目次
2026-03-23 Oh!X 令和版
2026-03-16 ビーチコーミング・ふたたび
2026-03-13 【訃報】トニー・ホーア
2026-02-28 ビーチコーミング
2026-02-25 ネトフリ
2026-02-01 テレビとビデオの不調
2026-01-21 照れ臭い
今月の日記
3連休だった週末の間に、Oh!X 令和版が届いた。
あ、そうか。もう発売だったのか。
予約したの、たしか1年半くらい前だったので忘れてた。
シャープが 1987 年に X68000 というコンピューターを発売する。
それ以前から、シャープには X1 という 8bit コンピューターのシリーズがあった。
8bit のころは、コンピューターはまだ全く新しいホビー。1つの会社の中でもどこが扱うか決まっておらず、部署ごとに互換性のない機械を別々に作っていたりするのが当たり前。
NEC は LSI 部門が TK-80 を作ったことから PC-8801 に至る流れがあり、子会社のホームエレクトロニクスは PC-6001 のシリーズを作り、コンピューター部門は 16bit の PC-9801 を作っていた。
シャープも、MZ-80 から始まる MZ シリーズを電子機器事業部が作っていたが、パソコンの出力はテレビなのだからと、テレビ部門が画像機能を強化した X1 シリーズを作り出す。
そして、X1 シリーズの「 16bit 版」が X68000 だ。いきなり数字が大きくなったが、68000 というのは当時「ホビー用の最高峰」と目されていた CPU の型番で、すごい CPU を搭載しているとのアピールだ。
以降、X68000 は長いので X68k と表記する。k はキロで 1000 の意味だ。
この X68k シリーズ、僕は所有していたし大好きだった。人生を方向づけた、と言っても過言ではない。
でも、世間的には「売れなかったマイナー機種」に過ぎない。
当時、各社から出ているコンピューターは互換性がなかったので、「会社ごとのパソコン専門誌」が発売されていた。
シャープの専門誌は Oh!MZ だったのだが、X68k の発売を機に、Oh!X と名前が変わる。
MZ にも 16bit 機は発売されたのだが、ホビー用ではなく仕事用の位置づけだった。
専門誌を購入する個人は「ホビー」を求めているので、誌名も MZ から X に変わったのだ。
そして、この Oh!X は他の機種向け専門誌と大きく違う編集方針だった。
なんと、記事の多くは X68k とは関係がないのだ。
なにせ、マイナーコンピューターでソフトがないのだから、ソフトレビューなどで記事を埋められない。
記事の多くは、ホビー向けとしてプログラムを自作する人のための、アルゴリズム解説だった。
グラフィック特集、ゲーム特集なんかは人気があったように思う。同じ内容の特集でも年に一度くらいは載せていたと思うが、少しづつ切り口が違う。
グラフィック特集としても、画像フィルタの作り方のような解説もあれば、レイトレーシングのアルゴリズム解説、プリントアウトのためのプリンタ制御方法、物理演算エンジンの考え方、などなど。
ゲーム特集だって、初歩的なゲームの作り方から、乱数の使いどころや、シューティングゲーム、RPG、カード(トランプゲーム)、3D、などなど。
それはもう、プログラムしない人には面白くない内容なのだ。そして僕はプログラムが趣味だったので、めっぽう好きだった。
しかし、X68k は先に書いたようにマイナーパソコンで、「後継機」と呼べるようなものがなかった。
クロックアップしただけ、CPU を次世代に乗せ換えただけ、の機械はあったが、全体設計が変わらないため、CPU が速くなっても別の部分が足を引っ張る感じで、驚くような性能にはならない。
後継機がないままシャープはオリジナルのパソコン事業から撤退し、IBM 互換機を作り始めた。
Oh!X も休刊となった。
今回の Oh!X 令和版は、3回目の復刊。
1回目は買った。単に X68k を懐かしみ、古い機械をメンテナンスして使い続けるような「後ろ向きな」記事が多かった。
これで幻滅してしまい、2回目の復刊は買わなかった。
2016 年…もう10年も前だ。「ミニファミコン」が発売された。
以前はある程度性能のある PC でないとできなかった「エミュレーション」が、おもちゃのような CPU でもできるようになり、小型化したファミコンのケースに内蔵ソフトを入れて販売したものだ。
これが大人気で、メガドラや PC エンジン、プレステなどの「公式エミュレーション機」が発売される。
そして、その流れで X68k のエミュレータが企画される。X68000 Z という名前だった。
発売は2年前。僕も購入し、日記に書いている。
その半年ほど後に、Oh!X が復刊する、という話が出てきた。
