タイトルの通り、はじめての IKEA。
IKEA ネタは今更なので特に詳しいことは書かない。
でも、あのネタとか、このネタとか、見た時に単に笑っていたものが、自分が IKEA に行ってみてやっと真の意味が理解できた。
自分がスウェーデンハウスに住んでいて、IKEA はスウェーデン家具を売る店なので、ずっと前から興味はあった。
でも、特に買いたい家具もなかったし、子連れで家具屋に買い物に行っても子供はつまらないだろう。
そう思っていたのだけど、妻の仕事椅子が壊れて買う必要ができて行ってみたら、子供は楽しかったようで「また行こうね」と言っている。
まぁ、家具なんてそれほど必要になるわけではないから、当面行かないけどね。
椅子だけでなく、しばらく前から懸念していたいろいろなもの…子供が成長して生活スタイルが変わってきたので、もう少しコート掛が欲しいとか、そうしたものは購入してきた。
いくつかは既に設置したし、いくつかはこれから。
実際の部屋を想定したスペースに家具を設置してある、ショールームスペースがところどころにある。
その一つに、「古い和風建築の部屋を、今時の若者が使うように簡単に改装」しているものがあった。
押入れと床の間が付いた畳の部屋を想定してある。
でも、押し入れは襖を取っ払って、中段を作りつけの机として使えるようにそろえてある。
ノートパソコンとか置いてあるし、周囲に使いやすく棚などを配置して合って機能的。
床の間と思われるスペースも、全然それらしく見えないし、畳は見えないようにカーペットで覆ってある。
鴨居もあるのだけど、タペストリなどで巧妙に隠し、言われないと気にならない。
この、「和風の部屋を洋風に改造してあり、全く和風を感じさせない。でも、ショースペースなので和風の改造だと気づいてもらえないと意味がない」という微妙な展示を行ったスタッフの心意気に感銘した。
そして、畳の上を土足で通ってよいこのスペースに、妙な居心地の悪さを感じた。
すぐ近くに、同じように「畳の部屋を子供部屋に改造」した展示もあり、そちらは畳が見えたままだった。
子供が遊びたくなるようなおもちゃも置いてあり、多くの子供が靴を脱いであがっていた。
やっぱ、畳見ると日本人は靴脱いじゃうよね。
でも、先に書いた部屋は一見畳の部屋に見えないからこそ、だれも靴を脱がない心地悪さがあったんだ。
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