2016年07月14日の日記です


監視ユーザーの問題回避  2016-07-14 12:23:34  コンピュータ

chromebook の「監視ユーザー」がアプリ/機能拡張を使えない問題の続き。


「機能拡張」に関してはどうしようもない。絶望的だ。


でも、アプリに関しては、もともと WEB アプリだ。

bookmark として WEB アプリが使えれば、当面はしのげる。



ところが、例えば Google Docs を使おうとすると、Google アカウントが必要になる。

Google カウントが取得できないから監視ユーザーを使っているのであって、ここで Google アカウントが必要だ、というのは堂々巡りだ。




ここでちょっと考える。

Google Docs は、本当に Google アカウントがないと使えないのか?


いや、そんなことはない。


Google アカウントがないと、文章ファイルを「所有する」ことは出来ない。

でも、Google Docs の文章ファイルには URL が割り振られている。


共有しない設定では、所有者以外が URL アクセスしてもエラーとなる。

でも、共有していれば、URL アクセスすることで文章の内容が見られる。


さらには、共有設定が「誰でも編集可能」となっていれば、内容を変えることだってできる。


ということは、 Google アカウントを持っていない監視ユーザー用に、共有設定した文章ファイルを用意しておけば、監視ユーザーが文章を作ることができる。


自由に新しいファイルを作れないというのは不便だけど、ないよりはましだろう。

この方法で運用できるのではないか。




とりあえず試してみよう。


GoogleDocs の文章 URL は、あるきまった URL の中に、文章ファイルの ID が入っている。

この ID が、 base64 エンコーディングされた…ほぼランダムと言っていい、44文字の文字列になっている。


紙に書いて手で入力、というのはやりたくない。

普通ならメールで送信、とかなるのだけど、今は WEB 以外が使えないから困っている。メールも無理。



いろいろ考えてみたが、一番簡単なのは SD カードを経由する方法だった。

テキストファイルに URL を書いて、Chromebook に挿入。ファイル表示されたらダブルクリック。


テキストエディタはないので(だから困っているのだけど)、編集などは出来ない。

でも、WEB ブラウザはただのテキストを表示できるモードがあるので、そこから URL をコピーし、URL 入力窓にペーストすればアクセスできる。


これで共有された Google Docs のファイルを開くと、監視ユーザーでも文章に書き込むことができた。


仕上げは、この URL をブックマークしておくことだ。

これで、とりあえずテキストをコピペしておいて置いたり、ちょっとした文章作成などは出来るようになった。


もっとも、新しいファイルなどは作れない




ところで、Chromebook の全機種が SD カード使えるわけではないんだよね。

以下、SD 以外で試してみたことを書こう。


先に書いたように、ほぼランダムで 44文字もあるので、紙に書いて手入力、というのは避けたい。

メールも使えない。NAS にアクセスもできない。


Chrome には、他の Chrome とブックマークや履歴を共有する機能がある。

そして、「監視ユーザー」も、Chromebook に限らず、PC の Chrome で共有できる。


じゃぁ、PC で監視ユーザーに切り替えて、通常アカウントの Chrome のウィンドウから URL をコピペして…と考えたのだけど、これはダメ。


監視ユーザーの所有物、という概念は存在せず、一切の情報が共有できない。


「履歴」の共有を使う方法も「ブックマーク」の共有を使う方法も、そもそも監視ユーザーではこれらが共有されなかった。

(すでに書いたが、「監視ユーザー」の設定自体は共有できるが、その監視ユーザーに関するものが共有できない。

 なお、管理者は監視ユーザーの閲覧履歴を知ることができる。監視ユーザーは自分自身の履歴を見られない。)


何とも不便だ。




我が家には WEB サーバーがあるので、家の中の WEB サーバーに URL を列記した「リンク集」を作ってしまう、という方法も考えた。


しかし、WEB サーバー使うのなら、いっそのこと WEB サーバー上に、テキストエディタの WEB アプリを構築すればいいのではないか。

そうすれば、Google Docs なんて使わずに済む。


そう思って、WEB アプリのテキストエディタでソース配布のものを探してみるが、案外見当たらない。



ふと気づいて、QNAP アプリを探してみる。


QNAP は我が家で使っている NAS だ。

先ほど「NAS へのアクセスができない」と書いたのだけど、これは SMB 経由でファイルとして扱えない、という意味だ。


QNAP は高機能 NAS で、http サーバーの機能を持っている。WEB としてアクセスできる。

さらに、QNAP 上で様々な WEB アプリを動かせるようになっていて、アプリストア経由でインストールできる。

(アプリは基本的に無料だ)


そして、Notes Station という、ワープロ機能を持つアプリが配布されていた。

一連の書類を「ノート」という単位にまとめ、そのノートを複数冊管理できるようになっている。


利用には QNAP にアクセスするためのアカウントが必要なのだけど、これは家の中のサーバーなのでいくらでも発行可能だ。

URL も非常にわかりやすく、受け渡しを考えずとも、簡単に手で入力できる。


というわけで、「我が家としては」解決できそうだ。



一般性のない方法なので、同じ悩みを持って読んでくださった方には申し訳ない。


先に書いたように、Google Docs に子供が使える「共有ファイル」を作って、SD を使うか、紙に書いて手で入力するか…なんとか URL を渡せれば、「ないよりまし」という程度の使い方はできると思う。


無料の WEB サーバー使ったり、掲示板つかったりして URL を受け渡すのはお勧めできない。

「公開」されてしまうので、見知らぬ第三者が、ドキュメントに書いた情報を覗き見できるかもしれない。



SD カードが使えず、家庭内にも WEB サーバーがなければ、多少面倒でも紙に書いて手で入れた方がよさそう。

Windows も MacOS も、標準で簡易 WEB サーバー機能が付いてくるから、その機能を使って URL の共有に挑むのもいいかもしれない。

(僕はやったことないから詳細を語れない)



#そもそも、ここで書いている Google Document での共有は、URL さえわかれば誰でも見られる、「公開」方法だ。

 ただし、その URL が長すぎて、受け渡すのにも苦労するほどなので、推察も難しい、という点でセキュリティを保っている。


#何とか「最初の1ドキュメント」が共有できれば、その中に URL を書くなどして、以降のドキュメントを増やすこともできるだろう。

 URL の受け渡しをなんとかすれば、後の道は開ける。頑張ってくれ。




ちなみに、QNAP のアカウントを子供たちにも与えることで、SMB 経由ではファイルにアクセスできないけど、NAS へのアクセスは可能になる。


家族写真などが大量においてあるが、見たければそれらも見られる。

QNAP 上で動作する WEB アプリの「写真アルバムソフト」が入っているので、時系列などで写真を気軽に眺められる。



Chromebook は子供たちに使わせるものなので、あまりややこしい方法は取りたくない。

だけれども、現状としては「できない」ことよりも「できる」ことのほうが、幾分かましだろう。


引き続き Chromebook のバージョンアップは頑張ってほしいのだけど、今は工夫で乗り切ることにしよう。



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