回し車の改造

目次

はじめに

その1 磁石によるカウント

最初の問題点

その2 光によるカウント

新たな問題点

その3 新しい回し車

現在の問題点

終わりに


現在の問題点

大きな問題は出ていないので、そのうち何とかしたいと思うことを…


本来なら、閾値回路・スイッチング回路をちゃんと組んでやるべきでしょう。しかし、歩数計が閾値回路を持っており、それを流用していることになるのでそれはそれでよいと思っています。

しかし、閾値の調整はできるべきです。受光素子はもともと「可変抵抗」として動いていて、その抵抗値の「どこか」に閾値があります。

ならば、閾値の調整というのも簡単な話で、受光素子につながる線のどこかに可変抵抗を入れるだけです。

これだけで、うまくカウントしないときの回路調整が容易になりますし、銀紙・黒プラスチックという組み合わせ以外でも、微調整によって動作させることができるようになるでしょう。


もう一つの課題は電源です。赤外線を出すためだけに電池をつないでおくのは邪魔すぎます。

ためしに歩数計本体の電池から並列に電気を引くようにしたところ、歩数計が動かなくなりました。

あたりまえです。発光素子はほとんど抵抗が無く、歩数計はそれなりの抵抗があるからです。電気は抵抗の少ないほうに多く流れますので、歩数計には電気が流れなくなってしまったのです。

じゃぁ適当な抵抗をつけてやればいいんじゃないかな〜、と思っているのですが、そのためだけに秋葉原に行くのが面倒で実行していません。


終わりに

いま、全部書き終わってから、動作確認で一番最初に紹介したページを見に行ったところ…


リンクページで、すでに光学式を作っている人がいるのを知りました (T_T)

もっとも、リンク先が消えてしまっていて詳細不明。検索エンジンで探しても移転先などもないようですし…

追記 2003-03-03

上に書いた「軸が鉄で磨り減りにくそうな」回し車ですが、それでも半年程度が寿命でした…

プラスチックと鉄が双方削りあい、それで生じた粉がさらに削るのを助け、どんどん回転が悪くなっていきます。ついには明らかに回転が悪くなったので買い換えました。

もっとも、新しいものを買ってきても改造はシールを貼るだけ。簡単です。


「現在の問題点」に書いた「閾値の調整回路」や「電源の統一」は、結局行っていません。

LED を1個つけるだけだからそれほど電力は消費しないだろう…と思ったのですが、これは間違い。たとえ LED 1個でも、一日中つけているのですから1週間もすれば電池切れです。

だんだん電圧も落ちるので、多少閾値の調整をしてもあまり意味はありません。しょっちゅう電池を換えるので、電源を統一したらせっかく育ったエンジェルも(笑) 消えてしまいます。

もちろん、電池は充電池使用です。普通の電池を使っていたらお金が大変です。


ハムスターは、夏の暑い頃にはあまり走らなくなりましたが、寒くなると絶好調です。1日に15〜6Km走る日もありました。

ただし、本当に寒いのはダメです。ハムスターは寒さに弱いので、冬の夜は電気アンカを入れてやります。で、暖かくなると走るのをやめて眠ってしまうようです。

どうも、寒いから走って暖を取っているのかも知れません。


追記 2004-03-23

残念ながらハムスター死亡。うちに来てから2年と1週間でした。

おまけ


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(ページ作成 2002-04-17)
(最終更新 2004-03-23)

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