2024年05月20日の日記です

目次

05-20 病気その後
05-20 観劇


病気その後  2024-05-20 09:46:25  家族

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今日はふたつの話を書きたいが、まずは先日の病気の話のその後から。


前回書いたのは火曜日で、僕が腸炎から回復傾向、というところだった。

長男は火曜日に一度吐いてしまい、その後ほとんど何も食べれない状態になった。


食べないとまずい、と自分でも思うのだが、胃が固形物を受け付けない。

ジュースとゼリーで栄養と水分をかろうじて得ている、という状況になった。


これはまずい、と、水曜日に医者を再受診。

緊急で栄養点滴が行われ、追加で抗生物質が処方される。


この点滴で、ずいぶんと体力が持ち直した。体力が付けば、食事をとることもできる。

まだ怖いので最初は水分の多いお粥から。本人の希望で暖かい素麺なども作った。


木曜日にはずいぶんと体調が戻り、熱も下がった。金曜日には下痢も止まり、ほぼ完全回復。


それで、土曜日には大学へ行ってみることにした。

元々先週土曜日から休んでいたが、土曜日は好きな講義の授業があることと、土曜日は1コマしかないので、すぐに帰ってこれるので様子見には良かったため。


特に問題はなく、昨日日曜日は再度ゆっくり休み、今日月曜日にまた大学に行っている。




さて、それとは別にもう一つ話があるのだ。

長女が、木曜日に体調を崩した。


長女の話によれば、先生が急に窓を開けて、窓際の長女の席に風が吹き込んでいたらしい。

何かの花粉が多かったようで、急に花粉症の症状が出て苦しい、と。


長女はアレルギーの気が多く、春には長期間花粉症の症状が出る。

この時も、鼻水が止まらず、喉の奥が腫れて呼吸がしにくい、という状態だった。


窓を開けるなら先一言断ってほしかったし、先生マジ許すまじ! と怒っている。


しかし、翌日金曜日の朝、熱が出た。長女は花粉症だと言っているが、半日家にいても鼻水が出続けて喉が腫れている、というのはおかしい。風邪なのでは?


ただの花粉症だから様子を見て学校行く、と言っていたのだが、家を出ないといけない時間まで様子を見ていたら熱が上がった。うん。風邪だね。



そんなわけで、長女は独立して別の種類の風邪にかかったようだ。


金曜日を休み、土曜日もゆっくり過ごしたところ、土曜夜には熱は収まった。

しかし、咳が止まらない。



日曜日は、長女と妻で観劇の予定があった。


妻の高校時代の親友が演劇をやっている。

今年の年賀状に、長女が高校で演劇部に入ったことを伝えたところ、非常に喜んで、是非見においでと誘ってくれたのだ。

(とはいえ、チケットは購入した。団員斡旋価格で安くしてくれたけど、1席1万円越えだ。)


せっかくだが、風邪では出られないだろう。


長女は行きたがっていたので、日曜朝まで判断を遅らせたが、咳が止まらず無理せずに家にいた方が良い、という判断になった。


そこで、長女の代わりに僕が行くことになった。

次女に行かせようとしたけど、次女は演劇に興味ないし、「昼に推しの配信があるので見たい」とのことだったので。


というわけで、次の記事では演劇の内容を記します。


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観劇  2024-05-20 10:51:37  その他

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日曜日、妻の高校時代の親友が出演している劇を見に行った。


子供が生まれる前、20年くらい前にも見に行ったことがある。

その時は市民劇団に所属していて、主役を演じていた。市民劇団とはいっても大きなホールで演じられる程度の集客力はある劇団だった。


今回は主役ではないが、もっと大きな劇団に所属している。

劇団の団長が、あまり知られていない才能を発掘する番組で最近初代チャンピオンになったすごい人…


と、妻もこの程度の事前情報だけしかもらってなかった。まぁ、劇を見ればいろいろ分かるだろう、程度のつもりで見に行く。




劇じゃなかった(笑)


会場に入ってパンフレットをもらったので読んだら、劇ではなくてオペラだったのだ。

しかも、2時間では時間が足りないので、この日の公演は「ダイジェスト版」だそうだ。


オペラでは、すべてのセリフが歌として表現される。

そのため、ダイジェストとして行われたこの日の公演では、ずっと歌が続く。

多くがイタリア語で、プロジェクターによって日本語訳が示される。


そして、お話は時代劇だ。桜田門外の変前後の、吉原の話。

花魁(おいらん)たちの間での愛憎があり、井伊大老殺しの下手人が吉原に逃げ込んだ、という話もある。


この時代劇を、イタリア語でオペラとして歌い上げ、花魁たちの美を競う絢爛豪華なショーとして演じるのだ。


主人公の花魁は、団長の MARIA SEIREN さん。

井伊大老殺しの下手人であり、花魁の恋仲のお侍さんも、MARIA SEIREN さん。一人二役。


これが凄い。男性の声と女性の声を完全に使い分け、大声量で歌い上げる。

本物のオペラって初めて見たのだけど、こんなに声量出るんだと驚いたし、ソプラノとテナーを歌い分けても声量が変わらない…無理していない、という技術にも驚いた。



劇は、オペラ歌手の歌を中心に進むが、俳優が演じている役どころもある。

妻の親友の人も、俳優としての花魁の役。少し歌うが、オペラ歌手ほど多くはない。


コミカルなギャグ部分もあり、吉本芸人の人が参加している。


あと、時代劇としての和風の所作を求められる部分も多く、狂言師の方々も参加している。

狂言独特の「くさびら」の歩き方で動き回るところがあり、コミカルなのだがとても真似できない動き。


各方面から、それぞれの専門家を集めて劇を作っているのだ。

なんだこれ。こんな豪華なエンターテインメント、はじめて見た。

これで「ダイジェスト版」だというのだから、全編是非見てみたいものだ。チケット高いだろうけど。


本編は、世界ツアーでの公開になるのだそうだ。

なるほど。この内容なら、オペラの本場であるイタリアや、ヨーロッパで公演ツアーをやったら受けそうだ。

「時代劇で舞台が吉原、花魁が多数出演」というだけで十分な話題性だ。


団長さんはラスベガスでの舞台出演経験もあるようなので、アメリカも伝手があるのだろう。



途中休憩をはさんで、後半。

後半は、吉原で墨田川へ、花火大会を見に来た、という設定になっている。

得意のお客様なども招待して、飲めや歌えの大騒ぎ。


冒頭からいきなり、「乾杯の歌」だ。オペラの定番。あれを時代劇でやる。

あの歌と吉原という設定はうまく噛み合う。


またいろいろな歌を披露していく形なのだが、オペラに限らない。

「La Bamba」とか「Boogie Wonderland」といった、往年のディスコナンバーで花魁が躍る。


吉原には「槍り手婆(やりてばばあ)」という役職があったそうで(悪口ではなく)、この「ばばあ」を歌う替え歌として「ラ・バンバ」に持っていくとか、ギャグとしても面白い。



あと、前半から「禿(かむろ)」役として出演している子役がいる。

禿というのは、花魁の身の回りを世話する、まだ小さな子供だ。


で、この子供たち「小町小町」という、4人組のアイドルユニット設定のようだ。後半では歌も披露する。

後半は本当に、楽しければ何でもアリ、という感じ。




今回の公演は「花焔 - kaen -」。劇団は、MONDO PARALLELO歌劇団。


時代劇+オペラ、という軸で展開しているようで、秋にも新作公演があるらしい。


妻は友人が出演するので、ぜひまた見に行きたいとの事だが、僕は子供の面倒見るために留守番かなぁ…



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