目次
11-06 全方位モニター
11-06 カーナビ
11-06 セーフティサポート
1か月レポート、ってつもりでいろいろ書いてきたけど、主要なことは書いた。
あとはオプション装備のことを書いて終わりにしよう。
それぞれ別記事にするので、3連投する。
この後は、気が向いたら、3か月ごとか半年後とかに長期レポート的なことを書くかもしれないし、書かないかもしれない。
まずは、全方位モニターの話から。
イグニスのオプション装備で、前後左右のカメラからの映像をカーナビで見られる。
不要だ、という人も多いと思う。運転に自信があれば、少なくともごく普通の運転感覚を持っていれば、不要だと思う。
でも、我が家では「家に入るための道が非常に狭く、途中で折れ曲がっている」という特殊条件があり、周囲の確認ができれば役に立つだろうと考えて取り付けた。
これが、非常に役立っている。つけてよかった装備だ。
一番のポイントは、モニター上でガイドラインが表示されることだ。
ガイドには大きく分けて二つあって、車の「車幅」を示す枠と、「今から進む方向」を示す線がある。
さらに、進む方向を示す線には、0.5m / 1m / 2m 先を示す線がつけられている。
最初は、このガイドも見慣れていないため、どう使ったものか勘所がわからなかった。
車に乗るときは、外から妻に見てもらい、指示をもらいながら出し入れしていた。
以前乗っていた、エブリィランディでは、ハンドルを切り始めるところとか、操作上の重要ポイントを、「自分と周囲の風景の位置関係」で覚えていた。
しかし、これだと妻にポイントを教えづらい。
そもそもが「風景」というあいまいなものだし、妻と僕では背の高さも、シートポジションも異なるためだ。
ある程度参考にはできるが、妻は妻で運転を体得する必要がある。
しかし、慣れるにしたがって全方位モニターの使いどころがわかってきた。
停車した状態で、ハンドルいっぱいでゆっくり進むと、2m 先の線のところを、ぶつからないで曲がっていけるんだ。
これは、妻にコツを教えやすかった。
さて、ただ曲がればよいのではない。
再三になるが、我が家の前の道はとても狭く、ただ曲がると内輪差で内側にぶつかってしまうのだ。
だから、極力外側を曲がらないといけない。
これには、全方位モニターで、運転席から見えにくい左側面カメラを表示するモードを使う。
先に書いた「今から進む方向」を示す線も使い、左側面を擦らないようにしつつ、もちろん右側も目視しながら、できるだけ外側を回る。
入るときと出るときで、左側面が内側になるか外側になるかは異なるが、どちらにせよ普通なら見えないところが見えるのがありがたい。
できるだけ外側を曲がるのだから、大体曲がり切れた後も、外側の壁に沿うように「進む方向」を調整しながら進むんだ。
これで、内輪差で内側に擦ってしまうのを避けることができる。
当初は、カメラがあってもおっかなびっくりで操作していた。
でも、カメラだけ見ているのも不安で、目視も併用する必要がある。これが、あっちを見たりこっちを見たりで、結構操作に時間がかかる。
1か月たった今は、大まかな部分は目視で運転しつつ、要所だけカメラに頼る。
もしかしたら、最終的にはカメラなしで操作できる、ということになるかもしれない。
でも、だからカメラは不要だった、ということにはならないだろう。
カメラがあるから上達し、目視で素早く運転できるようになったのだから。
さて、カメラには3つのモードがある。
1つは、前方の画像だけを映すモード。
車の最先端部につけられたカメラなので、狭い路地から出るときに、壁が邪魔で目視しにくい、入りたい路地の状況を確認したりできる。
もう1つは、前方画像に加え、確認しづらい左側面カメラ画像を同時に表示するモード。
上に書いた、狭くて曲がり角があるようなところでかなり役に立つ。
最後の1つは、前方画像に加え、疑似的に車の上から見下ろしたような画像を表示するモード。
この、最後のモードに期待する人が多いかもしれないので詳しく書こう。
車を上から見たような…主観ではなく、客観で見られる状態なので、挙動がわかりやすい。
車の挙動がわかっていないから上手に運転できない、という人にはありがたいモードだと思う。
うちの妻がそうなのだが、狭いところでハンドルをいっぱいに切っても曲がり切れなかったとき、とりあえず「うまくいかなかったから戻ろう」と、そのままバックしてしまう。
すると何が起こるかというと、元の位置に戻ってしまう。
