先日の日記の続き。
ハムスターを飼い始めておどろいたのは、いきなり回し車を回したことだった。
小学生のとき飼っていたやつは回し車をぜんぜん回さなかった。
なので、あれは芸のようなもので、仕込まないと覚えないのだと思っていた。
しかしどうやらそうではないらしい。まわさないとすれば、それは「体の大きさに回し車があっていない」のだそうだ。
さて、ぐりんぐりんとまわされるとどのくらいまわしているのか気になる。
本によれば、ハムスターは1日に数キロ移動する動物らしい。回し車の直径は簡単に計れるし、当然周の長さもわかるので、回転数がわかれば「走った距離」も出すことができる。
なんとかして回転数計測は出来ないか。
最初に頭に思い浮かんだのは LEGO LOGO の回転センサーを使うことだった。
(LEGO LOGO に付いては歯車ページ参照)
Mac Classic を1日中つけておけば、回転数を計測することができる。
しかし、それは一時の実験としては面白いが長続きしないだろう。
そもそも、回転を計測するというよりは、「なにかの回数を計る」道具と、「回転を感知する」センサーを組み合わせればいいのだ、と考える。
適当な計数器に簡単なセンサーを組み合わせれば…というところまで考えて思いつく。
万歩計だ。というより、うちには昔はやった「散歩計 てくてくエンジェル」がある。
あれには、歩幅を入れておいて歩いた距離を出す機能まである。なんて好都合!
てくてくエンジェルを分解してみる。というか、以前に分解したことはあるのだが分解して実験してみる。
歩数は磁石が動くことで計測していることはわかっていた。
しかし、頭の中にあるイメージは LEGO LOGO の回転センサーだったし、ハムスターに違和感を与えないように光で計測したかった。
磁気センサーの両端を適当な線でショートさせると、歩数がカウントされた。
どうも、このセンサーは磁気を感知すると電流を流すようになっているらしい。
光をつかってそのようなセンサーを作るにはどうすればよいか?
WEBで検索したところ、フォトリフレクタというセンサー素子を使えば良さそうだった。結構高くて300円程度もする、ということだが、別にロボットを作るわけでもないし、1つだけあれば良いので問題なし。
回路設計はまったく出来ないのだが、それほど難しくなさそうだし、これは作れそうだと考える。
そこまで考えたとき、「これは特許になるのでは?」と思い当った。
そうだ特許かもしれん、と、特許庁のページに行く。なぜかエラー。
「23日〜25日の間、システム交換のためお使いになれません」
なんて間の悪さだ。
では、ほかにそういうものを作っている人がいなければOK 、と考え、google で「回し車 計測」と入れてみる。
…でるわでるわ (--; すでに同じアイディアはたくさんあり、商品化もされているらしい。
ちょっとざんねん。
しかも、万歩計を改造してつくるのも一時期はやったらしい。
同じアイディアを持つ人はどこにでもいるものなのね (^^;;
結局、そのページによれば「磁石を回し車につければよい」ってことだったので、ハムスターは気にしないのだろうと考えてその方法で作成。
さっき取り付けたばかりなので結果はまた後日。
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