目次
2001-10-26 10/26
2002-03-25 3/25
2003-02-10 大人の社会科見学
2003-03-07 社会科見学
2003-04-27 ほっかいどぉ
2003-07-02 なかなか忙しくて
2004-03-07 舞岡公園
2006-05-22 JAMSTEC 一般公開日
2009-03-16 辻堂海浜公園
2009-07-28 水族館
2011-01-31 見上げてごらん、夜の星を
2011-10-09 ピューロランド
2012-03-30 ロボットゆうえんち
2012-12-05 水星とプラネタリウム
2012-12-17 湘南台こども館
2013-04-04 科学館めぐり
2013-04-20 感想:不思議の国のハローキティ
2013-04-20 ところで
2013-07-25 プリキュアミュージカル
2013-08-22 国立科学博物館
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横浜こども科学館に行ってきました。
大人が行っても十分楽しめる施設です。
最後に行ったのは5年位前だったかな…
多少新しい施設も入ってましたし、すでに前に見たものなんて忘れているので十二分に楽しめました。
ここの売りであるプラネタリウムも、今年機械を入れなおしたそうですごいものになっていたし。
ずっと昔に書いた「社会の歯車」の「ジャイロ」の回に、ここにある実験器具のこと書いてるんですよね。
それも写真に撮ってきたので、暇があれば文章加筆修正しときましょう。
じつは、彼女が夏休み前から「行ってみたい」といっていたのですが、夏休み中は子供が多そうなので避けていたのでした。
そのまま秋になったら今度は仕事が忙しく、昨日やっと締め切りを過ぎて一段落したので遊びに行ったのですが…
秋の遠足シーズンというのは忘れてたぜ (^^;
どうも、小学校3校、幼稚園1校きていた様子。子供のいないタイミングを見計らわないと、ゆっくり見て回ることも出来ません。
こども科学館を見に行きたい人は、冬の平日とかがいいんじゃないかな (^^;;
今回秀逸だったのは、アイマックス映画。
プラネタリウムの全天周スクリーンを使った映画で,これ自体は昔からやっているのですが、上映中のやつは内容がぶっ飛んでいた…
なんと、「INTEL PRESENTS」です。映画全部を「Intel PentiumIII Processor」で作ったそうです。
いやな予感はしましたが、インテルがおそらく過去に作った映像をオムニバス形式で沢山つなげて、間に無理やり話を挿入したような感じです。
(マイケルジャクソンの「ムーンウォーカー」のようなつくりと言えばわかるか。それとも余計にわからないか (^^;)
まぁ、これらの映像はそれなりに楽しめるのですが、ちょっとお茶濁し感が強い…
ストーリーのほうはと言えば、パソコンマニアなら確実に笑えます。
多分最初のほうはアメリカ人と日本人のセンスの違いで失笑するだけなのですが、最後の落ちは秀逸。
というか、これって絶対にマイクロソフト批判映画(笑)
来年の3月中旬まではやっているようなので、横浜(洋光台)近辺に住んでいるパソコンマニアはぜひ見てみましょう。
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22日の話になるが、MacWorldEXPO に行った。
…つまらなかった。
MacOS X の登場以降、Mac は低迷している。
「初心者にやさしい」という当初の目標はどこかに行ってしまい、ややこしいOSになった。
「安定性が高い」といわれるが、それは今までの MacOS と比べて、という話であり、他のOSに対して高い優位性を誇るわけではない。
「UNIXのパワーを秘めている」というが、UNIXを見せるのであれば MacOS である必要は無くなる。見せないのであればこれを売りにする意味がわからない。
Apple のブースは MacOS X のデモ展示一色だった。
サードパーティのブースは、従来ソフトがやっと MacOS X に対応したことのアピールか、UNIX 用のソフトが MacOS X に対応して使いやすくなったことの宣伝かのどちらかしかなかった。
結局、目新しさがまったく無い。
毎日コミュニケーション(MacPower誌発行元)のブースで、「もう一つのマッキントッシュ伝説」という本を見つけた。
「マッキントッシュ伝説」という本は、非常に良い本だった。開発に携わった人たちのインタビュー集で、マックの話題にとどまらず「そもそもコンピューターはどうあるべきか」という問題を提起していた。
しかし、「もう一つの〜」は、黎明期・黄金期を懐かしむ業界人のインタビュー記事で構成されていた。これを見て思い出したのは、VZ editor の末期に発売されたユーザー本や、HP200LX の末期に発売されたユーザー本だ。
マックがすでに末期症状だとしたら悲しいことだ。そうではないことを望むが。
EXPO はあまりにつまらなかったので、早期に切り上げて「日本科学未来館」を見に行く。
ここは非常に良い。デジカメを持っていかなかったのが悔やまれたくらいだ。
内容を見るまでは「子供科学館」の類かと考えていた。
しかし、これは大人の科学館だった。
子供に燃料電池やらナノマシンやらフラーレンやらカーボンナノチューブやらトンネル効果やらジョセフソン素子やら磁束ピン止め効果やら量子コンピューターやら…の話をしても理解できるとは思えん (^^;;
しかし、ある程度ここに上げた単語に興味のある大人はぜひとも行くべきです。
名前は知っていてもよくわからん、ってものが理解できます。
お子様にも安心(?)なのは、インターネットの物理モデル。
ビットを白黒のボールで表し、「共通の経路」を通りながら、なぜ目的の相手にだけメッセージを届けられるのかが良くわかります。
あまりおすすめでないものは、「究極のモバイルとデジタルミュージアム」のコーナー。
展示内容がつまらない。実験的なことの意義は理解できるのだが、それが見ていて楽しい展示にまでつながっていない。
コンピューターの歴史コーナーは、自分の研究分野なので内容の薄さがあまりにも気になるところ。世界最初のコンピューターは ABC マシンということになっているし。(まぁ、それは意見の分かれるところなのでよいのだけど)
このコーナーの中核は eTRON で作られている。
TRON は大好きなのだが、こんな使い方をしていたら「TRON はダメだ」と考える人間が増えてしまうのではないだろうか、と思うほどつまらない。
5F が工事中だそうで、深海や宇宙の「フロンティア」コーナーが見られなかった。
お詫びに…と1年有効の無料券をくれたので、そのうちまた行くとしよう。
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新しいコーナーを作ろうかなぁ、どうしようかなぁ、と悩んでいる。
コーナー仮称「大人の社会科見学」。子供の頃に学校で行った社会科見学みたいなのを、今もう一度やってみようという趣旨だ。
…っていうか、Saku Saku で、2001 年度にチャコフィルがやっていたコーナーの、そのままパクリ(笑)
はじめて TV でこのコーナーを見た時、チャコフィルの面々がかまぼこ作りを楽しそうにやっていた。
「やってみてー!!!」と強烈に思ったのだが、実は昨日やってきた。
これを旅行記と考えれば、森の生活に書くのが適切。
しかし、森の生活は本来キャンプコーナー。旅行までは許容しても、社会科見学はどうか…
新しいコーナーを作って、原稿3枚で終わるというのも嫌だし、悩んでいるところ。
「3回」というのは、日本科学未来館のタダ券をまだ使っていないし、キリンビアビレッジに行ってみたいと思っているからなのだが、その後続くのかどうかは不明ということ。
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別年同日の日記
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昨年のいまごろ日本科学未来館に行ったら、一年間有効の無料券をくれた。
その期限がそろそろ切れてしまうので、遊びに行った。
ここ行くのは2度目だが、やはり面白い。
去年は閑散としていたのだが、今年は小学生やら中学生やら幼稚園児やらの見学にぶつかってしまい、ちょっと面倒。
昨年は、一部が工事中で閉鎖されていたにもかかわらず全部見て回れなかった。
そこで、今回は、前回見ていないものと、前回面白かったからもう一度みたいものを中心に回る。
インターネット物理モデル。
あいかわらず面白い。今回、ここで説明員(インタープリター)の人から、「このネット構成は、Arpanetの最初期の構成を元にしているんです」と教わる。
これは面白い情報だと思い、家に帰ったから調査したところ、Arpanet は4台のコンピューターで始まったという記述が多い。物理モデルは5台のターミナルがあるのだが…
もっとも、5台のうち2台はLAN接続なので、「4箇所」で始まったと考えれば正しい。
最初から遠距離を接続したとも思えないので、最初の1箇所では2台の接続から開始したのかもしれない。まだ調査が必要だ。
前回工事中だった場所は、宇宙と深海…あるいみ惑星も深海も「地学」なので、地学が専門だった妻の領分だ。
で、インタープリターの方と話をしていたら、インタープリターの方に「今度詳しいお話を聞かせてください」と名刺を渡されてしまう。
日本では地学を専攻する人は少ないので、インタープリターの人も有孔虫には詳しくないらしい。妻はそこら辺が専門。
休憩スペースに本が置いてあり、「COMPUTERS: An Illustlated History」という本が置いてあった。
洋書だが、すばらしそうな内容。きっとミュージアムショップで売っているのだろう…と思って帰りに探したら売っていなかった。残念。
遊びまわって、気付けば閉館時間。残念。
家が近所ならもっと遊びに行くのに…と思ったが、お台場周辺に住んでいる人はあんまりいないか (^^;
詳細については、近いうちに「大人の社会科見学」に書きたいと思っています。
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24〜25日に、唐突に札幌に行ってきました。
妻が槇原敬之のファンなのですが、ツアーの最終日が札幌だったのですね。
ツアー初日も見に行ったし、途中も見に行っているのだけど、最終日もチケットは取っていたのです。
ただ、他のファン友達と行くつもりで2枚取ったチケットが「誰もいく人がいない」というので僕が一緒に行ったわけでして。
ファンでもチケット取れなかった人いるでしょうに、ファンでもない人が入って申し訳ないとは思います。
ただ、別にファンではないけど「結構好きなアーティスト」ではあるので、十分に楽しませていただきました。
踊る阿呆に見る阿呆…ってやつですな。手拍子だけでなく、見よう見真似で一緒に踊ったりして。
妻が言うには、初日は2時間のライブだったそうです。最終日は、アンコールまで含めて3時間半。
しかしこれが一番いいできだったのかといえば、「途中で始めた馬鹿話を最終日まで続けたのだろうけど、無理に話すのでつまらなくなっている」ような物もあったようです。
せっかく札幌まで行ったのだからなにか観光を…とは思うのですが、1泊2日で行ったのであまり暇はありません。
特に、1日目は夕方からライブがあるので行動が制限されるし。
そうなると、北海道の「おいしいもの」を食べることが観光の中心となります。
札幌到着は1時半。昼飯は回転寿司。
回転寿司と馬鹿にする無かれ。十分にうまいです。1個50円からで、カニやウニも食えます。
(ウニは1個145円でしたが、それでも十分に安い。ただし、ウニに関してはネタも安いの使っていました (^^; )
夕食。ライブの時間の都合で5時ごろ食べないといけなかったのだけど、回転寿司食べて時間がたっていないのであまり食べる気がしません。
というわけで、軽食のクレープ。しかし、アイスクリーム入りのものを食べたらこのアイスがむちゃくちゃうまい。
新鮮な牛乳が手に入る北海道ならではです。
ライブ後、軽い夜食を…と思ってホテルのバーラウンジに行きます。
ウェルカムドリンクでスカッチウィスキー水割り(と書いてあった)を1杯無料でくれるというのに惹かれたのもあります。
しかし、ここは高級ホテルなので、オードブルでも¥1,000.-から。スパゲティーは¥15,000.-。
サラダが¥600.-だったので、サラダをつまみにウィスキーだけ飲んで部屋に帰りました (^^;;
翌日朝食はホテルのセットメニュー。サラダとパンと卵料理、ヨーグルトとドリンクという普通のもの。
帰りの飛行機は夜7時半。さすがに時間を持て余すので、工場見学に行くことにします。
全然札幌観光らしくないけど。
札幌郊外の「雪印乳業史料館」へ。今になって「雪印」というのがちょっと痛いのですが…併設工場は、すでに「日本ミルクコミュニティ」と「ロッテ」のものとして稼動していますが…説明員の方の解説にも、なにか気まずさを感じます。
で、最後に試食を頂きました。ここでしか食べられないアイスクリーム。
通常のアイスの2倍の乳脂肪分が入っています。乳脂肪分が多すぎると熔けやすく・傷みやすくなるので、出荷できないというのもうなずけます。そして、非常にうまい。
…はからずも、北海道らしい「うまいものツアー」になってしまいました。
他に牛乳も頂き、さらに自動販売機で売っていた北海道限定乳酸飲料「カツゲン」も飲みました。十分に堪能して
つづいて、サッポロビール園へ。工場・博物館に併設されたレストランではジンギスカンが食べられるので、ここで昼食の予定。
でも、まずは工場見学です。さっきアイス食べたばかりで、まだおなか減っていないし。
ここでも、最後に試食を頂きました。というか、最後にビールの試飲ができるのは知っていたのですが、試飲という位だから「小さなコップで何種類かのみ比べ」だと思っていました。
しかし、実際は「普通の」ビアグラス(小ジョッキサイズ)で20分間飲み放題。おつまみ付。
サッポロ黒生と、北海道限定サッポロクラシックが飲めます。また、懐かしの「リボンシトロン」の北海道限定版、「リボンナポリン」も飲めます。
別に飲み放題だからとたくさん飲んだわけではありません。妻と二人で、3杯のビールとリボンナポリンを飲んだだけ。
しかし、グラス2杯って、中ジョッキより多いよな。程よく酔いました。
そして、ジンギスカン。せっかくなのでジンギスカンは1人前にして、「ポテトフライ」やサラダなど、北海道らしそうな農産物メニューも頼みます。
予定ではビール飲みながら食べようと思っていたけど、すでに酔っているのでアルコールはなし。
ここのお土産物コーナーで、「サッポロビール園限定」のアイスクリームを売っていました。どこかで見たような感じ…さきほど雪印乳業史料館で食べたものと同じです。作っているのもロッテだし。(現在、雪印のアイス部門はロッテに吸収)
「ここだけ」って言っていたのに、出荷しているじゃん…まぁ、すぐ近くだし、パッケージの印刷は変えてあるのだけど。
ビール園からは歩いて札幌駅まで戻ります。
普通歩かないらしいけど、歩けない距離じゃないし、夕食にも美味しいものを食べたいので腹ごなし。
駅周辺まで戻って、しばらく時間があるので時計台など見学します。札幌は今までに2回きていますが、2度とも工事中で見ていなかったのです。
120年前の歯車がいまでも動いているというのがすばらしい。まぁ、長い工事もこれを保存するために行われていたわけで。
で、札幌の〆は、やっぱり札幌ラーメン。「味の時計台」で食べました。
前にも食べた時、僕は美味しいと思ったけど一緒に行った人には不評でした。
いままた食べてみて十分美味しいと思うのだけど、あの時はなんで不評だったのだろう?