まだ内容は何も決まっていないのに、アマゾンが予約を始めたので、購入することに決めた。
…と、前振りが長いのだが、1年半前に予約した雑誌が、数日前に届いたのだ。
ハッキリ言って、注文したのも忘れていたレベルだよ。
購入時にしばらく遊んでいた X68kZ も、片付けてしまった。
付属ソフトとして X68kZ 用のゲームがついているのだが、まだ遊んでいない。
本誌の内容を読んでみた。
第一特集が AI の話だった。X68k と一切関係ない。素晴らしい。
大ボリュームなのでまだ詳細読んでおらず、流し読みしただけ。
昨今、生成 AI はブームになっているが、ちゃんと理解している人は少ない。
勘違いしたまま誤信している人も多いので、自分で解説記事書いたものかどうか…としばらくもやもやしていた時期があるのだが、基礎的な部分、歴史的な部分も含めてしっかり書いてある。
うん。素晴らしい。AI について興味がある人は、Oh!X 令和版を買って読むべきだ。
(受注生産なので、すでにプレミア価格付き始めているけど)
ただ、先日 元Twitter で見た限りでは、X68kZ 関連の記事を期待していたので、AI 関連いらない、と言っている人もいた。
まぁ、専門誌だと思って購入したのであれば、そうなるよね。
僕としては、こうした技術解説こそ Oh!X らしいと思ってしまうのだけど。
第二特集が、その X68kZ 。これがきっかけで復刊したのだから、当然扱わないとね。
内容は X68kZ をどう活用するか、という内容で、今更 X68k の開発環境を整えてプログラムするような話。
…いや、僕には今更だな。あまり興味ない。
いまからプログラムをしたい人は、今時の環境を学習したほうが良い。
DoGA CGA コンテストの軌跡が書かれたページもあった。
DoGA とは、もともと大阪大学と京都大学のマイコンクラブが共同で始めた「コンピューターアニメのための」プロジェクトだった。その成果発表場として、Oh!X に連載を持っていた。
そして、X68k 用の「3D CG アニメツール」が作られたときは、Oh!X の付録として配布された。
ただ、勘違いしてはいけないのは、DoGA は Oh!X とは独立した組織だし、X68k 以外のコンピューター用にもツールを開発していた。CGA コンテストも、機種もツールも問わない。
CGA コンテストは、1990 年代にはあまりにも無謀な夢だった「個人でアニメを作成」を後押しするためのものだった。
アニメは大量の絵を描く必要があり、個人で作ることは無謀、と思われていた。
それを、コンピューターのパワーでどうにかできるのではないか、というのが DoGA の考えだった。
このコンテスト、2023年の第32回で終了したそうだ。知らなかった。まだ続いているのだと思っていた。
終了理由は、コンテストの設立目的が果たせたから。
今は一人でアニメ作成するクリエイターが、それなりにいる。
質を高める目的で競い合わせる必要はない、ということだろう。
新海誠監督がまだ無名だった頃にDoGA CGA コンテストで受賞していることは有名だ。
付属 DVD に全受賞作のダイジェストが入っているらしいので、今度見てみよう。
とにかく分厚いし、X68kZ 用のゲームの SD カードと、DVD-ROM が付録になっている。大ボリュームだ。
一気に見る時間はないので、少しづつ楽しみたいと思う。
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別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |
先日、ビーチコーミングに行った話を書いた。
紫外線ライトに反応する「ウランガラス」のシーグラスを求め、わざと夜に行ったのだった。
見事に見つけ出した。
紫外線ライトは1つだけだったのだが、ガラス以外にもいろいろと反応するものがあり、結構楽しかった。
じゃぁ、紫外線ライトもう少し買って、もう一度行こうよ、と話していた。
そして、前回からおよそ2週間後の先週金曜日、僕はいつもより少し早めに仕事を終え、再度ビーチコーミングに行ってきた。
前回から2週間、というのは、夜に干潮が来るタイミングは半月毎になるためだ。
前回は材木座だった。
家から比較的近いからだ。
でも、ネットで評判を見ると、他にも「ビーチコーミングに良い」とされている浜はある。
材木座から見ると「山を越えて隣浜」の逗子海岸や、少し遠いが茅ヶ崎のサザンビーチなど。
この日、次女は夜塾の予定があった。
ビーチコーミングを主にやりたがっているのは長女なのだが、計画を聞いて次女もやりたいという。
そこで、次のような計画を立てた。
・逗子海岸に行き、ビーチコーミング
