エスプレッソ・メーカー

へへへ・・・買ってしまいましたよ。エスプレッソメーカー。

なんか、直線的で金属感むき出しのデザインがおしゃれだったもので衝動買いです。

最近コーヒーや紅茶の道具が流行だそうで、昔なら高くて手がでなかったものも、気軽に買える値段になっています。

そういえば、社会の歯車の第1回もコーヒー関連の話でした。でも、別に僕はコーヒー通でもなんでもなかったりします (^^;

ただ単に、機械が面白そうだから買っているだけです。(このコーナーのためのネタ探しかも。ネタの投稿お待ちしております (^^; )



コーヒーのいれ方

エスプレッソというのは熱湯に圧力を掛けて抽出したコーヒーのことです。

私は通でないのでその善し悪しはわかりませんが、こうすると酸味を抑えてコクの強いコーヒーを入れられるとか。


ドリップでは重力でお湯を通すわけですが、エスプレッソでは圧力を掛けるのでドリップよりも短時間で抽出可能です。その分薄くなりそうな気もしますが、豆にイタリアンロースト(深煎り)の微細挽きを使うことで非常に濃い味を出します(はっきりいうと、苦いコーヒーです)。


私は邪道なので苦味に耐え兼ねていきなり牛乳を入れましたが、それでもコーヒーのコクが負けずに、おいしいコーヒー牛乳になりました。なるほど、特殊な入れ方をするだけのことはある。

で、逆にサイフォンを使うと、ドリップよりも長時間掛けて抽出することが出来ますね。サイフォンは昔は家にあったのだけど、割ってしまったためその味は良く知りません(^^;

やはり逆にすると味も逆で酸味が強くなるのでしょうか?


蒸気の力

さてさて、エスプレッソ・メーカーに話を戻しますが、私が買ったのは安いだけあって、蒸気の力で圧力を掛けるタイプです。大きな喫茶店などに置いてあるものはポンプを使って非常に強い圧力を掛けるようですし、家庭用でもポンプで14気圧を掛けるものが、同じ売り場で売っていました。

(私が購入したのは1,980円のもの。ポンプ式は15,000円で、一桁違います。)


で、蒸気でどうやって圧力を掛けるのかといえば、単純明快。下図をみてください。

全体は上下にわかれていて、この2つの間をパイプがつなぎます。このパイプの途中に挽いた豆をいれます(図の茶色い部分)。

下の容器に水をいれて火に掛けると、沸騰したお湯から蒸気が出て、逃げ場を失った蒸気がお湯を押し下げます。押されたお湯はパイプを昇り、豆を通ってコーヒーになり、上の容器に噴き出すという仕組です。


ところで、先程も話に出たサイフォン式の場合も、同じ様な仕組を使います。

違うのは、エスプレッソ・メーカーでは上に出来たコーヒーが下に戻らないように、パイプの上を高くまで突き出させていたのに対して、サイフォン式は下に完全に戻るようにパイプを配置していることです。

サイフォン式では、上の容器に直接コーヒー豆を入れます。

エスプレッソ・メーカーと同じ原理で上の容器に移ったお湯は、ここでコーヒー豆と混ざってコーヒーになります。


ここからがエスプレッソと違うところで、お湯がすべて上に移ったところで火を消すと、しばらくたって蒸気は冷えて体積が減り、上のコーヒーが下に戻ってきます。

冷えるまでは少し時間がかかりますから、抽出時間が普通のドリップよりも長めになるわけです。


サイフォン式の器具は普通ガラスで出来ているため、中の動きが見えて面白いです。一説によると化学者が実験器具を使って入れてみたのがこの方式の始まりだとか・・・

たしかに、形は丸底フラスコそのものだし、熱源はアルコールランプだし・・・


蒸気の力を利用する、というのは単純で奥の深い技術です。

これらのコーヒーメーカーや、笛付ケトルなんかでは単純に「お湯を沸かす」ことの副産物としての蒸気を利用しただけですが、多くの蒸気機関では、逆に蒸気を取り出すためにお湯を沸かしているわけです。


さらに考えれば、これは別に蒸気でなくてもいいわけで、問題は「空気圧によるエネルギーの蓄積・伝達」という話になります。


というわけで予告ですが、近いうちに携帯用ガソリンコンロの話をやります。「森の生活」との連動企画です。

あれも、空気圧を巧みに利用した道具なんだよね。その仕組は結構好きです。


今回はネタ切れで(ごめんなさい)、なんか内容が薄い上に全然詳しくない分野の「コーヒー」なんてものを扱っているので、自信がありません。間違っていたら指摘してください。


いや、取り上げたい内容はまだあるのだけど、資料がそろわなかったりしていてねぇ・・・

同じ様な「空気圧」を使った話だと、ヘロンの噴水とかペットボトルロケットも扱ってみたいのですが・・・

(ページ作成 1997-03-23)

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