2015年09月14日の日記です

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09-14 模様替え
09-14 引っ越し荷物の整理


模様替え  2015-09-14 13:44:05  住まい 家族

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9月12(土)、13(日)に、今の家に引っ越して10年目にして、最大の模様替えを行った。


今まで家族全員が同じ寝室で寝ていた。

引っ越してきたとき、長男はまだ0歳だったから、同じ部屋で寝ていたのは当然。


長女が生まれたとき、長男は長女にベビーベッドを譲った。

とりあえず親のベッドの横に布団を敷いて寝かせ、寝付かせるときは添い寝した。


次女が生まれたとき、長女はベビーベッドを譲り、2段ベットを購入した。


長男は上の段。このときまだ保育園児。

添い寝ができなくなり最初は寂しがったけど、じきに慣れた。


長女は妻の横、次女は僕の横に寝る形になっていた。




とはいえ、一つの部屋に親用のベッドと2段ベッド、ベビーベッドは狭かった。


長男が小学生になるとき別の部屋へ…と考えたけど、さすがにまだ寂しがった。

長女が小学生になるとき、長男と一緒に別の部屋へ…と考えたけど、長女が寂しがった。


それから1年。

長女は2年生になり、次女は保育園の年長さん(5歳児クラス)となった。

5歳児クラスの中では一番の「おねぇさん」で、進級してすぐに6歳に。


でも、妻譲りで体がちっちゃく、6歳なのに3歳の平均身長・体重程度しかない。

なんとかベビーベッドで寝ていられたが、さすがに少し窮屈。


春ごろ、新しいベッドを買って、子供は別の部屋に…と計画を話したが、長女も次女もまだ寂しがる。

その後も時々話を出していたら、長女は夏休み前には「そうする」と言い出した。


次女は寂しがるので親と同じ部屋に残すとして、夏休み中にはなんとか…と考えた。




でも、移動予定の部屋、10年前の引っ越し以来未整理の荷物がまだ積みあがっているのね。

これを片付けてから…と考えていたら夏休みが終わってしまった。


片付けてからなんて考えているといつまでたっても進まない。

エイヤっと、長男のベッドを買ってしまう。


もう小学校高学年だから、ロフトベッドで下が机になっているものを


今まではリビングの机で勉強していたのだけど、長女と一緒に勉強していると気が散ってしまい、一人でやりたがることが増えてきていた。

これで、長男も自分の机…自分のスペースを手に入れたことになる。



先週のうちに組み立て家具が届いていて、土曜日に組み立てを行う。


まず、午前中から未整理の荷物を、文字通り右から左へ移動。

壁際に置いてあったのだけど、壁際にベッドを組み立てたいので、窓際に移しただけ。


しかし、十分なスペースを確保できない。

ベッドを「置く」スペースはできたのだけど、組み立てにはもっと広い場所が必要だ。


寝室の、次女が使っていたベビーベッドを片付け、そこに一部荷物を移動する。


これでやっとスペースが確保され、午後からベッドを組み立てる。

子供たちも興味をもって寄ってくるが、非常に巨大だし重い。

怪我をするといけないから離れてろ、と何度も叫ぶことになる。


とはいえ、あらかた組みあがってきたら、ボルト止めなどは子供たちにも体験させる。

長男のベッドが組みあがると、喜んで子供三人で遊び始めた。



この時点ですでに夕方。

申し訳ないが、長男にはこの日は一人で寝てもらうことにする。

(一人のほうが静かに寝られる、とも言っていたけど、強がりの気がする)



2段ベットは、長女が上に引っ越し、下に次女が入る。

ベビーベッドのマットや布団を移動しても、2段ベッドの下だとスカスカ。


寝返りをうったら、ベッドの底板に転げ落ちて痛そうなので、周囲は毛布などを使って埋める。




予定としては、翌日に2段ベッドの上だけを長男と同じ部屋に移動、というつもりだった。

長女はそちらに寝て、次女は残された2段ベットの下段で、親と一緒に寝る、ということね。


でも、次女も長男のベッドを面白がっていて、一緒に別の部屋へ移ると言い出す。

本来それが望みだったので、そうしてもらって全然かまわない。



この2段ベッド、組み立てに苦労した気がするので、午前中から早めに作業を開始する。

落とし込んでハメ込む部分などがあり、結構固かった覚えがあるので、外れるか不安だった。


でも、4か所ねじを外し、下から軽く持ち上げるだけで見事にバラバラに。

あれぇ? こんなに簡単だったっけ?


