追加工事

建築時に予算が足りずにあきらめたこと、住んでみるまで気づかなかったこと、いろいろな理由で追加工事を行っています。

それらの工事を、少しまとめておきます。

駐車場の屋根

引越し前に契約していた駐車場には屋根はありませんでしたし、「車はピカピカにしておきたい」というよう性格でもないため、駐車場には屋根をつけていませんでした。

しかし、入居後最初の秋、駐車場に屋根が必須であることを知ったのでした…


うちの隣は田んぼです。周囲の家には、例外なく柿が植わっています。

そのため、秋になるとスズメとカラスが大量に飛び交います。うちの敷地に電気を引き込む電線にも沢山止まり、当たり前のようにフンをします。

…これが、車に直撃するのですね。車、鳥のフンだらけ。「特にピカピカにしたい」わけではなくても、見るからに汚らしい車に乗りたい、とは思いません。そこで、入居後最初の冬に、駐車場に屋根をつけてもらいました。

ところで、うちの車、少し背が高いのね。185cm あるのだけど、後部ハッチを空けようとすると、さらに20cm くらい上に持ち上がる。さらに、駐車場の部分がなだらかな斜面になっていて、後ろの部分が持ち上がっている。

つまり、「屋根」としては、駐車場の一番低いところから、2mちょっとの高さを確保しないといけない。普及品では 2m くらいが最高の高さで、その上になると1ランク上の製品になってしまうのだとか。値段が高くてもよいので、それにします。

普通は、「一番高い状態」に製品が作られていて、設置場所にあわせて、柱を低く切るのでしょう。しかし、業者さんは出来るだけ高い状態で設置してくれました。これによって、うちの駐車場の屋根は、3mくらいという、非常に高いものになっています。

まぁ、取り立てて困ることも無いのだけどね。

ウッドデッキ

新築時には予算が無くて作らなかったのですが、将来ウッドデッキを作る予定で、出入り口のドアだけ用意してありました。

デッキが無い状態では、ドアから地面まで落差1mくらいあります。うっかり間違えて開けでもしたら大変。

また、将来的にはデッキに物干し場を作ろうと思っていたのですが、仮に買った「物干し台」を置く場所が無い、という問題もありました。庭は広いけど、土ばかりで地盤が弱いため、物干し台が風で度々倒れるの…


そこで、駐車場の屋根の完成直後に、ウッドデッキの追加工事を頼みます。この頃にはローンの返済をしつつも、ある程度貯金もたまっていました。少しがんばればお金も出せます…

ウッドデッキには、上に一緒にパーゴラ(つる植物を育てるための天井棚)を作ってもらうことにします。夏の日差しを家に入れないために、ここに藤を茂らせようと言う計画です。


その後、3年近く経ちましたが、ウッドデッキは無理してでも早めに作ってもらって正解でした。庭仕事のときの拠点になりますし、子供が遊ぶのにも良いスペースです。

ウッドデッキでのお月見は、子供が毎年楽しみにするようになりました。気候がさわやかなときに、ここに出てお茶をすることもあります。隣は水田なので、のどかなものです。


ところでこの水田は、持ち主いわく「商売にはならないので趣味でやっている」物で、農薬などは一切使っていません。田植えの頃には近所の小学生が社会科見学にやってきますし、夏には蛍も出ます。小さな子供がいますが、安心して景色を楽しませてもらっています。

藤は1年目にパーゴラの高さまで届き、2年目に1/5ほどに枝をめぐらせました。3年目の今年は半分ほど覆っていますので、来年の夏には全体を覆い、再来年からは涼しい木陰を作ってくれるかな…と期待しています。

エアコン

工事と言っても既製品を取り付けるだけですが。

スウェーデンハウスは、エアコンの配管を壁内に通します。そのため、後から追加工事は難しいため、予め「エアコンが合ったらよさそうな位置」に予備配管を行っています。

2年目の春、2階に新たなエアコンをつけてもらいました。

1階には、入居時に十分な出力のものをつけていました。2階には、以前住んでいた家から持ってきていたのですが…出力が足りない上に、古いので結構電気食いです (^^;


実は、住んでみるまでは「1階のエアコンが十分な出力だし、2階も空調できるのではないか」と淡い期待をしていたのですが、これは無理です。スウェーデンハウスでは1階と2階で別々の換気を行うのですが、1階と2階の間ではあまり空気が動きません。吹き抜けにファンでも付いていれば違うかも知れませんが…

新しいエアコンによって、やっと家中快適に暮らせるようになりました。

浄水器

3年目の冬、浄水器を導入しました。

住んでみるまでわからなかったことですが、水道水が思いのほかおいしくなかったためです。…鎌倉の水道が不味い、というわけではありませんが、横浜の水道は都市部にしては味がよいほうですし、妻が大学時代に住んでいたのは、日本でもトップクラスのおいしい水道水が飲めるところでした。

冬はともかく、夏になると水道水を直接飲む気になれない…いつも麦茶を作っていますが、心置きなく水を飲みたいときもある…と悩んでいたところに、スウェーデンハウスから浄水器の割引販売の斡旋があったのです。


入居時につけてもらった台所の水栓、おしゃれだったのですが使いやすくはありませんでした。浄水器の標準水洗、不恰好に大きいのですが、使いやすいです。いろいろ微妙だけど、これでよかった…のかな?


味は良くなりましたが、浄水器を使ったからと言って、ペットボトルのミネラルウォーターのようにおいしくなるわけではないです。あくまでも「不味い成分を取り除く」フィルタであって、「おいしくする」物ではない、というのがポイント。

(ページ作成 2008-12-05)

前記事:庭造り     戻る     次記事:IHについて
トップページへ

-- share --

0000

-- follow --




- Reverse Link -