2019年02月25日の日記です

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02-25 故障からの復旧
02-25 2D-APT II 発表 (1959)


故障からの復旧  2019-02-25 14:48:47  住まい 家族

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昨日、日曜日は…ハードスケジュールだった。疲れた。

何があったか記しておこうと思う。




妻が午前中用事があり、早く家を出る必要があった。


そこで、僕は5時半起床。基本的に朝飯を作るのは僕の担当だ。

妻は今日の準備で昨日夜遅くまで起きており、ぎりぎりまで寝かせておいてあげたい。


5時半起床というのは、いつもの平日スケジュールと同じ。


まず、薬缶で3回ほどお湯を沸かす。

これで、2リットルの魔法瓶2本と少し分のお湯が沸く。だいたい1日分。

うちは、オール家電で深夜電気料金が安いので、安いうちに沸かしておくのだ。


つづいて、余ったお湯を大鍋に移し、さらに水を加えて2リットルを沸かし、麦茶を作る。

子供たちは冬も麦茶を飲む。冬は1日2リットルでいいが、夏は4リットルだ。


都合6リットルのお湯を沸かすと、だいたい30分くらいかかる。


この合間は、スマホで…ここ1年半は、「どうぶつの森ポケットキャンプ」をやっている。

発表日からずっとやってる、ってことだな。

朝起きてお湯を沸かすのはここ数年のルーチンワークだが、そのとき何をやっているかは結構違う。




6時ごろから朝ご飯の支度開始。

我が家では、休日の朝ご飯はパンだ。子供がまだ曜日感覚がない保育園のころから「保育園が休みの日は朝ご飯がパン」という形で、その日の予定がわかるようにしていた名残だ。


#もっと言えば、僕が中学くらいの時に料理に興味を持って、「休日の朝ご飯は自分で用意する」ようにし始めたころからの名残。



さて、ここでいつもと違う、ルーチンワークにできない事態がある。

先日から、冷蔵庫が壊れているのだ。溶けてしまった冷凍食品などを、早めに使い切りたい。


ソーセージが7本あった。ミックスベジタブルが少し残っていた。


フライパンを熱し、油を敷かずにソーセージ5本を炒める。(家族5人なので)

一度凍らせたものが溶けて、表面が水っぽくなっているので乾かすつもりで。


やっている間に、ソーセージ2本を小口切りに。


ソーセージが炒めあがったら、皿に取る。

そのままフライパンを熱し、ミックスベジタブルを炒める。こちらも乾かすつもりで長めに。

オリーブオイルと塩コショウで味付け。ミックスベジタブルにはバターが合うが、妻が温めた乳製品のにおいが嫌いなので。


やっている間に、卵3個を解きほぐしておく。


ミックスベジタブルも皿に取り、再び熱したフライパンに油を敷いて、小口切りにしたソーセージを炒める。

いい感じになったところで卵を流し込み、弱火にして混ぜ合わせる。


スクランブルエッグだ。


出来上がったら、僕と妻の分のパンをスライスしトーストする。(家族各個人の好みの厚さ、焼き方がある)