そんなわけで、北海道食い歩きの「ダイジェスト」記録でした。
気が向いたら工場見学は「大人の社会科見学」にまとめたいし、時計台は「社会の歯車」にまとめたいけど、最近忙しいのでどうするかは不明。
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仕事の忙しさもあり、ここのところ日記を書いていない。
特に、先週は個人的な問題もあり、忙しかった。
6/24 には、近所のスーパー主催の工場見学に行ってきた。
これは、時間があれば「社会科見学」のコーナーに書きたいと思っている…のだが、あのコーナーも作ったきりで記事書いていないな (^^;;
6/25前後は、自分の会社の決算前の最後の給料日だったので、いろいろとつじつま合わせが大変。
いや、べつに大変といっても、普段帳簿付けをサボっているのがいけないのだが (^^;;
会社の機材なども自分の財布で買ってしまい、会社に「お金を貸している」形にすることが多いので、こういうのはあまり決算を越えて残したくない。
そこで、最後の給料日頃に、まとめて返してもらうのだ。この処理が結構面倒くさい。
これに関しては、実はまだ忙しさが終わっていないかも。
6/27 VisualStudio .NET を購入して申し込んだ、MSDN からのディスク類が届く。
…大きなダンボール箱だ。Windows XP と、開発ライブラリなどの CD が届くとは書いてあったが、なんでこんなに大きいの?
箱を開けてみると、山ほど CD が入っている。数えたら 98枚あった。
OS は、Windows XP だけでなく、98/ME/NT4/2000/2003Server なども揃っている。しかも、英語版と日本語版があり、さらに日本語版では NEC PC9801 用なんてのもある。
DirectXの開発Kitも、DirectX 8 と 9 が揃っているし、VS .NET には入っていなかった Visual J# もある。VS 6 も入っているし、それらにも英語版と日本語版がある。
そして、開発ライブラリと、そのドキュメント。開発者向けの FAQ 集にサンプルソース。開発した WEB アプリケーションに、自動的にアクセスしまくって負荷をかけるためのツールなどもある。
まさに至れり尽せり。ここまで揃っていると考えると、高いと思っていた VisualStudio の値段が正当なものに思えてくる。
Microsoft の底力を感じた。
6/29 には、知人の結婚式があった。
というか、この日は僕の結婚(式)記念日でもあるのだ。
なんで大切な日に他人の結婚式に出ているのか不明。いや、おめでたいことなので喜んでお祝いに行ったのだけどね。
人前式っていうのは、存在は知っていても参加したのは初めて。でも、なかなかいい式でした。
この知人、昔いた会社の同期なのだけど、式に呼ばれていたかつての上司などに会えたのがうれしかった。
同期ではたまに飲んだりするのだけど、上司はあえないからね。
会社にいた頃、自分よりできると思えるプログラマーというのは、3人しかいなかった。
この場に、そのうち2人がいた。そういう人たちと話をするのは、無条件に楽しいものだ。
知人は、新婚旅行でハワイだそうだ。7月4日はハワイだというので、「ハワイには軍事施設も多いし、独立記念日にはテロがあるかもよ」と脅しておいた。
幸せ一杯の人には、多少不安を植え付けておくくらいでちょうどいい(笑)
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天気がよいので、ふらりと舞岡公園に散歩に行った。
なんか、近所の八百屋でキノコが安かったんだよね。
そこで、昨夜はキノコの炊き込みご飯を大量に作った。
残りを今日食べるるもりで握り飯にしておいたのだけど、おいしそうな握り飯があって天気がいいのなら、公園ででも食べよう、と言う考えだった。
ついでに、先日買ったビデオカメラを持っていく。
このカメラ、衝動買いで買ってから、まだあまり使ってないです。
この舞岡公園、できたのは10年ほど前のこと。
うちからは、自転車で20分程度のところにある。
山あり谷ありの地形の中に、雑木林や溜池、小さな田んぼや手押し井戸などが作られ、「日本の原風景」を作り上げている。
この自然環境のなかには、野生の動物もずいぶんと生息する。ウサギなんかも見かけたことあるし。
#余談だが、野良猫の多い別の公園で「捨てウサギ」を発見し、ここに避難させたことがある。
結果的には舞岡公園に「僕が捨てた」事になってしまうのだが…
天敵の目の前に捨てられているのを見て、さすがにほおっては置けなかったんです。許してください。
さて、自転車で走り始めてすぐ、空が曇って寒くなってきた。
と、なにかチラチラと白いものが…雪だった。
天気が良いから散歩に、と思ったのに。なぜ雪が降るかな (^^;;
雪は降ったりやんだり。やがて公園に着き、公園外で暖かいお茶を買う。
(公園内には売店はありません。ゴミ箱もありません)
公園の中でベンチを探し、お弁当。
…なぜか雪が強くなってくる。寒い。
まぁ、3月の雪なんてのは、ビデオ素材として面白そうだ。無目的に撮影だけはしておく。
寒いからすぐ帰ろうかと思ったが、公園内にある「小谷戸の里」によってみる。
実は、ここによるのは初めて。
公園には何度か来ているが、小谷戸の里が整備されたのは公園のオープンから数年後だったし、その後に来たときはどういうわけか運が悪く、営業時間外だったので。
小谷戸の里には、古民家があります。母屋と納屋に別れ、母屋は土間つきの田の字間取りという、典型的な農家。
庭には竹馬や「ぽっくり」や独楽など、縁側にはお手玉やおはじきなど、昔ながらの遊びが用意されていました。
民家に入ると、かまどで大豆を煮ていました。味噌を仕込むんだそうです。
しかし、ずいぶん煙が出ているな…と思ったら、これは藁葺き屋根を守るためにわざとやっているのだとか。
そういえば、見上げた天井は見事に燻されています。
…大根干しとけば「いぶりがっこ」ができるのに。
話を聞けば、民家を守るために毎日かまどに火を入れているんだとか。
民家の中には、綿繰りの道具や、懐かしい足踏みミシンなどもありました。
足踏みミシンを使えるボランティアを募集中だそうです。
しばらくかまどの火で暖をとらせてもらい、表に出ると見事に晴れています。
せっかく晴れたので、久しぶりに竹馬などで遊ばせてもらってから帰ります。
なかなか面白い施設です。
こういう文化は、受け継がれていって欲しいところ。
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5月20日、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の一般公開を見に行ってきたました。
というのも、妻の大学時代の友人がここに勤めているから。
「関係者がいると、いろいろ特典があるかも」という言葉に誘われて(?)ほいほいと出て行ったわけです。
全体の雰囲気がどんなところか、というのは、説明するよりも JAMSTEC のホームページを見てもらったほうが良いでしょう。
「しんかい2000」「しんかい6500」「かいこう7000」「地球シミュレーター」などを持っている研究施設、と言えば、わかる人にはわかるかもしれません。
まず、到着するなり友人から「これあげるー」と、「地球史絵巻」なるものをもらいます。
クイズゲームの景品だそうですが、複数ある景品の中で一番人気のため、なくなる前に確保しておいてくれたのだとか。ありがたく頂戴します。
で、景品をもらってからクイズゲームに参加(笑)