そこから、またハンドルをいっぱいに切ったまま曲がっても、先ほどの状況の再現なので、うまく曲がれない。
曲がり切れなかったときは、一度ハンドルをまっすぐに戻してから下がる。ほんの少しでいい。
というか、狭いカーブの途中だと、あまり下がると後ろの壁にぶつかる。少しにしないといけない。
でも、この少しが重要なんだ。
最初とは違う場所…おそらくは、カーブの途中で、車が出口側を向いた向きの場所に位置するはずだ。
ここから、再びいっぱいまでハンドルを切ってから進むと、ちゃんとカーブを抜けられる。
車の挙動がわかっている人には当たり前の話。
でも、バック時の操作って混乱してしまって、挙動がわからなくなりやすい。
この混乱は、「自分が前を向いているのに車が後ろに進む」から起きるものだ。
例え後ろを振り返っても、ハンドルを握っている手が前を向いているので、どうハンドルを動かせばよいのかわからなくなる。
なので、「上から見た」状態に変換するだけで、客観的に見られて混乱が収まる。
さらに、ハンドルを動かせば進行方向を示す線も動くし、これから何が起きるか、というのを事前に予測できるのでわかりやすい。
ちなみに、先ほどカメラのモードとして「前方を映す」などと書いたけど、バック時は後方に切り替わる。
3つのモードがある、というのは同じ。
さらに言えば、通常の運転時はカーナビをカメラモードに切り替える必要があるが、バック時は自動的にトップ+後方カメラモードに切り替わる。
トップビューは僕はあまり使わないのだけど、後方カメラに自動で切り替わるのはありがたい。
そうだ。忘れていた。
いいことづくめのように書いたが、悪い部分もあるので記しておこう。
サイドカメラは、夜間だと画像が暗い。
感度は悪くないし、暗いなら感度を上げてくれる。最悪の場合、ノイズ交じりになるけど。
でも、感度を上げるのだって「ある程度の光がある」のが前提だ。
先に書いたように、我が家に入る道は狭い。
左サイドカメラを確認したいときに、左側に壁があると、車体と壁に阻まれて光が入らず、暗すぎてほぼ何も見えない。
前はフロントライトがあるし、バックするときはバックライトがある。
でも、サイドにはライトがないのが問題だ。
カメラ使用時だけでいい。小さな LED で十分。照らしてくれるとよいのだけど。
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先に書いた全方位カメラは、純正ナビをつけていることが前提になっている。
ちなみに、純正ナビでなくてもつけられなくはないが、いろいろとややこしいようだ。
我が家の場合は、スズキ純正パイオニアナビがついている。
ディーラーで契約特典として無料でつけてくれたから。(まぁ、実質値引きですね)
スズキが自社でカーナビを開発したこともあったらしいのだが、ひどい出来だったそうで、今は他社 OEM になっている。
その他社もいくつか選べて、パイオニアとパナソニックとケンウッドがあり、さらに各社いくつかのグレードがある。
パイオニアの場合、7inch と 8inch があるのだけど、我が家でつけてもらったのは 8inch のほう。
僕は、今までナビ専用機を使ったことがなかった。
スマホで、Google Map の機能を使ったナビは、結構初期のころから使っていた。
初期のころはナビがひどくて、とても通れないような道に案内されたりして、それはそれで面白かった。
その後、やはりスマホで Yahoo! カーナビを使っていた。
こちらは当時の Google のものよりずっと使いやすく、運転に適していた。
どちらもそれなりに文句もあるが、現時点では Yahoo! カーナビのほうが使い勝手が上、と考えていた。
なので、以降は Yahoo! カーナビと比較する形で、パイオニアのカーナビについて書いてみようと思う。
ところで、1週間ほどハスラーに乗っていたのだけど、こちらにはパナソニックの「安いほう」と思われるナビがついていた。
これも比較しながら書いてみたいと思うが、パナのほうはそれほど使いこなしていないので、細かなことはわかっていない。
ただ、パナのほうが「起動が遅かった」ことは最初に書いておこう。
パイオニアも決して早くなくて待たされるのだけど、パナのほうがさらに遅かった。
ただし、パイオニアは今年度製、パナのほうはたぶん数年前のものだ。
CPU が良くなっているだけ、という可能性もある。
