今週の月曜日、22日は関東地方に雪が降った。
大雪…まぁ、関東にしては大雪だったのだと思う。
2008年の雪ほどではなかった、と思うのだけど、10年も前の雪と比べたくなるくらいではあった。
小学校は午後の授業をキャンセル、中学校も部活動は中止となった。
で、最初に帰ってきた長女(小4)、泣きながら帰ってきた。
泣いている理由を尋ねたら「傘が曲がった」と言っていた。
先日買ったばかりでまだ新しい、お気に入りの傘だった。確かに曲がって閉められなくなっている。
でも、そんなの大丈夫。多分治せるから…と言っても泣き止まない。
さらに聞けば、雪で滑り、転んだところに運悪く柱があって顔をぶつけたそうだ。
傘が曲がったのもその時。
家に帰ってきたので傘を閉じようとしても閉まらず、最初の言葉が「傘が曲がった」になってしまっただけで、痛くて泣いていたのだった。
その時は、唇を切ってしまって血が出ていたので本人も慌てていたようだ。
血はすぐに止まったのだけど、内出血もしたようで、青黒く腫れた。
ご飯を食べるときも唇に当たると痛いそうで、お腹は空いているのだけど食べられない、と言っていた。
翌日火曜日は雪も止み良い天気。気温も高かった。
今回の日記の本筋とは関係ないのだけど、長女のクラスの担任のこの日の「授業」が素晴らしかった。
1時間目は国語の時間だったらしいのだけど「予定を入れ替えて、理科のヘチマの観察に行きます」と言ったらしい。
ヘチマは、秋にできたものをあえてほったらかし、果肉を腐らせてスポンジ状にしているもの。
もちろん、雪が積もっている中で観察に行く必要などない。
理由をつけて子供を外に出し、雪で遊ばせようとしたのだ。
しかも、これを1時間目に急遽持ってきた理由が素晴らしい。
「今朝、職員室で子供に雪遊びさせてよいかどうか話し合いが持たれていた。
時間の都合で結論が出なかったのだけど、多分禁止させるから今のうちにやってしまおう」と。
子どもたちにもそう説明して、疑われないように派手に遊ぶな、と注意したというのだから…なんというか、教育者がやっちゃいけないよね(笑)
もちろん褒めているのだけど。
結局、遊んでいる最中に別の先生に見つかり、担任の先生は怒られていたそうです。
これで雪遊びは中止になったのだけど、先生の指示で「他の先生に見つからないようにこっそり」一人1つの雪玉を作り、教室に持ち帰ったらしい。
それは、教室の外にあるベランダに置かれ、「誰の雪玉が一番最後まで溶け残るか」の競争になったそうだ。
ちなみに、小二の次女のクラスでは、2時間目のアタマに「雪遊び禁止」の指示が伝えられ、その際に理由も伝えられた。
4年前に子供が雪合戦をして、雪玉の中に石を入れたやつがいて、目に当たっておおごとになったんだって。
この件は、投げた子に聞き取ったところ「わざとではなく、地面の雪を掻き集めたら石が入ってしまったようだ」ということになったらしい。
わざとだったら「そういうことをするな」と皆に注意して遊ばせることもできるだろうけど、事故であれば未然に防ぐためには禁止しかない。
雪遊びくらいさせてもいいんじゃないか、と思う一方で、禁止するにもそれなりの理由があるのだから仕方が無いように思う。
残念ながら、この日のうちに雪は7割がた溶けてしまった。
で、さらに翌日、というのは昨日の水曜日。
長女は体育の授業があったらしい。
クラスに一人、体が大きくてスポーツ何をやらしても上手な子がいるらしい。
その話は、以前から聞いていた。
この日はハンドボールをやったのだそうだけど、相手チームにその子がいて、長女はキーパーをやっていた。
で…思いっきり投げられたボールをガードしようとして、顔に当たってしまったそうだ。
ゴールは守れた、と言っていたけど。
普通なら「痛かった」で済むのだろうけど、先日顔を怪我したばかりのところに当たり、すごく痛かったらしい。
家に帰ってきてから弱っていて、布団で寝ていた。
そしたら今度は、中学校から連絡。
長男が喧嘩して、顔にずいぶんと傷を負ったらしい。
妻が慌てて学校へ向かう。
長男は普段喧嘩するような性格ではないのだけど、「からかって」売られた喧嘩を買ってしまったようだ。
そうしたら、喧嘩を売った方はまさか本当に喧嘩になるとは思っておらず、力任せに顔を、主に引っ掻いて攻撃してきた…ということらしい。
顔を引っ掻くとか、弱いやつのすることで、本当に喧嘩になるとは思っていなかったのだろう。
売られた喧嘩を買ってしまった長男にも問題はあるが、最初にタックルしたこと以外は攻撃していないそうだ。
そのため、学校からは傷の量と最初に喧嘩を売ったことで「全面的に相手が悪い」ことになってしまったらしい。
でも、こういうのはどちらが悪いというものではない。
後で親御さんから連絡があってすごく謝られたのだけど、中学男子なのだから喧嘩くらいすることもあるだろう。
子供同士がうまくやっていれば、親が口を出す必要はない。
…うまく、というのは、気に食わないから近づかない、というような対処も含む。
仲良しでいることだけが喧嘩を避ける道ではないのだ。そういうことを学ぶのも勉強の内だ。
眼鏡をかけていたので、逆に目は守られたようだ。
でも、目の周りにひっかき傷がたくさん。
最初は出血も多く、腫れてもいたので学校も慌てたらしいのだけど、家に帰るころにはすべて「小さな傷」になっていた。
すぐ治ると思うのだけど、当面は顔はばんそうこうだらけだ。
あと、眼鏡のフレームが曲がった。
これは昨日のうちに眼鏡屋に行って調整してもらった。
その眼鏡屋(Zoff)の商品については、調整無料なのでありがたい。
そもそも、成長期なので視力も変動する。
ちゃんと検査したうえで新たな眼鏡も作ってもらい、これは今日受け取りに行くそうだ。
長女、長男が顔に傷を負った。
2度あることは3度あるから、気を付けるんだよ、と次女には言っておいた。
注意を促したことで、冗談で済めばいい。
(もし冗談じゃなくなったらここでネタにします)
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