Bフレッツが来た :-)
非常に快適。
これまでの経緯(5/13以降)を記しておく。
5/14
Linux がうまく入らない問題、とにかく手元にあったディストリビューションを片っ端から試す。
RedHat 6.1 や Plamo 1.4.4 など。(注:いずれも非常に古いもの)
しかしどれも動かない。っていうか、インストーラがまともに動かないものもある。
大学の友人メーリングリストに助けを求めると、Linux 関係で食っている後輩から「今書店に並んでいる LinuxMagazine に Vine の最新版が入ってますよ」との情報。
メールを読んですぐ出かけ、5分後にはその本を持って帰宅。
Vine 2.5 だけでなく、Kondara の最新版も入っていた。
その後輩が一時期 Kondara に係わっていたらしいので、義理を立てて(?)入れてみる。…インストーラーすら起動しない。
Vine はインストールできた。しかし、起動時にカーネルを選べるのだが、なぜか 2.4 では起動しない。2.2 で起動できてもあまり嬉しくない…
Web上で情報を求めると、Eden に RedHat 7.2 を入れた記事があった。
入ることは入るが、不具合がいくつかあるということ。しかし、7.3なら快適、という情報もあった。
翌日行く予定だった仕事先の人に助けを求める。7.3 ダウンロードお願いします。
7.3 ってのは、まだ発売になっておらず、CD-ROM 3枚分のデータを FTP でダウンロードしないとインストールできないのだ。
頼んだ先では 100Mbps の光ファイバーがきている。快く OK してくれた。
5/15
仕事なので、ルータ設定はお休み。しかし、RedHat 7.3 のディスクを入手。
5/16
RH7.3 を入れてみる。素直にインストール完了。
Vine2.5 では認識してくれなかったネットワークカードも、インストール中に認識。
あまりに素直なので拍子抜けするくらいだが、設定することは山ほどある。
ルータの設定を仮にやってみる。実際問題としては、Bフレッツが来ないとわからない。
で、今日。
午前中に工事に伺います、行く前に電話します、ってことだったのに、電話無しでいきなり工事に来る。
簡単な工事なのかと思ったら、案外大変らしい。所要時間2時間。
10年ほど前に、アルバイトで光ファイバーのコネクタ付けをやったことがある。
光ファイバーというのは非常に細いため、コネクタ付けは精密作業だ。
ビニールの被服を剥き、中に入っているプラスチックの被服を紙やすりで削り落とし、出てきたグラスファイバーをコネクタに接着し、表面を3段階にわけて機械で研磨する。
その後、顕微鏡で表面検査を行い、完成。
これがコネクタ付けの方法だった、
家まで来た光ファイバー線にはコネクタのようなものはついていなかった。
工事の人も、平気でニッパーで切り落としたりする。最後の接続はどうするんだろう? と思いながら観察。
最後に来て秘密がわかった。
やはり、先端にはコネクタが必要なのだ。しかし、コネクタ付けは大変なので、すでにコネクタをつけた短い光ファイバーケーブルを持ってきていた。
しかし、ケーブル同士をどのようにつなげるのか? 電線と違って、はんだ付けというわけにも行かない。2本の髪の毛を、つなぎ目がわからないようにつなぐようなものなのだ。
そして秘密兵器登場。
それは、ホチキスくらいのサイズの3つの装置だった。
まず、ビニールの被服を剥く。これは昔と同じく手作業。
続いて、出てきた線の先端に、装置1をつけて、「カシャン」と押す。
これで、プラスチック被服は綺麗に剥けていた。
続いて装置2の登場。複雑な方法でケーブルをセットして、スライドレバーを「すっ」と動かす。
精密に調整された刃で、ケーブルに対して直角に切断が行えるのだという。そして、この切断面は表面研磨がいらないほど綺麗らしい。
(その代わり、この機械の手入れは非常に大変だという)
そして装置3。
小さな金属片を装置に入れ、2本のケーブルを両側から挿入する。
最後に蓋を閉じて、ぐっと力を入れると完成だった。2本のケーブルは金属片の中で固定され、切断面はぴったりくっついて光を漏らさないそうだ。
あとは、ケーブルの先端についたコネクタを機械に差し込むだけ。
機械の中で変換が行われ、 10BaseT のコネクタに信号が現れる。
工事の人はノートPCをつなぎ、動作確認をして帰っていった。
そこからは自分の仕事。
Linux ルータを起動してみる。…うまくいかない。
ネットで情報を調べ、しばらく格闘。1時間ほどで接続に成功。
しかし、ルーティングしてくれない。
ルーティングのルールを記述する ipchains を調べてみると、エラーが出た。
RH7.3 では、ipchains と iptables の両方が使える。ipchains は 7.1 の頃に使われていた形式で、iptables は 7.2 から使われ始めた形式だ。
昨日の時点では ipchains でルータとしての設定を行った後、ごちゃごちゃと要らないサービスすを消したりしていたのだが、どうやらそれによって ipchains が使えなくなり、iptables に切り替わってしまったらしい。
まぁ、iptables のほうが性能は良いので、新たにルールを書き直す。
最初からそうしなかったのは、単に ipchains のほうがなれていたため。
こちらもしばらく格闘し、1時間ほどでルーティングに成功。
そういうわけで、午後3時ごろには快適なネット環境の構築に成功した。
しかしまだルータとしてしか使っていないのでつまらない。
WEB サーバとメールサーバも、早くセットアップしなくては。
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