11/3の日記に書いたのだが、彼女が近所のスーパーのクイズに正解し、フルーツ詰め合わせをもらった。
その中に「オロブロンコ」という柑橘があった。食ったことがない果物だ。
たまたま最後に食べることになり、先日やっと食べた。
で、切って驚いた。回りはでかいのに、中身は小さい。夏みかんの大きさなのに、中が普通のみかん、というとイメージがわくだろうか?
つまり、皮が異常に厚いのだ。
なんだこりゃぁ、と思いながら、次に思ったのは「これはもしかして、皮を食う食べ物ではないのか?」ということ。
金柑とかは皮を食うし、ザボン漬けだってオレンジピールだって皮を食う。
ってわけで、中身はしっかり食った後、ザボン漬けならぬオロブロンコ漬けをつくってみる。
まずは苦味抜き。柑橘類の皮は、知ってる人も多いだろうが非常に苦い。
皮の表面を剥いて水に一晩さらす…のだが、翌日は忙しかったせいもあり、結局1日半水にさらした。(時々水を替えた)
その後煮込み、再び水にさらす。これも水を変えながら、今度は30分ほど。
齧ってみると苦味がかなりなくなっていた。
分厚い皮はスポンジのように水を吸う。
そこで、ぎゅっと絞る。最初は大きかったのに、悲しくなるくらい小さくなる。ほんのちょっとになってしまった。
砂糖と水を入れて煮込む。このときは、砂糖はかなり少なめにしておく。
砂糖は分子が大きいので、いきなり濃くすると中まで染みないためだ。
しばらくは煮込み、その後煮詰める。
ここまで来て気づく。しまった、写真とっとけば「男の料理」を更新できたのに(笑)
ページ復活してからまだなにも更新してない (^^;
水分がなくなったら、一度出して新たに砂糖と水を煮る。今度は濃い目に。
そして、完全に砂糖が溶けたら再び皮を入れて煮る。
どんどん煮詰める。スポンジのように水分を吸っているので、時々押して水を出して蒸発させる。
表面に自然に砂糖が結晶してくるようになったら完成。グラニュー等をまぶす…らしいのだけど、ないので白砂糖をまぶす。
これは多分、表面の砂糖が水分を吸って最後の水抜きをするのだと思う。保存食なので徹底している。
食ってみたら非常にうまかった。思ったよりちょっとになってしまったのが悔やまれる。
手間はかかるが簡単な料理なので、まとめて作りたいところ。保存食だし。
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