・次女の塾が終わる時間を目指して、塾のある藤沢駅へ(車で30分程度)
・藤沢から、茅ケ崎のデニーズへ(車で30分程度) そこで皆で夜ご飯。
・デニーズの目の前のサザンビーチでビーチコーミング。
今の時期、日没は17時半だが、18時前に家を出る。この時点ではまだ空は明るい。
30分ほどで逗子海岸到着。ここ、広くて安い県営駐車場がある。そこに駐車。
駐車所は南北に延びる逗子海岸の、北端に位置する。そこからめぼしいものを探しながら、逗子海岸を散歩。
南端の「渚橋」まで歩いたのだが…
物が全然落ちてない。いや、砕けた貝殻や、小さな貝殻は結構あるのよ。
元々そうしたものが多いので、「ゴミが打ち上げられやすい地形」だと期待していたし、過去にはゴミもずいぶん見た覚えがある。
でも、この日はどうしたことかほとんど物が落ちてなかった。
今確認したところ、2017年に「逗子海岸の清掃を目的とする」ボランティア団体が作られ、毎月清掃活動をしているみたい。
僕の逗子海岸の認識は、子供がまだ小さいころに遊びに来たときのものだ。
逗子海岸に行った話は書いていないようだが、子供が貝殻拾いが好きだ、という日記。同じ年に何カ所か貝殻拾いに行っていて、逗子海岸もその時行った。
2016年の話だね。ボランティア団体設立前。
ということは、ボランティア団体によってゴミは定期的に回収され、現在シーグラスなどはほとんど見つけられない、ということか。
今後はビーチコーミングには向かないようだ。
余りに何もないので、早めに切り上げる。
しかし次女を迎えに行くには 30分くらい早い。海岸線を流しながら、車を停められるところがあったらちょっと海岸見てみよう、ということにする。
そして、七里ガ浜のセブンイレブンへ。
ここの駐車場は有料で、利用者は 20分無料、だそうだ。
ここ、利用しない場合は 10分 500円という、超高額な有料駐車場。
まぁ、何か買い物すればいいんでしょ? ということで、僕と長男で買い物している間に長女と妻が海岸を見てくることに。
実は、1週間ほど前に妻が用事でこの周辺に来ていて、ついでに海岸の様子を見ている。
それなりにビーチグラスが落ちているそうだ。ただし、昼間だったのでウランガラスは見つけられていない。
何を買おうか迷っていたら、結構早めに長女と妻が戻ってきた。
何も落ちてなかったので早々に切り上げたそうだ。七里ガ浜海岸も広いので、妻が見たのはこの周辺ではない、とのこと。
余談になるが、このセブンイレブン、取り扱い商品がコンビニらしくなくて面白かった。
ビーチサンダルやTシャツ、湘南土産などのコーナーが充実している。
それ以外のコーナーでも、ビニール紐や段ボール箱、歯ブラシなどの雑貨や、定番ボードゲーム、調味料などが充実している。
つまり、海にふらっと遊びに来てバーベキューやりたくなった人や、急に止まることにした人やお土産を自宅に送ってしまいたい人、渋滞で車内で退屈している人・帰りの電車で遊ぶものが欲しい人、などに対応しているということなのだろう。
なんか、田舎の「スーパーを兼ねた個人商店」のような雑多さだった。
まぁ、鎌倉なんてそれなりの田舎で、コンビニって個人商店も多いのだけど。
さて、藤沢駅前に早く着き過ぎたが、藤沢駅前は車停めて待てるようなところないんだよね…
うろうろしている間に次女と連絡が取れ、無事拾えた。
時間は20時半を過ぎていて、次女はお腹空いたというので、一路サザンビートを目指す。
結構遠いけど、茅ケ崎の海岸通りは結構な速度で走れる。無事到着。
料理の値段が結構高いのに驚く。
デニーズに最後に入ったのは、ちょうど1年ほど前の家族旅行。
最近物価上昇激しいけど、高いのね…
まぁ、それはさておき。
食事したらデニーズの駐車場は2時間無料だった。食事には30分程度しかかかっていないので、車を置いたまま海岸へ行く。
サザンビーチは、何やら工事中でした。消波ブロックが沢山並べてある。
このテトラポッド、少し変わったバランスしてるね…などと長男が言うので、状況によっていろいろな形が使い分けられることと、テトラポッドは商品名なので、それがテトラポッドかどうかはわからん、という話になる。
そこからしばらく、多くの人が普通に使っているが実は商標、というものの話で盛り上がる。
ホチキスとか、セロテープ、キャタピラ、カセットガス…などなど。
それはさておき、工事中でロープ張ってあるので、入っていいのかどうかわからん。
入って良さそうなところを探して少し歩く。Cの形のモニュメントの所からは砂浜に入れた。
あの「C」は何? と長女が言うので、茅ケ崎の頭文字じゃない? と言ってから、サザンに「C調言葉に御用心」という曲があることを伝える。
今調べたら、公式にはこの曲の事は関係ないのね…
いや、どう考えても「サザンビーチ」なのだから、C調言葉でしょ?
