昨日の日記に引き続いて。
休日とはいえいろいろと忙しく、少しづつ Netwalker をいじってみる。
なぜか無線LANがつながらず、この設定だけで数時間。
Netwalker 、ってくらいで、ネットにつながらないと何も出来ない。
ネットにつながったら、ユーザー登録。
そして、「本体が動くうちに」リカバリーSDカードを作るように、と薦められる。(マニュアルに書いてある)
リカバリーSD を作るには、SHARP のWEBページからスクリプトをダウンロードして実行する。
本体内のデータを退避して作るのかと思ったら、単純に SHARP のページからイメージバイナリをダウンロードするだけなのね。
わざわざ Netwalker で作業させる意味がわからない…遅い無線 LAN で延々と3時間くらいかかる。
続いて、いろいろとおかしなところを修正。
localhost が設定されていない、という問題があるそうなので修正。
ともかく、完了したらやっと「自分好みの」カスタマイズ開始。
とりあえず、リヌザウでは「文庫ビュワー」にずいぶんお世話になっていた。同様の読書環境は整えたい。
Netwalker には残念ながら文庫ビュワーはないのだが、XJP がある。
GIGAZIZEにインストール方法が載っていたので、参考にインストールしてみよう。
…まずは記事のままインストールした。
でも、あとでいろいろおかしいことに気づいた。GIGAZINE 、記事にするならちゃんと検証しようね。
#今回のことに限らず、GIGAZINE は詰めが甘いというか、嘘が良く載っている。
まぁ、「面白がる」「速報性を重視する」方針…つまり、タブロイド紙の方向性なので構わないのだけど。
まず、xtext.conf の設定について。
AOZORA_LIST の項目は「青空文庫のディレクトリ構成」を意味するので、書き換えてはいけない。
(GIGAZINE の記事では、ローカルのディレクトリ構成にしたがって書き換えている)
うっかり書き換えると、この後書くとても便利な機能が使えなくなる。
Ubuntu日本語フォーラムに、XJP のバグ修正パッチが投稿されている。
バグが残ったままだと、l (小文字のL)キーを押しただけで操作不能になったりするので、バグは是非修正するように。
で、このバグ修正で、ネット接続モードも使えるようになる。(修正しないといろいろおかしい)
./configure する際に、 --enable-net オプションをつけておこう。
すでにコンパイルしちゃっている人は、make clean してから make install。
これで、n キーを押しただけで青空文庫に接続し、テキストがダウンロードできるようになる。
本(?)が気軽に読めて、すごく便利。
ゲーム環境。ゲーム好きなので、個人的にはすごく大事。
Ubuntu には標準でゲームがいくつか入っているが、Netwalker には入れられていない。
「アプリケーション」の「追加と削除」から簡単に入れられる。
AisleRiot Solitaire を入れる。
これを入れると、一緒に Ubuntu 標準のゲーム…マインスイーパーや上海、サメガメやTali などが入る。
えーと、ベーシックすぎて余り面白くない、と公言してはばからない人も多いですが、個人的には嫌いではないです。
…いや、どうでもいいゲームも入るのは事実なんだけど。
サメガメは、個人的な好みでいうと OldMac 版の「まきがめ」が熱かった。
というか、サメガメ人気のほとんどは、この「まきがめ」での僅かなルール変更によるもので、そのルールが入っていないサメガメにはあまり興味が無い。
Tali は、Yahtzee。
ルールを知らない人には意味がわからないかも。知っている人なら熱くなれます。
…が、残念ながら、Netwalker では画面の縦幅が僅かに足らない。
遊べるのだけど、ちょっと遊びにくい。
AisleRiot Solitaire は、各種トランプソリティアを一つにパッケージしたもの。
非常に多数のゲームが入っています。ルール知らないのばかりだけど、遊んでいるうちに理解できたりするのがまた楽しい。
個人的には、実はこれで「スパイダー」を覚えました。
(Windows XP に付属するより前の話)
BurgerSpace 、というゲームがあったので入れてみる。
これは、まんま「ハンバーガー/BurgerTime」のclone。結構良く出来ている。
もっとも、アクションゲームをNetwalker のキーボードで遊ぶのは、ちょっと辛いかも。
で、個人的にはこれを是非入れたかった、FCE Ultra。
リヌザウの時は、デスクトップマシンにクロスコンパイル環境作って、自分でリヌザウ用にポートして遊んでいた。
それでも、音を出さない設定で、4フレームごとの描画がやっとだった。結構遊べたけどね。
今回はコンパイルは不要。GFCE Ultra NES Emulator を入れるだけ。
ネット上の評判によると「ガクガクで遊べたもんじゃない」「音が出ない」などといわれているけど…
起動してみると、たしかに。
音が途切れちゃって耳障りだし、動きもガクガクする。音を消す設定があるので音を消すと、かなりスムーズに動く。
でも、以前に自分でポートした経験がここで活きる。
実は、ファミコンエミュレーターでは画像を作ること以上に、音源のエミュレートに処理時間が食われているのだ。
そして、「完璧なエミュレートをもとめる」か、「実用速度で動くことを求める」かは、ユーザーが決められるように作ってある。
GFCE Ultra のインターフェイスパネルの Advance タブで、Extra Parameters を入力。
-soundq 0 -soundrate 12000
saundq は、サウンドのクオリティだ。より良いエミュレートを求めるなら 1 を、速度重視なら 0 を指定する。デフォルトは 1 だ。
soundrate は、生成されるサンプリングデータのサンプリング周波数だ。標準では 48000 だが、12000 にすれば 1/4 の処理で生成できる。
僕の環境ではこれで十分だったが、必要なら -frameskip 1 を入れると良い。
これで、1コマごとに飛ばして描画する。描画処理も重いので、半分になればかなり軽くなる。
ちゃんと音も出るし、ガクガクしない。スムーズなゲームが遊べる。
ザウルスの時に比べると格段の進歩だ。
ちなみに、パッドの設定は「Input」タブで、最初にヘルプを読んでから行うように。
ヘルプを読まないと設定方法の意味がわからない。
ゲームを開始したら、Alt+Return で全画面化するといい。
全画面に引き伸ばしたら速度が落ちるかな…と思ったら、背景で余計な別プロセスが画像描画するほうが、よほど処理を食うようだ。
ほかに、battwalker入れました。
たしかに、標準のバッテリー表示は役に立たないわ。
HP200LX の時は、標準では「ニッカド電池」を想定した残量表示だったので、LiON 電池を使い始めてから電圧推移をグラフで書いてくれるソフト使っていたっけ。
battwalker も電圧のログをファイルに残すそうなので、グラフ表示アプリ作ると楽しいかも。
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