現在、一都三県では緊急事態宣言が出されており、不要不急の外出や会食を控えるよう呼びかけられている。
でも、そんな中で昨日家族でレストランにでかけ、外食してきた。
家族仲良く話をしながらの食事だ。
あと、先週は僕と妻だけだが、わざわざ鎌倉の市役所周辺の中心街まででかけて買い物をしてきた。
これも、不要不急の外出と言える。
自粛を呼びかけられているのであまりやりたくない、という気持ちはある。
でも、政府や県が自粛を呼びかけている一方で、鎌倉市の施策としてこうした外出が奨励されているのだ。
コロナウィルスによる経済の停滞はどこの地域でも懸念事項だが、これに対して鎌倉市は市民一人あたり5000円相当の電子地域振興券、「縁むすびカード」を配布した。
利用期間は、昨年12月15日から、今年の3月15日まで。
開始直後は、この券が使える参加店が少なかった。
鎌倉市の施策による地域振興券なので、参加店は鎌倉市内に本店がある事業者に限定されていた。
これは、普段行っている近所のスーパーなどでは使えないことを意味する。
鎌倉市に本店があるお店って、鎌倉駅前の観光客向けのお土産物屋とか、レストランとかが中心。
地元に暮らしている人がわざわざ行く理由がない…
近所にはスーパー以外に商店街もあるのだが、商店街の参加店は少なかった。
どうも、個人営業のおいせだと手続きが面倒で参加しないところも多いようだ。
しかし、これは開始直後の話。今後も参加店は増える、ということだった。
なので、少し様子見をすることにした。
そしたら、12月下旬からは急に感染者数が増大し、不要不急の外出を控えるようにとの呼びかけが行われた。
年末には緊急事態宣言の発令を、と一都三県の知事が政府に要望した。
年末年始に飲み会などが相次いで感染者を増えるのではないかという懸念だった。
しかし、年末年始だからこそ、お祝いの雰囲気に水を差すのをためらったのかもしれない。
実際に緊急事態宣言が出されたのは、松の内が明ける1月7日だった。
1ヶ月の発令だったが、その後さらに1ヶ月の延長。
そして、一昨日に更に2週間の延長が決定され、3月21日までになった。
つまり、振興券の利用期限を過ぎてから宣言解除となる。
不要不急の外出を控えていては、失効してしまう。
そんなわけで、先週から慌てて使い始めた。
その結果、冒頭に書いたようにわざわざ人口密集中にでかけて買い物したり、家族でレストランに行って夕飯を食べたりしているのだ。
別に、券のあり方に文句があるわけではない。
運悪くそうなってしまったというだけで、誰が悪いわけでもない。
振興券というのは経済波及効果を狙ったものなので、短期に集中して使われるのが望ましい。
その意味で、3ヶ月に期間を限定したのは正しいと思うし、その準備だってそれなりに時間がかかっただろう。
緊急事態宣言と丸かぶりだった、というのは偶然の結果に過ぎない。
とりあえず、先週市街地行って美味しいケーキとナチュラルチーズを買って、昨日ちょっと高めのレストランに行ったので7割位は使えた。
…残りをあと1週間で使わないといけない。
というか、平日は忙しくて出かける余裕がないので次の週末にまた市街地まで行くか…
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