さて、サザンビーチはとてもきれいな海岸で、ゴミなんて全然落ちてませんでした。
しかも、砂が凄くさらさらしている。この近辺の浜辺で、この砂質は珍しい。
とはいえ、何も落ちていないのでビーチコーミングとしては成果なし。
この日は、3カ所の砂浜を巡ったが何も収穫なし、という結果に終わりました。残念。
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別年同日の日記
17年 タネンバウム教授(1944) ストールマン(1953) 誕生日
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3月5日に、トニー・ホーア氏が亡くなったらしい。
…いや、すみません。正直自分でも誰だったかわかってませんでした。
チャールズ・アントニー・リチャード・ホーア 享年92歳。
クイックソートの発明者だそうです。
大学の時にソートアルゴリズムいろいろ習ったのを思い出します。
ソートって、プログラマには当たり前すぎる概念なのだけど、何らかの基準に従って「並べる」ことを意味します。
エクセルなんかでも、特定の列の値に従って、行を並び替えたりできますね。あれがソート。
ソートって、「比較」と「データの移動」が非常に多いので、どうしても遅くなる傾向にある。
コンピューターって、メモリのアクセスが遅いのね。仕組み上、計算よりずっと遅い。
クイックソートでは、比較と移動のやり方を工夫していて、非常に速いです。
でも、実はこの工夫が「ちょっとしたズル」になっていて、事前のデータの並びによって、必要な計算量が激しく変わる。
プログラムの種類にもよりますが、「最悪の時の速度」を確保するのが必要な場合があります。
そういう場合には、クイックソートは余り使えない。
もっとも、クイックソートと、別のソートアルゴリズムをうまく組み合わせると、この最悪を避けられることも知られている。
こうした「組み合わせ」アルゴリズムはいろいろと考案されていて、別の名前がついていたりもする。
その意味では、クイックソートは「ソートの基本アルゴリズム」の中では最速で、これを考案したのはすごい人だと思う。
ホーア氏は計算機科学者で、クイックソートは「わかりやすく有名なもの」の一つに過ぎない。
特に「ホーア論理」で知られるそうです。
ごめんなさい。こちらも僕は認識していなかった。
ただ、「そういうものがある」というのは聞いていました。実際使うのは非常に難しいのだけど…
ホーア論理、プログラムが「バグがない」と証明するための、数学的な定義です。
バグがないプログラムというのは理想だし、僕もプログラマとして目指している所ではあるのだけど、人がやることはどうしても間違いを含んでしまう。
ホーア論理は、プログラムにとはなにか、ということを「数学的に」定めたものです。
数学的なので、いろいろと記号に置き換えて論じているからややこしく見えるけど、別にその記号じゃなきゃいけない、というわけではない。
具体的には、プログラムを6つの機能の組み合わせと見て、それらが正し組み合わされることで目的通りの動作をするのであれば、バグがないプログラムと見なす。
実際のプログラム言語をホーア論理を使用してチェックするようなシステムもあるんだそうです。
僕は使ったことないですが。一般に広まってない、ということは、チェックできるようにプログラムの書き方に制約があるとか、どんなプログラムにでも適用できるようなものではないのでしょう。
ただ、ホーア自身が、1995 年には、この方法で「バグがない」ことが確認できるのは非常に小さなプログラムだけで、現在の(1995年時点での)プログラムでは役に立たない、というようなことを言っています。
null 参照、という概念も、ホーア氏が「発明」したものだそうです。
コンピューターのメモリは、アドレス(番地)で区別されます。
プログラム内で、いろいろなデータは「変数」に入れられて保存されますが、この変数の正体は、アドレスで示されたメモリ。
ここで、「アドレス自体が存在しない変数」というのが null 参照です。
変数と書いてしまったけど、アドレスが示すメモリが変数だと考えると、「変数ですらないもの」です。
プログラム馴れしていない人には奇妙に思えるかもしれませんが、これはこれで便利なんですよ…
でも、ホーア自身は、null 参照の発明を悔いていました。
「プログラム馴れ」した人なら使いこなせても、プログラム初心者には使いこなせない。