記憶を呼び覚ますに、今ばらしたのは「最終くみ上げ」部分のみ。

それ以前に、個々の部品を組み立てるのに手間がかかったかもしれない。


しばらくの間にたまった埃などをきれいに掃除し、別の部屋に移動してくみ上げ。

昼前には移動が終了した。



夫婦の寝室には広いスペースが空いたので、新しい子供部屋から、引っ越しのころから置いたままの荷物を移動。

まだ完全には終わっていないが、一応の格好がついた。




形がついてきて、購入しないといけないとわかってきたものがある。


長男は2段ベッドで、保育園のころから使っていた子供用布団を使ってきたのだけど、そろそろ大人用布団にしないといけない。


…と思ったら、僕が結婚する前に使っていた布団が保管してあった。長男に譲ったので、これは問題なし。



机はできたが、椅子がない。ベッドの下なので机は陰になってしまい、デスクライトも必要。

フローリングの上で椅子を使うなら、フロアマットも敷かないとフローリングがあっという間に剥げる。



新しい子供部屋にゴミ箱なんかも用意したいし、そろそろ洋服箪笥を用意して自分のものは自分で管理してもらおう。

(いままで、家族寝室のクローク…突っ張り家具で作り出したスペースに保管していた)



午前中で組み立てが済んだので、午後に IKEA でも行こうか、と思ったけど、子供たちの反対にあった。

まだ新しい「自分のスペース」がうれしくて、その周辺を整えているほうが楽しいのだ。


長男のものをそろえようと思ったのだけど、長男が「来週でいい」というので、従うことにした。

なにより、慌てて行くより、事前に必要なものを吟味したい。





誰かに譲ろうと、妻がベビーベッドを分解掃除しながら箱にしまっていたら、次女が泣き出した。

ずっと使ってきたベッドが無くなってしまうのが寂しいらしい。


とはいえ、すでに我が家には不用品。

このまま誰にも使われずにゴミになっていくのと、誰かに使ってもらえるのと、どちらがベッドにとって幸せかな? と問いかけてみる。


次女も誰かに使ってもらったほうが良いのだとはわかっている。でも、寂しいものは寂しい。頭の理解と心の感情は違う。



このベッド、僕の姉が22年前に購入。(僕の運転で「お持ち帰り特価」の広告の品を買いに行った)

姉の子供姉妹が使ってから我が家にきて、次女で5人目のユーザーとなる。

(箱にしまった、と書いてあるが、ちゃんと購入時の箱がきれいに残してある。)


こんな古いものを欲しがる人がいるかは不明だけど、しっかりしたつくりで、まだまだ使える。

とりあえず、貰い手が見つかるまでは家に置いておくよ、という言葉で、一応の納得はしたようだ。



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引っ越し荷物の整理  2015-09-14 13:48:19  コンピュータ 住まい

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子供たちが別の部屋に引っ越した…という話ではあるが、これで出てきた荷物は10年前の引っ越しの荷物。