一般公開はいくつかの建物に別れて行っているのですが、このクイズゲームが最初の建物です。
クイズで全体の概要を理解してもらってから、個々の研究を見てもらおうという趣旨のようです。
大学祭のような雰囲気で研究の発表がされているなか、研究のポイントとなる項目がクイズで書かれています。
地球史絵巻は、この展示でも使われているもの。
Q. 地球の歴史を絵巻物にしました。人類の誕生は、現代より3ミリ前に書かれています。全体の長さは何メートルになるでしょう。
A. 1)30cm 2)3m 3)3km。
正解は2番の3mでした。
Q. 海底地震計は、何を観測しているでしょう?
A. 1)かめはめ波 2)屈折波 3)さつま白波
…まぁ、子供向けクイズですからね (^^;;
全問正解して、お土産に「しんかい6500プラモデル」をもらいました。
余談:
研究展示の中で使用されているコンピューターは、ほとんど Windowsでした。
しかし、海洋地球研究船「みらい」の、ドップラーレーダーの解析画像を表示するシステムは、Linux で作成されている模様です。
…壁紙に「Fedora Core 5」と描かれていました。
研究展示を見ただけで12時近くなったので、混む前に食事。
といっても、焼きそばとかパンとかを販売しているので、適当に買って適当な場所で食べます。
「せっかくだから海を見ながら食べよう」と、海の見える場所の芝生に座って食事していたところ、そのうち子供が飽きてぐずり始めます。
妻は友人と楽しいおしゃべりのひと時。
ちょっと子供をあやすつもりで、近くに停泊していた船に行きます。
もともと東大海洋研が所有していたものを、最近JAMSTEC に移管したものだそうです。
うちの子は「船」というものを初めてみたはずなのですが、近くまで行ったら乗りたがりました。
そこで、内部見学。
公開しても良いところだけで順路を作ってあります。
小さな船なので、波でそれなりに揺れていますし、狭い階段を上がったり下がったり…。
しかし、子供にはこれが楽しかったらしい。
結局この後、もう一度僕と乗り、友人氏に連れられて乗り、妻がつれて乗り…4回乗っていました。
船の方に来たので、しんかい2000、しんかい6500、かいこう7000?の実機を見ます。
以前に日本科学未来館でしんかい6500のレプリカを見ているのですが、「あれは横から乗り込むので気持ち悪い。本物に入らせてもらったことあるけど、本当は上から」と友人氏のコメント。
しんかい6500が置かれている倉庫の前には、訓練用のしんかい6500の「はりぼて」があります。
見学などに来た人が本物と間違えることもあるそうですが、ちょっと知っている人なら一目見て「はりぼて」とわかる作りです…
かいこう7000?。
しんかいは有人探査機ですが、かいこうは無人探査機です。
「?」とついているのは、「数年前に、浮上中に見失ってしまい、行方不明なので新しく作った」のだそうで…
でも、新しく作ったのを機に、大幅に機能が向上しています。
ここで、おみやげに「しんかい6500ストラップ」を購入。1個100円と非常に安かったので、5個まとめ買い。
(他のところで売っていた絵葉書は1枚30円。全体に、儲けるつもりがまったくない価格設定です。研究機関とはいえ、儲けられるところで儲けてもバチは当たらないと思うのだが…)
ここでまた、友人氏の顔が利きました。
所長さんから「おみやげにどうぞ」と、深海に潜ったカップラーメンのカップをプレゼント。
「深海の高圧」を見た目で実感できるので人気のお土産物(?)です。
高圧水槽のテストを兼ねて、地上で量産された「土産」もあるのですが、本当に深海に行った証しに、「かいこう7000」の絵が手書きで描かれていました。
(あらかじめ描いてから深海にもって行き、圧縮されている。かいこうは無人船で、船に多少の「隙間」もあるので、土産用にこういうものを作ることもあるそうです)
午後は主に、ラボツアーを入れてみます。
研究室にお邪魔して、どんな研究をしているのかを見せてもらうのです。
ツアー自体は4つ組まれていたのですが、時間の都合で見たのは2つ。
1つ。超臨界水の話。
超臨界水自体は名前は聞いたことあったのですが、どのようなものか把握していませんでした。
簡単に言うと、「高圧にすると、水をどんなに高温にしても沸騰しない。そこで、高圧高温にした水が超臨界水」というものです。
この状況では、普通の水とは明らかに違う振る舞いをします。
あまりにも高温なので、普通なら溶けないいろいろなものが水に溶けてしまうのです。
たとえばセルロース。
野菜や布、紙などはセルロースですが、数分で溶けてしまいます。
たとえばキチン質。
蟹の殻などがキチン質ですが、ちょっと時間はかかるものの溶けます。
しめじ茸。
なんで急にしめじ? と思いましたが、セルロースとキチンを両方含んでいるそうで、普通はなかなか溶けないのだとか。
でも、すぐに溶けます。
結論。
超臨界水でカニスキをすると、全部溶けてしまう。
…このオチを付けたいがゆえに、しめじなどを持ち出していた気がします。
後で質問しましたが、ここでいう「溶ける」は通常の水に溶けるのとは意味が違い、高温のために「燃焼してしまう」と考えたほうが良いそうです。
なので、セルロースを溶かした超臨界水を冷やしたらキチンが得られるか、というとそうではなく、アミノ酸はすでに分解して水と二酸化炭素のレベルになってしまっているそうです。
となると、それ以上分解できないミネラルなどはどうなる?
これは、「塩などは、普通の水よりも溶けません」とのこと。
これにはいろいろな理由があるのだけど、もともと塩を溶かした状態から超臨界水にすると、塩が析出してしまうのだとか。
ラボツアー2つめ。
海底の熱水鉱床周辺の生物。
熱水鉱床…一般にチムニーと呼ばれていますが、海底に噴出する高温の水です。
水を温めているのはマグマで、水にはマグマ由来の硫黄などが含まれています。
この硫黄を食べる細菌などが繁殖していて、その細菌を食べる蝦などが群がっているのですが、この生態系はチムニーごとに驚くほど違っていて、なにがその理由になっているのかはまだ解明されていないとか。
主にビデオを見せてくれたのですが、実際に「硫黄を食べる細菌」を試験管に入れてあるものを見せてくれました。
…肉眼では見えないのですが、「水が濁っている」ことで、何かいるのはわかります。
ところで、この試験管自体、85度に熱されています。
チムニー付近に暮らす微生物ですから、これが適温なのだそうです。
手袋をした研究者から「持ってみます?」と渡されたのですが、落としそうになるくらい熱かったです (^^;;
この菌は、当然嫌気性細菌です。(酸素に触れると死んでしまう)
そこで、窒素を充填したグローブボックス(ゴム手袋を最初からセットしてある箱。映画などの病原菌研究シーンでおなじみ?)を使って実験を行います。
このグローブボックス作業を体験させてもらいました。
顔が近づけられないので細かな作業は慣れが必要そうですが、想像よりは難しくない感じ。
実は、一番難しかったのは手袋を脱ぐ時。
片手を何気なく先に外したら、もう片手を引き抜くための「手」がない。
改めて外した手を突っ込み、両手をお互いに少しづつ引っ張って脱ぎました。
というあたりで、終了時刻も近づいたので終わり。
ペーパークラフト作成コーナーとかあって、「深海魚」とか「潜水艦」とか「地球シミュレーター」とかのペーパークラフトを配布していたのが欲しかったのですが、これは後日、JAMSTEC のページでデータ配布しているのを発見しました。
最終間際に、妻が走り回ってスタンプラリーを終え、景品をもらいました。
…苦労した割にはつまらない(?)ボールペンでした。
しかし、「しんかい6500」を無理やり擬人化したキャラクターが描いてあって、妙なお土産としては合格。
最後に、アンケートに答えてゲノムマップと「サイエンスウォーカー」というフリーペーパーをもらいました。
(アンケートの土産は3種類から選べたが、後のひとつは「圧縮されたカップラーメン容器」でした)
おまけ:
カップラーメンの圧縮容器と、しんかい6500ストラップの写真が載っています。
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ここしばらく、週末に雨が降ることが多かった。
雨でない時は、どういうわけか予定が入っていた。
というわけで、久しぶりに晴れて予定も無かった先日の日曜日(15日)、子供と一緒に遊びに行きました。
丁度、春らしい暖かな日になりました。
行った所は、辻堂海浜公園。
保育園の、上の子の担任の先生から「行ったらきっと気に入りますよ」と…去年の6月ごろにはお勧めされていた場所。
度々行こうと思いながらも行けず、やっと行った次第です。
事前に情報を調べていたのですが、想像よりもずっと大きなところでした。
公園が大きく二つのブロックに分かれ、「ジャンボプール」と、「交通公園」があること、ジャンボプールのエリアには周辺に公園が、交通公園のエリアには、「交通展示館」があること…
などは知っていたのですが、「それなりのサイズの公園」の中に、いろいろとあるのだと思っていました。
考えが甘かった。
交通公園のエリアだけで、普通に想像するような「大きな公園」のサイズを超えています。
全体規模で言えば、昨年夏に行った「ソレイユの丘」に匹敵すると考えてもよさそうです。
#面積はソレイユのほうが大きいけど、施設の密度というものがあるので。
規模を悟った瞬間に「今日は交通公園だけで遊ぶ」と決めました。
子連れで全部廻るなんて、とても不可能。
その交通公園だけでも、普通の「町の公園」に匹敵するサイズの「広場」が、5個入っています。
それぞれ、太陽の広場、地球の広場、月の広場、金星の広場、木星の広場、と名前が付いています。
太陽の広場は、中心に位置する施設。ここから、さまざまな自転車に乗って、交通公園内を走ることができます。
基本無料。空中を走れる「スカイサイクル」だけ、大人200円、子供100円。(二人乗り)
木星の広場は、案内図を見る限り昔はアスレチックがあったような感じですが、現在は100円入れて動く電動自動車が置かれています。
金星の広場は、背の高い滑り台があります。6歳以上向け。
とはいえ、2歳前の下の子が気に入って遊んでいました。大人が付いていれば大丈夫。
地球の広場は、全体に砂場で、真ん中に複雑なジャングルジム滑り台があります。
子供にはここが一番人気みたい。
4歳の上の子はここが気に入ったみたいだけど、下の子には少し難しかったかも。
月の広場も全体に砂場で、三角錐の造形がいろいろ置かれています。
滑り台も、横倒しの三角錐…というか、アポロの地球帰還船のイメージなのでしょう。
三角錐の山にロープをつけてあるものは、みんな喜んで登っていました。
この脇にあった「はいはいで潜り抜けるパイプ」は、上の子も下の子もキャーキャー言いながら遊んでました。
狭い空間での、動きの制約された追いかけっこは、知らない子とでもすぐ仲良くなれるみたい。
交通展示館は、自動車や電車、船などさまざまな乗り物の仕組みや歴史が…
と、表向きはそういうところなのでしょうが、実際には「鉄道模型」に偏重しています。
「ボタンを押したらミニチュアの鉄道が動く!」
子供には、これだけで十分。もう大興奮です。
入り口すぐのところには、動くものも動かないものも含めて Nゲージが飾ってありますし、奥にはもっと大きな模型があります。
さらに、プラレールのコースもあります。コースだけなので、車両は自分で持っていくこと。
事前に調べていたので持って行って、喜んで遊んでいました。
ただ、家では作れないほどの大きなコースなので喜ぶだろう…とおもったら、そうでもないみたい。
小さなコースなら「ぐるぐる廻っている」感じがして面白いのに、コースが大きすぎるので、行き先を考えてポイントを切り替えるような楽しみ方が難しいみたい。
鉄道シミュレーターは…実物の運転席に、実写を使った運転シミュレーションだけど、リアルすぎてゲーム性には乏しいかも。
自転車について。
小学生向けには、補助輪なしの自転車があります。
練習用コースもあり。
足漕ぎのゴーカートもあります。スピードは自転車と同程度だけど、座席が低いのでスピード感はあるみたい。(小学生用なので乗っていないから良くわからないけど)
未就学児童には、三輪車、補助輪付自転車、足こぎの車もあります。「後ろから押す」親のために、しっかりした「棒」も完備。
家族で乗れる「ファミリー自転車」もありました。
未就学児童2人、大人1人、小学生以上(大人でも可)1人の、合計4人が一緒に乗れます。
運転するのは大人だけ。こぐのは2人。未就学児童の席には「ベル」が付いているので鳴らし放題。
コース上には、標識や信号もあるので、交通ルールを学びながら遊べます。
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17年 タネンバウム教授(1944) ストールマン(1953) 誕生日
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7月25日土曜日、朝ごはんを食べながら、妻と相談。
自分の誕生日が7月27日なので、それを理由に子供たちを遊びに連れて行ってやりたいんだけど?
