2022年11月15日の日記です


X68000 Z  2022-11-15 19:06:46  コンピュータ

X68000 Z の詳細がやっと発表になったのだが…


ここまで日記に一度も書いていなかったので経緯を。


ミニファミコンとか、ミニメガドラとか、昨今昔のゲーム機の公式エミュレータハードが人気がある。

これらの機械、ハードウェアは全部「瑞起」という会社が手掛けているらしい。


その瑞起が、ミニX68000 を作っている、という情報を小出しにしてきた。

そして、9月15日から行われていたゲームショウにモックを展示した。


この時点で分かっていたのは、見た目が X68000 なミニハードだけでなく、実物大でちゃんと動作するキーボードとマウスも再現、キーボードは LED がいっぱいある例の変態的なものがちゃんと動いていて、マウスは現代的にホイールマウスになっているのに、トラックボールにもできるという仕様。

ちなみに、キーボードもマウスも USB 接続。


そして、ゲームショウの会場で、10月8日に詳細を発表し、販売の予約受付も同日から行う、と発表した。

これが X68000 Z という名前だった。


おぉそうか、是非買ってやろう、と思っていたら、10月8日当日になって延期する、という発表があった。

そして、要望の高さに驚いているので、まずは「ハッカーエディション」という、β版扱いのようなものから始める、と。


つまりは、この時点で「皆の要望に応えられるほど高度なエミュレーションは実現できていなかった」ということらしい。


詳細は不明だが、X68k の一部のゲームなどが入っている「ゲーム機」扱いでしか考えていなかったのかもしれない。

でも、ネットでは X68k ユーザー / 当時あこがれていたユーザーが、当時の環境の再現を望んでいたのだ。




当時使っていた人間として、ハッカーエディションを買って人柱をやるのもいいかもな、と思っていた。


今日になってハッカーエディションの詳細が発表された。


X68k として、ではなく、「ARM ベースの Linux 組み込み機として」の開発者の募集だった。

現時点でのエミュレータはβ扱いで、瑞起の想定したアプリは動いているが、「開発などには使えない」と明言されている。


なるほど… X68k には今でも思い入れがあるし、Linux もわからんではない。

でも、組み込み開発の経験求む、と言われると少し違うし、そこまでガチで参加できる時間的な余裕もない。


今後、ブラッシュアップされたら、アーリーアダプタ向けの製品を発表して、その反響次第でやっと一般市販版を作る…かも、とのことだ。

逆に言えば、一般市販版は世に出ない可能性もある。


ひとまず、様子見。




こんな日記を書くくらいには、期待している。


でも…


その昔、1chip MSX というものが発売になったことがある。


当初は MSX1 の機能として発売された。

しかし、FPGA で実現しているので、将来は MSX2 相当にバージョンアップできるようにする、という話だった。


じゃぁ、MSX2 相当になってから買おう、と様子見にした。

その間に、MSX1 相当の機械としても、いろいろ微妙だという噂を聞き始めた。


後に MSX2 になったのだが、なんか買う情熱が無くなってしまい、そのまま。


今回も同じ道をたどりそうな予感が、少しある。




同じテーマの日記(最近の一覧)

コンピュータ

関連ページ

X68000Z【日記 23/04/02】

別年同日の日記

01年 11/14

12年 再度JAMSTECグッズ

13年 Intel 4004 の発売日(1971)

15年 追悼:ジーン・アムダール

16年 新しい文盲

21年 町内ウォークラリー


申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています


戻る
トップページへ

-- share --

0000

-- follow --




- Reverse Link -