上空であれば同時に何人もの小人をぶつけることも可能。

きらきらが発生しすぎると、計算量が爆発的に増え、一瞬画面が「フリーズ」する。

(ゲーム専門用語でいうところの「処理落ち」)


これが楽しくて、どこまで計算負荷をかけられるか、の勝負に発展していく。


#この遊びに気付いたとき、うちの子供たちだけでなく、周囲の子供も面白がってこの遊びに参加し始めた。


ただ、動きが止まった瞬間は、小人も止まってしまう。「連続してぶつける」のには限界があった。



限界を打ち破るのは「牛も星にぶつかる」と発見した時。

牛は体が大きいので、一気に何度もあたり判定を起こしてしまうようだ。

小人よりも、キラキラの発生個数が多くなるようで、牛2頭を同時にぶつけたりすると、ものすごい処理落ちになる。


通常、処理落ちしても数フレーム…時間にして、1/10 秒程度だろう。

しかし、最大の処理落ちの際には、2秒くらい画面が止まっていた。

しまった、やりすぎてシステムを停止させてしまったか、とヒヤリとしたくらい。


#まぁ、そうなったらスタッフの人に謝って再起動してもらうだけですが。




「デジタルメディアアート」なんて言葉が出てきたのは、20年位前だったのではないかと思う。


#メディアアート、自体は映画などを含むものとして、20世紀中盤にはあった。

 「デジタル」とつくのは、コンピューターを使った芸術。


この言葉、僕は「ゲーム崩れ」と同義だと思っている。

この言い方が失礼極まりないのは承知しているが、多くのデジタルメディアアートが、そうなっていると思う。



チームラボ展で言えば、前半のアート部分は、ゲームですらない、ただのビデオだった。

最先端技術を使っているが、見ているだけ。映画と変わらない。


後半の遊園地部分は、「インタラクティブ」と言いながら、そうなっていない作品が多い。

塗り絵は子供たちは楽しんだが、画面に表示された後は「自分の描いたのがそこにいる」と見ることが楽しみになってしまい、これも映画と変わらない。


「デジタルメディアアート」と呼ぶのはおこがましい、20世紀中盤からあるものの延長に過ぎない。



長男の気に入っていた「かみさまがいたころのものがたり」は、触れることで事象が起き、その事象の組み合わせでさらに別の事象が起きる、ということで非常にインタラクティブだ。

