妻が仕事で使っている iMac の調子がおかしい。
明らかにモニタの故障。修理に出すしかないが、なにぶん仕事で使っているものなので修理に出すと仕事が出来なくなってしまう。
1週間ほど悩んでいたのだが、「えぇい、新しい機械を買ってしまえ!」と iBook を購入。
買った後で、これが 11 月に発売になったばかりの新機種だと知った (^^;;
一昨日通販で頼んだのが今日到着したので、早速遊んでみる。
OS は MacOS X。「10.2 になってずいぶん良くなった」「でも、まだβ版」という微妙な評価をされている OS だ (^^;
初起動の際は、通常の OS の起動シーケンスとは違い、ユーザー情報の入力を求めてくる。これは初代 iMac からの伝統だ。
パソコンは「絶対に最初に設定しないといけないこと」というのはあるもので、初起動の際に必要ならキーボードやマウスの使い方から教えるチュートリアルソフトまで自動起動して必要情報させるのは悪くない。
情報を全部入力した後、ネットに接続されていれば apple に情報が送られる(つまり、ユーザー登録だ)。
そこまでは良かった、問題は「接続を終了しています」と表示されたきり、先に進まなくなったこと。
画面には「しばらくお待ちください」と出ているし、OS の普通の起動シーケンスではないのでリセットするのも怖いし、そもそもどうやってリセットしたものかわからないし (^^; そのまま待つこと30分。
30分たっても変わらないので、仕方が無くリセット。
iBook にはリセットキーは無く(探せばあるかも知れないけど、わからなかった)、昔の Mac のキーコンビネーションでリセットできるかな、と試したら成功した。(Win でいう、Alt+Ctrl+Del みたいな物だ)
再起動したら、どうやら本来の OS の起動シーケンスで起動したようだ。
そのまま「ソフトウェアをアップデートします」と言われる。非常に多岐にわたるアップデートが出ており、MacOS X が 10.2 になって「良くなった」とは言われても、まだ頻繁にアップデートが繰り返されるβであることを物語っている。
まぁ、アップデートしておきましょう。待つことしばし。「アプリケーションは予期せぬエラーで終了しました」だかなんだか、そんなメッセージが出てアップデートプログラムのウィンドウが消えうせる。
手動でアップデートのプログラムを再起動したら、2つあったアップデートのうち、片方しか出てこなくなった。ひとつはアップデートに成功したのか?
まぁ、残るひとつをアップデート…またエラーが出た。3回目でやっと成功。理由は不明。
最近の Apple のテレビの CM では「パソコンでインターネットやっていると、よくフリーズしません?」とか「うちの親父でも使えました」とか言っている。つまり、MacOS X ならフリーズはしないし、初心者でも使える、というのだ。その実態がこれということは…JARO ってなんジャロ。
しかし、トラブルもここまで。評判の悪い OS X も、使って見ると結構使える。
半日使った感想だが、「今 OS 9 で動いているマシンを、わざわざ再インストールして OS X にする必要は無い。しかし、OS X がプリインストールされているマシンを、わざわざ再インストールして OS 9 にする必要も無い」という感じ。
そりゃ、中身がまるっきり変わっているので作法もずいぶん違うけどね。
例えば、今までは別のマシンに接続するのはアップルメニューから「セレクタ」を選んで使っていたのが、今度はファインダの「移動」メニューから「サーバーに接続」を選ぶようになった。
#ついでに言うと、Linux マシンで動く Netatalk にはなぜか接続できなかった。同じファイルサーバーで Samba も動かしているので、そちらで接続したら接続できた。これは Netatalk の設定の問題かもしれない。
これは余りにも作法が違いすぎて、最初はどうやったらいいのかわからなかった例。
しかし、実のところセレクタは本来「ネットワークプリンタを選択するもの」であり、後から「ファイルサーバーを選択する」機能が無理やり付け加えられた経緯があって、Mac の作法の中ではわかりにくいもののひとつに数えられていた。
それを考えると、新しい作法の方がよいのかもしれない。
まぁ、いずれにせよ今日は OS をいじって遊んだだけ。
アプリケーションをいれて、まともに使い始めたら他の問題点も出てくるのかも。
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