春の家族旅行2025

ひさしぶりに、やっと、念願の家族旅行に行ってきました。


子供たちの受験やコロナ騒動が重なり、18年を最後に家族旅行に行けていなかったのです。

コロナ後も、一昨年は長女の高校受験、昨年は長男の大学受験で旅行に行けませんでした。


特に去年は、「受験が終わった春休みに旅行しよう」と計画していたら、春休みには次女の塾で、高校受験の特別講義が始まってしまった。

そして、来年は長女が大学受験。「次女の高校受験が終わったら、春休みになる前に旅行行こう」と考えていました。


次女の受験は2月14日・17日。その後、2月21~24日が連休でした。

2月の頭に、この連休で旅行行くぞと決め、計画を立て始めます。


目次

計画段階

2月22日(土)(1日目)

朝食

曽我の梅林

小田原城

本間寄木美術館

旅館

箱根温泉

23日(日)(2日目)

ポーラ美術館

昼食

ガラスの森美術館

アチェロ

帰り道



計画段階

どこに行くか家族で相談し、最初は日光案が出ました。実は、諦めた1年前の旅行の案も日光だった。

でも、日程を試作するとうまく収まらない。行ってみたいところが多い割に、家から距離が遠いため、移動時間が長くて自由時間が少ないのです。


そこで次の案。次女が小田原城を見たいというので、小田原・箱根エリアで考え直します。

箱根は過去に何度か行っていますし、小田原城も9年前に行っている。

でも、その頃は次女は小さかったのでよく覚えていないのです。


同時に宿を探しますが、小田原箱根は東京から気軽に行ける観光地として人気があります。3週間前になって探しても、もう手ごろな値段の宿は埋まっています。

宿に限らず貸別荘なども探し、1泊5万円弱で駐車場なし・食事なし・素泊まりの貸家を見つけます。ひとまず予約。

この宿から行きやすい場所で、観光地をリストアップして家族に行きたい場所の意見をもらいます。


その後再度宿を探すと、以前は見つからなかった手ごろな場所が見つかりました。

箱根湯本の温泉旅館で、夕朝2食付きで一人1万2千円。予約を入れて、貸別荘はキャンセルします。(キャンセル無料の期間内)


そのご家族からのリクエストで行き先を決め、日程を組み、安くなる前売りチケットなどがあれば購入し、旅行当日となったのでした。


2月22日(土)(1日目)

僕は少し早めに起きて家事をしましたが、家族は6時起き。

前日に荷物などはまとめてあるので、身支度をして6時半より前に家を出ました。


まだ眠い人は車の中で寝ていいよ…と言いつつ、誰も寝ない。

うちの家族旅行はいつも早朝に家を出ます。この雰囲気自体が久しぶり。


朝ご飯まで1時間くらいかかるので、菓子パンを買ってありました。

車内で軽く食べます。


相模川にかかる湘南大橋は渋滞になりやすい。朝早い時間に通り抜けてしまいたい。

9年前も、同じような日程で、箱根・小田原に行っているんだよね。


ただ、9年前には橋を渡ってすぐの所にあった、24時間営業のガストで朝ご飯を食べている。この店がコロナの際に閉店になってしまった。


近くにデニーズ平塚海岸店があるが、朝10時開店。そんなに待てません。

さらに少し進んだデニーズ二宮店なら朝7時開店。というわけで、ここを目指しました。


朝食

7時28分、目的の店舗に到着。7時半着で考えていたので、大体予定通り。


デニーズはモーニングメニューが700円前後で充実しているようだ…と事前に調べていたのだが、起きてから1時間待っていたので、みな「お腹空いた」と1000円前後のしっかりしたメニューを注文。

それでいて、実は菓子パンを食べているので「お腹いっぱい…」と。まぁ、誰も残しはしませんでしたが。


8時20分ごろには再出発。


曽我の梅林

曽我の梅林は、この時期に小田原に行くなら見たい、と僕が予定に組み入れた場所。

ただ、子供たちは花に興味がないし、興味持ちそうだと思っていた妻も「梅なら別にわざわざ見に行かないでも…」程度。


でも、車から降りないで車窓から雰囲気を見る、という程度であれば、ちょっと迂回路を通るだけ、15分程度の時間で見ていけるんだよね。


目指すは小田原城なのですが、少しコースを外れて曽我の梅林方面へ。

この時点でもう、道の脇に時々梅林が現れますし、普通の民家でも梅が植わっているところが多いです。


鎌倉におけるアジサイのように、曽我では梅が当たり前に植わっている。


戦国時代、梅干しは重要な戦略物資だった。保存食であるというだけでなく、薬にも使用されたし、醤油が発明される以前は調味料としてもよく使われた。「塩梅」という言葉にも名残がある。

小田原城の近くでは梅の栽培が推奨され、江戸時代にも小田原の梅干しは特産品だった。

それを支えたのが曽我の梅林だ。


…なんて話をしながら車で走っていく。


一番有名な「梅林」への角を曲がると…朝早いからまだ人は少ないだろう、と考えていたのだけど、もう駐車場待ちの列ができてます。


「別の駐車場があるので、そちらへ進んでください」と案内されましたが、もともと車を停めてまで見ようと思っていなかったので、歩行者に気を付けながら、梅林の中をそろそろと進みます。

窓を開けると梅の香りがする。家族も、妻も含め、ここまで梅が多いのは見事だと驚いています。


で、3分程度で林を抜けて元の道路に戻ります。これで十分。

ちなみに、有名な梅林周辺も、梅が植わっている場所多いです。


車はそのまま小田原城を目指します。


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(ページ作成 2025-03-30)

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