概念すら理解しづらい。
そして、概念もわからずに使っているものは、必ずバグの温床になるのです。
ホーアが残した言葉。(うけうり)
ソフトウェアを設計するには、2通りの方法がある。
1つは、とてもシンプルに設計して、明らかに欠陥がないようにすること。
もう1つは、とても複雑に設計して、明らかな欠陥がないようにすることだ。
前者の方がはるかに困難である。
「明らかに」と「明らかな」なのが大事。
「明らかに」は、バグがないことを保証している。
「明らかな」は、目立つようなバグは無い、というだけで、保証はできていない。
でも、プログラムって、コンピューターの力を借りたいほど問題が複雑だから作られるの。
バグがないほどシンプルなプログラムで、役に立つような動作ができるなんてことは、多くない。
だから、「前者の方がはるかに困難」。
…DJB なんかは、この困難を実現した例ですかね。
メールサーバーが有名だけど、動作を分割して別々のプログラムにしてしまった。
一つ一つのプログラムはシンプルで、「明らかに」バグが無いようにしてある。
全体としてはそれなりに複雑なことをしているのですが、実際長年バグが見つからないままです。
(全く見つからないわけではないが、他のソフトに比べると非常に少ない)
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別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |
話は1週間前に遡る。
先週土曜日、受験が終わった長女と、次女が一緒に献血に行った。
以前から「行ってみたい」とは言っていたところに、高校生が今行くとプレゼントがもらえる、というキャンペーンをやっていたのだ。
買い物に出るついでに駅まで送ったのだが、その最中に長女が「受験も終わったし、海行きたい」と言い出した。
以前から、ビーチコーミングしたいと言っていたのだ。長女は小学生のころから貝などを集めるのが好きだったが、ここ数年はシーグラスを集めている。
特に、2年前にカドミウムグラスを拾ってから、紫外線ライトを持って夜のビーチを歩きたいと言っている。
じゃぁ、今夜行ってみるかー、などと言ってみたが、妻が調べたら先週は夜満潮。ビーチコーミングには向かなかった。
そして昨日金曜日、僕が仕事がちょっと手間取って夜7時くらいに終わり、居間に降りていくと「ビーチコーミングに行く!」という状態になっていた。
妻から相談を持ち掛けられる。次女と妻の二人で自転車で行くか、車で送ってもらって、ビーチコーミング中に僕は食材の買い出しでもしてもらうか…
え、ちょっと待って。送るのは全然かまわないが、僕は食材の買い出しじゃなくてビーチコーミング付き合いたい。
そしたら長男も「面白そうなことするなら付き合う」と。次女も行くと言い出した。学年末試験中なのに。
このフットワークの軽さは我が家らしい。
7時から30分で夕食を食べ、7時半過ぎに海へ出発する。
海へは自転車でも行ける距離ではあるが、ちょっと遠い。
車だと自転車で行ける「最短の道」を通れないので、時間的には30分ほどかかる。
しかしまぁ、8時前には材木座海岸につく。
夜の海は真っ暗だ。とはいえ、すぐ横を自動車道が通っているので、怖いほどではなかった。
この日の為に、数か月前から紫外線ライトを買ってあった。でも、1つしかない。
そもそも来たがっていた長女にライトを持たせ、海辺散歩。
海辺につく前の砂浜で、漁に使う網の切れ端が光っていた。
なるほど。プラスチック片で光るものがある、とは知っていたが、網の糸とかでも光るのか。
この糸のきれっぱしだけで、普通のライトだと周囲の砂に紛れ込んで見えないが、紫外線ライトだとはっきり見える、と盛り上がる。
そして波打ち際へ。
当初想定では、目的のウランガラス類とか、蛍光塗料を含むプラスチック片とかは光るだろう、と思っていた。
しかし、一部の貝や海藻も美しく光る。予想外に光るものが多く、面白い。
次女は高校で写真部に入っているので、なんとかスマホカメラで夜景を撮ろうと苦心している。
スマホカメラでは三脚が使えず長時間露光が難しいので、角度が自由にできる「スマホスタンド」を持ってきていた。でも、当然砂浜に置くと視線が低すぎて風景が映らない。
「あそこら辺にある漁船を借りて、高い位置に置けばいいよ」とアドバイスすると、しばらく何やらやっていた。
戻ってくると、「タイムラプス撮影して見た」と車道風景の光の点が高速に動く画像を見せられた。結構面白い。
