3/7 2002-03-07 00:43:29 コンピュータ 歯車
「暗号化」を読み終わった。
暗号は好きなテーマの一つだが、最近の暗号は高度になりすぎて太刀打ちできなくてつまらない。しかし、この本を読んで、暗号開発者たちも高度すぎて一人では良くわからないのだとわかった(笑)
非常に人間くさくてよい話だ。
アイディアを出す人、数学的な実現方法を探す人、それを打ち破ろうとする人、プログラムとして実装する人、そのプログラムを打ち破ろうとする人…さらにこの外には、暗号そのものを規制しようとする人や、それに反対する人、中間的な打開案を探ろうとする人がいる。
いろんな立場の人がいて、協力したから今日の暗号がある。しかしまさか、電子商取引のモデルが20年以上も前に考えられていたとは思わなかった。
おすすめの一冊。
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