最初は、誕生日の1日前の26日(日曜日)に行こうと思っていた。
でも、そうすると月曜日に疲れが残る。幸い25日は雨は降らない薄曇の予報。
生後3ヶ月の次女を連れて出かけるなら、日差しの強くない日がいい。
ということで、急遽「今日どっか行こう」と子供に伝える。
が、「早く朝ごはん食べて」と言っても遊びながらだらだら食べるのが子供の常。
行こうと決めたのが8時で、やっと家を出たのは9時半。
休日で混む前に移動したいのだが。
目的地は以前に決めていた。京急油壺マリンパーク。
去年の秋の保育園の遠足で行った場所なのだが、
・バスの都合で、大人は1家族1名(妻が行った)
・場所が遠い上にバスが渋滞に巻き込まれ、自由時間がほとんど無かった
という二つの理由で、せっかく面白そうなところなのに子供があまり楽しめなかったらしい。
うちからなら高速道路を使うことになるのだが、出かける直前に調べた交通情報によれば、事故が起きて渋滞中らしい。
ならば、高速を使わないほうがよいだろう。高速を使えば1時間程度だが、使わなくても1時間半もあれば着くはず。
海を見ながらのドライブも、長男(4歳11ヶ月)は途中で飽き、長女(2歳3ヶ月)は寝てしまった。
しかし、運よくスムーズに走り、1時間で目的地へ。高速使うよりむしろ早かったかも。
マリンパークに入ると、丁度魚のショーが始まる時間だったので、水族館はゆっくり見ずにショーへ。
終わったらすぐ次の「大水槽の魚の解説」が始まるというので移動。
でも、子供はお腹が空いたようで、解説途中で飽きる。「水飲みたい」「パン食べたい」。
というわけで、混む前に早めにレストランへ。
お子様ランチとラーメン・チャーハンセットとシーフードカレー。
長女には大人から取り分けた。
こういう施設内のレストランにしては味は良いほう。
食べ終わったら長女がまた「パン食べたい」。
非常食でチョコチップスナック持ってきているのがばれているらしい。
レストラン前の芝生広場でのんびりしながらパンを食べる。
長男は、芝生を周回する道が楽しくて走り回っている。
広場のすぐ脇に、コインライド(100円入れるとゆらゆら揺れる、子供向け乗り物)がたくさん置いてある。
京急の施設だけに、京急ペイントの電車なんかもある。
長男・長女、二人で乗って大喜び。お金は入れてないけど。
でも、結局レールライド(200円でレール上をゆっくり走るやつ)に乗りましたが。
油壺マリンパークには、一番奥に普通の「児童公園」みたいなスペースがある。
恐竜型のかわいい滑り台が1つ。ジャングルジム兼用のプラスチック滑り台(すべるとこが4つもある!)が1つ。
あと、4人乗れる十字型シーソーも。
ここに来たら、子供大はしゃぎ。園内で一番楽しめた場所かも。
遊んでいる間に、妻は午後のイルカショーの席取りへ。実際のところ、十分席は開いていたので必要なかったけどね。
イルカショーの時間が近づいたので、ショー会場へ移動中、長男が「目の前に海がある」ことを発見。
砂浜に下りたいという。
「お着替え持って来てないよ」というと「見るだけでもいい」という。
じゃぁ、イルカさん見てからね、と言ったらとりあえず納得。
イルカショーは、よく出来たものでした。
自分が主に知っている、江の島水族館のものは、以前(新江の島になる前)は、非常にダイナミックなショーだった。
でも、現在はショーの花形だったイルカが死んでしまい、いまひとつ面白みにかけるショーになっている。
油壺のものは、お話仕立てでイルカとアシカの両方のショーを絡めてある。
ダイナミックではないけど、エンターテイメント性は高い。
ちなみに、秋にも見に来た妻によれば、演目は頻繁に変わるらしい。
イルカやアシカがやっていることは余り変わらず、ストーリーが変わるだけだそうだが。
イルカショーの後は、見ていなかった水族館部分を見て、出る。
そして、子供に約束したとおり「砂浜に降りて」みる。
駐車場の脇から降りられるようになっていた。
子供には着替えが無いといったが、実はしっかり水着まで持ってきてある。
浜に下りてから着替えさせてやると大喜びで水に突進。
長男は波打ち際をひたすら走り回っている。
長女は…去年も海には来たが、覚えてないだろう。
事実上はじめての海でどういう反応を示すかと思ったら、全く怖がらない。
腰くらいまでの水ではつまらないようで、胸くらいのところまで入りたがる。もっとも、手をつないでいないとさすがに怖いようだが。
その後、長男は海草集めに夢中。
長女は、ガラス瓶の破片集め(波に削られて角が丸いため、危なくはない)に夢中。
長男がトコブシの貝殻を拾い、「とてもきれい! ビデオ(=DVD の裏側)みたい!」と眺めている。
構造色の話をしてやった。正しく理解できてはいないだろうが、「きらきら変わる色」という認識でまぁよい。
まさかここまで海に入るとは予想していなかったので、僕自身の水着はない。去年と同じ失敗で、まったく成長が見られない。
ジーンズのすそを捲くって遊んでいたが、結構濡れる。
目的地のマリンパークより、むしろ海を楽しんで帰宅。
ビーチコーミングで入手した、大量の海草とガラスの破片とトコブシの貝殻がお土産。
#海草の一部は、子供が押し花絵を作って遊び、残りは庭の肥料に。
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別年同日の日記
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夕方5時半頃、子供たちを保育園に迎えにゆく。
夏なら7時ごろまで明るいため、子供たちが園庭で遊んでいる。
しかし、冬は5時半で既に暗い。
家に帰るのは6時過ぎ。
正月前後から、6歳の長男が「どれが星座?」と聞くようになってきた。
ある日、聞かれたときに丁度オリオン座が良く見えたため、説明。
縦に3つ星が並び、周囲を4つの星が囲む、と言う形はわかりやすい。
説明を聞いていた、3歳の長女にもわかったようだ。
これから数日、毎日のように「星三つ見えた!」と子供たちが喜んでいた。
じゃぁ、これは良い機会だ、ということで、洋光台の子供科学館へ。
行くのは10年ぶりだぁ、と思っていたら、名前が「はまぎん こども宇宙科学館」に変わっていた。そういえばネーミングライツが話題になっていた気がする。
内容も変わったのかな、と思っていたら、ほぼ変わらず。
ただ、以前は内容に「雑多」な印象があったのだが、全てを「宇宙」テーマで無理やり統合したことにより、楽しみやすくなっている。見せ方って重要ね。
最初にプラネタリウムに入って星座を見せよう、と思っていたが、上映開始まで少し時間がある。
ミュージアムショップに入ったら、何も見る前から「これ欲しい」とお土産を物色し始める。
帰りにもう一度見ようね。
プラネタリウムは長女には暗くて少し怖かったらしい。
次女(1歳8ヶ月)は、僕の膝の上で寝ていた。
しかし、星座に興味を持っている長男は大満足。
そのまま、最上階から順に見てまわる。
長男には全ての展示が面白いようだが、長女には退屈なものも多い。
ゲームのルールも理解できない年齢なので、難しい理論をゲーム仕立てで解説したものでも、面白くないんだよね。
でも、3階の「宇宙トレーニング室」は子供全員大喜び。
トレーニング室、って名前になっているけど、つまりはアスレチックだ。
ボールを転がして遊ぶ巨大おもちゃ(趣旨は重力の実験なのだけど)などもあって、多くの子供がここに長時間滞在する。
余りにも子供たちが離れようとしないため、昼時だったのをいいことに「ご飯食べに行こう」と誘い、1階のカフェスペースへ。
値段の割には量が少ないハンバーガー類を食べ、カフェを出たところでは、期間限定の科学ワークショップをやっていた。
いろいろな「科学おもちゃ」が置いてあり、希望するものをどれか一つ、作ることができる。
長男はスライムに興味を持った。
いろいろな色が置いてあって、どれがいい? と聞くと「これとこれが…」と数色選ぼうとする。
どれか1色、といわれて薄紫を選んだ。
で、長男が色を選んでいたら、なんだかよくわからないままに長女も「私はオレンジ!」と選ぶ。
そんなわけで2人ともスライムを作ることに決定。
洗濯糊に食紅を入れて混ぜ、さらにホウ砂の飽和水溶液を混ぜる。
あっという間にどろどろに固まった。スライムの完成。
「1日くらい置いてからのほうが、スライムらしく遊べるようになります」と説明を受ける。
後で遊んだら、いわゆる「スライム」よりも固めの出来だった。
日本人のスライムのイメージは、ドラクエの「ぷよぷよしたやつ」なので、固めがウケるのかもしれない。
地下2階には巨大な「ロボット」がいて、内部は滑り台になっている。
子供たちは、またここで大はしゃぎ。
ここにある、レール上をボールが転がる「芸術作品」…以前に来た時も感心したのだが、よくできている。
でも、この作品のすごさは子供にはわからないようだ。釘付けになってみているのは、主に大人。
最後に、見ていなかった2階へ。
ここにはパソコン体験コーナーがある。
…小学生の頃、まだできたばかりの「こども科学館」では、ここに FM-7 や PC-6001 が置いてあり、ゲームが動いていた。
子供たちがたくさんいて、順番待ちしないと遊べなかったっけ。
でも、今はそんな無法地帯ではない。
パソコン体験、と言っても、「室内だけ」で送受信できる、特殊なメールごっこ遊びができるようになっているだけ。
余り人気が無いようで、閑散としていた。パソコンが珍しくない世の中では「体験」程度の遊びではこどもの興味を引かないのかも知れない。
ところで、開館当時に発行された雑誌を今でも持っている。
そこでは、「横浜こども科学館」が、当時のこども科学館としては珍しくパソコンを大量に導入していることや、館内案内に NAPLPS を採用していることなどが、誇らしげにレポートされている。
なんというか…いや、個人的に懐かしいだけ。
最後にミュージアムショップへ。
最初には車のおもちゃ(太陽電池とモーターで動く。一応電気の実験)が欲しいといっていた長男は、星座早見盤付の星座の本を購入。
長女はなぜか恐竜のシールブック。恐竜なんて興味ないし、宇宙科学間には化石などの展示も無かったし、別のシールブックもあったのに、なぜかこれがいいの一点張り。
しかも、次女のお土産も「一緒のやつ買お? ね?」と次女に強要し、恐竜シールブックを2冊購入。
(まぁ、次女はなんだか判らないなりにシールで遊んで喜んでいるの良いのだが)
数時間で帰る予定だったのだが、丸一日遊んでいた。遅くなったので夕飯も外食。
そして、家に帰ったら「面白かった! 明日も行きたい!」と、長男と長女で口々に言っている。
明日は無いと思うが、そのうち科学館めぐりをすることには異論は無い父である。
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別年同日の日記
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…というわけで、サンリオピューロランドに行ってきた。
率直な感想を言おう。
非常に良かった。感心した。
事前に下調べして「大人の鑑賞に堪えうる」という評判を知ってはいたのだが、それでも驚くくらい良かった。
サンリオを見くびっていたことを、素直に申し訳ないと思う。
今回、割引券があったので、フリーパスが大人2900円で購入できた。
通常なら4400円だ。ずいぶん割り引かれている。
しかし、割引がなかったとしても、やはり「安い」と思えるような内容だった。
それくらい良かったのだ。
1980年代後半の東京ディズニーランドの大成功を受けて、全国に「テーマパーク」が乱立した。
