ドジョウの丸煮

ある日、長女(8歳)が「ドジョウがいたー!」と僕のところに駆け込んできました

近所の小川で遊んでいて、なんかいたからバケツ貸して、と言ってきたしばらく後のことでした。


行ってみると、確かにドジョウが2匹。

これを見て、次女(6歳)が「ドジョウ食べたい!」と驚きの発言。


確かに食えるだろうけど、僕ドジョウ食べたことないです。

でも、子供のリクエストだから考えてみましょう…


目次

材料

1)綺麗な水で泳がせる

2)だし醤油の中で泳がせる

3)酒におぼれさせる

4)煮る

5)完成


材料

活きドジョウ5匹
料理酒0.5合
醤油適量
砂糖適量
みりん適量

ドジョウは、長女が5匹捕まえたというだけ。家族5人なのでちょうどよかった。

そのほかは適量というより「適当」です。


ドジョウを「さばく」のは、素人には難しいらしいので、丸まま調理します。


1)綺麗な水で泳がせる

捕まった泥鰌ドジョウって、泥の中で暮らしてますからね。

水道水の中でしばらく泳がしときます。2時間くらい。


写真は水道水に入れる前、バケツの中は川の水です。
「とれたー」と最初に報告に来た頃の写真で、まだ2匹しかいません。

2)だし醤油の中で泳がせる

出汁に泳ぐ泥鰌そうするとおいしいよ、って書いているレシピを見つけたからやって見ただけ。

出汁醤油、かなり薄めにしないとドジョウが暴れます。そりゃそうだ。淡水魚だから塩分濃度が高いのは痛いだろう。


水を入れながら、ドジョウが暴れない程度の濃度を見つけてください。


泳がす時間は3時間程度。


我が家では白だし使ってます。かつお出汁に薄口しょうゆ入れた、関西風の出汁醤油ね。
写真でも少し水の色がわかりますね。まだ容器はバケツ。

3)酒におぼれさせる

泥酔泥鰌蓋の出来る鍋に移し、酒を振りかけたらすぐに蓋をします。

無茶苦茶暴れます。そりゃアルコールは劇薬だろうよ。


3分も経てばぐったりするはず。泥酔する、と書いてあるレシピを見たけど、死んでんじゃないの? …と思ったら、エラやヒレは動いてる。

死んではおらず「泥酔」のようだ。


ひっくり返っている奴は、エラやヒレは動いていますが、もう体の自由がきかない状態。
まだひっくり返ってない奴もいますね。こいつはまだウネウネしてた。
全部動かなくなるのを待ってから次へ。

4)煮る

煮泥鰌酒でそのまま煮ちゃってください。

流石に熱いのか、また多少動きます。怖くて蓋閉めたままだったけど、流石にもう暴れはしない。


当然だけど、すぐ死にます。

死んだころあいに蓋を開けて、砂糖ドバー、醤油ダバー。


既に酒が入っているけど、みりんも入れました。甘露煮にするつもりで。


弱火で10分くらい煮て、その後少し冷ましました。

(料理は冷めるときに味が染み込むので)


鍋が変わりました。黒い鍋に、黒い泥鰌に、黒い醤油煮。
判りにくい画像でごめんなさい。

5)完成

丸煮泥鰌山椒の葉など添えてみました。


泥臭い、と聞いていたのでこわごわ食べたけど、身は柔らかくてタンパク。非常においしい魚でした。

5匹中3匹が卵持っていて、これも非常においしかった。


写真は一番大きい(見栄えのする)もの。
ドジョウを捕った長女の権限で、長男が食べました。
(長女は、いざ食べるときになると怖がって、長男に押し付けたともいう)


日記関連ネタとして書いたレシピです。あまり誰かの役に立つとは思ってないし、もう一度自分で作るかも不明。

でも、おいしかったのは事実ですよ。小さいのに骨が固いので、食べるところはあまりなかったけど。


専門店では4時間くらい煮て、骨まで軟らかくするそうです。

から揚げにすると、簡単に骨まで軟らかくなるそうなので、次に食べるときはからあげかな…

(ページ作成 2015-07-07)

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