2021年06月24日の日記です


温泉卵  2021-06-24 10:44:25  料理 家族

温泉卵を作りたいのだが、3回トライして、3回とも失敗している。




僕は主夫を標榜していて、朝ご飯の準備も基本的に僕の担当だ。

朝だから簡単に、出来合いのお惣菜と卵料理、お味噌汁とご飯、というシンプルなものだ。


僕としては、朝ご飯には卵焼きでしょ、と思っているのだが、長男と次女は卵焼きが好きではない。


もっとも、長男は好きではないが食べられる。

次女は食べるのに時間がかかるのだが、出汁巻き卵ではなく、砂糖と塩で作った固めのものなら大丈夫。


次女は卵かけご飯が好き。生でも好きだし、黄身の柔らかい目玉焼きにして乗せるのも好き。


長女は卵焼きが好きで、特に青のり入りのものが好き。

でも、生の卵は嫌い。特にカラザの部分が苦手で、目玉焼きにした場合でも君が柔らかいとカラザの感触が残っているそうで苦手。


3人ともゆで卵は好きだが、長男はボソボソした黄身が嫌い。

半熟か、黄身部分にマヨネーズを混ぜたものなら好き。



…というわけで、朝ご飯は

・普通の出汁巻き卵焼き

・青のり入り出汁巻き卵焼き

・固めの卵焼き

・生卵

・目玉焼き

・マヨネーズゆで卵


生卵か目玉焼きは「卵かけご飯」のバリエーションとして、月~金の5日で、5種類をローテーション指定いる。


ちなみに、ゆで卵は大抵金曜日。

土日はパン食で、その時に卵フィリングを作ると美味しいから。


また、ゆで卵は長男の弁当にも入れる。

(2つに切って黄身をマヨネーズで和え、中に詰めて2つ合わせて卵一つ分にして、弁当箱へ)




さて、説明が長くなったが、マンネリを感じて別の卵料理を作りたくなったんだ。

オムレツ系は「卵焼きと同じ」ということで長男・次女に人気がないので、ゆで卵のバリエーションで考えていた。


で、ふと思ったんだ。温泉卵を作ってみようと。

そして、3回作って3回失敗、という冒頭の話になる。




僕の考える「温泉卵」の定義を示しておこう。

この言葉、定義があいまいで、人によってイメージが結構違うので。


黄身がしっかり固まっているにもかかわらず、白身が柔らかいもの。

これを、出汁つゆでいただく。細ネギなど散らしても良い。



これに対し、最近丼などのトッピングとして使われる「温たまご」と呼ばれるものがある。


白身は固まっていないが、黄身も固まっていない。

生ではなくて、どちらも半熟にはなっている。

つまりは、失敗して生に近いゆで卵だ。


トッピングとしては、崩したときに黄身が流れ出すことでソースの役割をはたしておいしいのだが、今目指しているのはこれではない。




1回目は、ネットで作り方を調べた。

鍋に 80度くらいのお湯を沸かし、卵を入れて 30分放置、とあった。


…ネットのレシピにありがちなのだが、条件が曖昧過ぎる。

どれくらいのサイズの鍋に、どれくらいのお湯を沸かすのか。


もう少し詳細に書いてあるものもあったが、結局は似たり寄ったり。

「その人の家の」環境に依存して作られたレシピで、他の人が真似をしても再現性が低い。


まぁ、とりあえず作ってみた。かなり生卵に近めの、温たまごになった。



2回目は、やっぱ温度管理をやらないとだめだよな、と思ったので温度計を使ってみた。


でも、どれくらいの温度、時間を維持すればよいかわからない。

60 度くらいだっけ? 10分も維持すれば大丈夫?


この時はあまり調べずに適当にやってみたら、全く固まっていない「暖かい生卵」になった。



3回目。

65度で 40分だ、と書かれたページを見たのでその通りやってみた。

ただ、朝ご飯の準備の時間に 40分も使えないので、前日の夜にやったのだけど。


我が家は IH なので、保温程度の弱火にもしやすい。

とはいっても、温度を完全に固定できるモードがあるわけでもないので、数分ごとに温度をチェックし、65度前後を 40分間保ち続けた。


粗熱が取れたところで冷蔵庫に入れ、翌朝割ってみる。

見た目はかなりいい感じ。


…だが、黄身は半熟の状態だった。「しっかり作られた温たまご」だ。温泉卵ではない。




というわけで、3回やって3回失敗。

40分も付きっきりで失敗したのでかなりへこんでいる。もう作らないかも。



…と思ったのだけど、この日記書くためにまた調べていたら「65~68度で30分」だという記述を見かけた。


65度で、という話を見たので 65度前後に保っていたのだけど、「前後」ではなくて「65度を超えて」いる必要があったようだ。



また作ってみるかな。



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