ずっと片付かなかった理由は、「ほぼ不要なものばかり」だから整理する必然性がなかったため。


もう一つ、小さな子供がいるといちいち興味を持たれてしまって、うっとうしいので整理できない、というのもあった。

今回も、古いものを引っ張り出しているといちいち「これ何?」とか聞かれて面倒だたのだけど。



なんでこんなの置いてあったのか、というゴミも多い。

10年の間にロストテクノロジーになってしまったものもあって、久しぶりに見ると面白い。


非常に古いヒューレット・パッカードのプリンタと、ネットワーク対応にするための機械が出てきた。


この機械、普通のプリンタをネットワーク対応にできるんだぜーっっ! って、今の人には理解してもらえない当時のハイテク技術。

プリンタを問わないのだけど、相性が確認されている HP のプリンタと一緒に使っていた。



そもそも、「プリンタがネットワーク対応ではないかった時代」を知らない人もいそうだ。

その昔、プリンタは専用の(USBみたいな汎用ではない)出力専用ポートを使い、パソコンに直接繋げられていた。



ネットワーク対応によって「複数のパソコンから使える」プリンタも存在したけど、すごく高価だった。

もしくは、プリンタのオプション危機で高価なカードを購入すると、ネットワーク対応になった。


そんな時代に、HP は、メーカーを問わずに普通のプリンタをネットワーク対応にしてしまう、魔法の機器を作っていた。


仕組みとしては、Windows NT サーバーに接続されたプリンタが「ネットワーク対応」になるのと同じだった。

機器がサーバーになっていて、Windows / Mac / Unix それぞれのネットワークプリントプロトコルを解釈できる。


僕は当時、 Linux と Win と Mac を同時に使っていたし、妻のパソコンもあったので、プリンタをネットワーク対応にしていたんだ。


#Linux 使っているなら netatalk と samba 入れれば…という話もあるが、当時はまだ「可能だけど不安定で、設定も面倒」だった。


これ、引っ越し前にはすでに不要になっていて、捨てようと思っていたけど、間に合わなくてとりあえず持ってきたものだ。

そのまま荷物のそこに埋もれて保管されていた。




今書いたように、プリンタポートは「出力専用ポート」だ。

にもかかわらず、ここに接続する CD-ROM ドライブ、なんてものも出てきた。


プリンタは 8bit パラレル出力なのだけど、実は紙切れなどの信号を受け取るために、4bit の入力があるのね。

さらに、セントロニクス社の独自規格だったプリンタポートが IEEE1248 で標準化された際、8bit 出力を「入出力」にもできる拡張機能が盛り込まれた。


でも、これはあくまでも拡張機能。普通のプリンタポートでは使えない。

そこで、先に書いた 4bit 入力を使い、4bit 入力 / 8bit 出力で使用できる、というモードも作られた。

これなら、従来のプリンタポートと互換のまま、ドライバの工夫だけで使える。


8bit 入力を使う場合は、4bit 入力の互換モードを使い、機器側から PC 側に、8bit 入力に対応しているかどうかを尋ねる。

そもそもこの「尋ねる」信号に対応してこなければ何も帰ってこないし、対応していれば 8bit 出力を 8bit 入出力に切り替えたうえで、「対応してるよー」と返す。


僕の持っているドライブは、4bit 入力のまま動作する。CD ROM としては等倍速の非常に遅いものだけど、当時の CD-ROM が接続できないノートパソコンに Windows 3.1 をインストールするのに便利だった。


