2015年11月13日の日記です


DIGA DMR-BRW500  2015-11-13 18:08:55  コンピュータ 住まい

ハードディスクレコーダーを購入した。パナソニック DIGA DMR-BRW500。

すでに今年の新作が出ていて、1年前の製品だ。だから安かった。


チューナーの数とハードディスク容量の組み合わせでいえば、「一番の普及帯の、安いほう」。

2チューナーで、500GB HDD。


実は、5年ほど使っていたレコーダーと同じ基本性能だ。




ハードディスクレコーダーを買ったのは、今使っている機械に不満があるわけではない。

だから、同じ性能の機種を選んだ。


でも、今のレコーダーは、CATV 会社からの貸与品なのだ。

そして、CATV には不満がある。


CATV をやめようと思って、その第一歩としてレコーダーを買ったわけだな。



CATV には、もう10年ほど契約している。

今の家に入居した時、視聴難地域なので CATV に入らないとテレビが見られない、とハウスメーカーの人に言われたのだ。


これ、ハウスメーカーの人がいろいろ調べてアドバイスしてくれたことには感謝しているのだけど、情報が少し間違っていた。

町内会で共同アンテナがあって、町内会費に上乗せして管理利用料を払えば使えたらしい。


でも、せっかく CATV 入ったのだし、それなりに面白い番組もあったので使っていた。

特に、子供たちが小さいときには、アニメ番組が豊富にあることが非常に役立った。


その意味で、CATV に加入したことは間違ってはいなかった。



当初は、外部ハードディスクに録画可能なセットトップボックス、だった。

その後、DVD も使えるセットトップボックスの貸与が始まったので、5年ほど前に乗り換え。


貸与料金が少し高くなるのだけど、2チューナーになって便利だったし、問題はなかった。




でも、この5年間、CATV 業界には再編のあらしが吹き荒れている。

今のセットトップボックスの契約を結んだ会社は、その後別の会社と合併し、さらに別会社と合併した。


つまり、サービス会社の名前が2回変わったわけだが、古いプランはそのまま残された。

もちろん、新規契約は受け付けていないのだけど。


元の会社…最初の5年間は、生き残りのためにどんどんプラン内容が拡充されていった。

受信できるチャンネル数が増えたりしたのね。


でも、2番目の会社になった時に、値上げはあっても拡充はなかった。

3番目の会社は、お値段据え置きのままだけど、サービス内容も据え置きのまま。


…いや、チャンネル数は変わらないけど、周辺サービスは使えなくなったな。

元々ビデオオンデマンドサービスとか使ってなかったけど、廃止になった。

「選択肢が無くなる」ということは良いことではない。


そして、今まではそれほど変わらない額で「ちょっといいプラン」にも移行できたけど、今から移行できるプランはすべて、大幅値上げとなる。


まぁ、今のプランはそのまま使えるから、そのまま使っていればそれで構わないのだけど。


#ちなみに、安いプランなので全部 SD 画質です。

 以前は +500円くらいで HD に変えられたのだけど、今から帰ると +2000円ほどかかる。




そうこうするうちに、子供たちが CATV 番組よりも、「友達も見ている地上波番組」のほうに興味を持つようになった。

それで、ふと気づくとここ数か月、CATV チャンネルの番組を見ていない。


それじゃ、もう CATV の意味はないから解約するか、と思うようになった。


ちなみに、DVD 付きセットトップボックスの貸与も含め、月額は5千円弱だ。

ハードディスクレコーダーを買い直す、多少工事が必要となる、と考えても、2年もたてば元が取れる。


それで、DIGA を購入したわけだ。




DIGA 購入と同時に、CATV に問い合わせをした。


実は、数年前に(今の会社とは前の会社の時に)地デジ移行に伴って、町内会の共同アンテナ線に CATV 会社が接続した。


セットトップボックスがないと CATV のチャンネルは見られないが、地デジは見られるようだ。

そして、それまで町内会で徴収していた管理費は、CATV 会社に払うようになった。


これ、今から入るといくらいになりますか? という問い合わせだった。


前の会社がやった契約だから事実確認に時間がかかったらしく、返事が来るのに時間がかかった。

結果「現在もサービスはしているが、新規受け付けはしていない」とのことだった。




実は、今は地デジだけでなく、BSもそれなりに見ている。

CTAV の地デジサービスが使えたとしても、BSは見られなくなるな…と思っていた。


で、もう一つ候補として考えていたのが、NTTのフレッツテレビ。

光回線でテレビ放送波を送り、家の屋根裏でデコードしてテレビアンテナ線に繋げるサービス。


これが、月額 660円(税抜き)。

CATV が地デジのみ配信を受け付けたとしても、500円以上だったらこちらに乗り換えようと思っていた。


今現在、フレッツ光は使っているからね。


CATV の返事が来て 30分後には、NTT のサイトで申し込んでいた。

ついでに電話もフレッツ光電話にしてしまえ…と思ったけど、こちらはテレビ工事の後にすることにした。


なぜなら、フレッツ光にするには、電話番号乗り換えのために電話を一時休止しないといけなかったから。

フレッツテレビ申し込みで、連絡先に電話番号書いてしまったのだよね。



しばらくして、NTT より電話あり。

我が家の光回線、ずいぶん古いタイプだけど自分でも速度把握してなかった。


ごく初期の 100M タイプだったので、ついでに 1G に速度アップ。(+200円/月額)

光電話も一緒に申し込める、と言われたので申し込み。電話は直前まで使えるそうだ。


工事日は…混んでいるそうで、今月末になった。

まぁ、CATV 見られているし、いろいろ都合があってすぐには解約できないので、慌てません。



光テレビを導入しても、信号線は混合するので CATV もそのまま見続けられる、とのこと。

だから、CATV の解約は光テレビ導入後でよいらしい。




さて、CATV をすぐには解約できない理由を、解消しないといけない。


貸与されているセットトップボックス内に、大量に番組が溜まっているのだ。


「おいておきたい」けど「DVD に焼くの面倒くさい」から貯めているものも多数。

そもそも、見たくて録画したけど、見る暇がないものも多数。


どちらにせよ、いったん DVD に追い出す必要がある。


今後録画するのは、購入した DIGA 側に行うようにセットした。

(BSの放送はまだ CATV 側でしか見られないので、地上波のみだけど)


これで、CATV のセットトップボックスが空っぽになれば、いよいよ解約できる。

番組データを人質に取られているような状態だな。



ちなみに、CATV のセットトップボックスは、DIGA の CATV 対応版だ。

DIGA 同士なら「番組の移行」もできるはずだけど、これにはインターネット接続が必要。


CATV のセットトップボックスは、「CATV インターネット」に対応していて、テレビアンテナケーブルをそのまま使う。

というわけで、お互いを同じネットワークに繋げて番組移行、はできない。




購入した DIGA の性能とか書いてないけど、昨日セットアップしたばかりだからまだ全然使ってないのよ。


CATV 解約まではこの話題続ける予定なので、そのうちまた書きます。




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