焼けるのを待つ間に、妻を起こしに行く。

妻が起きてくるのを待つ間に、インスタントコーヒーを二人分入れる。


時間はだいたい6時半を過ぎたあたり。夫婦二人で朝食を食べる。




長女は7時ごろ起きてきた。これはいつも通り。

長女が起きてすぐ、次女も起きてきた。これはいつもより早い。


連続して起きてきたので、二人分のトーストを作る。



長男が起きてきたのは、8時ごろ。

学年末テスト直前で、昨夜は12時ごろまで勉強していたから、ゆっくり寝かせておいた。


妻が9時前には家を出るつもりで支度を始めたころ、電話がかかってきた。


今日配達予定の冷蔵庫、10時から2時の間に来るらしい。

ところが、12時40分から30分程度は、僕が家にいない。そのことを伝えると、来る直前にもう一度電話をくれることになった。


まぁ、冷蔵庫は予定通り来るらしい。妻も安心して家を出る。




そこからは、冷蔵庫をとにかく空っぽにする作業。


まず、外側から。

磁石でいろいろな書類が張り付けられている。


袋を用意して、どうでもいい磁石をどんどん ほおり込んでいく。

冷蔵庫の表面が「磁石置き場」になっているだけで、実際には役立っていない磁石もたくさんある。


ついで、書類を止めているもの。

書類は時折見直しているが、うっかり期限を過ぎているものもある。

家の近くで道路工事がある、というお知らせとか。1か月前に終わったのに、まだ貼ってあった。


子供の塾・学校関係の書類は重要。内容を見直したが、捨てるものはほとんどない。

これらは、重要だからこそ、そのままの束で保存する。


表面が終わったら、今度は中だ。

段ボール箱を2つ用意して、冷蔵庫の内容物を仕訳けていく。


一つは、空いていない缶ジュースや保存性が高いジャムやチーズなどを入れていく。

「冷やしていた方がおいしい」という理由で冷蔵庫に入っていたが、常温でも持つものだ。


じつは、こちらは少しずつ準備を進めてはいた。


もう一つは、開封済みなどで冷蔵しておきたいもの。

こちらは、仕訳けながら入れていく。開封済みには、なんだかわからないものも多いためだ。


いつ漬けたのかわからない、ラッキョウの甘酢漬けとか出てきた。

いや、これ自分がつけたものじゃないぞ。妻の実家から送りつけられてきただけの、有難迷惑アイテムだ。

しかし、妻がいないので判断つかない。今度相談することにしてとりあえず残す。


スルメの醤油漬けが出てきた。いつ漬けたのか覚えてないけど、これは旨いやつだ。今度酒の肴にしよう。


ドライフルーツのブランデー漬け。3年位前に、妻がクリスマスケーキ作った時のあまりだ。

まだ使えるし、入っているのは知っていた。面倒くさくて使わなかっただけで。今度ケーキ作ろう。


1年位前に妻が作った柑橘のジャムが出てきた。

何の柑橘だったか忘れたが、商店街で安く大量に売っていたから、いくつかは食べて食べきれない分が痛む前にジャムにしたやつだ。まだ大丈夫。


キンカンの蜜漬け…は、かびていたので捨てた。昨秋に庭のキンカンで作ったものだ。

これを作ったのは僕で、砂糖の分量が少なかったのは痛恨のミスだ。


ザボン漬けが出てきた。いつ作ったか忘れたが、僕が作った覚えはある。3年位前か。

2瓶あったが、1瓶は大丈夫。もう1瓶は、ほんの一部がかびていた。

かびている方は全部捨てる。大丈夫な方は…皿に開けて子供の前に出したら、すぐに全部なくなった。


子供たちが保管したまま忘れているお菓子類も出てきた。

食べられそうなものは、子供の前に出したらなくなった。

溶けた飴などは全部捨てる。


湿布とか、冷えピタとか、瞬間接着剤とか出てくる。

あまり古いものは捨てる。瞬間接着剤とか、化学変化で固まるのを抑えるために低温にしているものだ。

これらは食品とは別枠で置いておく。


まぁ、こんな感じで冷蔵庫の中を仕訳けていく。



全部取り出したら、次は冷凍庫。

「完全に冷蔵機能が失われている」と思っていたのだけど、冷凍庫を開けるとほんの少し涼しい。

冷凍できるほどではないが、冷蔵庫くらいには冷えている気がする。


完全に溶けているが、冷たい冷却パックも出てきた。

じゃぁ、これらと一緒に保冷バッグに詰め込もう。


冷凍庫のものは、買い置きで袋を開けていなかったものと、使いかけのものがあった。

これらを2つのバッグに分けて入れる。解凍されて再冷凍は無理だとしても、開けていないものは多少日持ちすると期待できる。



これで、冷凍庫もカラになった。


後は…そうだ。地震の際の転倒防止に、壁にひもで括り付けてあった。

これを外す。しっかりつけてあったので、一苦労。

ついで、上に溜まっていた埃をふき取る。




ひと段落して思い出す。

そうだ、洗濯物干してなかった。


洗濯自体は、昨晩の内にタイマーセットしていて、朝7時前に終わっている。

(タイマー起動する時間には、僕はすでに起きているのだけど、念のために夜のうちにセットする習慣)