まず、Yahoo! カーナビに対する不満点から。
道案内がちょっと不親切。
「この交差点を左」とかはわかるのだけど、最終的にどこを目指したいのかが不明確。
いや、最終地点はもちろん設定した場所なのだけど、道路状況により「案内標識があったら横浜方面を目指す」とかあるでしょ。
それがわかっていると、道路状況に応じて自分で判断することも可能になってくる。
これは、Yahoo! カーナビが「渋滞が発生した時に、その渋滞を回避するような再検索をしない」ことも関係している。
最近になって、状況次第で時々再検索することも出てきたのだけど、基本的にしない。
渋滞回避策を出してくれないのであれば、「どこを目指すか」がわかっていれば、自分で道を外れることも可能だろう。
しかし、Yahoo! カーナビはどこを目指すかも示してくれないので、渋滞にはまってしまう以外ないのだ。
#もちろん、ルートは示されているので自分で地図をスクロールさせればわかる。
でも、運転中にややこしいことはできないし、やりたくない。
あらかじめ目指すべき場所がわかっていれば、そこを目指すように車を走らせるだけだ。
実は、これは、ナビの性格の違いでもある。
Yahoo! カーナビは、運転者を混乱させないようにしようとしている。だから、一度ルートを決めたら気軽には変えない。
例え渋滞回避ルートがあっても、ややこしい道に入るよりも、そのまま渋滞に乗って進むことを優先する。
Google Map のほうは、渋滞が前方にあるとわかれば、すぐさま再検索する。
この結果、とんでもない道を案内してくれたりもするのだけど、とにかく早いルートを探してくれる。
ちなみに、Google Map は、Yahoo! カーナビ以上に案内が下手。
リルートが充実している、とわかっていても使わないのはそのため。
で、パイオニアのカーナビだが、「どこを目指すか」を明示してくれる。素晴らしい。
具体的には、曲がるべき個所に案内標識が出ているなら、その案内標識の画像を示して、「横浜」などの表示と、矢印に色を付けてくれる。
これで、「あぁ、当面は案内があったら横浜方面を目指すのだな」とかわかるわけだ。
ちなみに、パイオニアは渋滞を見つけるとリルートしてくれる、らしい。
まだ実際になったことがない。近所でしか乗ってないから。
ただ、常に通信し続けている(そのせいで通信費も使っている)Yahoo! や Google のナビと違い、パイオニアは 10分に一度しか通信しない。
この通信で渋滞情報を取得する。だから、少し情報が遅い、かもしれない。
また、通信は Bluetooth 接続したスマホのテザリングで行われるので、対応したスマホを持っている必要がある。
Google Map の地図表示は、少し簡素すぎるように思う。
簡素でわかりやすくはあるのだが、特に田舎などでは周囲の目印がよくわからないのだ。
高速道路のインターチェンジなどで、複雑な立体交差になっている際に、「右です」などと言われて慌てることがままあった。
立体交差の結果、左車線から出た道が右に進んでいる、というような状況もあるのだ。
右って、右方向に進みたいのか、右車線のほうに進みたいのか判然としない。
Yahoo! カーナビは、必要十分。地図表示もわかりやすいし、わかりにくい交差点などでは、疑似的な立体表示で示してくれる。
特に高速道路のインターチェンジなどは、どの車線を進めばよいのか、詳しく表示してくれる。
で、パイオニアのものは、もっとわかりやすい。
通常は地図を表示しているだけだけど、曲がるところではいちいち立体表示を行ったり、上からの簡素な俯瞰図で示したり、道の状況に応じて最もわかりやすいと思われる方法で進む方向を示してくれる。
ちなみに、立体表示は疑似的なものなので、当然本来の風景と違う。
鎌倉は歴史的な…木造の家などが多いのだが、表示上はビルが立ち並ぶ都会にされてしまいがち。
ちなみに、パナソニックは、パイオニアと似たような感じなのだけど、少し簡素。
先に書いた、交差点の案内標識表示などはある。だから、進むべき道はわかりやすい。
交差点で立体表示や俯瞰図表示するのも似ている。
ただ、多分慣れもあるのだけど、俯瞰図などはちょっと説明不足な感じでわかりにくかった。
すっきり表示しすぎている、という感じかな。
すっきり表示は見やすくもあるので、慣れればこちらのほうがいいのかもしれない。
パイオニアカーナビの不満点。
目的地入力がやりにくい。ひたすらやりにくい。
