2年ほど前に、USB テーブルタップ…というのかな。
USB のポートが6つついているだけの、ACから電源をとる充電器を購入した。
当時、Amazon で 450円だったので2台も買った。
ちなみに送料が 400円程度かかったので、1300円くらい。もちろん中華。
カタログスペックでは急速充電を謳っていたが、実際には電流は少ないようで、しかし普通に使えていた。
旅行の時などにもっていき、ホテルの部屋の限られたコンセントで、家族中の端末を充電できるので重宝した。
普段は、居間のテレビの裏に1台と、同じく居間の対角位置に「ガジェット置き場」を設けているので、そこに1台置いてある。
テレビ裏というのは案外電源が必要なのだが、USB 電源で十分なものも多いためそこに一台。
ガジェット置き場は、今使っていないガジェットの置き場であり、置いてある間に充電するために1台。
先日、Amazon FireTV Stick でビデオを見ていたところ、急にリセットがかかった。
最初はなぜリセットしたかわからず、熱暴走かと思って家にあったヒートシンクなどくっつけてみたのだが状況が変わらない。
FireTV Stick は、この USB テーブルタップから電源をとってあった。
そこで電源を取り換えてみた(本来の純正 AC アダプタを使用した)ところ、安定するようになった。
ということは、USB 電源の劣化なのだろう。
まぁ、450円で買った怪しい製品だからな…劣化も案外早かったということか。
電源というのは経年劣化するもの。消耗品だ。
パソコン自作とかする人なら常識として知っているかもしれないけど、案外知られていない。
交流を直流に直すには、交流の「山の部分」で充電を行い、「谷の部分」で放電を行う、コンデンサが必要となる。
まぁ、小さな充電池だと思ってもらえばいい。
スマホの充電池が徐々に劣化していくように、このコンデンサも徐々に劣化する。
充電池は「ある程度充電されている」状態が普通になるように作られている。
だから、過充電したり、完全放電したりすると劣化が激しくなる。
劣化が怖いから使わないでおいておく…なんていうのは意味がなくて、むしろ劣化を早めることもある。
これを買う前は、USB 電源だけをたくさん取れる製品が便利なのかどうかよくわからなかったのだ。
だって、普通にテーブルタップで USB アダプタ使ってもいいじゃん。
だから、使ってみて便利だったらいいのに買いなおせばよい、というつもりで、450円なんて言ういかにも怪しいものを買ったのだった。
そして、コンパクトである、というのは案外便利だと知った。
そんなわけで、買い替えを考慮中。
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