2年ほど前に購入したPCのキーボードが調子悪い。
そのPCを購入する前のキーボードは、秋葉原で1490円で購入した安物で、Compaq のロゴ入りだった。
本来付属品だったものを、どういうわけか大量に仕入れて安売りしたのだろうね。
(当時は Compaq は急速に売り上げを落としていた。直後に HP に吸収合併)
しかし、安物にも関わらずこのキーボードは10年間問題なく使えた。
DELL のキーボードが2年で壊れたということは、付属品の品質が10年間で急激に落ちている、ということか。
(もっとも、10年間で PC の値段も急激に落ちている。しわ寄せがキーボードなどに来ても不思議はない)
一緒にPCを買い替えた妻に聞いてみると、妻のキーボードも調子が悪いという。
僕と妻の症状は同じで、キーががたついて、押す時に引っかかる。
僕は CTRL および SHIFT を押す時に引っかかって押しづらい。
妻は、ENTER を押した際に引っかかって戻らず、押されっぱなしになる。
こんなんじゃ仕事の効率が上がらない、と買いに行くことにした。
(昨日書いた外食は、この時に食べたわけです)
ちなみに、キーの刻印も一部がすり減って消えかかっている。
Compaq キーボードは10年使っても大丈夫だったのに。
「キーボードは馬の鞍」だと思っているので、10年は使えるものを、と思っていた。余分な機能はいらない。
ただ、109個のキーが、どれも正しい位置に並んでいて、しっかりした作りになっていること。これは譲れない。
近所の電気屋に行ったらいろいろキーボードが置いてある。
半数程度が無線キーボードだった。
…デスクトップで使うのだから、無線いらない。
電池切れとか面倒だし、無線にする意味がない。
USB 接続を探すと、それだけで選択肢が半減する。
近年の流行はアイソレーションキーボードみたいで、半数程度がそれ。
アイソレーションキーボードの近年の流行は、MacBook が使い始めたことに由来する、らしい。
でも、HP200LX とか、PC-6001 みたい、というのが率直な感想。
キーボードが小さいときには効果があるが、デスクトップマシンでメインに使うキーボードにはしたくない。
というわけで、選択肢さらに半減。
置いてあるキーボードを試し打ちしてみる。
ここで問題があった。置いてあるのは、ほとんど無線キーボード。
USB だと、線が邪魔になっちゃうからだろうね。
MS のキーボード、悪くない。でも、グネグネしたご自慢のやつより、安物っぽいやつの方が使いやすい。
よく見ると、グネグネキーボード、キーの手前に文字が書いてある。
最下段の左端から、「1つ戻す」「切り取り」「コピー」「貼り付け」…って、CTRL キーとの併用時動作だ。
U には「下線」とか書いてあるし、よく見たら Ins キーがなくしてあり、その分 Del キーが2倍幅になっている。
(Ins キーが打鍵できないわけではなく、本来の位置の上にある PrintScreen と Fn キーの同時押しになっている)
…えーとつまり、これは初心者用?
Ins キーでモードが切り替わる、というのは初心者にはわかりにくいし、初心者はよく間違えるから Del を大きくするのでしょう。
自分は初心者用はいらないけど、これはこれで需要がありそうだな、と思う。
安物っぽい奴は、ごく普通のキーボードらしい。でも、マウスと同梱。マウスいらない。
触った中では、ELECOM と Logicool のものも悪くなかった。
でも、ELECOM 製品は、同じと思われる有線製品が見当たらない。
Logicool は、サンプルに置いてあった無線製品は K270 というやつだったが、ほぼ同じと思われる USB 版の K120 を2つ購入。1280円だった。
散々選んだ結果、結局安物を買っているが、つくりはしっかりしている…と思う。
一応、1000万回のキーストロークに耐える設計らしい。なぜか NumLock だけ「対象外」と明記されているが。
このキーボードがいいところは、カーソルキーの上の6つのキーが標準の並びをしていることだ。
以前使っていた Compaq キーボードもそうだった。僕は Emacs の設定で、この6つを駆使する使い方にしているので、標準の並びはうれしい。
とはいえ、すでに DELL の変則並びに慣れてしまっている。
6つのキー以外の並びはほぼ同じとはいえ、配置の微妙な位置の違いで、まだタイプミスしたりする。
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