カーナビというのは目的地を設定して、やっと役に立つものなのに、設定しづらくてしょうがない。
まぁ、これは仕方がないところ。
Yahoo! や Google が、検索をサーバーに任せているのに対し、パイオニアは全部ローカルに持っているのだ。
だから、Yahoo! や Google では、電波が届かないところでは使えない。
秋に伊豆大島行ったときは、島の裏側で電波が届かなかった。
電波が届かないと、検索どころか、ナビゲーション自体に支障をきたす。
パイオニアなら、どこでも使える。案内は当然だし、検索だってどこでもできる。
GPS が届かないところでも、車速やステアリング角度の情報から、進んでいる道を予測できる。
ナビとしては本来「どこでも使える」は必須機能だろう。ここは専用品の面目躍如だ。
あ、誉めるのではなくて不満点だった。
とにかく、パイオニアはローカルデータしかないので、地名検索などで場所が見つけられない。
「理科ハウス」なんてマイナーなものは入っていないし、子供が行っている歯医者の名前も入ってなかった。
Yahoo! ナビならちゃんと場所を見つけられるのに。
もう一つ、インターフェイスが古臭いのも問題だ。
一応今時だからタッチパネルになっているけど、打てば響くような操作ではない。
「ピッ」と押して、一瞬後に反応が返る感じ。
地図のスクロールもスワイプで可能だが、快適に動くのではなく、ずりずり引きずる感じ。
ちなみに、パナソニックも同じ問題を抱えている。
検索できないし、インターフェイスが古臭い。
で、一応この不満点は、デンソーが作っている NaviCon というスマホアプリで解消できる、ことになっている。
これも不満はあるのだが、ずいぶん改善するのは事実だ。
スマホアプリで、場所を探す。
Yahoo! をはじめとしたいくつかの「地名」などの検索サービスを使ってくれるので、同じ場所がいくつも見つかったりする。
で、見つかった情報は、各サイトで詳細を調べられる。
そこが目的地であれば、目的地にピンを打つ。
複数の経由地があるのであれば、複数ピンを打つ。
そして、「送信」または「送信予約」。
送信すれば、すぐにカーナビ側で目的地・経由地設定が行われ、ルート検索が始まる。
「予約」の場合、アプリ側で記憶しておき、乗車した際にアプリを起動すると「カーナビに送信しますか?」と聞いてくれる。
#予約の場合、日時設定と、「次回乗車時」を選べる。
デンソーがこの「外部から目的地を設定できる」という規格を定め、カーナビ各社が賛同して対応している、という状況だ。
ちなみに、このデンソー製アプリ、カーナビよりましだというだけで、決して出来がよくはない。
何よりも、「カーナビのリモコン」であり、ナビゲート機能がない。
だから、事前に道を調べて、渋滞状況などを鑑みて何時ごろ家を出よう、などの予定が立てられない。
願わくば、Yahoo! カーナビなり、Google Map なりで「所要時間」を調べて、そのままデンソーの通信形式でカーナビにデータが送れればいいのだけど。
カーナビには、オーディオ機能もある。
FM 放送の受信感度のよさに驚いた。
鎌倉は山間部で、電波が入りにくい。神奈川県域放送であるはずの、FM横浜すら電波が弱い。
J-wave や BayFM に至っては、全く入らない。
…と思っていた。しかし、カーナビのラジオ機能では、全部入る。BayFM は電波弱いけど。
ワンセグTVも、昔機能が付いた携帯電話持っていたのだけど、全く入らなかった。
これが、入る。本当はワンセグじゃなくてフルセグも映せるはずなのだけど、ワンセグしか入らないのは鎌倉だからか。
ちなみに、パナ製も入った。今時のカーナビのラジオ機能はすごい。
というわけで、受信感度は素晴らしい。
SD カードで MP3 とか AAC のデータを音楽演奏できるのだけど、この使い勝手は、悪い。
音楽は入れられるし、聞けるのだけど、「プレイリスト」を作る機能がない。
プレイリストが欲しいなら、新しいディレクトリを作って音楽ファイルをコピーして…だそうだ。
それはプレイリストではなくて、データを二重に持っているだけだ。
まぁ、そんな無駄はこの際いいだろう。32G の SD とかなら、楽曲データはたっぷり入るし、二重に持っても誤差範囲だ。
しかし、プレイリストを、好きな順に並び替えることができない。
演奏は「ディレクトリエントリ順」だそうだ。
ディレクトリエントリ!
