2003年12月19日の日記です


クリスマスセール  2003-12-19 21:14:55  その他

妻が「革のジャンパーが欲しい!」というので、クリスマスプレゼントに買ってあげることにした。




妻は基本的に「冬でも薄着」が好きだ。

でも、寒いものは寒い。そこで革ジャンを愛用している。革は完全に空気を通さないため、薄くても温かいからだ。


今来ている革ジャンは8年前に買ったもの…というか、母親が買ってきたものだそうだ。

「安売りしていたから買ってきてあげたわよ」と、小さな男物の革ジャンをくれたそうだが、サイズは合っていても男物。やはり何か違う。

いつかちゃんとしたのを買いたいと思いながら、結構温かいのでずっと愛用してきたものだという。




しかし、8年前とは時代が変わった。あのころは革ジャンが流行っていたが、いまではあまり流行らない。

女物の革の「コート」はあるが、妻はジャンパーが欲しいという。薄着にしたいのにコートは邪魔だからだ。


理想は、男物っぽいゴツイ革ジャンで、手入れせずに擦り切れてきても味の出る茶色で、しかし女性の身体に合うように作られたもの。



実は、ここしばらく近所でこのようなものを探していたが見つからなかった。

そこで今日は横浜に行くことにした。




なぜ横浜か?

実は、以前に「いつかこの店で革製品を買いたい」と思った専門店があるからだ。


春先に、その店では革のシャツを売っていた。オリジナルの製品だそうだ。


「シャツって直接身に付けるものなのに、手入れはどうするんですか?」

と聞いたら、迷わずに「洗ってください。洗っても大丈夫ですから」との答え。


革は水に弱い、といわれるが、これは間違いだそうだ。弱いと思ってすぐに乾燥させるのがいけないのであって、ゆっくり陰干しにすれば水洗いしても大丈夫だとか。


この言葉を聞いて、「この店は本物だ」と思った。ただ革製品を売るだけでなく、的確な知識で製品を作っている。




で、横浜に到着したらまっすぐその店へ。

やはり専門店、今まで「欲しい」と思って探してきても見当たらなかった製品が、数多く揃えられている。


最初はゴツイ牛革のジャンパーを、と捜していた妻だが、牛革は案外良いのが無い。

店員によれば、硬い革なのでどうしても大きめに作らないとならず、女性物でも男性のようなフォルムになってしまうのだという。

妻が探していたのは「身体にフィットする」ものなので、イメージと違ったのだ。


そこで、羊革を試しに着てみる。案外いい感じだそうだ。

「羊でしたら、こちらのはどうでしょう?」と、店員がジャケットを出してきた。


ジャケットとは言っても、軍隊の外套のような防寒性に優れたもの。

「ジャケットの方が、腰の部分を絞って女性らしいスタイルを出せるようになっています」だそうだ。



着てみて、妻はこれがえらく気に入った。それならそれを買えばいい…と思ったら、値段もすごくて11万円。

「税込みで10万円にしますよ」といわれたが、即断できる金額ではない。


「ちょっと考えて、また来ます」と店を出た。




10万円が高いとは思わない。


2〜3万でコートを買っても、大抵は2〜3年しか着られない。

しかし、革なら10年は着られる。ならば値段の価値は一緒だし、「温かい」という機能を考えれば安いくらいだ。


でも、高い買い物には「自分が納得する」ための儀式が必要なのだ。


そごうに行き、婦人服売り場を見る。

ポルタ地下街で、婦人服売り場を見る。


結構捜し歩いても、やはり探しているような物は無い。

そもそも「革のジャンパーやジャケットの女性物」が見当たらないのだ。


というわけで、納得して先ほどの店に戻る。

「さっきのやつ、買います」


というわけで、10万円のお買い上げ。


5〜8万円くらいを想定していたので、本当はちょっと予算オーバーだけど。




「じゃぁ、福引券33枚分です。当ててくださいね」


…現在地下商店街のクリスマスセール中で、3000円で福引券を1枚くれるそうだ。1等はイタリア旅行。

33枚も福引券をもらったのは初めてで、ちょっとビビる。



福引所に行くと、ディスプレイにタッチセンサーがついた iMac (…っていうのもすごい仕様だが)が数台置いてあって、福引ソフトが動いていた。


「まとめて抽選」と「1回づつ抽選」ができるらしい。

なんか、33回分が一瞬で終わってしまうのもつまらないので「一回づつお願いします」と言うと、係りのお姉さんは「全部1回づつですか」と戸惑っていた。


延々と画面上の「スタート」「ストップ」ボタンを押して抽選をする。

数回に一度、C賞…200円の商品券が当たる。後は全部参加賞…ポケットティッシュだ。


結果、C賞5本、参加賞 28本。

「参加賞は 20 本で 200円の商品券と交換できますが、どうしますか?」


もちろん交換してもらう。

というわけで、1200円分の商品券を入手した。10万円の買い物で 1200円戻ってきたのだから、1.2% の還元率。

悪くはない。


はずれた 28本分は「Wチャンス」があり、応募すると後日 5000円の商品券があたる…かもしれないそうだ。

20口分、5口分、3口分の応募券をもらったので、名前と住所を書いて応募しておいた。




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