干していて、次女が体操着を洗っていないのに気づいた。

次女に注意すると、あわてて洗濯機に入れようとするが、今入れても洗うのは明日の朝だ、と叱る。

まぁ、仕方がない。もう一度少量の洗濯をしよう。




こんなことをしていたら、電話が来た。冷蔵庫の配送だ。

今から10分ほどで行けますが、大丈夫でしょうか? と。時間は11時半。お願いします、と答える。

12時半には家を出ないといけないのだけど、1時間あれば設置も終わるだろう。


待っていたら、ちゃんと10分ほどで来た。

家の前の道路は狭いのだけど、何の問題もなく冷蔵庫を運んできてくれた。


先に今ある冷蔵庫を引き取る、という。まぁ、そうだよな。出さないと次のものを入れられない。

見事な手際で重くて巨大な冷蔵庫を運び出すと…驚くほどの埃。10年間は想像以上だった。


箒で集めて捨て、雑巾で拭く。こびりついているようなものも、結構綺麗になった。


新しいものを入れる前に、今の冷蔵庫は年々重くなるので、フローリングの場合は傷防止シートを敷く方が良いかもしれません、と提案される。

ポリカーボネート製のシート。僕も椅子の下とかに敷いて使っている。別に高いものでもなかったので、頼むことにする。


そしたら今度は、冷蔵庫のスペースに、1cm くらい足りずに入らなかった。

ポリカーボネートは固いけど切ることできますか? と聞いたら、大丈夫だというので切ってもらう。



さて、こんな作業をしながら、同時並行で子供の昼飯の準備。

冷凍庫から、解凍された うどんが3玉でてきた。

というか、先日長男が調理実習で うどんが必要だというので、5玉入りを買って2玉持っていった残りだ。


出汁は自分で作る。出し醤油に適切にお湯を加えて、900cc になればいい。

麺類のスープは、1食に対して 300cc が基本だ。

(ちなみに、みそ汁なら1食 180cc。料理をする人はこういう分量を覚えておくと便利)


長男は塾に行かねばならないので、12時半には家を出る。

うどん3食を4人で分けるが、出かける長男には多めに。


12時に合わせ、うどんを仕上げる。僕はまだ冷蔵庫の対応があるので、子供たちに先に食べさせる。


で、冷蔵庫設置も無事終わり、「2時間ほどたって、庫内が冷えてからものを入れてください」と言われる。




冷蔵庫の設置に前後して、妻から連絡。

用事は終わったらしい。長男の塾に行くときに買い物行くか? と聞かれたので「行きたい」と答える。


先日、少し離れたホームセンターで購入したものが、不良品だったのだ。

2週間以内なら交換できるのだけど、早く済ませてしまいたい。


そのついでに、買い物もしないと食材がかなり少ない。

まだ「溶けてしまった」ものを使わなくてはならないのだけど、それはそれとして、慌てて使って食べてしまったものも多いから。



買い物に行けそうなめどが立ったので、長女・次女にも早く食事を終えて出かける準備をするように指示。

僕は、手早く食事を済ませて、先ほど選択した次女の体操着を干す。


妻は、30分に帰ってきた。




自転車で 30分走り続けて息を切らしている妻には悪いが、すぐに車で出かける。


長男の塾は、学年末テストの前日対策。テストは明日からなんだ。

そして、少し時間が長くなるので、軽食を持ってくるように指示されている。塾までの間にコンビニにより、おにぎりを買う。


塾に送った後は、そのままホームセンターへ。

先に書いたが、先日買ったものが不良品だったので交換だ。


ついでにいくつか買い物。

長女が「鉛筆のキャップが欲しい」と言ってたのと、ハムスターの回し車が調子が悪いようでガタガタいうので、新しいものを購入。


そして、買い物へ。

使い切ってしまった定番冷凍食品をいくつか買いたいのだけど…まだ溶けて残っているものもあるし、新しい冷蔵庫の冷凍室容量が、以前のものより減っているのでどれくらい買ってよいのかわからない。

