昨日、長女(高1)が「報国寺で抹茶のんでみたい」と言った。
いや、昨日じゃなくて、ずっと前から時々言っていたのだけど。
長女は少し苦みの利いたものが好きで、保育園の頃からピーマン好きだったし、今も苦めの緑茶とか好き。
抹茶を飲んでみたい、というのはもうずいぶん前から言っていたのだけど、気軽に飲めるところとして報国寺の存在を教えたのは僕。
これに対し、次女も行きたいと言い出した。
上記の流れで次女は報国寺は知っていた。
昨年、次女は中学の校外学習で鎌倉に行き、班ごとの自由行動で、行きたいお寺などに行ってきた。
(修学旅行で京都で班行動をとる予行演習の側面がある)
この際、報国寺まで行ったものの、「拝観料が高いから中は見ない」と同じグループの子が主張したために、庭園は見ず、その奥でいただける抹茶も飲んでいないのだ。
せっかく報国寺まで行ったのに中に入らなかったというのはもったいない。次女は残念がり、機会があれば見に行きたいと言っていた。
さて、長女は高校で部活をはじめ、これがなかなか忙しい。
また、長男(大学浪人中)も普段から塾で忙しいが、今日は休み。
良ければ今日行ってみよう、と昨日の段階では言っていたが、特に計画を定めたわけではない。
僕は普段から朝4時半に起きているので、休みの日でもその時間に起きてしまう。
みんな休みでお弁当もいらないのでのんびりしながら、報国寺に行く予定を考えてみる。
報国寺は、僕は30年くらい前に存在を知ったのだと思う。
その頃はまだ、今ほど有名なお寺ではなかった。鎌倉の中心部から離れていたため、それほど訪れる人の多くない寺だった。
竹の庭園が見事で、拝観料をとって見せていたのだが、竹の庭園の奥で抹茶をいただけるようになったころ。
その雰囲気がいいよ、と、知り合いから教えてもらったのだ。
これが話題となり、今では大人気のお寺だ。
鎌倉の中心部から離れていても、是非ここで抹茶をいただきたい、という人が訪れる。
そして、この人気が問題だ。
元々小さな寺なので、駐車場スペースが少ない。中心部から離れているので、近くにも駐車場は少ない。
ネットで調べると、5台分しか駐車場がない、と書いてあった。
あー、そんなものだったかも。近くの駐車場、ないわけではないけど、結構高い。
じゃぁ、観光客が来る前、お寺が開門する時間を狙っていくのが良さそうかな。
開門は9時。家からは 20分程度で行けるから、8時半に出れば行けそうだ。
そんなわけで、全員がその時間までに起きてこれそうなら行くが、休みの日だから無理に起こさないでいいや…
と思っていたら、みんな7時半ごろには起きてきた。
報国寺に行ってみるか聞くと、長男は別に興味ないから、せっかくの休みだし家で休みたい、とのこと。
長男は留守番で、それ以外で出かける。
さて、報国寺には、駐車場スペース10台くらいありました。
自分の記憶していた駐車場とは別に、新しく駐車スペース確保してあった。
これが分かりやすいところで、5台分。ネットに書いていた人は、これのことを書いていたのでしょう。
僕の記憶していたのは、報国寺横にごちゃごちゃと止められるスペースで、停めにくいしわかりにくい位置にある。
こちらがやはり5台くらい。
開門前の時間は、わかりやすい駐車スペースも空いていなかったので、こちらに停めました。
久しぶりの報国寺。
落ち着いていて好きな寺です。しかし、こんな早い時間に来ても、観光客が凄く多い…
せっかくなので庭園などもゆっくり見ていたら、奥のお茶をいただけるスペースはすでに混んでいました。
僕が最後に来たのは、子供が生まれる前に妻と来たときで、20年くらい前。
その頃に比べ、抹茶を飲むスペースの席数も増えています。
でも、まだ朝なので「庭園に面した良い席」にだけ案内しているようで、少し待たされました。
悪い席に通されるよりも、少し待たされてもうれしい心遣いですけどね。
そして、20年前とは、抹茶セットの内容が少し変わっていました。
以前は、お茶菓子に、豊島屋の「小鳩豆楽」という落雁がついていたのです。
これが、報国寺の紋章と、竹の意匠の形の、2つの落雁に変わっていました。
味は小鳩豆楽と同じ。つまり、豊島屋さんに頼んで、特注の型で作れるくらいにお客さんが増えたのでしょう。
小鳩豆楽の味大好き。美味しくいただきました。
しばらく寺の庭園を楽しみましたが、終了。まだ10時前。
そのまま帰ろうかと思ったのですが、長女が「海みたい」というので、海岸まで。
海岸沿いの通りは、すでに混雑していました。
渋滞の中、駐車場を見つけて海に行くのが一苦労。
しかし、しばらくビーチコーミングして、終了。
結構遊んだ感じだけど、まだ昼前。
この時期の鎌倉は観光客でごった返すので、もう撤退。家に帰りました。
午前中ちょっと遊んだだけだけど、久しぶりに鎌倉散策した感じ。楽しめました。
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