ここに来てやっと、「デジタル」であることの意味が出始める。


ただ、しばらくやっていると飽きる。事象を起こしたいのだが、上から象形文字が降ってくるのを待つしかなく、組み合わせは運でしかないからだ。

ゲームになり切れないゲーム。僕がそう呼ぶのは、こうした作品だ。




「小人の住まうテーブル」は、見事なゲームだった。

ただ、これがゲームであることは、ほとんどの人が気づいていない。何を目指したものなのかも理解されていない。


多くの人は、自分の手を「障害物として使う」という操作方法を理解できず、表示されいるオブジェクトを「スワイプ」して動かそうとしていた。

ゲームとして見た際には、説明書を熟読しないと遊べない、失敗作の部類だろう。


でも、僕はこのゲームを高く評価する。今までにない新天地を切り拓いたからだ。

先駆者は理解されず、多くの人が素通りするのも仕方がないことだ。



似たようなゲームが20年ほど前にあった気もするが、あれも理解されなかった。



一方で、アートとして見た際には、「ゲーム」と捉えられてしまうのは不本意なんでしょうなぁ、やっぱ。

アートと言うのは見たこともないようなものを提示するのが本領なわけで、ゲームという既存の枠組みに組み込まれるようじゃダメなのだと思う。


アートである以上ゲームにならない「ゲーム崩れ」だというのは、宿命でもあるのだと思う。


でもね、好奇心を刺激してくれるものが良いアートだ、とも僕は思っている。

ルールがよく出来ていると、ついつい遊び始めてしまうわけで、結果としてゲームとして成立するのもまた、アートとして出来のよい証拠、のハズ。


ここら辺、僕自身がアート製作者ではないので、アートの人たちがどう思っているかはわかりません。

ゲームになるようじゃアートじゃないのか、アートだからこそゲームになるべきなのか。




アートがどういうものであるかはさておき、この「小人」、子供たちが非常に楽しかったようで、同じようなものを Scratch で作りたい、と言っています。

インスパイアされて真似したくなっちゃうって、最高の褒め言葉だと思う。



この翌日も外出したので忙しくまだ作りはじめてないのだけど、長男と長女は一緒に「Scratch で作れそうな程度の」、サブセットルールを考案した様子。


作る前から「途中であきらめるかも」って弱気なのだけど、元作品がよく出来ていることがわかっているからこそ、とてもそこまで作れないだろうと思っちゃってるのね。


あれは、アート作成としてはプロの作品だ。あそこまで作れなくても、やってみることに意義がある。



▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

コンピュータ

歯車

家族

関連ページ

タイガー計算機

久しぶりに理科ハウスへ【日記 17/04/14】

連乗機能【日記 17/06/12】

三菱みなとみらい技術館【日記 15/11/23】

LiCa HOUSe【日記 15/04/13】

別年同日の日記

03年 電子の細胞

05年 引っ越しました

16年 2度あることはサンドア~ル


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

LiCa HOUSe  2015-04-13 12:19:41  歯車 社会科見学 家族

▲目次へ ⇒この記事のURL

12日(日)、2度目の理科ハウス。


前回日記に書いたときには気づいてなかったのだけど、その2~3日後に気付いた。

「理科ハウス」の英語表記の LiCa HOUSe 、元素記号なのね。


Li リチウム Ca カルシウム H 水素 O 酸素 U ウラン Se セレン。


LiCa って表記で、「小さな科学館」をリカちゃんハウスのように小さい、というのとかけているのかと思ってたよ。


#それもあるのだ、と思っている。今度行くときあったら聞いてみよう。




さて、未来科学館に行った翌日、妻が用事があって外出。


以前に理科ハウスに行ったときと同じ場所に行ったのですが、じゃぁ車で送るよ、と言って子供たちは前回と同じように理科ハウスへ。


…考えてみたら、前回は雨だったから車で送ったのでした。今回は晴れ。

しかも、春の行楽シーズンで、渋滞にハマりました。自転車でも行ける範囲だったから、自転車で行った方が妻としては早かった (^^;



それはさておき、理科ハウスは月に一度くらい展示内容を変えます。

前回からしばらくたつので、違う内容で楽しめました。


半分くらいは前回のものが残してあった感じかな。

瓶に水が入っていて、順番に叩くと曲になっている展示で、前回と曲は変えてあったけど基本的には同じ、とかね。




前回あらかた見ているのだけど、今回の目玉(?)は、タイガー計算機を発見したこと。

多分、前回もあったのに気付かなかっただけ。


触ってよいか尋ねると、構わないとのこと。

壊れることが無いほど頑丈なのは知っているけど、壊したら修理できない貴重品です。自由に触れることに感謝。



以前から疑問に思っていて、試してみたかった「引き放し法による割り算」を試します。

…あー、思っていた以上に簡単。タイガー計算機のページの記述、後日改めます。


#ページ記述「原理」的にはあっているのですが、タイガー計算機上での操作が思ったより楽でした。



昔の計算機は歯車で計算させてたんだよ、という話は、子供たちにしたことありました。

長男も一緒に、興味津々で見ています。


その後、僕が使い方を教えながら、まずは簡単な足し算、複数桁×1桁の掛け算、そして複数桁同士の掛け算など試します。

割り算も試したけど、こちらは長男にはまだ理解できない様子。


#引き放し法を使うと、原理を理解してないので納得できない。

 引き放し法を使わないと、操作が煩雑すぎて覚えられない。




タイガー計算機は、計算する値として10桁の数を設定できます。結果は20桁まで記憶できます。

でも、内部的には13桁までしか繰り上げを行ってくれない、と気づいたのも今回の大きな収穫。


10桁を足しこんだ結果、13桁までは繰り上がってくれる、というのは実用上は十分でしょうね。

ちなみに、結果記憶が20桁まであるのは、桁をずらすことで大きな数の計算を行うからです。


#タイガー計算機で足し算・引き算も出来るけど、主に掛け算に使う機械です。

 掛け算の筆算で桁をずらして計算し、後で足すように、桁を「ずらす」ための機構がついています。


13桁までしか演算しない、ということの影響は、引き放し法で割り算をやった時にも影響します。

余りの頭の方にゴミが残って、090909000000004 とかの表示になったりする。

(余りが4の場合)




理科ハウスの館長さん、以前に1回行っただけなのに覚えていてくれました。

それで、少しお話ししました。


子供が理科好きみたいだけど、他の科学館とかも良く行くんですか? と聞かれ、丁度昨日未来科学館行きました、とか、本棚に並んでいる本で、これとこれは家にあります、とか…