必要最低限だけにしておく。


ついでに、各自好きな菓子パンを買う。

妻は昼飯を食べていないし、娘たちは うどんを少なめに食べただけだから。


これで家に戻る。菓子パンは車の中で食べる。




家に帰ったら3時過ぎ。

もう冷蔵庫は冷えたかな…と扉を開けてみたら、取り扱い説明書が冷えていた。取り出す。


他にも、棚などテープで仮止めされたまま。当然だよな。全部外す。


まずは、今買ってきた冷凍食品を、冷凍室に入れる。


つづいて冷蔵庫の中にものを入れていくのだが、当然まだ定位置が決まっていない。

最初は、缶ジュースなどの「冷えてさえいればよい」ものから。痛んでいることもなく、不安なく冷蔵庫に入れられる。


続いて、開封済みだが冷蔵しておくのが望ましいもの。主に広口ビン類と、チューブ調味料の類だ。

こまごましたものも多いので、定位置としてよさそうな場所を探しながら戻す。


さらに、溶けてしまった冷凍食品。肉・魚類だな。

冷蔵室の中に「パーシャルルーム」があるので、できるだけここに入れることにしよう。

凍っていなくとも、少しでも日持ちさせることができる。


そういえば、前日の夜に、冷凍していた ししゃも が溶けてしまっているのを見つけて、南蛮漬けを作った。

一度溶けかかったのを揚げることで殺菌し、マリネすることでさらに常温で保存できるから。


これも、冷蔵庫に入れておく。


パックを開けてすらいない冷凍肉は結構多く、パーシャルルームに収まりきらなかった。

再凍結はあまりしたくないのだが、いくつかは再凍結させる。



とりあえず、冷やす必要があるものは全部収めた。

ここで、4時になった。長男を迎えに行かなくてはならない時間だ。車で迎えに行く。




戻ってきたら5時。

妻が台所で、なにか夕飯を作ろうとして途方に暮れていた。


何から使えばいい? と。


冷蔵庫に「眠っていた」もので、いくつかは妻に相談しないとわからないものがあった。


去年の秋に、ジャムを作ろうと少しづつ貯めた桑の実。

なんだかわからない、シソの香りがするもの。

賞味期限を2週間過ぎた豆腐。


桑の実は、庭では一度に少ししか取れないので、まとめてジャムにしようと冷凍してためていたものだ。

そのまま忘れて古くなって、中途半端に解凍された状態。捨てることにした。


シソの香りのものは、庭で取れたシソがたくさんあったので、刻んで調味料に使えるようにしたものだそうだが…

妻曰く「失敗作だった」とのことで、これも捨てることに。


豆腐は、妻が冷ややっこが食べたくて買っていたもの。そのまま忘れて2週間。捨てることにした。



さて、それ以外では、溶けてしまった合いびき肉のパックが、400g × 3袋あるので、それを使ってしまいたい。

妻がミートローフを作ってくれることになった。


…が、いつも妻のミートローフにはミックスベジタブルが入るのだが、ミックスベジタブルがない。

今朝、溶けたやつを全部使ってしまった。先ほどは買ってこなかった。


グリンピースの溶けたのがあったので、にんじんは生をすりおろして使い、玉ねぎのみじん切りと合わせてミートローフにする。




妻に食事を作ってもらっている間に、ハムスターの世話。

毎週日曜と水曜にケージを掃除している。


先ほど買ってきた新しい回し車を入れてやると、急に違うものになったので戸惑っていた。


あと、風呂洗い。これは不定期だが、日曜にはたいてい洗っているため。



あ、そういえば、牛乳が欲しいのだけど、ない。先ほどの買い物の際に買い忘れた。

近所の店に買いに行こう、と準備していた時、来客があった。




郵便局の人だった。書留でハンコが必要だという。


何が来たのかと思ったら、再発行してもらったカードだった。

先日、カード情報が何者かに使われていることが発覚し、停止・再発行となったのだ。


実は、昨日娘たちに「Switch の Let's go イーブイ買いたい」と言われていた。

以前から欲しい、とは言われていて、自分のお小遣いで買うならいいよ、と言っていたものだ。

