2006年04月19日の日記です


大玉  2006-04-19 23:43:04  コンピュータ

ゲームキューブの「大玉」買いました。


ここのところ、子供の面倒を見るのに忙しくて、ぜんぜんゲームをやっていません。

それどころか、テレビもろくに見られないので、いまどんなゲームが流行っているのかも知りませんでした。


で、たまたまテレビCMで「大玉」を見て、何がなんだかわからないところに引かれて情報収集。

どうやら、ピンボールの要素を取り入れたゲームのようだが、シミュレーションぽいところもあるのか?

などと想像しつつ、面白そうなので衝動買い。



で、どんなゲームか説明すると、「ピンボールにピクミンを足した感じ」です。

ピクミン自体説明の難しいゲームなので、わからない人にはまったくわからないでしょうね。


公式サイトなんかでも、わざとゲーム内容をはぐらかしているようなところがあります。

説明不可能なゲームなので、「やってみてくれ」というのが本音なのでしょう。



しかし、気になっているけどよくわからないから買うのを躊躇している人もいるでしょう。

そこで、もうちょっと丁寧に説明しましょう。


基本はピンボールです。

ピンボール自体、かなり好き嫌いが分かれるというか、楽しめる人とそうでない人がはっきりするゲームなので、「ピンボールは嫌い」という人はこの時点で遊ばない方が良いかと思います。


通常、ピンボールは盤面上に複数のターゲットが用意され、左右に用意されたフリッパーを使ってボールを操作し、ターゲットに当てることで楽しみます。



大玉も基本は同じなのですが、重要なターゲットとして「任天の鐘」というものが登場します。

これは、画面最下部からスタートし、上部に位置する「門」を目指して進んでいきます。


通常のピンボールに「面クリア」の概念はありませんが、大玉では鐘を門に導けば面クリアです。



「目指して進む」とは書きましたが、もちろん簡単には進めません。

鐘を進ませるためには、「兵」を送り込んで押していかなくてはなりません。

逆に、敵兵もやってきて、鐘を押し戻そうとします。このパワーバランスは単純で、基本的に人数が多い方が相手を押しやることが出来ます。


じゃぁ、ひたすら人数を送り込むだけのゲームになるのか…といえば、もちろんそうではありません。

これはピンボールゲームで、先ほども書いたとおり鐘は重要な「ターゲット」なのです。


鐘に玉を当てて鳴らせば、周囲の敵兵は倒れます。

しかし、鐘に玉を当てると言うことは、鐘の周囲に集まる自軍の兵を玉で轢き殺すということです。


もちろん、敵も玉で轢き殺せます。さらに、玉が特殊状態にあるとき、轢き殺した敵は自軍の兵となり、好きな時に戦場に送り込むことが出来るようになります。



ゲームの基本はこれだけ。

しかし、鐘の行く手にはさまざまな障害物があり、それらの障害物もピンボールの「ターゲット」と連動していたりします。

いやおう無しに、自軍の兵が進む中、玉を打ち続けなくてはならないのです。


さらに、鐘の移動や兵の移動など、マイクに対して声で指示を送ることである程度制御できます。

でも、命令してばっかりだと「またそんなことを」とか「信じられません」などの反応を返してきて、言うことを聞いてくれなくなります。



…とにかく忙しいゲームです。

普通のピンボールゲームだって結構忙しいゲームなのに、さらに兵を送るタイミングを見たり、どの兵に指示を送るか選び、マイクで指示をしたり、アイテムを戦場に置いて戦局を変えたりも出来ます。


で、面白いかどうかで言えば、僕としては「非常に面白い」です。

ゲーム自体も当然面白いですし、戦国時代の合戦の中でピンボールをやっている、という馬鹿らしいシチュエーションも笑えます。


日記に思い入れたっぷりに書いていることからもわかるように、お勧めなゲーム。

もっとも、最初に書いたようにピンボール嫌いな人には勧めませんけど。



ピンボールの要素だけを見ると、かなり素直なつくりです。

なので、「あまり遊んだことが無いから、好きか嫌いかも良くわからない」という人は、ピンボールの入門のつもりで遊んでもかまわないかと思います。




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