もちろん、理科ハウスの本棚はすごく充実していて、うちにあるのはそのほんの一部。

でも、専門家が選ぶような「良書」と、うちで選んだ本も一緒だと、ちょっと安心するのです。


本と言えば、古い蔵書の一部を「ご自由にお持ちください」で置いてありました。

子供向けの科学写真絵本1冊と、大人向けの本2冊貰って来ました。



帰り際に、サイエンスカフェなんかもやっているので、良かったらそういう時にも来てみてね、と言われました。

実は、妻が理科ハウス近所で「用事」があったのは3度目。1度目は、サイエンスカフェの日で予約が必要だったため、理科ハウスに行けなかったのでした。


いつも妻の用事の日に理科ハウスに行っているので、妻も「話聞いていると、楽しそうで行きたいのに行けない」と言っています。

子供もお母さんと行きたいらしい。そのうちまた行かなくては。


それこそ、サイエンスカフェの日を狙って予約してみようかな。



▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

歯車

家族

関連ページ

タイガー計算機

久しぶりに理科ハウスへ【日記 17/04/14】

連乗機能【日記 17/06/12】

三菱みなとみらい技術館【日記 15/11/23】

LiCa HOUSe【日記 15/04/13】

別年同日の日記

03年 電子の細胞

05年 引っ越しました

16年 2度あることはサンドア~ル


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

海上安全技術研究所  2015-04-20 15:44:02  コンピュータ 歯車 社会科見学 家族

▲目次へ ⇒この記事のURL

19日の日曜日、独立行政法人海上技術安全研究所の一般公開を見てきました。

なんだか堅そうな名前だけど、非常に面白かった。


以前に、タモリ倶楽部で紹介していて、その時から興味を持っていました。


…と書くより、この4月からの NHK 「0655」の朝の歌「素晴らしき哉 世界」の「深の界」だと言った方が通りが良いのでしょう。


実際、うちでも 0655 を見た子供たちが「すごい! いったい何が起きてるのか!」と興奮するので、タモリ倶楽部で見た知識で解説してあげたのです。


そしたら、「見てみたい」と。

あー、あぁいう施設は、年に1度くらい公開しているけど、その時しか見られないんだよ、と説明。

一般公開って秋が多い印象だから、その頃まで待てば見られるかもね…と。



そしたら、妻が何やらスマホで調べて「19日に一般公開するらしいよ」と。年に一度がすぐでした。




というわけで、海上技術安全研究所に行ってきたわけです。

基本的に、小さな研究所です。同じ敷地内に「交通安全環境研究所」と「電子航法研究所」があります。


それぞれ、海、陸、空の安全を研究している施設です。同じ敷地内、というのも納得。

ちなみに、一般公開日では敷地が隣接している JAXA も同時開催で、4研究所を廻るスタンプラリーが開催されていました。



以下、面白かったと思うものを順不同で紹介。




▼深海水槽


上に書いた造波装置です。造波装置、というのは波を起こす装置で、他の水槽にも付けられていますが、深海水槽は 128台もの造波装置を使い、自由な形の波を起こすことができます。


1時間ごとに、15分ほどの実演を行う…となっていたのですが、0655人気でものすごい人が来ました。

初回を見に行ったのですが、30分前にも関わらずとても入れず、「後で見に来よう」となりました。


…が、初回前にもう一度通りがかったら、なんか方法が変更されている。

10分ごとに、7分程度の実演に変更されていました。これで見ることができました。


波を起こす機能ばかりが注目されてしまっていますが、本来深海掘削パイプなどに波が及ぼす影響を調べるための施設。

直径は 15m 程度ですが、深さは 35m もあるそうです。


#うちの子は JAMSTEC には良く行くので、深海掘削パイプなどの話は普通に受け入れます。


▼海洋構造物試験水槽


実は最初に見たのがこれ。むしろ、こちらの方が「造波装置」としては王道。

大きな水槽に、波を起こす装置があります。船などを浮かべ、波の影響を調べます。


海底ガス田開発で、船を浮かべて海底掘削パイプからガスを吸い上げ、LNGとして貯蔵する、ということは現実に計画されているのだそうです。

そこで、その「基地船」に、「LNG 輸送船」が横付けしている状態を想定。各船の中には液体である LNG が入っている状態で、波が来るとどうなるか…という実験をしてくれました。


…何も起きません。一番安定して、何も起きない波を起こしたのだそうです。

なぜ、一番何も起きないのを選ぶ。


ビデオで、過去に実験した「一番激しい状態」の説明などもしてくれました。

意義はわかるのだけど、多少波で揺れたりするところ見たかったな。


#横付けしている状態を想定した配置だったこともあって、揺れたりすると模型がぶつかって破損する可能性もあるのだとは思います。

 でも、それならもっと「模型は壊さない」程度で「激しく揺れる」状況だって想定できるだろうに。


▼熱力学展示


各種歯車機構が触れる状態で置いてあって、子供や僕に大人気。

2ピストン、4ピストンのエンジンの模型とか、スターリングエンジン、ロータリーエンジンもあります。

回転軸の延長上に、逆方向に回転する軸を配置する機構とか、歯車Aが1回転するごとに、歯車Bが1/4づつ回転する機構とか…


触れるモデルだけでなく、実際に動くものもありました。スターリングエンジンは、普通温めて動かすものですが、「温度差さえあれば動く」ことを示すためドライアイスで動かしていました。