しかし、テーマパーク事業は規模が大きすぎ、収益性は実はそれほど高くない。
そこで、1990年代には小さな敷地で収益性を上げた、「ミニテーマパーク」と呼ばれるものが増える。
ピューロランドは、その先陣を切ったひとつだ。
ミニテーマパークで著名なのは、ナムコのナンジャタウン、セガのジョイポリスだろう。
ゲーム会社がテーマパーク事業に乗り出したのは、それがもともとエンターテインメント産業であるから、ということだけではなく、風俗営業法の問題も大きい。
ゲームセンターは風俗営業法で営業に制限があるが、ほぼ同様の内容であっても「テーマパーク」を名乗りさえすれば、風俗営業法の枠が外れるからだ。
事実、ジョイポリスは大規模ゲームセンターと実質的に変わらず、すぐ飽きられる。
当初計画では、各都道府県に1つづつつくる、としていたのだが、一度建設したところからも相次いで撤退し、現在3箇所しか残っていない。
ナンジャタウンはもう少しまともな「遊園地」であったが、こちらも飽きられるのが速く、「フードテーマパーク」という新たな活路を見出し、当初の内容とはずいぶん変わってしまった。
しかし、ピューロランドは、いわゆる「遊園地」ではない。
体感型の劇場だと考えたほうが良いだろう。
内部には複数の小劇場を持っていて、20~30分程度のミュージカルを繰り返し上演している。
これだけなら「ミニ劇場の複合体」であって、わざわざ体感型劇場とは言わない。
よくできているのは、劇場を出ても、中央の広場では繰り返しパレードや、短いミュージカルが上演されている、というところなのだ。
劇場を出たつもりでも、常に劇を見ている形になる。
見るつもりがなくても、「そうした異質の空間」に身をおいていることは変わらない。
これが、日常ではありえない、不思議な体験をかもし出す。
そして、1つ1つの劇は、非常にクオリティが高い。
…なにせ、宝塚や劇団四季などにゆかりのあるスタッフを起用しているのだ。
演劇としては、トップクラスに属すると考えても良いだろう。
トップクラスの演劇を見れば、2時間で1万円程度は普通の値段だ。
それが、1日中その空間に身をおいて、5千円未満。
これが「安い」と評する理由だ。
ちなみに、妻は「ミュージカルは嫌い」と以前から言っていた。
その妻が「楽しかった」という。それほどクオリティが高い。
まぁ、遊園地的なところもないではない。
イッツァスモールワールド風のアトラクションとか、ミートミッキー風のアトラクションとか。
いちいに「ディズニーランドでの元ねた」を感じてしまうのは、やはりディズニーランドをまねて作ったミニテーマパークだからだろう。
そして、両手ばなしで絶賛できる部分ばかりでもない。
「夢の空間」にしては、壁に描かれた絵が色あせていたり、展示に埃がかぶっていたり。
ここらへん、ディズニーランドと違って「総合力」が足りないのだろう。
とはいえ、ミニテーマパークの目的が「ディズニーランドと類似のものを、もっと高い収益性で」とだと考えると、手が回らないのではなくて、あえて手を入れていないのかもしれない。
それでも、がっかりさせるほどのものではない。
実際、リピーターは多いようだ。
熱狂的なファンだから、というのでもない。
やはり「楽しいから」来る人が多いのだろう。
パレードの際に「みんなで踊りましょう」というダンス(混んでいても、座ったままでも大丈夫なように、手の動きだけ)は、結構複雑なのにもかかわらず、完璧に踊れている人を散見した。
とある劇は、終わった後のスペースで「お財布ケータイで」アクセスすることで、待ち受け画面などがもらえた。
これ、見に来た回数でもらえる物が変わり、最高15回見ないともらえないものもある。
15回来る、というのが、「不可能ではない」程度には実際に来る人がいる、ということを物語る。
ミュージカルを身近にしてくれる、こういう施設がもっとあればよいのに。
日本では、演劇は金にならない。
小さな劇団は、持ち出しで公演している。その公演を支える劇場側も赤字で、お客さんも「チケットが高い」と文句を言う。誰も儲からない構造だ、とよく言われている。
そうでないのは、宝塚と劇団四季くらい、とも言われる。
でも、それでは「トップ」と「底辺」が離れすぎているのだ。
もっと、間をつなぐものがほしい。
しっかりとした技術を磨きながら、演劇を志す人のステップアップの場が少なすぎるのだ。
サンリオピューロランドは、そうした「隙間を埋める」施設のひとつだと思った。
サンリオはちゃんと収益を上げられているし、僕が書いたようにお客さんにとっても「安い」と思える。そして、ここで採用されたアクターにとっては、確実にステップアップの場にできるだろう。
でも、サンリオが雇えるアクターは限られている。
しかも、実際のところ中国人アクターも多い。
ミュージカルともなると、単に「演劇を志している」レベルの人材ではだめなのだ。
バレエもできて、身体的にも研ぎ澄まされていなくてはならない。
日本では、そうした人材が少ない。だから中国人を雇わないといけない。
(たぶん、近年中国からの団体客が多い、という事情もあるとは思うが)
人材が少ないのは、演劇で食っていくことは難しく、活躍できる場が限られているからだ。
人材が少ないから劇場が育たず、劇場が少ないから人材が育たない。悪循環。
だからこそ、もっとこういう施設が増えればいいのに、と真剣に思った。
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3月29日、長女の希望で、はまぎん子供宇宙科学館へ。
「ロボットゆうえんちがやってくる」というチラシを見たのがきっかけ。
ロボット、と言う言葉の響きに、長女は何かを感じたらしい。
へんな期待をされても困るので、「ねじかわ君みたいのがいるわけじゃないよ」と牽制しておく。
「ロボットゆうえんち」と言うのは…なんというか、展示コーナーでした。
PLEOとか、ハローキティロボとか置いてあるのだけど…「置いてある」だけ。
PLEO は電源入ってないし、キティロボは電源は入っていたのだけど、調整が悪いのか何を話しかけても反応せず。
キクゾーとかソージーとか、知らない人には全くわからない古いロボットおもちゃに出会えたのが、収穫と言えば収穫。
もっとも、キクゾーはこの科学館内で、ひっそり常設展示されています。
(今回の特別展に出ていたものは、この常設展示物とは別物でした)
一番の収穫物は、マッピーの迷路脱出玩具が存在していた、と知ったこと。
これは知らなかった。欲しい。
でも、…当時売っているのを見たら、たぶん買わなかっただろうな。
結構高いけど、「本物のロボットではない」のがすぐわかるので。
結局、欲しいのはこの現物ではなく、古い機械に対するノスタルジーなのだ。
「ロボットゆうえんち」よりも、むしろ目玉はロボットダンス。
これは1日5回の公演でしたが、MANOI PF01 という、市販もされている汎用ロボットが「マルマルモリモリ」を踊ります。
…いや、実は元ネタよくしらんのだわ。
子供たちは、保育園とかで踊っていたりして知っているのだが、僕は歌を聞いたことがあるだけで、踊りはよく知らない。
ロボットたちがどの程度の再現性で踊れているのかもわからない。
ダンスショーの後は、別のリモコン操縦可能なロボットで、子供たちが操縦体験。
障害物を除けて走り、サッカーボールをゴールに蹴りこむ、という操縦です。
うちの子はラジコンカーでは遊んでいるけど、少し勝手が違うようでうまく操縦できませんでした。
でも、小学校高学年くらいの子は、すぐに操縦になれて、「サイドキックでゴールする」とか、準備した側が想定していなかった遊びを始めるのね。
使われているロボットは、すべて市販のもの。非常に高価だけど。
市販のものだから、科学館の人が実物を借りてきて解説しているだけかな、と思っていたら、解説していたのは開発者の方だった。
せっかくなので、ショーの終了後に質問。
まず、長男が「リモコンに使ってないキーがあるけど、押したらどうなるの?」と疑問を持っていたので、聞いてみる。
この質問、表面どおりのものではない。(小学校1年生…を終了したばかりの子供に、自分の疑問を十分に表現する能力は無い)
なので、僕のほうからサポートの追加質問。
うちの長男、ラジコン自動車を持っているので、ロボットも同じようにラジコン操縦で動いている、と考えているので、違いを教えてあげてください、と開発者の方にお願いする。
ラジコン自動車は、電波を使って直接ハードウェアを駆動している。
しかし、ロボットはそうではない。電波で指令を出し、その指令に従った動作を行っている。
この違いが、小学生にはよくわからない。
開発者の方は、「動きを選ぶだけなので、アナログ操作と違って速度を変えたりできない」という切り口で解説をしてくれた。
あぁ、なるほど。それはわかりやすい例だ、とこちらも納得。
子供への解説の後、他の話もしてみた。
これ、ロボカップとか、ロボ1グランプリに出てたやつですよね? と水を向けると、「よくご存知で」と喜んでくれた。
(ロボカップは、自立制御ロボットによるサッカー大会。ロボ1グランプリは、リモコン操縦ロボットによる格闘技大会)
この質問で以前からロボットに興味があることがわかってもらえたら、面白い話がどんどん出てくる。
最近ロボカップとか聞かないと思っていたら、最初はレベルが高くて上位に食い込んでいた日本勢は、今では見る影も無い状態だとか。
諸外国は、技術レベルを上げる、という目的を理解して、国が援助してロボット研究者たちが働いている。
でも、日本では国の補助は無く、開発者たちの手弁当なんだとか。
結局、これであっという間にレベルの差が出来た。
以前は Sony がロボット研究していて、ロボカップでも AIBO を使った規定部門があったりした。
Sony がロボット研究やめた影響とかあるんですか? と聞くと、それは余り関係ないという。
Sony のように直接ではなくても、大企業でロボット研究しているところや、研究はせずとも興味を持ってスポンサーになってくれるところはあった。
それが、リーマンショック以降の不況で、みんな手を引いてしまったのだとか。
今でもロボット研究している、と表面上は言っていても、ほとんどの企業で研究費0になってしまったらしい。
今回のショーをやっていた方の会社は、ロボット専門の零細企業なので、やめるわけにはいかなくてがんばっている、とのこと。
かつて日本が世界最高の技術水準を持っていたものが、どんどん諸外国に追い抜かれている。
ロボットの分野でもその状態だという。
自分も技術者なので、少しさびしい。逆境にめげず、ぜひがんばっていただきたい。
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いつものように4時半に起きて皿を洗っていると、5時ごろ妻が起きてきて「おっきいスマホ貸して」という。
おっきいスマホ、とは、仕事で借りている Galaxy nexus (SC-04D) のこと。
3G通信しなければ自由に使ってよい、といわれているので家で便利に使っている。
妻はしばらく空中であちこち動かし、「ちょっと出かけてくる」。
これで大体察しは付く。空中で動かしているのは、Google Sky Map を確認しているのだ。
ということは、なにか珍しい天体現象があるということだ。
なにがあるの? と聞くと、水星の西方最大離隔だそうだ。
って書いたところで何のことやらわからない人のほうが多いだろう。
太陽の周りを回っている惑星、一番内側は「水星」だという知識を持っている人は多いと思う。
では、水星を見たことある人は?