凄く久しぶりにこの言葉を聞いた。
Windows 95 以降にパソコンを始めた人はご存じないのではないだろうか。
Windows 95 の元となった、MS-DOSという OS がある。
この OS では、ファイルを表示すると、「ディスク内部で記録されている順番」で表示された。
新しい記録が常に最後、とかであればまだわかりやすい。
しかし、古いファイルを削除して、新しいファイルを入れたりすると、「削除された部分に新しいファイルを入れる」というような仕様だった。
だから、ファイルの並び順はランダム。ファイル名が探しにくい。
そこで、ディレクトリエントリを好きな順番に並び替えるツール、とかあった。
時々エントリをこうしたツールで「整理」して、必要なファイルを探しやすいように整えておくのだ。
現代的には、Windows の Exploler は、ファイルを辞書順なり、作成日付順なり、ユーザーが望む順番で表示してくれる。
一応、これだって内部的なディレクトリエントリはあるのだけど、内部でどんな順番に並んでいるか、なんて意識する必要はない。
ディレクトリエントリとは、そうした前世紀の遺物のような概念だ。
しかし、パイオニアカーナビで音楽を聴きたければ、こうした「ディレクトリエントリを並び替えるツール」が必要になるのだ。
それでなくては、好きな順番に音楽を並べたプレイリストとか作れない。
…世の中には、パイオニアカーナビ以外にもそうした凶悪な仕様のオーディオプレイヤーとかあるそうだ。
そこで、Windows ソフトウェアとしてディレクトリエントリの並び替えに対応したものが作られている。
このソフト自体、2005年に作られたものだが、Windows 10 でも動く。
こんな古い技術に頼らないと使えないような機能を作ったパイオニアは、何を考えているのか。
あ、ちなみに、ディレクトリごとファイルを全削除したうえで、新規ディレクトリを作って、並べたい順に曲をコピーしていってもいい。
それなら、コピーした順にファイルが入っていくから。
上のツールは、曲の追加時にそんな面倒なことしてられない、という人向けのものだ。
カーナビには、純正ドライブレコーダーを接続してある。
と言っても、おまけのような機能だ。
安物のドライブレコーダーの、現在の画像や記録画像を、カーナビの画面で確かめられる。
ドライブレコーダー本体は別のところにあって、映像信号が接続されているだけ。
安物と書いているが、純正品なので2万円くらいする。
…でも、中のメニュー構成など見る限り、うちでも以前から使っていた中華製の安物っぽい内容。
ドライブレコーダーは、新車購入特典で、カーナビとセットで無料でつけてくれたものだ。
そうでなかったら、この値段でこの機能だと怒り出すかもしれない。
もっとも、純正品らしいところとしては、本体の操作スイッチを使わず、カーナビ側から操作ができる。
カーナビ画面上に、疑似的な操作スイッチが画像で現れて、それを使って操作する、っていう最悪の操作性だけど。
2018.11.12追記
書こうと思って忘れていたことを思い出した。
パイオニアとパナソニックのカーナビの、些細だけど重大な違い。
パイオニアカーナビは、案内音声を出す際に、ラジオなどの音にそのまま重ねて出す。
…これが工場出荷設定なのかな、というつもりで今確認したら、そうでもないようだ。
マニュアルが間違っているのか、ディーラーが「音量を下げない」ように設定したのか…
まぁ、今書いたように設定次第でも変えられる。
音量を下げたり、ラジオなどの音声を消してしまうこともできる。
で、これは好みによると思うのだけど、僕は音声案内は補助程度に使っている。
大抵は、「700m 先左折です」から始まって、「次の信号を左折です」「ここ左折です」と、3回は案内のタイミングが来るから。
最初の案内でよく聞き取れなくても、カーナビ画面を一瞬見て確認するくらいの余裕はある。
以降の案内はタイミングを教えるものなので、案内が出たことさえわかっていれば内容はわかる。
でも、ラジオで面白いトークとかされていると、そちらがよく聞き取れないほうがストレスなのだ。
で、パナソニックのカーナビは、案内音声を出す時に、ラジオなどの音量を下げるか、消してしまう。
違う設定にできないか探したのだが、設定箇所が見つけられなかった。
…これも、1週間程度借りただけなので不正確なことを書くと良くないな、と思って今調べてみた。
すると、機種にもよるが、やはり「音量を下げない」ことができないのだそうだ。