ロータリーエンジンは、外部から空気圧を入れることで回転。

他に、水素燃料電池とか、太陽光で発電してモーターを回して、そのモーターの回転で発電機を回して電球を付けるとか、無意味だけど装置として興味深かった。


▼船の危機回避シミュレータ


大きな円筒形スクリーンの中で、油圧で動く「操舵室」があります。

本当は操舵室が波に合わせてゆらゆらするようなのですが、この日はお客さんがたくさん入るので、一切動かしません。


スクリーンにはリアルタイムのCGで、東京湾の風景が映っています。

すごく波が高い。時々船の甲板に波がかぶります。


子供たちが「波が入ってきた。バグってる」というのですが、聞いてみたら実際その程度の波高に設定しているのだそうです。

ただし、東京湾でそんなに波が高くなることは、通常はないとのこと。


クルージング(?)の最中、ほんの数分で天候は目まぐるしく変わり、昼間から夕方、夜へ。そして昼間の濃霧へ。

夜景では船の明かりが波に反射し、非常に質が高いCGでした。



▼チタンプレート作成


チタンのプレートを、目の前で電圧をかけて色を付けてくれます。

ちゃんと理解してないけど、


1) チタンは酸化しやすい。常に酸化被膜でおおわれることで、それ以上錆びにくい。

2) しかし、化学薬品処理して電気を通すことで、酸素が強く供給され、通常以上に厚い酸化被膜を作れる。

3) 表面の酸化被膜の上で反射した光と、奥で反射した光が干渉し、色を生じる。

4) 電圧によって酸化被膜の厚さを調整でき、色を変えられる。


ということのようです。

話は知っていたのだけど、目の前で作るのを見るのは始めて。想像以上に美しい色が出るし、みるみる色が変わっていくのが美しいです。

ちなみに、着色したのではないので非常に強い。とはいえ、ひっかけば表面の酸化膜が落ちるので、色落ちはします。



実は、一般公開終了の時間ぎりぎりに駈け込みました。

妻も子供もみたがっていたのだけど、「後で」と思っていたら、時間いっぱいになってしまったの。


駆け込んだら、すでに終わって片付け中でした。

でも、わざわざ走ってきてくれたのだから、と、急遽うちのためだけに実験をやってくれました。


ありがとうございました。


#本当は、プレートにあらかじめシールなどを張ることで、その部分だけ「着色しない」ことができ、模様を作れます。

 本来、そうした体験をしてオリジナルアクセサリーを作れる、というコーナーでした。

 この時は、時間もなかったために着色実験のみ。でも、美しい色で子供は喜んでいました。




つづいて、交通安全研。


▼燃料電池自動車


トヨタの「MIRAI」を展示していました。

そして、その奥で子供が燃料電池の模型自動車を作って学べるようになっていました。


模型自動車を作るには整理券が必要。問い合わせると、丁度今から始まる回の人数がまだ空いている、と入れてもらえます。

この体験「小学生以上」だったのですが、そうとは知らずに保育園年長の次女も体験しました (^^;;


最初に燃料電池の仕組みをまなび、燃料電池で LED が点灯することを確認します。

つづいて、その燃料電池を模型自動車に搭載。


模型自動車にはスイッチがあり、OFF だと電球が点灯します。

これで通電を確認し、ON にすると走ります。


燃料電池にはビニールパイプがついていて、そこに水素を入れてもらえば発電できます。

LED や電球をつけているだけなら長く発電するのですが、車を走らせるとあっという間に電池切れ。


「物を動かす」には、非常に大きな力が必要なのです。

何度も水素を補給してもらいながら遊んでいました。


この子供向け講座、子供は模型に夢中で聞いちゃいなかったのだけど、最後にいいこと言っていた。


「水素自動車は排気ガスを出さない。でも、水素を作り出すのにエネルギーが必要で、CO2 も排出する。

 実は何も問題は解決していない、と知っておいてほしい」と。


▼鉄道用台車試験設備


鉄道が「どうやって曲がるか」をわかりやすく解説していました。


鉄道って、左右の車輪が繋がっているし、カーブでは内輪差が生じるはずだし、どうなっているのだろう、というのは前から疑問だったんだよね。


わずかだけど車輪が円錐になっていて、カーブでは外と中で車輪のサイズが変わるようになっているのだそうです。

すごく単純だけど、合理的な考え方。


実際に、いろいろな形に作った車軸を模型のレールの上を動かして、何が起こるか見られるようになっていました。


▼バス運転手の制服体験


京王バスが、制服を着てバスの運転席に座れる体験会を実施していました。


長男、昔バス好きだった。今更…かとおもったら「やりたい」と言い出す。

次女もやる、と。長女は興味なし。


もうすぐ6歳だけど体の小さい次女は、一番小さい制服でも大きめ。

制服制帽でバスの大きなハンドルを握っているのは、親ばかだけど可愛かった。




電子航法研。


▼音声診断システム


画面に表示された文章を読むと、疲労度や緊張度を診断してくれる、というシステム。

パイロットやドライバーが、自分でも意識できてない疲労などを診断して、事前に危険な運転を避けるためのシステムなのだそうです。


「カオス理論を応用」ということで詳細を聴いてみたのだけど、よくわからなかった (^^;;