水星を見るのは結構難しい。太陽の近く過ぎて、太陽がまぶしくて見えないのだ。
見えるのは、太陽が地平線に沈んでいて、水星だけが空に現れる瞬間だけ。
「だけ」と書くのは簡単だが、このタイミングが難しいのだ。
太陽から見て、東側に水星が離れた場合、太陽が沈んだ直後に見られる。
つまり、夕方に水星が見られる。
妻はこのタイミングを狙ってここ2年くらい水星を見ようとしていたのだが、そのためには太陽が地平線・水平線に沈まなくてはならない。
家の近所でそのような条件の箇所が見つからず、なかなか見られないでいた。
我が家は鎌倉で…中学校の歴史で習うと思うのだが、鎌倉は山に囲まれている地形なのだ。
そこで、考え方を変えて、太陽から見て水星が西側に離れた場合、つまり明け方に見ようとしていた。
家の近所で出来る限り東の空が開けて…地平線が見えるような箇所を探していた。
西方最大離隔、とは、つまり今日が西の方角に一番離れる日だと言う事だ。
というわけで、今から見つけておいた場所に行ってみるつもり、とのこと。
新聞を取りに先ほど外に出たが、今朝は初霜が降りていた。しっかり防寒して、という。
僕も興味はあるけど、子供が起きてくるといけないから家にいる。
しばらくして、「みえた~」と言いながら帰ってくる。
しかも、「確認して帰ってきたら、家の庭からも見えてた~」とのこと。
せっかくなので望遠鏡で見る、と準備しているので、僕も外に出る準備をする。
庭先なら観察できるから。
見ると、たしかに水星が見えていた。
夏だと太陽は山の端から出るために水星観察が出来ないのだが、冬至の近い今は、ぎりぎり谷戸の中央、山の切れ目の部分に出てくるようだ。
水星のすぐ上には金星。さらにすぐ上に土星。ほぼ直線に並んでいる。
さらに直線を延ばすとスピカが光っているが、これは偶然。
惑星って、ちゃんと同一平面状にあるねぇ、と僕が言う。
そして平面が微妙にずれてるねぇ、と妻が言う。
実際それがわかる配置になっているのだ。
#以下、5日後の追記
一度見えるポイントがわかれば、「最大離隔」でなくても結構見えることがわかった。
水星の動きは速いが、5日経ってもまだ見える。
追記終わり。
さて、そんなわけで妻の以前から念願であった「水星を見る」という夢を果たしたわけだが、ついでにもう一つ。
今日大平さんのイベント行かない? と持ちかけてみる。
大平さんとは、メガスター作者として有名な大平貴之氏のこと。
(という説明でわからない人は、ここから先は読んでもつまらないだろうから帰ってよろしい)
その大平さんが、六本木ヒルズでスカイ・クルーズ・プラネタリウムというイベントをやっているらしい。
先日知って妻に教えたところ、見に行きたいと言っていた。今なら二人とも仕事が多少余裕があるんで、忙しくなる前に見に行こうという相談だ。
妻も異論はないようで、見に行く。
結構チケット高いです。2000円。
でも、これはプラネタリウム代だけではなく、展望台と、美術館の入場料金込み。繋がった施設だから込みこみなのね。
プラネタリウムイベント開館時間前だったので美術館を見に行く。
…知らない作家さん。というか、僕は美術作家なんてほとんど知らない。
えーと、美術品なので、実物を見ると迫力が違うと思います。
ネットでも検索は出来るだろうけど、絵に関しては多く語らないでおきます。
興味のある人は見に行きましょう。
と、前置きした上で。
中二病です。いい年した作家さんだけど、すごく中二。
前半、中二っぷりに「なにが評価されている人なんだろう」と理解できなかったのだけど、それはある程度時代を追いながら展示してあるから。
最初は、本当に中二病。自分の欲望を丸出しにするのが恥ずかしいから、斜に構えている。欲望を丸出しに見せたいくせに、見せたくないフリをしているのが、非常にウザい。
でも、最近の作品に行くに従い、中二っぷりが切れを見せ始めます。欲望丸出しで、斜に構えるところがなくなると、むしろすがすがしい。
で、最後は圧倒されて、確かにすごい人だと認めるようになりました。
代表的な作風は、かわいい女の子を裸に剥いていたぶること。
手足ちぎって料理していたり、手足切断して犬扱いしていたり、シューティングゲームのターゲットとして惨殺したり。
もう、エロ漫画でも描かないような、「かわいい女の子を自分の好きなようにもてあそびたい」という願望をそのまま出した感じ。中二としか言いようが無い。
でも、中二であることは本人も自覚しているし、それを確かな技術で描いていたりするので、エロ漫画とも違う独特の世界になりえている。
それ以外の作品も多数あった。たとえば、平安時代の巻物のように、綺麗な和紙を長くつなげて、崩し字の美しい綴りで言葉を書き連ねていた作品があった。
なんだろうと読んでみると、2ch のどっかのスレから抽出したと思われる罵詈雑言が、延々と書き連ねてある。
非常に美しい文字で。「美しい日本語」として。
ひとりでデモ行進が出来るマシン、というのもあった。
マイクに向かって演説をすると、最後の部分だけを後ろの人形たちが合唱する。シュプレヒコール、ってやつを自分ひとりだけで行える。
人形がおざなりに作ってあるいい加減さに、こういったデモ行進は「どうでも良いのだ」という感じがにじみ出ている。
デモ行進、という何かに対する反逆に対して、反逆している感じがある。
近年のテーマとしては、ダンボールで安っぽい彫像をつくる、ということがあるようだ。
ワークショップとして、素人に巨大なダンボール細工を作ってもらう。寄せ集めて芸術作品とする。でも、ダンボールだから展示が終わったら捨てる。
本来、長期保存が前提の「美術品としての彫像」を、気軽に、いい加減に作って捨てるもの、として再定義しようとしている。
結局、この作家さんとしては、すべてに反逆することから始まっているようだ。それと、中二的な悪ふざけ。
美しい絵にもどこか毒があるし、エロ漫画みたいな絵も、それが眉をひそめられることを理解したうえで描いているのだろう。
さて、目的ではなかった美術展の話を長々書いたのにはわけがある。
最終的な評価として、チケット代2000円のうち、1500円分くらいは美術展の料金だな、と思ったから。
…そう、期待していったプラネタリウムは、かなり期待はずれでした。
300円くらい出してもいいかな。残る200円は展望台の料金ね。
たぶんね、水星を見て喜んでいるような、本当に星が好きな人が見に行っちゃいけなかったんですよ。
しっかりと物は作ってあるし、言い方は悪いのだけど「大学祭かとおもった」。
やりたいことはわかるのだけど、なんだかスマートでない、もどかしい感じ。
六本木ヒルズだから、おしゃれなデートコースとして気軽に入るような人向けに作られているのだと思う。
…でも、その割にはウラシマ効果とか、泡状宇宙とか、40億年後のアンドロメダと銀河の衝突とか、そういう話も出てくる。
大平さんが星好きだからそういう話題を交えたかったのかもしれないけど、全体の中では「その話題出す必要あったの?」というような中途半端な扱いで、誰に向けてメッセージを出しているのか謎すぎる。
わざわざ鎌倉から電車で見に行くようなものではありませんでした。
星好きの人が見に行くようなものでもない。
おしゃれなデートコースに組み込むにしては、理系説明が面倒なのでこれも向かない。
(説明なんかすっとばして、キラキラ輝く星に「わーきれー」って言っているだけならいいけどね)
まぁ、たまたま通りがかって、理系の素養はあるけど星や宇宙論に詳しいわけではなくて、でも知りたいとは思っていて、2000円を気軽に出せる、という人なら見ても損は無いです。
(なんだかすごく狭いターゲットだな…)
翌日追記:
書いた後で調べたら、美術館に入るチケットもあって、1500円だった。
この金額で、展望台も入ることが出来る。
だから、主催者側としてはプラネタリウムは500円くらい、という認識のようだ。
まぁ、妥当な金額だと思う。
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別年同日の日記
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3歳の次女の朝の口癖は、「きょう ほーくえん ある?」だ。
あるよ、と答えれば「いぇーい」と喜び、仲良しの○○ちゃんと遊ぶ、とかお手紙書いてもっていく、とか楽しみにする。
ないよ、と答えれば「いぇーい」と喜び、「じゃぁ くるまで どこか あそびにいく!」と言い出す。
遊びに行く、といわれたときは、僕は間髪いれずに「いやだ」と応える。
毎週のようにどこか遠くに遊びに行くわけにはいかないから。
金銭的にも贅沢だし、休みの日は部屋を片付ける約束だから。
まぁ、「いや」と言われたときの憮然とした反応が面白いから、軽くイジワルしているところもある。
しかし、大抵「いや」と言われると思っているからこそ「じゃぁ、どこか行こうか」と言われたときの次女の喜びようはすごい。
部屋はちゃんと土曜日に片付けたし、前日の雨もやんだし、妻の仕事もいまは忙しくない。
朝のうちに選挙の投票を済ませてしまい、日曜日は久しぶりの家族での外出となった。
こどもに「どこ行きたい?」と聞いたところ、どんぐりハウス(こどもログハウス…児童館のこと)という答え。
ただ、パッチンが作れるところはこないだ行ったから、別のところが良いという。
できれば、黒板があるところがいいという。
近所にこどもログハウスは数件ある。
パッチンのところ…は、港南台にある「どんぐりハウス」だ。
黒板のところは、藤沢方面にあるログハウス「のびのびランド」。
しかし、のびのびランドは少し高学年向けに作られており、次女は楽しめない。
洋光台に行こうと思ってしらべたら、こども宇宙科学館は現在改装工事中で休館しているらしい。
(すぐ近くに、洋光台のログハウス「おもしろハウス」がある)
というわけで、新規開拓。
ログハウスではないけれど、以前から興味があって行ったことのなかった、湘南台こども館に行ってみよう。
湘南台こども館は、こどもの学習を目的とした施設…となるのかな。
展示が2フロアしかないので、もっと小さな施設かと思っていたら、1フロアが非常に大きく、楽しめました。
根岸線周辺文化圏の人は、洋光台の「こども宇宙科学館」と、本郷台の「あーすぷらざ」、それと児童館が一緒になったもの、と思うと想像しやすいかと思います。
科学コーナーあり、民族楽器や民族衣装に親しめるコーナーあり、図書コーナーあり、ボードゲームやカードゲームを自由に遊べるコーナーあり、という感じですね。
自然を展示したコーナーは、自分が「虫」の視点で遊べます。
周囲は巨大な昆虫だらけ。地面のなかを示す断層から「穴」を覗くと、巨大なアリが卵の世話をしていたりする。
また別の穴には冬眠中の蛇が…
巨大な落花生が埋まっていたり、巨大なアンモナイトの殻や恐竜の卵が転がっていたり、ある意味カオスで面白い。
写真は巨大な「せみの幼虫」で、次女は怖がっていました。
ゲームコーナーには、いわゆる「世界の名作ゲーム」が置かれています。
僕が以前から遊んでみたいと思っていたカードゲームなどがいくつかありました。
「すすめコブタくん」とか「ハリガリ」とか「ココタキ」とか。10種類以上置いてあったかな?
…こぶたくんは、長男が遊ぶにはすでに簡単すぎるかな。
積み木として遊ぶのも面白い、というゲームなので、次女あたりがちょうどいいのかも。
ハリガリは次女には難しすぎる。長女がなんとか理解できるレベル。
でも、長男にはちょうど良いみたい。
…そろそろ、こども3人で遊べるゲームが欲しい、と思っているのですが、なかなか難しいみたい。
しかし、「ずっと思っていた」のが、実際触れて遊べる機会があって、少し答えが見えた感じ。
別のフロアは PC やビデオなどを中心としたメディアスペース。
「パソコンを体験してみよう!」というのは…20年前ならいざ知らず、今の子供はコンピューターは「あって当たり前」で、体験して喜ぶものではないと思う。
でも、こどもが楽しめるソフトをうまくそろえてあります。
Mac OS X が多いですが、「あえて」 OS 9 のマシンも残してあって、キッドピクスや まきがめ で遊べるようになっていました。
熱中してキッドピクスをいじり続ける長男…
別フロアに移動したい時間になり「家にあるよ」と教えると、「え! これ、家にもあるの?」と驚いていました。
もう、何年も起動していない古いマシンだけど、ちゃんと正規ライセンス持っているよ。
(しかも、僕と妻の2ライセンスある)
最上階にはプラネタリウムがあります。
子供向け番組もあるけど、この日は時間の都合で大人向けの「星☆図鑑」というのを見ました。
まず特筆すべきは、ここの説明員の人、本当に星が、プラネタリウムが、好きなんだなぁ、ということ。
入場開始から上映開始までの待ち時間、「他のプラネタリウム行ったことある人いますか」って質問をしてみたり、「先日全天集映画の試写会行ってきたんですよ。3日で40本見て、死にました」とか身の上話したり、喋り続けます。ラジオの DJ みたい。
いよいよ上映開始になっても、話の端々がなんか面白い。本当に、みんなに星を好きになってもらいたい、できれば今夜にでも空を眺めて欲しい、という気持ちが伝わってきます。
前半藤沢周辺で今夜見られる星空を開設し、後半はこのプラネタリウムのオリジナル番組、「星☆図鑑」。
宇宙にある星を分類し、大きさ・色・温度にある程度相関関係があることを示し、その相関から外れているものが「死ぬ間際の特別な症状の星」であることを示し…
知っていることなのだけど、改めて知識を体系立てて整理しなおすことができました。
もっとも、話が難しすぎて、長女・次女は飽きていました。
(長男は理解し、さらに質問してきた。変光星は大きくなったり小さくなったりしている、という話に対して「なぜ?」とか)
上映終了後、こどもたちをつれて外へ。
…妻が出てこない。ずいぶん待ってから出てきました。
説明員の人を捕まえて、「ここら辺で、カノープスはどこで見られますか?」と聞いていたらしい。
説明員の人は見たことが無い、とした上で、「七里ガ浜の高台で見られる、という情報を聞いたことがあります」と教えてくれたそうです。
…見たことなくても情報は知っている、というのが、やはり説明員さん、星が好きなのだろうな。
朝から行って、一日中遊んで、出たときには真っ暗でした。
プラネタリウムで見たとおりの三日月が空に浮いていました。
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別年同日の日記