しかし、夜景は「光のきらめき」が面白いのであり、動画ではなく「写真で」となると思ったように綺麗さが出ないらしい。
そこは、一眼レフ持ってても難しい部分だからね。
所で僕は、材木座海岸に来てからなんとなく「♪ざざざ 材木座~」と歌っていた。
この歌、鎌倉市民なら誰でも知っていて欲しい曲。…知っていて欲しいだけで、多分知っている人少ない。
かくいう僕もサビしか歌えない。
思い立って Amazon music で探してみる。タイトルすら知らないけど「材木座」で探せば何とかなるだろう。
「That's 材木座」という曲だった。
しばらく音楽を流しながら散策。
いや、材木座海岸でこの歌を聞いてみたかっただけ。
さて、長女の方は、思ったより光る貝殻などがあるので、とりあえず拾っている。
目的は「光るシーグラス」なのだが、それが珍しいこともわかっている。見つからなくても、興味深いものは拾っていこう、という考えだ。
歩くうち、赤く光る小さな透明な破片があった。
これはガラスかも! と少し盛り上がる。
探してみればあるもんだ。その後も、黄色っぽいものも数個。
しかし長女は言う。
シーグラスなら角が削れていて、全体にすりガラスになっているはずなのだが、そうなっていない者ばかり。プラスチック片かも。
なるほど。ガラスは堅いが脆いので、波で削られて角が丸く、表面はすりガラスになる。
しかしプラスチックは粘りがあるので角が削れないし、表面も綺麗なまま。
まぁ、家に帰ってから詳細に見ることにして、気になるものは拾っていく。
材木座海岸を葉山方面に歩いていたが、トンネル近くまで来てしまったのでまた戻る。
帰り道で、大きな光るものを発見した。
最初はプラスチックかと思ったが、大きいが分厚く、硬い。これは明らかにガラス。
光る色もウランガラスと思われる色だった。
これはウランガラスかも。しかも大きい。
目的物らしきものの収穫に浮かれながら車に戻る。
1時間をちょっと過ぎていた。時間は9時過ぎ。
駐車場は1時間400円だが、ちょっと過ぎたので800円取られた。まぁ楽しかったので仕方ない。
買い物をしたいと思っていたスーパーは9時閉店なので、買い物は翌日に回す。
家に帰ってから長女が精査している。
プラスチック片だろう、と予想していた、最初に拾った赤いものは、やはりプラスチックっぽかった。
でも、その後に拾った黄色い破片は、少し重くてかたい。おそらくガラス。カドミウムガラスのようだ。
そして、大きな破片はウランガラス。探していたものを、結構な大物で拾ってしまった。
他にも拾った貝など同定し、名前や拾った場所・日時などをカードにしてジッパー袋に入れる。データが整理されていれば立派な資料だ。
翌日、僕が買い物に出たついでに100円ショップに行った。
紫外線ライトはそこで買ったものなのだ。2個売っていたので2つ買う。
合計3個あれば、次回はもっと楽しめるだろう。
今回は材木座だったが、次回はまた別の所に行ってみたい。
と言っても、鎌倉近辺だと、材木座かその隣の由比ガ浜あたりがビーチコーミングしやすいスポットなんだよね。
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別年同日の日記
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大学受験を終えた長女、発表待ちの間ひとまず羽根を伸ばしている。
「Netflix の『超かぐや姫!』が見たい」というので、ネットフリックスに加入することにする。
ネトフリ独占配信のアニメで評判が良いことは知っていた。
余りに評判が良いので、映画館で上映が始まった。でも、ネトフリの方が安いし、家族で見られるからと長女は「自分でお金を払うから」と見たがったのだ。
2時間半近く合って長い話なので、夕食の時などに少しづつ見た。
面白かった。話題になっているだけのことはある。
で、1か月たったら解約するつもりなのだが、せっかくなのでしばらくはネットフリックスの独占配信番組を見ようと思う。
今は、2025年に話題になった「新幹線大爆破」を家族で、やはり食事の時に見ている。
僕一人で、家事の合間に元ネタとなった 1975年版「新幹線大爆破」を見た。
スピードの元ネタになった映画、とよく聞くのでそういうのを想像していたが、結構違った。
スピードは「止めるわけにいかないバス」に乗り合わせた主人公の、アクション活劇だ。