迷っていたのだけど、ついに決断して「買う」となった。


で、買う直前になって、カードが停止しているのを思い出した。

事情を説明し、またの機会に…となった。


カードが届いたとしって「これで買える?」と言われた。

すぐに購入してみた。あたりまえだけど、ちゃんと使えた。


ダウンロードには少し時間がかかる。




妻のミートローフづくりがひと段落し、先ほど「捨てる」と決めたものを庭に埋めるという。


埋める作業はやるのでと、その間にスープの準備を頼まれる。

こちらも、庭で取れたのネギ類のスープ。食べられるネギ類、花もきれいなので庭にたくさん植わっています。


これをスープにする…のではなくて、僕が頼まれたのは下処理。


庭で取れたものだから、お店で売っているような綺麗さはない。

枯れたり痛んだりしている部分は取り除き、泥を洗い、根っこを切り落とさないといけない。


で、処理できた頃に妻が戻ってきたので、あとは妻に任せる。


牛乳買ってこなくては。




牛乳を買って帰ると、ダウンロードが終わったそうで、子供たちが Switch のイーブイで遊んでいた。


しかし、食事の支度もできたというので、夕食にする。

ミートローフうまかった。800g の肉で作ったが、家族で全部平らげた。


デザートは、ヨーグルトに様々なフルーツソースを添えて。


というのも、リンゴやイチゴを家でジャムにして、冷凍していたものが溶けてしまったからだ。

ヨーグルトも、冷蔵庫に入れてあったやつ。ほぼ常温になったので早く食べたい。



で、牛乳を買ってきたのは、ヨーグルトの更新のため。

これ、地中海ヨーグルトなので牛乳があれば増やしていける。うちではそうやってずっと食べている。


#引っ越す前…15年くらい前からずっとあるけど、最初の株を増やし続けているわけではない。

 やはり、雑菌が入るのか怪しくなる時はあって、そうなったら新しい菌種を買ってきて作り直している。




さて、今日一番の大仕事…かもしれないものが待っている。


冷蔵庫の古いものを大量に廃棄した結果、大量に空き瓶やプラスチック容器が出た。

一日忙しくしていたので、洗わないままの鍋とかも残っている。


これらを、食洗器を使って片っ端から洗う。

我が家の食洗器はホシザキ製で、大量の洗い物に強い。

1回5分程度で洗えてしまい、洗っている間にも、次の洗い物の準備ができるようになっている。


いつもは3~4回で洗い終わるのに、たしか6回洗ったのではないかな。


洗い終わったらもう9時。

疲れた。眠い。




妻は、今朝の用事のためにここしばらく忙しく、晩酌をしていなかった。

解放感もあって少し飲みたい、というのでご相伴する。


焼酎を、パイナップルジュースで割ったもの。

このパイナップルジュースも、一度常温にしてしまったので早く消費したいものだ。


この後、1杯飲んだだけで眠くなったので、寝た。

「よって眠くなった」のではなくて、疲れていたところに酒を飲んで気持ちが落ち着いたら、一気に眠気に襲われたのだ。




とりあえず、「故障」していた冷蔵庫と、クレジットカードは復旧した。


しかし、一度溶けてしまった食品などはまだあるため、しばらくは処理が続く。

クレジットカードも、カード払いにしていたサービスなどで、支払いカードを変える処理が待っている。


#カード変更は、すぐにわかる限りでは今朝終わらせた。

 しかし、他にないかもう少し調べる必要がありそうだし、そういう作業の方が手間がかかる。



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2D-APT II 発表 (1959)  2019-02-25 17:30:46  コンピュータ 今日は何の日

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今日、2月25日は、2D-APT II が発表された日です (1959)。