#Windows 3.1 は、DOS をインストールしてあることが前提となっている。

 なので、DOS の時点で CD ROM ドライバを組み込み、CD-ROM から Win 3.1 をインストールする。

 Win 95 も、インストールディスクは DOS だったので、ちょっと細工すればいけた。




ずっと昔に使っていた Linux サーバーが出てきた。

初めて Linux サーバーにする目的で購入した機械だな。まだ Slackware の時代だった。


これも、プリンタと同じく、捨てそびれて持ってきたまま保管されていたものだ。

近いうちに捨てようと思っている。



古い SCSI ケーブルとか、ADB 延長ケーブルとか、PhoneTalk で使っていた電話線ケーブルなどは、少し残して捨ててもよいだろう。


USB2.0 接続の MPEG2 取り込み機器とか出てきたけど…とりあえず置いとく。

USB1.0 の MPEG1 取り込み機器も持っていたはずだけど、それは多分すでに捨てた。



IDE CD ROM ドライブばかり4台、3.5inch フロッピードライブ1台が出てきた。

…使う日が来るとは思えないけど、今すぐ捨てるほど邪魔でもないので置いておく。


CodeWarrior とか WebBoy とか Laser5 Linux+JE とか出てきた。これは完全なネタだ。置いとく。


…本当に必要なのか? 置いといたらまた10年放置されるんじゃないのか? とも思うけど、とりあえず、ね。




カセットテープの消磁機とか、クリーニングテープとか、カーオーディオのカセットテープデッキに突っ込んでステレオピンジャック入力にする機械とか、カセットテープ関連も結構発掘した。



カセットテープって、「テープヘッド」で磁気を読み取ったり書き込んだりするのだけど、ずっと使っているとこのヘッドが磁化してしまうことがあるのね。

そうすると、音が歪んで正常に再生できなくなる。


消磁機はこれを解消する機械で、ヘッドの磁化を調べたうえで逆方向の磁場をかけ、強制的に磁化を消去する。

カセットテープと同じ形なのだけど、中に基盤が入っていて、デッキに入れて使う。


クリーニングテープは、文字どおりクリーニングに使うもの。

直接的にヘッドを拭きます。クリーニング液(フロン)で水拭きした後、乾拭きする。



カーオーディオの…と書いたのは、これも消磁機のように、カセットテープの形のパッケージに基盤を収めたもの。


テープヘッドに当たる部分には、基盤側にやはりテープヘッドと同じものが入っていて、磁場を変化させられる。

つまり、テープによる磁場変化とご認識させて、カーオーディオに自由な音データを渡すことができる。



パッケージの端から、ステレオピンジャックケーブルが伸びている。


普通のカセットデッキでは、カセットを完全に機械の中に閉じ込めて蓋を閉じてしまうのだけど、カーオーディオでは運転中に入れ替えしやすいように、「押し込む」形が普通だった。


イジェクトすれば外に出てくるけど、押し込んだ時でも閉じ込められるわけではない。

機種によっては、カセットの一部が飛び出したままで、「現在カセットが入っている」と視認できるようにしてあった。


閉まっていない「穴」からステレオピンジャックケーブルを伸ばして、ポータブル CD プレイヤーなどに接続すると…

ラジカセの機能しかないカーオーディオで、CD も聞けてしまうわけだ。



高級品になると、カセット部分の「テープ送り機構」の動きを感知して、早送り・巻き戻しなどの信号をステレオピンジャックから出力できた。

ポータブル CD プレイヤー側がその信号に対応していれば、ポータブル CD プレイヤーの細かなボタンを運転中に触ることなく、操作しやすいインターフェイスで制御できてしまうわけだ。



今時カセットデッキがついたカーオーディオも少ないので、完全にロストテクノロジー。


…と思いきや、いまでも「iPhone対応」などの製品が出ているのね。

もちろん、先に書いた「早送り・巻き戻し」などの信号が、iPhone / iPod 用になっている。


一方で、カセットテープを知らない世代は直接 iPhone を突っ込んでしまうなんて話題もありました。



これ、いつか使う日が…来るとは思えないけど、置いとく。




すっごい汚いファミリーベーシックと、当時のものなのにすごい美品のファミコン本体も出てきた。

ファミベは僕が使っていたもので、変色している。ファミコンは妻のもので、ブーム当時のものだというのが信じられないほどの美品。


妻はゲーム好きなのだけど、親に許してもらえないのでこっそり遊んでいたんだって。

遊ぶ時以外は箱に密閉しておいといたから、今でも美しい。


これはもちろん置いておく。



以前に探していて見つからなかった Oh!X とかベーマガとか、こんなところに入っていたのか、というものも出てきた。




まだ全部の整理は終わってない。妻の未整理品も多いし。

しかし、引っ越し10年目にして、やっと荷物の整理が終わりそう。



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