自分なりに判断すると、そこでカオス理論としているものは、「フラクタル」と類似の概念のようでした。

音声パラメータを周波数変換し、周波数空間での再帰性を評価することで「カオス」な度合いを検出する。


最終的には、周波数・声の大きさ・時間軸…などとあわせ、5次元のデータが得られるそうです。


この「カオス」が何を意味するかは、「わかってない」と明言していました。

ただ、多数の人の声を調査した結果、判って無いなりに疲労度との相関性はわかっている。


そこで、5次元パラメータと疲労度との相関性を総当たりで調べ(つまりは機械学習させ)、関連性を示す式を求める。


この機械では、その式を利用して疲労度を出すのだそうです。

処理量は、音声を FFT して周波数に注目するだけ、というようなシステムに比べると、4桁くらい多いそうですが、その分評価の正確性が上がるようです。



▼電波を光ファイバで送る


電波を光ファイバで、というのはどういうことかと思ったら、当然のことながら「電波を光に変えて送る」でした。

ただ、たとえばラジオの内容を一度音声にもどして、サンプリングして圧縮…みたいなことではない。


電波の強弱をそのまま光の強弱に変更し、光ファイバで伝送後に電波に戻すのだそうです。

光ファイバだって減衰はするから、普通はデジタル化して伝送するのですが、それを克服してアナログで送れるようにしたというのがすごいところらしい。


▼ GNU Radio を使ったソフトウェア受信機


GNU Radio ってものを知りませんでした。

電波をそのまま受信して、ソフトウェアで同調するのね。そういう方式なので、同時に複数のチャンネルの電波を捉えられる。


デモでは、航空機の現在地情報と音声通話を同時にとらえて、リアルタイムの航空機の位置情報を表示しつつ、その通話を流していました。


どうでもいいけど、羽田に入ってくる飛行機が見た目で列になっていて、空も渋滞しているのだなと実感。




JAXA。

ここだけ敷地が離れていますが、研究施設としては1個なので、隣の3施設ほどの「バラエティ」感はありませんでした。

やっていることは、ずっとすごいはずなのにね。


▼スーパーコンピューター展示


富士通による「宙」の概要と、実際に動いているマシンルームの見学(窓から見るだけ)ができました。


富士通だから SPARC CPUです。SPARC 64。

元々 SPARCを開発した SUN が無くなったけど、ちゃんとまだ続いているのね。


1CPU で 32コアで、1000以上の CPU ノードが使われている。

1ノードは 128GB の RAM を持っていて、他ノードへの転送能力は 128GB/s 。全メモリを1秒で送れちゃう。

ハードディスクは 5ペタバイトで、テープアーカイバは 20ペタバイト。


詳しく知りたい人は、宙のページ



宙では、数値計算シミュレーションをやっているそうですが、開発当初から「結果をわかりやすく手に取れる」ことを重視したそうです。

そのため、3D表示能力がすごい。裸眼3D表示ディスプレイとか置いてありました。


3Dプリンタで出力した演算結果、なんてのも多数あって…お土産に、各種 JAXA ロケットの 3D モデルストラップを配布してました。


1人1個、ということなのでいろんな種類を家族分貰ってきて…子供が「ロケット打ち上げごっこ」して遊んでます。


▼宇宙デブリの研究


デブリを見つけるためのシステムとか、デブリを地球に落として燃やすための方法とかを紹介していました。


デブリに限らず、コンピューターで空を監視し続けて、複数の画像の「差分」から飛行物を検出するシステムは以前からあるのだけど…もうソフトじゃ遅い、ということで、FPGA 化しているなんて話が出てました。



デブリを落とすには、ワイヤーをぶら下げるだけで十分、という話。

地磁気の中に「電線」が移動するので、電気を生じてエネルギーが落ち、やがて地球に落ちるとか。


#発生した電気はプラズマとして放出。


電気と磁石と力の関係を、いろんな装置で確かめられるようになっていました。

丁度、長男が電磁石とかに興味を持っていたので、楽しく学んでました。




4施設分の敷地はとにかく広くて、歩き回るのが大変。

でも、4施設あるので非常にバラエティに富んでいて、楽しめました。


本当はもっとたくさんの展示があったし、もっとたくさん見たかった。

でも、これで時間いっぱい。開始から終了まで、ずっといたのに時間が足りない。


また来年行きたい、と子供たちは言ってますが、うちから結構遠いんだよね…





▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

コンピュータ

歯車

家族

関連ページ

デイビッド・パターソン 誕生日(1947)【日記 15/11/16】

別年同日の日記

03年 ココナッツは

05年 更新する暇がありません

13年 感想:不思議の国のハローキティ

13年 ところで

13年 ピューロランドで誕生日

14年 フェルディナント・ブラウンの命日(1918)