…まぁ、普通は「2D-APT II って何?」ってなりますよね。

知名度の高いものではない。でも、コンピューターの歴史の中では、大きな一歩なのです。



APT は Automatically Programmed Tool の略。

翻訳すれば「自動プログラム装置」です。


ごく初期のプログラム言語、それもいわゆる「高級言語」でしたが、プログラム対象はコンピューターではありませんでした。




コンピューターの歴史では、当初から「計算する機械」の仕組みは深く検討されてきました。

その一方で、計算する装置さえでき上れば、その装置に計算手順を教えるのは…まぁ、何とかなるだろう、程度に考えられていました。


この見通しが甘いものである、と認識されたのは、ENIAC が作られたときです。

諸説ありますが、「最初のコンピューター」ですね。


実際、理論上はどんな計算にでも対応できるように作ったはずなのですが、それを実際に「計算させる」ための手順がわからないのです。

その時は、数学が得意な女性が 6人集められ、彼女たちが必死になって計算手順を編み出しました。


この経験から、次に作られるコンピューターでは、もう少しプログラムのしやすさが考慮されます。

時代が過ぎるにしたがってプログラムしやすさは増していき…


といっても、「アセンブリ言語」でプログラムを作れば、「アセンブラ」が自動的に機械語に翻訳してくれる、というレベルには達しました。


そのころにはまだ、サブルーチンとか、スタックという概念がないんですけどね。

アセンブラがあっても、今のアセンブラよりも使いづらく、プログラムを組むのは大変な苦労でした。




計算機を販売しても、そのプログラムが作れないのでは話になりません。


計算機は高性能なのだから、計算機が自分自身をプログラムすればいい、というアイディアが出されたりもしました。

これは「自動プログラム」と呼ばれ、果たしてそんなことが可能なのか、議論となります。


議論に終止符を打ったのは、IBM が発表した FORTRAN 言語でした。

アセンブラではなく、「人間にわかりやすい、数式と、英語に近い言語」で計算の手順を示すと、自動的にコンピューターが実行可能なコードを作り出してくれる、というものでした。




さて、今日の話題、APT は、FORTRAN と似たような初期の言語です。

ただし、FORTRAN が「コンピューターの実行コード」を作り出すのに対し、APT は「工作機械の制御コード」を作り出します。


ここでの「工作機械」は NCMM と呼ばれる装置で、MIT で作成されたものでした。

制御コードデータを紙テープにパンチし、読み込ませることで形状を作り出します。


しかし、この形状データが人間には扱いにくいのです。機械を制御するための、数値の列ですから。


APT が作り出すのは、この制御コードデータの紙テープでした。

しかし、これがあれば金属を加工し、設計通りの形状を作り出すことが可能でした。




つまり、現在の 3Dプリンタの元祖です。


ただし、現在の3Dプリンタを使用する際は、普通はディスプレイ上で3Dモデルをモデリングします。

プログラムではありません。


当時は、コンピューターに接続されているのは「テレタイプ」が普通で、ディスプレイ上で…という概念が存在しませんでした。

プログラムで形状を示すのは、そのためです。



ただ、大きな問題が一つあり、2次元の図形は数式で表現することが可能なのですが、3次元形状を数式で表現することが、非常に難しいのです。


2D-APT II というのはそのための「暫定的な名前」で、まだ2D形状しか扱えないことを意味します。

工作機械は3D形状の削りだしも可能なので、なんとか3D形状をプログラムする方法を模索している途中段階でした。



この後、APT の研究は「コンピューター上で設計図を描くと、それがそのまま機械で加工される」というものに変わっていきます。


実は、「ディスプレイを使って絵を描く」というプログラム…サザーランドのスケッチパッド自体が、この研究の一環として生まれています。



以降は、とにかく示された方法論を、少しでも扱いやすくしようとする改良の歴史です。


NCMM は、さらに扱いやすい CNC になり、先に書いたように設計図から直接、加工が行えるようになっていきます。

現在では、素材を工夫することで、机の上に乗るような小さな機械でも出力が可能です。




APT の話は、過去に詳細を書いていますので興味のある方はそちらもお読みください。




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