2002年08月23日の日記です


DVD作成  2002-08-23 00:29:28  コンピュータ

DVD+RW/+R ドライブを買って以降、初めてDVD-Video 編集に挑戦してみた。

素材は自分の結婚式のビデオ。もともとこれの保存は DVD+R/+RWドライブ購入の目的のひとつだ。


ビデオ取り込みは、妻の iMac で。使用ハードウェアはCapty TV。USB 接続ながら、高品質な MPEG2 取り込みを可能とするハードウェアエンコーダだ。

(実は、Pictyがあったからこそ、ビデオをDVDにできると思って DVD+RW/+R ドライブを購入したのだ)


まずは取り込みでつまづく。

いままで MPEG1 取り込みしかしたことがなかったので問題なかったのだが、MPEG2 はさすがにUSBの帯域ぎりぎりなのか、映像の取りこぼしが出る様子。

映像のビットレートを変えてみたり、音声のサンプリングレートを変えてみたりといろいろためし、最後にふと気づいて「標準」という、微調整なしのお勧めモードを試したら非常に綺麗に取り込めた。


次の問題は編集。

RICOHのDVD+RW/+Rドライブには、多すぎるくらいの付属ソフトがある。

その中に ビデオ編集ソフト(WinProducer)、簡易編集機能つきのDVD-Videoオーサリングソフト(Drag'n Drop CD)、単純なオーサリングソフト(neoDVD)があった。


いろいろ試した結果、このどれもが「使い物にならない」と判明。

「編集」というのは、短い映像クリップを並べてつなげる機能をいうらしい。取り込んだビデオから邪魔な部分を消すことができないのだ。


かろうじて、Drag'n Drop が「トリミング」を行えた。映像の端を切る機能だ。

しかし、これは DVD に焼く直前の処理として行うだけで、トリミング後のデータをファイルに書き出したりはできない。

しかたなく、とりあえず映像をトリミングし、+RW で焼いてみる。


…焼くのには非常に時間がかかる。もともと DVDで使われる MPEG2 の形式で取り込んでいるのに、MPEG2 にデータを「変換」しているのだ。

まぁ、DVDは実際のところどんな MPEG2 でもいいというわけではないため、チェックを兼ねてファイル全体を変換しなおしているのかもしれない。


やっと焼きあがったデータを家の DVD プレイヤーで再生してみる。

なぜか、音が割れている。聞くに堪えないノイズがたくさん入っている。

だめだ。このソフトは使い物にならない。



結局、編集も iMac で、 Picty に付属のソフトで行う。

トリミング済みのデータであれば、WinProducer や neoDVD でも扱える。WinProducer は「複数の映像をつなげて、長いファイルを作る」ためのソフトなので、ここは neoDVD で作業を行う。



neoDVD も、やはりMPEG2を再圧縮する。これまた非常に時間がかかる。

あまりに時間がかかるので、裏で作業をさせておいてこの日記を書いていたのだが、ちょうど焼きあがったようだ。

ちょっと見てみよう。




だいたい OK。

オーサリングに失敗しているところがあるが、これは自分の責任だろう。

neoDVD なら、とりあえず「編集済みの」クリップを「不自由な」オーサリングで焼けることがわかった。


うーん、自由な編集、自由なオーサリングがしたい。

しかし、そういうソフトは安くても「編集のみで」数万円、「オーサリングのみで」数万円といった感じだ。


そんなにしょっちゅう DVD-Video を作るわけでもないし、いまはこれで我慢しておこう。




後日追記 8/24

WinProducer でも、ちゃんとファイルのトリミングはできました。

「もっとも直感的な方法」で可能だったのですが、直感的方法がゆえに操作メニューには出ていなかっただけでした。


使い慣れてみると、WinProducer は結構使い勝手のよいツールです。



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