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東京MX を見ていたら、パナソニックセンターでダンボール広場が開催される、というCMをやっていた。
…すごくローカル局な感じの CM だな。
パナソニックセンターは、ビッグサイト(国際展示場)近くにある、パナソニックのショールーム。
ショールームなので、基本的に入場無料。
ダンボール広場は、ダンボールおじさんが作った、段ボールによる滑り台や迷路などの遊具を置いた広場。
近所の人が遊びに行くならともかく、電車で高い運賃を払って、片道1時間半もかけていくようなものではない。
でも、子供はそんなこと知らない。
巨大ダンボール迷路や、ダンボールで作った滑り台、と聞いて目を輝かせ、「行きたい」という。
このイベント、たった1週間しかやっていない。先週末の日曜日から、今週末の土曜日まで。
先週末の日曜日は、友人と花見の約束があったので無理。
(雨が降っていたので友人宅にお邪魔して遊んだだけになったが、子供は喜んでいた)
今週末の土曜日は、保育園の進級式があるから無理。
平日に連れていくことになるが、火曜日は仕事の会議があるので無理。
月曜日は、会議のための準備があるので無理。
今週木曜日(今日だ!)は、ここ数か月かけて作ったソフトのリリースを行うので無理。
翌日金曜日も自宅待機したい。リリース翌日では、どんなバグ報告が来るかわからないからだ。
というわけで、行けるのは水曜日に限られた。
雨の予報だが、まぁ何とかなるだろう、と思った。
…新聞に記事がでるほどの、春の大嵐になろうとは。
雨の中、自宅からバス停へ。
それほど遠くはない。遠くはないのだけど、この時点で次女が転んでズボンがびしょ濡れに。
雨なので着替えは持ってきたけど、早すぎるよ。
バスで電車の駅まで。そこで乗り換えて、新橋駅まで。
電車に乗りなれてない子供たち、この時点でもう疲れている。
そこで、「ゆりかもめ」の説明。
なんと! 運転手さんがいないんだよ、と一番前の車両の、最前列へ。
さらに! 電車なのにレールがない。というかタイヤで走っている。
(乗っているとタイヤは見えないけどね)
これで子供の元気は復活。
でも、国際展示場駅へ着くと、おなかがすいた、と言い出した。
とりあえず近くのビルにレストラン街があったので入り、マクドナルドと すき家 で軽く食べる。
(次女は、最近テレビ CM で「すき家のぎゅーどん♪」のジングルを覚え、食べてみたがっていた。)
ビルを出て驚く。
食べている間に、雨がひどく、嵐になった。
パナソニックセンターは見える距離。でも、この距離を歩くのが非常につらかった。
ダンボール広場、子供は大喜び。
何度も迷路を潜り抜け、平均台を歩き回り、小さな家に入って顔を出す。
恐竜の滑り台をなんども滑り、カエルのシーソーを…中央に一人で入って「お船!」と喜ぶ。
ダンボールなので、軽い。同じ遊具をプラスチックで作ればもっと重いし、鉄なら言わずもがな。
この「押せば簡単に動く」というのも、子供にとって面白いらしい。
一部木やプラスチックを使っていることに、長男は「全部ダンボールだと思っていたのに、思ったより違うものが多い」との感想。
でも、大人から見ると、ダンボールだけでよく重みに耐えられる、と感心する部分も多い。
さて、変わっているといっても、公園みたいなものだ。1時間も遊べば飽きる。
そこで、リスーピアの無料エリアへ。
パナソニックセンターでは、「リスーピア」という…理数系の楽園を作っている。
置いてある、理数系的に面白いおもちゃで遊ぶ。
…面白いし、大人から見て理数系の興味深さはあるのだが、今一つ。
「面白いおもちゃ」として子供は遊んでいるが、理科の魅力とふれあう、というリスーピアの目標からすると、ちょっと説明不足のように思う。
(このおもちゃ展示、以前に来たときはなかったように思う)
リスーピアならではの展示も同様。
面白い実験装置を作ってあり、その実験が何であるかを説明するインストラクションカードはある。
でも、「現象の確認と、説明」だけで終わってしまっていて、そこから引き出されるはずの、もっと興味深い話、に移行しない。
有料エリアには今回入っていないので、もしかしたら有料エリアではもっとちゃんと説明がなされているのかもしれない。
さて、「外の雨怖い」という長男を説き伏せ、再び駅に移動。
以前に来た時に、ビッグサイトが目的地だったので国際展示場駅からきたのだが、有明駅ならもっと近かった。
ただ、国際展示場駅までは屋根がついている。有明に進むには屋根はない。
この時は大雨なので、屋根のついている道を選択。
…選択を誤った。
屋根がついているので雨の影響は少ないのだが、嵐でもあるので「濡れないで済む」ほどではない。
これなら、屋根なしのルートでも、近い駅に行った方が良かったかも。
さて、駅に着いたらテレコムセンター駅へ。
ここから、日本科学未来館まではすぐ。…雨でなければね。
すでに1時過ぎだったので、常設展のみの入場券を買う。
企画展も興味はあったのだけど、見る時間が足りない。
ちょうど、アシモのショーの直前だった。
前日に、科学館について子供に簡単な説明をしていたのだが、「アシモ」には興味を持っていたようなので、見る。
長女は、かわいかったと言っていた。次女も面白かったと言っていたが、ちょっと不気味の谷だったようだ。
インターネット物理モデルを見る。
以前来たとき、自分はこれが気に入ったのでぜひ見せたかった。
…以前(長男が生まれる前なので、10年くらい前)はただおいてあるだけで、興味を持つ人も少なかった。
今は当時よりインターネットも普及したし、大人気展示のようで、整理券を配っていた。
5台の端末のうち、1台は整理券がなくても使ってよいらしい。
ただし、この1台は別のマシンにメッセージを送らないこと、がルール。
実物に例えて言えば、127.0.0.1 にしかパケットを送出してはならない。
インターネット物理モデルは、大掛かりな「ピタゴラ装置」みたいなものだ。
白黒のボールでビットを示す。
8個並べてアドレスを、8個並べてメッセージ ( 8bit なので、ANK 1文字) を表す。
使える端末は、整理券がいらない代わりに1人1回(1文字)しか送れない。
そこで、3人の子供で我が家の名前を送ってみた。…ほんとうは4文字だけど、3文字目まで。
ボールが転がるさまをみながら、インターネットの動作を説明する。
もっとも、長男はまだインターネットの仕組みをしらないので、意味が分かっていない。
長女、次女に至ってはボールが転がるのを楽しんでいるだけ。
「3文字しか送れなかったけど、こうやって通信できるんだよ」と言っていたら、次に並んでいた親子が、「4文字目」を送ってくれた。
これで、名前が完成。ありがとう、次の親子。
すぐ隣で「不可思議の数え方」をやっていたので見る。期間延長して、4/15までやってます。
ネットでも、展示の一部であるムービーが話題になっていましたね。
展示の肝である「圧縮」が最初はどうもしっくりこなかったのだけど…
ここでの実例では、ある程度の厳密性が必要なので、すぐに腑に落ちなかっただけ。
ゲーム理論でいえば、αβ刈りに相当する作業が「圧縮」という意味だな。
つまりは、コンピューターには存在しない「常識」を駆使して、組み合わせ爆発を抑え込む、という重要技術。
これを知らずに組み合わせ問題に手を出せば、無駄な時間を過ごすことになる。
ムービーの最後で「おねえさんに教えてあげたかった」と言っているのも、そういうことなのだろう。
ここ、中央に子供が遊べるスペースがある。
幾何学積み木、ペントミノパズル、オセロ、ルービックキューブ、ハノイの塔…
いろいろおいてあるが、すべてが「組み合わせ爆発」を起こすおもちゃなのがよくできている。
遊んでいる人たちは、多分まったく気づいていないのだけど。
階を移動して、しんかい 6500 を見る。
実は、前日に「しんかいくんと うみのおともだち」の絵本を子供に読んでおいた。
本物のしんかいくんの中に入り、周囲の展示を見る。
「チムニーくん」(熱水鉱床)、「ひばりくん」(シンカイヒバリガイ)、「しろうりくん」(シロウリガイ)などと説明していたら、説明員の人が寄ってきた。
「どちらかがイオウをエネルギーにできて、どちらかがメタンをエネルギーにできるんですよね」と尋ねると、イオウはどちらもできるはずだけど、メタンはちょっとわからない、とのこと。
横で長男が「メタンを食べられるのは ひばりくんのほうだよ」と言っている。
子供向けに、深海6500の絵本があって、そこに書かれていると説明すると、シロウリガイは熱水鉱床に棲むので、メタンを食べるのはひばりの方であっているのではないか、と言われる。
小学生すら深海生物に詳しい(?)おかしな親子に、説明員の人が「シロウリガイは貝殻でも硫黄臭がするのですが、嗅いで見ます?」と言い出した。
展示している箱の下は、鍵がかかっているがいろいろなものがしまってあった。
その中に、展示するほどきれいではない貝殻があり、においをかがせてくれた。確かに温泉のにおいがする。
「これが、深海6000m の温泉のにおいだと思うと、思いもひとしおですよね」と説明員に言われ…どうだろう。同意はしないが、言っていることは非常にわかる。「そうですねぇ」と無難に相槌を打っておく。貴重なものであることは確かだ。
他にも、ユノハナガニを見ていたらやっぱり説明員が寄ってくるし、霧箱を覗いていたら、家庭で作れる簡単霧箱のつくり方も教えてくれた。
興味をもった人に対し、さらに興味を掘り下げる説明をしてくれる。
それが科学未来館のすごいところだと思うし、リスーピアにかけているところだと思う。
閉館時間になり、科学館を出るときには、天気は回復して晴れていた。
長男は、ダンボールより科学館のほうが楽しかったけど、もっとゆっくり見たかったそうだ。
今日はダンボール目的で来たので仕方がない。そのうちまた、1日楽しみにこよう。
長女は、ミュージアムショップでローズクオーツの細かな石を小さなガラス瓶に入れたものを購入。
「とてもきれい」と宝物に。
次女も、長女の真似をして、アメシストの小瓶を購入。
妻はストロマトライトの切片と、珪化木の切片。
…しぶい選択だけど、いったいこれで何をしようというのか。
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別年同日の日記
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さて、先日から書いていたように、無料招待してくれたのでピューロランドに遊びに行ってきました。
書くことはいろいろありますが、まずは宿題を済ませておきましょう。
今回の無料招待の応募条件は、「必ず、『不思議の国のハローキティ』の感想を公開すること」でした。
まず最初に書きたいのは、予想はよいほうに裏切られた、ということ。
僕が見る前に興味を持っていたのは、次の2点でした。
1) どうやって話をまとめるのか
タイトルからして「不思議の国のアリス」だろう、ということはわかります。
しかし、アリスはかなり複雑な話です。30分程度の子供向け演劇としてどうやって話をまとめるのだろう?
2) キティの役どころ
公開された写真では、青い服にエプロン姿…これだけでは、アリスのイメージです。
でも、エプロンは大きな時計の模様で、かわいいウサギのワンポイントが入っています。
時計を持っているのは白ウサギの役どころ。ということは、キティは白ウサギ役?
この2つに関心をもって見始めたのですが…
思わぬ方向で裏切られました。
キティはキティ役でした。
そして、お話は「不思議の国のアリス」ではありませんでした。
アリスの世界観を使った、まったく別のお話です。
その世界観も、「トランプの国」…つまり、原作でいえば最後のあたりの話だけに絞り込んでいます。
アリスはキティとは別にちゃんと存在しているのですが、お話には出てきません。
ただ、アリスという人物がいること、青い服に白いエプロンを着ていること、そして、今は女王様のお使いで出かけていて留守であること、が会話の中で言及されています。
ピューロランド内では、今回の公開に合わせて「ティーパーティ」の会場ディスプレイがあったり、キティ関連グッズに気違い帽子屋のかぶっているシルクハットがあったりするのですが、お話には一切出てきません。
しかし、世界観だけを使用して、お話は全く違うものにする、という手法は大成功です。
アリスが難解なのは、「英語で」作られた言葉遊びや、ダブルミーニングが満載なためです。
これがアリスの面白さである一方、日本人には非常に理解しがたく、難解なイメージを強くしています。
「不思議の国のハローキティ」では、お話をつくりかえることで、「日本語の」言葉遊びやダブルミーニングを盛り込んでいます。
その意味で、翻訳された「不思議の国のアリス」よりも、もっとアリスらしい仕上がりになっています。
そして、この新しい話は、アリスの世界観の中で、いろいろな事柄の「理由」を見出していきます。
ハートの女王が残虐である理由。
「女王」が話の中心になっていて「王」の存在が薄い理由。
女王に「死刑」宣告をされる、ジャックと女王の関係。
トランプたちの人間関係。
「女王の持つバラ園」というのも、重要な意味を持ってきます。
…というか、これ本当にピューロランドで上演していいの? すごく大人向けな側面もあるのだけど。
ダブルミーニングの秀逸さの一つではありますが、すごく「性的」であることを感じさせる部分が少なからずあります。
ただ、大人はダブルミーニングによる性的な意味合いを感じても、子供には全くそうは思えないでしょう。
もしかしたら、たまたま性的に感じてしまうだけで、自分の勘ぐりすぎかも…
とも思ったのですが、余りに多いので多分意図的にやっています。
これを問題視するのも大人げない、という程度の、本当に軽いものなのですが。
うーん、実際の例を挙げたいのだけど、挙げられないのがもどかしい。
感想を書く上で、ピューロランドは何の制限もつけていません。
だからなにを書いても構わないのですが、どういうダブルミーニングがあるのかを書くと、お話の重要な部分の「ネタバレ」になってしまうのです。
ネタバレはさすがに書いてはならないように思います。
ピューロランドがどうだとか言う以前に、人としてダメ。
しかも、このネタが(少なくとも僕にとっては)すごく面白かったから、なおさら書くわけにはいかない。
というわけで、最後は月並みな言葉で締めくくるよりほかにありません。
気になる人は、ぜひ自分の目で確かめてください!