でも、新幹線大爆破は、閉じ込められた乗客たちや、彼らを守ろうとする乗務員も重要ではあるが、犯人を捜して爆弾解除方法を聞き出そうとする警察の捜査や、新幹線を止めずに走らせようとする国鉄職員の苦労を描く。
(調べたら、海外版が作られた時には警察などのドラマ部分は大幅にカットされ、アクション活劇にされたらしい。それが元でスピードが作られたわけだ)
で、2025年版はまだ見ている最中で評価できないが、「速度を落とすと爆発する新幹線」という点以外は大幅に作り替えられている。
時代と技術に合わせて変えたのだろうね。そうしないと不自然だし。
1975年版では、新幹線のためにつくられた ATC が、いろいろと救出作業の妨げになっていた。
安全のための装置だから、救出の為に別の列車を近づかせようとすればブレーキがかかるし、爆弾があると思われる車両を切り離そうとしてもブレーキがかかる。
でも、2025年版では、ATC の運用はより柔軟になっていて、必要とあれば解除もできる。
それでも簡単にはいかない部分があって、ちゃんと緊迫のドラマになっているが。
普段は家事のお供として、アマプラでアニメとか見てる。
元々アニメ好きだったわけではないのだが、家事のお供にはアニメが良い。
ドラマは体で演技をしているので画面を見ていないとわからないことがあるが、アニメは声優が声だけで分かるような演技をしているので、ながら視聴に向くのだ。
見たらタイッツーに感想書くことにしている。あまりにも個人的な感想で、人様に見せるほどのものでもないので、ここの日記には書かない。
同じように、ネトフリで見たものも、タイッツーに書いていくと思う。
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別年同日の日記
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家族でテレビを見ていた時に、画面中央下あたりの輝度が安定しなかった。
蛍光灯の切れかかったような…そろそろこの表現も死語になりそうだが、明るくなったり暗くなったり不安定なのだ。
液晶テレビとはいっても、冷陰極管バックライトではない。LED なのだが、こういう動作をするということはもう寿命近いのだろう。
しばらくしたら、その不安定さはなくなったのだが、そのあたりの輝度が少し落ちているのが気になる。
その気になってみると、そのあたりだけではなく、画面に数カ所暗いところがある。
真っ白い画面などにならないと気にならないのだが、テレビ番組などで真っ白な画面が出ても、明るさにムラがあるのは「そういうデザイン」なのだと思って気にも留めていなかった。
あ、このテレビ、もう壊れかかってるんだ。
そう認識して、新しいテレビを探し始めた。
上記の「蛍光灯のように」輝度が変わったのは、1月8日の話だった。
アマゾンでテレビを探したら、1月7日まで初売りセールで安かった。なんでこんなタイミングで壊れるかな。
でも、その後は蛍光灯のような現象は起きていない。単に輝度が低くなっているだけだ。
それほど気にしないで使っていられる。
現在我が家のテレビは 32型の 2K テレビだ。
このテレビ自体に HDD を外付けして録画する機能があるが、チューナーは一つしかない。
予約録画するとその時間は好きな番組を見られなくなるので使っていない。
しかし、このテレビを買う以前から使っている HDD レコーダーがある。こちらは2番組同時録画可能なので、テレビ本体で録画しなくても全く問題はない。
さて、昨年 Switch2 を買った時「NINTENDO SWITCH2 のひみつ展」の中で 4K テレビがないと遊べない機能がある、と書いた。
いまだに Switch2 の 4K 機能を活用したソフトは出ていないのだが、このミニゲームを見るためだけに、4K テレビが欲しい。
まぁ、「このためだけ」というのは大げさで、そろそろ値段も手ごろになってきた 4K テレビに興味がある、と言ったところだ。
どうせなら、ゲームも遊びやすい 120fps 対応も欲しいよね。
…なんて考えながら、一応欲しい機種を選定。
先に書いたが、初売りセールの時は安かった。また安くなるのをまとう、と思っていたら、年末ほど安いわけではないが、1月下旬にセールを始めた。
でも、長女が大学受験控えているからね。新しいテレビとかあると気が散ってしまうので、受験が終わるまで待ってから買おう。
別に慌てるものではないから、その後セールのタイミングまで待って購入すればよい。
等と考えていたら、今日になって外付けの HDD レコーダーの調子が悪い。