14年 誕生日ウィーク


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

3度、理科ハウスへ  2015-05-05 12:20:14  歯車 社会科見学 家族

▲目次へ ⇒この記事のURL

まだゴールデンウィーク途中なのだけど、ここまでの日記をまとめておこう。


29日(昭和の日)。


子供たちが、以前から「おかあさんと行きたい」と言っていた、理科ハウスへ。

もちろん妻も一緒。


前回から2週間程度しかたっていないけど、子供が「誕生日に行くと何かあるらしい」と言っていたので。

25日が誕生日で29日ならいいかな、と思ったのですが、これは「当日」限定でした。


(基本的には、その場にいるみんなでお祝いしよう、ということのようでした)



初めて来たときは、プラネタリウムの特別展示中でした。

2回目(前回)は、そのドームをそのまま使い、「ピカリ展」という特別展示をしていました。


で、今回は初めての「定常状態」を見たのですが、人気があるのだけど場所取るからしまってた、というようなものが出されていて、非常に楽しめました。




まず、「初めて来た人にはやってもらっている」という、ちょっとしたゲーム。

僕が始めてきた時は、子供たちに出題されたのを一緒に考えていただけ。

しかも、スタッフの方が忙しくて、答え合わせしなかった。


でも、今回は「妻への」問題。

大人向けは、いろいろ工夫されていて真剣なゲームになっています。



問題は、色とりどりの風船の中に入れられた物質を、ゴム膜越しに触った感触で当てる、というもの。


塩・砂糖・味の素・重曹・でんぷん・上新粉・小麦粉、だったかな。


いろいろ考えながら触るのだけど、結構どれがどれだかわからない。

多分これ…と思った名前の前に、風船を順に置いていきます。


子供向けだったら、これだけで終了。

でも、大人向けは一味違う。


缶ボトルに入った同じ粉が出てきます。

缶を開けてはいけないけど、振ることが許される。そのわずかな感触は、指で押すのとはまた異なったもの。


さらに、同じ量の水に、同じ重量の各粉を溶かした、という試験管が出てきます。


よく見ると、試験管の「水量」が違います。

ここで「粉は重さで同じにしてある」ことが活きてくる。


さらに、「どれか一つだけ選んで、赤か青のリトマス紙を漬けていいです」と言われます。

どれを選ぶか、悩みどころ。




結果、4つは正解で、3つは間違っていました。


でも、正解数がどうかというよりは、その思考過程が非常に面白い。

スタッフの方も、思考過程を見るのが楽しみで、はじめて来る人にこの問題を出しているのだそうです。


#だから、上でも思考過程は書きませんでした。

 是非、行って自分でもやって見てね。




もう一つ、人気があるけど冬の間は片づけていた、というゲーム。


幅1メートルくらいの、巨大な元素周期表が置いてあります。

ここに、3つの箱に入った、様々なものを置いていく。


箱は、レベル分けされています。


まず、レベル1から。

塩、1円玉、5円玉、10円玉、100円玉、ビー玉、「空気」と書いた風船、鳥の骨…などなど。


塩だったら、NaCl だから、Na か Cl のどちらに置いてもいい。

1円玉はアルミだから Al に。空気は混合気体だから、それらの元素のどこにでも…という具合。


ただし、1つのマスには1つしか入れられないのね。


全部置いたら、スタッフの判定が入って、全問正解ならレベル2へ。

塩分カットの塩「やさしお」とか、光触媒レンジフィルタとか、フライパンとかがある。


レベル2では、1マスに2つまで入れていい。

今まで置いたものでも、うまくいかないなら動かして構わない。


たとえば、僕はフライパンをアルミに分類しました。


でも、さらに「アルミ」にしたいものが出てきた。

しばらく悩んで、「あ、このフライパンフッ素加工してある」と気づいて、フッ素に変更。


これで、アルミに別のものを入れられます。


レベル2が全問正解ならさらにレベル3に進むようですが、ここで3問間違えた。

1レベルごとに20個の品物が入っているので、37点でした。


これ、非常に良い記録だそうで、最近の「3位」に入りました。

名前と点数を書いて、掲げといてくれる。


ちなみに、1位は高校で理科を教えている先生、2位は理系大学生の2人組だそうで、「特に専門にしていない人で37点はすごい」とのこと。


この後、妻もチャレンジしました。

(チャレンジしたいから、と、僕のやっていることがヒントにならないように、わざわざ遠くに行っていた)