後日追記 13.04.22
数日たって、ブロガー招待で感想を書いた他の人の日記などが検索に出てくるようになりました。
他の方の感想を読んでみると、検索上位に来る人は僕のページと違って写真もたくさん入っているし、ストーリーも完全紹介していますね。
…ストーリーの完全紹介、ネタバレだと思って避けたのですが、これだけ書く人が多いということは、気にしていない人の方が多いのかな。
自分が感じたことを、「自分の日記として」保存しておきたいので、紹介になってしまいますが追記しようと思います。
ただし、読みたくない人もいるでしょうから隠しておきます。
読みたい人だけ下のリンクを踏むように。
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別年同日の日記
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話が変わるので記事を分けましたが、こちらも「不思議の国のハローキティ」の感想です。
まぁ、些末な話だから記事を分けたのだけど。
「不思議の国」の前は、「ハローキティとオズの魔法の国」を上演していました。
こちらは、素直に「オズ」を短い話に仕立てたもの。
ただ、舞台にするうえでやりにくい部分は、思い切って翻案していました。
その翻案の一つが、「エメラルドシティ」と、そこを支配する魔法使い「オズ」の描かれ方。
オズは本来眼鏡屋で、緑色の色付き眼鏡を人々に広めたところ、すべてがエメラルドに見えて喜ばれ、続けざるを得なくなった、ということになってました。
これ、提供が「メガネのパリミキ」だから、タイアップした緑色の眼鏡も販売されたんだよね。
また、「オズ」では、お話の終了後に宝塚風のレビューがありました。
これも、演出を宝塚の演出家に頼んでいたため。
真似をしたのではなく、本当に宝塚の演出家なので、クオリティは高いです。
そして、「不思議の国」。
引き続き、提供は眼鏡のパリミキ、演出は宝塚の演出家です。
眼鏡は今作でも重要な意味を持ちます。…オズほどではないけれど。
冒頭で、ハートの女王に仕える「ウサギ」がキティとぶつかって眼鏡を壊してしまい、目がよく見えないままにキティをアリスと間違えます。
誤解はすぐに解けるのですが、これで知り合ったウサギに同行して、キティの冒険が始まります。
キティはお話の後半で、壊した眼鏡の代わりに、別の眼鏡をウサギにプレゼントします。
この眼鏡が…非常に存在感がある。ここら辺、「メガネのパリミキ」の宣伝を意識してのことなのか。
子供にも話の感想を聞いてみました。
(帰宅後にゆっくり聞いたのですが)
「不思議の国」の中で、美しく優しい女王が、一瞬にしてわがままな老婆に変わってしまうシーンがあります。
これ、一週間後には6歳の長女が、怖かったと言っていました。
話の内容は、自分の知っている「アリス」とは違うことはわかったようですが、あまり気にならなかった様子。
アリスのような「トランプの国」が舞台で、アリスのように「ハートの女王」などがいて、主人公がアリスっぽいキャラ(キティ)であれば、それはアリスなのでしょうね。
お話終了後のレビューは、相変わらず宝塚っぽいです。
#子供の頃ですが、2回ほど宝塚見たことあります。
「不思議の国」にはダニエル(キティのボーイフレンド)は登場しないのに、レビューには出てきます。
出てくるだけでなく、存在感強いです。
「オズ」では、一応お話にも出てきたのだけどね。
レビューに出すならお話にも出してあげればいいのに…とも思うのだけど、出せない理由もなんとなく理解できる。
お話の冒頭は「家族でピクニックに来たキティが、空き時間に単独行動する」ことから始まります。
ボーイフレンドがいたら、単独行動するのに違和感が出てしまうよね。
そうそう、席は自由席ですが、座るときには「舞台に向かって右側の通路」(入り口から奥の方の通路)の周辺に座るといいかもしれません。
お話の中で、2回ほど、キティが客席に降りてきてここを通ります。左側の通路は通りません。
人間心理として、席がある程度埋まってくると、早く席を確保しようとして「入り口すぐの席」に座ろうとします。
奥の方の席の近くをキティが通る、というのは、もしかしたら「知っている人は奥の席に座る」ように仕向けるためかも、と思いました。
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関内ホールに、プリキュアミュージカルを見に行ってきた。
長女(6歳)と次女(4歳)が広告を見て「これ見たい!」と主張したからチケットをとったのだが、そんなこと子供はすっかり忘れていた。
とはいえ、前日に見に行くよ、と言ったら喜んではいたが。
長男(8歳)は、妻と一緒に毎夏恒例のポケモン映画へ。
安いチケットなので2階席。
でも、最前列だったので「前の席が邪魔で見えない」ようなことはなくて助かった。
プリキュアミュージカルは始まったばかりだし、これから全国を回るので内容についてはあまり触れない方が良いだろう。
始まり部分のあらすじだけ書いておけば、プリキュアの4人+キュアエースの5人が、別世界に迷い込む。
その別世界…アニマルランドでは、ジコチューの幹部3人が暗躍していた。
プリキュアに阻まれてなかなか征服できない人間界はとりあえずおいておいて、アニマルランドを征服してジコチューランドに変える計画らしい。
偶然アニマルランドの王女、ミーシャと出会い、危機を救ったプリキュアたちは、アニマルランドの平和のために立ち上がる。
ミュージカルとしてのクオリティは、ピューロランドより低いように思う。
でも、値段も安いのでコストパフォーマンスは悪くない。
変身シーンが3回ある。
そのうち2回は、変身時に舞台が暗転しているが、人が舞台そでに行くのがわかる。
長女は「いま、着替えてきたんでしょ?」と、見破ったつもりで得意顔。
でも、この演出、どうやらワザとだったようだ。
3回目は、暗転もせずに舞台上で変身を行う。
…いや、それだって大人が見たら、やっていることはバレバレなんだけどね。
長女は一瞬驚いた後に、「あー、どうやったかわかった!」と見破って得意満面。
見破って大喜びしている時点で、子供向けとして演出は成功である。
ちなみに、4歳の次女には何が起こっているかわからない。その程度の巧妙さはある。
途中で20分の休憩が入る。
この際、ジコチューの幹部3人が放送席に勝手に入る…という設定の演出がある。
「後半は俺たちのカッコよさに、おしっこちびっちゃうかもよ」と、トイレに行くことを促す。
ジコチューだから勝手な放送をして、その内容でトイレに行くことを勧める、というのはなかなか上手い。
そして休憩あけ。
その3人が、休憩中にちゃんと「わざわざトイレに並んだりしないで、ちゃんと横入りしたか?」などと聞いてくる。
腹減ったら、席に座ったままお菓子食べていいんだぜ?
前に来た方がよく見えるから、他の子を押しのけて前においでよ。
なにせ、「ジコチュー」の言うことだから、やってはならないことを次々言い出す。
でもこれが、子供たちに対する「やってはいけないこと」の警告になっている。
口やかましい禁止事項を連呼するのではなく、キャラクター設定を活かした注意の仕方で、上手い。
ところで、「休憩中」にも、トイレなどに行かない子供向けに「エンディングのダンス」の振り付け講座があった。
うちの子はいつもエンディングを見ながら踊っているが、特に動きが難しい部分を解説。
この時は気づかなかったけど、後半で客席も含めてみんなで踊る演出があった。
それとなく教えておく、というのもなかなか上手い。
悪い部分もある。
劇が始まる前に、前説で、プリキュアがピンチの時は応援してほしい、というお願いがあった。
この時「がんばれプリキュア―」と呼びかけてほしい…と頼んでいたにも関わらず、最初に応援しないといけない局面の応援文句は、これではなかった。
がんばれ、が求められる場面は確かに多いし、その場その場で呼びかけて柔軟に変えるのも構わないのだけど、最初から例外は多くの子供が戸惑っていた。
ちなみに、応援が必要な局面でなくても、プリキュアが舞台に出てくると「がんばれー」と言い続ける子供も多数。
「みんなで応援してね」がちゃんと伝わるような演出がないことが原因。
(本当に必要なときは呼びかけが行われるが、そういうシーンが出てくるのはかなり後半)
まぁ、子供たちは楽しんだようだ。
これを書いている今も、ご機嫌でプリキュアの主題歌を歌っている。
来年もまた見たいと言っている。
チケット取れたら行っても構わないかな、と言うくらいのクオリティはあったので、考慮しておこう。
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別年同日の日記
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時々日記に登場する、JAMSTEC に努める妻の知人から、上野にある国立科学発物館で開催中の「深海」展のチケットをいただいた。
開催前にいただいていたが、昨日やっと家族で見に行く。
平日だというのにすごい混雑。
保育園の子2人はあまりの人込みで、途中から「つまらない。早く出たい。」と言い出す。
小学生の長男はそれなりに興味深く見ているが、混雑で思うように見られないのは多少面倒なようだ。
つまらないと言うには多少訳があり、展示の内容の多くが見たことのあるものだから。
協力しているのは JAMSTEC と新江ノ島水族館、それにすみだ水族館のようだ。
元々 JAMSTEC の本拠地と江の水は立地が近いせいもあり、仲が良い。江の水にも深海コーナーとかがあったりする。
そして、家からは上野に行くよりも、JAMSTEC や江の水に行く方が近い。
結果として、展示内容の多くはすでに見たことのあるものだった。
僕は過去に数回科博に言っているが、どういうわけか「コンピューターの歴史」コーナーを見られていなかった。
このサイトのページ構成を見てもらってもわかるように、一番の興味分野にもかかわらず、なぜか行くたびに展示入れ替え中だったり、企画展の都合で閉鎖中だったり、見られなかったのだ。
今回初めて見ることができた。
実は、深海展よりも僕にとってはこちらがメイン。
科学技術の発展コーナー。
コンピューターだけでなく、伊能忠敬の使った道具や、和式時計、からくり人形もある。
子供たちにこれが何であるか解説。
学芸員ではないが、近くにいた親子もなんとなく解説をきいている。
お父さん、こういうの語り始めると熱いよ~(笑)
しばらく前にスプライン曲線の歴史について書いたのだが、技術の発展コーナーの片隅に、なんの説明もないまま、製図用具(スプラインと呼ばれる道具)が展示されていた。
…といっても、製図用具そのものではなく、展示用にアクリル板で作られた「イメージ」だけどね。
これでも十分。あとで記事に写真追加しておこう。
高柳博士が最初にテレビの実験を行った機械の復元も置いてあり、数時間ごとにデモを行っていた。
これも写真を撮ってきたので、あとで「80年代の画面技術」の走査線の話のところに追加しよう。
しかし、この実験装置、存在は知っていたけど「ビデオみたいに決められた表示を出すだけ」だと思っていた。
撮影側もちゃんと再現してあって、手などを出せばちゃんと動画として写る。素晴らしい。
タイガー計算機や計算尺については、僕が子供に熱く語っているのでボランティアの人が寄ってきた。
触ってもよいタイガー計算機や計算尺もあり、日によっては出せるのだけど、今日は都合が悪くて出せない、と謝られた。
それはちょっと残念だけど、いろいろ突っ込んだ質問をしてみた。
…ボランティアなので、突っ込んだことになるとわからないとのことだった (^^;;
リレー計算機や真空管計算機については、もう言わずもがな。
と言っても、実際ここらへんになるといじったことがあるわけでもなく、それほど語れない。
ただ原理を教えられるのみ。
というわけで、楽しい科博見学でした…が、特別展と常設展示見て1日じゃ足りないね。
科博はちょっとしたテーマパークなので、1日じゃ回りきれない。また行きたいところ。
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