というか、壊れたのだろう。たぶん HDD 故障。電源を入れても、HDD 起動できない様子で、LED で「起動中」であることを知らせた状態から進まない。
今使っているテレビより前に購入したやつだからな…調べたらちょうど10年ほど前に買っていた。
そろそろ寿命か。仕方がない。
新しいテレビを買ってしまえば、外付け HDD への録画機能がある。
今のテレビと違い、3チューナー持っていて、視聴している番組の裏で2番組撮れる。
なので、本命は「完全にシステム移行」なのだけど、先に書いた通り長女が受験で、まさに明日から1週間はすごく忙しいんだよね。
いま家電を買い替える、というのは生活環境が変わってしまうのでやりたくない。
まぁ、TVer などの普及もあってビデオがなくてもそれほど生活に問題はないので、当面はこのままかな。
受験が終わって、その後にアマゾンがセールをやったタイミングで、テレビと外付け HDD を購入したいと思います。
同じテーマの日記(最近の一覧)
別年同日の日記
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まずは、なんとなくネット記事を読んでいた時に見つけた話。
ちょうど入試の時期で、国語の問題で「作者がどんな気持ちで書いたか」を問う問題があった…という話の流れがあったらしい。
作家さんが、X 上で、過去に自分の書いたエッセイを公開していたんだ。
リンク先にあるのがそれ。2023年のエッセイだ。後半有料だが、主旨は無料部分だけで十分伝わってくる。
この方の過去に書いたエッセイが難関中学の入試問題に使われ、解いてみたが正解がわからなかった、という話。
このエッセイの白眉は、作者の気持ちを問う問題を作者が答えられない、ということではない。
そんな話は過去に語りつくされており、改めて言うまでもないのだ。
重要なのは、「作者の気持ちを端的に伝える言葉」は、編集者によって選別されているのだ、という点。
言葉に現れる「作者の意図」を作者は理解できない。思うことを文章にしているだけで、意図を込めた気はないからだ。
でも、編集者はその文章から意図を汲み取り、より読者に届くようにするのが仕事だ。
ノイズを消し、わかりにくいところを追記するよう作者にアドバイスする。
結果、出来上がる「意図」は、作者のものではある。しかし、それを明示的にしたのは編集者なのだ。
なるほど。面白い。
僕の文章を含め、ネット上には筆者がそのまま書き散らかしているだけの駄文が膨大に転がっている。
こんなものは、無料であっても読む人はそう多くない。
しかし、編集者の手を経て、自分の視点だけでなく人の視点も借りて推敲された文書だけが、出版してお金を取れる珠玉の作品となるのだ。
まぁ、以前から「編集者の仕事って重要だよな」とは思っていたのが、思わぬ形で具体的事例を見せられた、という感じ。
どんな職業でも、トップもいれば底辺もいるわけで、すべての編集がこんなに素晴らしい仕事をしているわけではない、ということも知ってはいるが。
(過去に知人が、余りにもダメな編集者と仕事してひどい目にあったので)
さて、そんな素晴らしいエッセイを読んだのと前後して、エゴサーチしていたら当ページの事を書いてくれている方がいた。
このページを好きで読んでくださっているそうなので、書いた当人は自分の事だとすぐわかると思うが…。
Xで、プレミアム会員になって長文が書けるようになった記念として、「最初の長文」に、当ページの紹介を長々と書いてくれていたのだ。
いや、感想もらえるのすごくうれしい。でも褒められすぎて恥ずかしい。
嬉し恥ずかしがない交ぜになり、読んでいて顔がニヤける。
そして、文章の書き方なども意図があるかのように細かく絶賛してくれているのだが、そんな意図ないからね!?
先に書いた「作者の意図」と同じで、僕は自分の好きなように駄文を書き散らかしているだけで、文章に意図なんて込めているつもりはないのだ。
(逆接的に、作者が意識していなくても何らかの意図は入っているのかもしれない、ということではある)
元文章を示さないので、多くの人にとって何のことやら、わからないでしょう。
感想くれた人に、直接ではなく間接的に、公開で返事書いている感じ。
いや、だってあまり褒めてくれているから、リンクとかすると自分を持ち上げているみたいで照れ臭いじゃん。
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