トミカ博のことを書いていなかった。
話は前後するが、家族旅行前の8月21日、池袋サンシャインシティで行われたイベント、「トミカ博」(2005年の際の記事)へ行ってきた。
もちろん、上の子がトミカ好きだから、というのが理由。
実は、家族で東京までお出かけ、というのも初めてのこと。
湘南新宿ラインで一本とは言え、長時間の電車に子供が耐えられるか、この後の家族旅行の試行という意味合いもあった。
車窓から、いろいろな電車をみた時点で、子供は大興奮。
しかし、問題は池袋に着いてから。
…記憶を呼び起こせば、妻も僕も池袋は6年ぶり。少し道に迷った。
10時の開幕と同時に入る予定が、わずかに遅れて10時半頃到着。
最初の方は、今年のテーマである「建設機械」に従った展示。
…正直なところ、うちの子供は建設機械好きではない。
2才くらいの一時期、建設機械好きだった頃があり、コンクリートミキサー車やクレーン車のトミカも持ってはいるが。
入り口で、トミカオリジナルの「実在しない車」である、ビルドトルネードをもらう。これは記念品なので、入場者全員がもらえる。
つまり、僕と妻の分もあるわけで…そのうちヤフオクで売るか?
昨年の夏にトミカの新車だった「カニクレーン」の実車がくるというので少し期待していたが、実物は思ったよりも小さかった。
販促DVDで実車を見たときには大きさがわからなかったのだが、ラジコンで動作する無人クレーン車だったらしい。
テーマエリアをすぎると、過去に発売されていたものも含め、大量にトミカが展示されるエリアへ。
自分の持っているトミカを見つけたり、好きな消防車が大量に並んでいるのを喜んだり。
しかし、会場に入ってから最初の、心の底からの笑顔はそのすぐ後に。
プラレールの展示エリア。
ここは、子供がたくさん集まり、飽きることなく見ていた。
トミカ博なのに、みんな集まるのはプラレールかよ! というつっこみもあるが、いちおう今年発売の新しい「トミカタウン」シリーズが、プラレールの高架下商店などが作れる、ということで。
展示はこれくらいで終了で、アトラクションエリアへ。
じつの所、こちらがメインと言って良い。
アトラクションは、1枚100円相当のチケットを、各アトラクションの規定枚数払わなくてはならない。
11枚綴りは割り引かれていて1000円なので、22枚購入。
トミカ組立工場。30分待ちだったが、来る前から子供が楽しみにしていたので並ぶ。チケット5枚。
ここでは、トミカのパーツを選らんで、目の前で組み立ててもらうことで、「自分のオリジナル」を作ることが出来る。
3車種あって、組立パーツ構成は微妙に異なる。
子供が選んだのは、トヨタハイエース。
この場合、ボディ3種類、窓1種類、シート2種類、シャーシ1種類…って、じつは選択の幅は狭い。
しかし、選択したものを自分で(係りのお姉さんに手伝ってもらいながら)組み合わせ、最後に専用工具でカシメてもらうと、「自分で作った」と大喜び。
この勢いで、45分待ちの「トミカミニミニドライバー工房」にも並ぶ。チケット7枚。
といっても、並んだのは僕だけ。子供は「おなかすいた」というので、飲食エリアへ行って持参したおにぎりを食べたり、別の場所に見学に行ったり。
妻一人で子供二人見るのは大変だろうと、下の子は強制的に僕が並ぶのにつきあわせる。上の子のわがままに振り回されるのは、下の子の宿命。
やっと順番が来たので、携帯で連絡して上の子も呼び寄せる。
ミニミニドライバー工房は、組立工場をさらに「カスタムメイド化」したサービス。
その場で写真を撮り、プリクラシールにしたものを内部の座席部分に張り付けてから、組立を行ってくれる。
撮影用に車の座席が置いてあるが、家族全員で写っても大丈夫というので、親の膝に子供を乗せて撮影。上の子が運転しているように、ハンドルを握っているふりをした。
所詮プリクラ、と思っていたが、実際のハンドル位置に「握っているふり」の手が来るように張り付けられ、なかなかよくできている。
最後はネジ止めなどではなく、カシメられているため、写真の交換は不可能。つまり、本当に世界で1台のトミカができあがった。
さて、次は、子供が来る前からやりたがっていた「トミカつり」。チケット4枚で、20分待ち。
こちらは妻が並ぶことにしたので、その間に上の子をつれて、15分待ちだった「トミカクレーン輪投げ」へ。こちらもチケット4枚。
クレーン輪投げは…ただの輪投げ。棒の部分が、クレーンの形状になっている。
入ったときの景品が、ハシゴ車の特別(銀色)バージョンだというのを妻が見つけ、子供が消防車好きなのでやってみては、という。
しかし並んでから、はずれ景品が「ボンネットダンプカー」だと知る。昔のダンプ。
うちの子、ボンネットバスなどの「ちょっとクラシカルな」車も好き。
うちの子は輪投げはまだ上手ではないので、僕が手伝って消防車をとるつもりでいた。
しかし、どっちがいいか聞くと、「ボンネットダンプ」という。それなら、自分で輪投げを楽しむのも良かろう。
チャンスは3投。1、2投目は、あらぬ方向に飛んだ。
3投目も、見当違いの方へ…と思ったら、ワンバウンドで見事クレーンに入る。
予定外で消防車をもらったが、これはこれでうれしかったらしい。
終わったらすぐにトミカつりへ。
こちらは名前通り、釣り竿でトミカをひっかけて釣るゲーム。
1分の時間制限で何台釣れるかを競うが、何台釣っても、その中の1台しかもらえない。
ただしその日の最高記録を出した1名には、豪華賞品が当たるらしい。
会場入りしてすぐの「本日の記録」は20台ほどだったが、並んでいる時点ではすでに26台に更新されていた。…2秒に1台なんて、勝てるわけ無い。
子供だけでは難しいので、妻が協力してやることになった。
明らかに「ひっかけやすい」形状のトミカもあるが、ここは大漁狙いではなく、子供が好きなものを選べるように全種類釣りを目指す。
入れられている車は、特に限定版などではないが、すべて「現在は市販されていない」昔のもの(復刻版)を使用。
終了後、もらいたいトミカを持って行くと、出口で新品の箱入りに交換してもらえる。(釣りに使用した、傷だらけのものが渡されるわけではない)
そして、うちの子が選んだのは、ボンネットポンプ車(昔の消防車)だった。
最後に余った券2枚。
これだけでは使える場所が限られる。
追加の券購入をしようとも思わないので、「のれるトミカ」へ。5分待ち。
つまり、屋上ゲームコーナーの一角にあるような、レールの上を走るライド。
形状はボンネットバスだったが、ナンバープレートが「1031」(トミー)だったのに笑った。
これで終了。
おみやげコーナーで、誕生日にもらったプラレールと一緒に遊べるように、ここでしか買えない「トミカを乗せられるプラレール車両」(有蓋車・クリアカラー)を購入。
すべて誕生日プレゼントの一環と考えていたが、この日の収穫、ビルドトルネード(記念品)、ハイエース(組立工場)、RXー8パトカー(ドライバー工房)、銀色ハシゴ車(クレーン輪投げ)、ボンネットポンプ車(トミカつり)、プラレール車両(ショップ購入)と、子供には豪華すぎるお土産。
さらにこの後、「トミカ博の半券で入場無料」だったナンジャタウンに行って、同じく半券で抽選会に参加できる、トヨタのショールームに行って…と回ったのだが、子供は疲れと、貰ったトミカで遊びたくて「はやく帰りたい」モードでした。
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