音声を完全に消すか、音量を下げるかは選べる。でも、音量を下げない、という設定はない。
実は、スマホの Yhaoo! カーナビや、Google Map も、自動的にオーディオ音量を下げてくれる。
前の車を乗っているときは、手持ちのライブラリから Google Play で音楽を流したりしていた時は、音が自動的に下がった。
これがね、やはり子供が後ろの席で音楽に合わせて歌ってたりするんだ。
その最中に、急に音が小さくなってしまう。子供は嫌がっていた。
人によっては、カーナビの仕事は案内をすることで、画面を見られない危険な時もあるし、はっきり音声を伝えるのが務め! ということを言っているようだ。
でも、そんなのは利用者が決めること。選択肢があるのはいいことだと思うし、パナソニックにはその選択肢がなかった。
残念なことだ。
もっとも、先にも書いたが借りたハスラーはもう2年前の車で、カーナビも古い。
最新のパナソニックカーナビなら、音量を下げない機能がついているかもしれないので、購入を考えている人はちゃんと確認してみてほしい。
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申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |
スズキセーフティサポート、というオプション装備もつけている。
デュアルカメラによる立体視で、前方向の車などを観測して、必要なら急ブレーキもかけてくれる奴だ。
この機能が一番よく働くのが、信号待ちなどで前の車が発進した後、しばらく動かないでいると「先行車が発進しました」と教えてくれる機能。
よくできていると思うが、前の車がせっかちで、まだ赤信号なのに前進しても「先行車が」と教えてくれる。
前の車が、横断歩道の上で止まっていたのをやっと1台分進み、自分が進んだら横断歩道の上で止まっちゃうよ…という状況でも「先行車が」と教えてくれる。
まぁ、あくまでも注意を促してくれるだけで、従う必要は一切ない。
便利に使えばいいだろう。
逆に、ブレーキを踏まないまま先行車に近づきすぎると「BREAK」と赤い文字で表示してけたたましい音を出してくれる。
ここでブレーキを踏むと、通常よりも急ブレーキになる。
踏まないままさらにぶつかりそうになると、勝手に急ブレーキをかけるそうだ。
今のところ、3回ほどこの警告を見ている。
2回は、渋滞中に前の車に近づきすぎたとき。
近づきすぎた、と言ってもブレーキを踏むつもりはあったので、すぐに踏んで問題なし。
もう一度は、流れている渋滞の中で、狭いカーブを前の車について曲がろうとしたとき。
それほど車に近づいていないし、それほど速度も出ていないのに「BREAK」と警告が出た。
おそらく、「前の車に続いて走っている」と認識している中で、カーブで前の車が急に消えてガードレールをとらえ、これが停止しているので「前の車が急ブレーキをかけた」と認識されたのだと思う。
曲がるつもりだったので、そのまま曲がった。当然ぶつかることはないし、自動急ブレーキにもならなかった。
後ろにも車が繋がっていたので、自動急ブレーキになったら危ないところだ。
一応、「急カーブに看板などが立っているとき」に、誤認識する可能性がある、とはマニュアルに書いてある。
まさにそうした例だったのだろう。
まぁ、そんなわけで多少余計なおせっかいもするのだが、それがもとで困ったことはまだない。
本当に危ないときに動いてくれればいいし、時々余計なおせっかいをするのも、常に監視してくれていると頼もしい限り。
一応、高速道路での車線逸脱とか、逸脱まで行かないがふらつき運転とか、そういう警告も出してくれるそうだ。
これは、まだ高速乗っていないのでわからない。
なにかあったらまた詳しいレポートをするかもしれないが、安全のための装備だから、出番がないのが一番良いのだと思う。
さて、オプション装備も含め、書きたいことはだいたい終わったかな。
このセーフティサポート、カメラ2個で立体視を行っている。
全方位モニターでは、車外に4方向のカメラがつけられているし、ドライブレコーダーでもカメラを使っている。
さらに、以前の車で使っていた中華製の安物ドライブレコーダーをリアウィンドウにもつけている。
そんなわけで、現在、イグニスには8個のカメラが取り付けられている。
CCD カメラ部品がそれだけ安くなったからできることなのだけど、なんだか未来の技術っぽい。
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