で、妻の点数は38点でした。



これ、判定する品物は、時々入れ替えるのだそうです。

ゲーム内容同じでも、品物が変わるので「暗記攻略」はできない。




この日、NHK for School アワード 2015 の取材がやってきていました。


NHK の教育番組を活用した取り組みをしている団体などを表彰する賞…らしい。


早速 WEB にアップされて、アワード通信 Vol.1 の後半(3分あたりから)取り上げられていますね。


1回目の時は、以前書いたのだけど近所で手伝っている方に出会いました。

2回目は、どこかの教員の方かな? 視察に来ていた。

で、3回目はNHKです。ちいさな科学館だけど、関係している・参考にしたい人たちが、常にいる。


以前も書いたけど、こんな施設がある街は幸せだと思います。




▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

歯車

家族

関連ページ

X68k 復活【日記 15/09/06】

別年同日の日記

02年 5/5

03年 住宅展示場

14年 キッズファンタジーリゾート

19年 パソコン壊れた


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています

マイコンインフィニットPRO68K  2015-05-05 19:06:35  コンピュータ 社会科見学

▲目次へ ⇒この記事のURL

5月4日、秋葉原でマイコンインフィニットPRO68K (MI68) という展示即売会があるというので、お伺いしました。


名前の通り X68K ユーザーを中心として、その時代の機械が好きな人なら何でもありの集まりです。

同人ソフト有り、同人ハード有り、関係なくグッズ販売あり、メガドラやゲームギア、LINX やアミーガ、PC88やFM-7もあって、非常に活気がある。


みんな面白いもの作っているなぁ、とおもうと、ちょっと久しぶりに 68 いじりたくなりました。

でも、僕の 68 壊れてるのね。電源はいらない。


壊れていても捨てられない。やっぱ、一番の青春のマシンだから。



僕の 68 は EXPERT で、5inch だから、同人ソフトを買うのも 5inch だという考えで見ていて、でも今更 5inch 買っても 68 壊れてるから…と、躊躇して何も買わなかった。


後でよく考えてみたら、3.5inch を買って、吸い出してエミュで遊べばよかったのだ。

自分のマシンを基準に 5inch で、と考えたばかりに、こんな簡単なことに気付かなかった。




写真なんかはツイッターでずいぶん流したので、Twilog でも見てもらおう。


Twitter だと短すぎてなかなか書けないことを中心にまとめます。


講演会が一番の目的で行きました。


はっきり言えば、前回オフ会にお伺いした時に現れた、速水さんの話を聞いてみたかった。

その時までちゃんと認識してなかったけど、非常にお話の面白い方だったので。


今回 MI68 は3回目だそうで、市川さんという方は1回目から毎回お話をしてくださるそうだ。


誰か知らない…と思ったら、M.N.M の社長だった人。

X68k でスターウォーズを作ったメーカーですね。あのゲーム、すごく好きだった…


で、後に社名をマインドウェアに変更。

98 版の Mr.Do とか、Jump BUG とか作ってた会社。


こちらも、大学時代に友達が遊んでいてうらやましかった記憶がある。

同じ会社だとは判って無かった。


前2回でそれらの話はしたので、その後の話を…とのことだった。



その後、ピンボールゲームを作ろうとしたことから実機の収集・遊戯にのめり込み、ついには Midway のエンジニアと知り合って、ピンボール台を設計したという。


スターウォーズ EPISODE Iは氏の作品だそうで、その後氏が病気で療養中には、ルーカスが病室に来てくれたという。



最終的には Midway のピンボール撤退で、作成予定だった作品が作れずに終わり、任天堂でまるぼうしかく(これは遊んだけど、非常に面白いゲームだった)などを作って今に至る、と。


元々コンピューターピンボール作ろうとして始めたはずなのに、そちらはいまだに手つかずという。



氏は、ピンボールの仕組みに興味が出てハードウェアも理解し、ソフトウェアは元々理解していて、ゲーム性も理解していた。

アメリカでは分業が進み過ぎて、こういう広い知識を持った人が少ないから、会っていきなり「台を設計してみないか」なんて話になった、と言っていた。


だから、MI68 会場にはハードからソフトまでしゃぶりつくしている人たちが多数いて頼もしい、と。



今のエンジニアはフレームワークに頼りすぎ…

と、前半では危惧していたのに、後半では「Windows プログラムを始めるのには苦手意識が邪魔していたけど、優れたフレームワークを使ったら思ったほど難しくないと気づいて、作れるようになった」とも言っていた。


言わんとしていることはわかるが、最初とギャップがある。


#フレームワークを使うなとは言っておらず、使うにしても何を行っているか深い部分まで理解しろ、ということを言っていたので、氏の中では矛盾はないのだと思われる。




速水さんの講演。


以前見せていただいた 4004 ボードの写真から始まって、イベントに合わせて「X68k までにどんな進化があったのか」という歴史を追うトークショー。


話の上では X68k までなのだけど、CPU としては Core i7 まで含めてました。


4004 の回路配線幅を 1m とすると、Core i7 は 0.2mm しかない、とか、把握しやすいサイズで言われると説得力倍増。


Motrola 6809 と Zilog Z80 は当時のライバルだったわけだけど、富士通は 6809 を選んで、シャープは Z80 を選んだ。


そして、お互い機種を増強していく際にも、時代の流れで同時期に同じようなことをしていく。


…そして、8bit を捨てて上の bit 数に移行するとき、それまで Z80 だったシャープは、6809 の後継である 68000 に、6809 だった富士通は Z80 と同系列である 80386 に、っていうオチ(?)の付け方も面白い。



速水さんは高校の教員をやっていたこともあって、教育を真剣に考えている。

そして、高度になりブラックボックス化したPCより、 MI68 で展示されているような少し古いパソコンの方が、仕組みがわかりやすくて勉強になる、と考えているようです。


もちろん今は古い機種を入手して勉強するのは難しい。

だから、エミュレータでもいいから、あえて古い機械に挑んでみるといいのではないか、と。




前田さんの講演。


ホビーパソコン興亡史、懐かしのパソコンカタログ、先日発売された海外のゲーム機&パソコンガイドブックなんかの執筆裏話。


前2人の講演がすごすぎた、と上がり気味。

でも、いろいろ納得できるお話でした。


実は、僕は前回のオフ会で裏話をずいぶん聞かせていただいたので、知っている話も多かったのだけど、それでも苦労を乗り越えて資料をまとめるのは素晴らしいと思います。


今回発売した本も、この日に購入して、MI68特典である小冊子もらいました。


海外のゲーム機&パソコンガイドブックをまとめる際に収集した資料のうち、広告に限定して集めたもの。

ほんの数ページの本だけど、広告を縮小して印刷しても文字が読めるように、非常に良い紙と、良い印刷を使っている。


無料配布だけど、結構金かかってんじゃないかな。


購入した本誌の方はと言えば、知らないパソコンがこれでもか、と載っています。

名前くらい聞いたことあったけど詳細知らなかった、というようなものも細かく載っているし、資料として一級品。


でも、この本ニッチすぎて売れないだろう、という予想で、パソコンだけじゃ売れないからゲーム機も含めたのだとか。

そういう、搦め手で自分のやりたいことと、商売になることの間を狙っていく姿勢が素晴らしいです。


#僕も、ニッチすぎる内容のページ作っているので、見習わないとなぁ。

 もっとも、商売じゃないからこそ、好きな事だけやっているわけなのだけど。



前田さんも、ホビーパソコンが華やかだった時代の機械は、個性があって学ぶのが楽しかったと言います。

決して古いものではなくて、いまから学ぶ人にも楽しい機会を与えられるのではないかと。




主催者のあるきちさんの講演がある予定だったけど、ベーマガ編集長に時間を譲りました。


ベーマガ編集長、とあえてお呼びします。

今はベーマガ休刊中だけど、復活に向けて動いているそうですから。


「社長に復刊を提言したが、反対はされなかった」のだそうです。



まずは、IchigoJAM を中心に据えたいとのこと。


他にも BASIC 環境はあるのになぜ IchigoJAM かといえば、メモリが小さくて1画面程度のプログラムしか組めないのがちょうどいいから、という言葉には納得。


プチコンとか、すごい作品作れるけど、それはベーマガらしくない。


粗削りだけど面白いゲームが、短いプログラムで示される。

短いから打ち込んで、粗削りだから「もっと改良してみよう」と思える。

それがベーマガだと思います。


IchigoJAM の場合、組み立てから自分でやらないといけないので、電子工作とソフトウェアの両方を楽しめるのも理想的だと言います。



ここでもまた、前の3人と同じで、ハードの深い部分を知るには、今のブラックボックス化された PC より、多少非力なマシンが良いという意見。




4人とも、根っこに同じような意見を持ち、実際の活動はそれぞれのようです。

でも、それでいいと思う。多様性があり、選べるのは良いこと。



PC 上にエミュで古い環境を作るなら、小さな環境を作ってプログラムをするのでも変わらない、とも思います。

つまりそれはフレームワークであって、「良いフレームワークがあればプログラムをはじめやすい」という、古いパソコンとは何の関係もない話にもつながってしまう。


時々書いているように、僕は子供に Scratch やらせてる。

これも、小さなフレームワークだからわかりやすい。そんな窮屈な環境は本物のプログラムじゃない、という人だっているけど、それならエミュ上に作られた窮屈な環境だって同じこと。


選択肢は人の数だけあっていいんです。

特に、初心者のうちから「深い部分」まで理解するなんて、できっこない。


ステップアップする過程で、エミュを使う段階があったり、IchigoJAM を使う段階があったり、4人の方がそれぞれ考えている環境を渡り歩いてみる、というのだって楽しいと思います。


示し合わせたわけではないのに、4人それぞれが同じ方を向き、少しづつ違うことを言っていたので、いろいろ考えさせられました。




そろそろ終了時刻だな、ってところで帰ってしまったのだけど、その後親睦会があったそうです。

残念。居残って参加すればよかった。


まぁ、子供には喜ばれました。

お父さんは今日はお酒飲んできて遅いと思うよ、と妻に言われていたのに、夕食時間に間に合うように帰れたからね。




▲目次へ ⇒この記事のURL

同じテーマの日記(最近の一覧)

コンピュータ

関連ページ

X68k 復活【日記 15/09/06】

別年同日の日記

02年 5/5

03年 住宅展示場

14年 キッズファンタジーリゾート

19年 パソコン壊れた


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています


戻る
トップページへ

-- share --

5000

-- follow --




- Reverse Link -