忙しくて書けないでいたが、ちょうど一週間前の土曜日の話。
コロナ禍で、小中学校は様々なイベントを延期にしていた。
それが、1か月くらい前から一気に実施している。
おかげで長女も次女も相次いで鎌倉に社会見学に行った。
で、二人ともいうのだ。
学校で行っても、速足で見て回るだけで楽しめなかった。家族で見に行きたい、と。
そんなわけで家族で鎌倉散策。
家族で、と言っても、高校生の長男はもう家族行動よりも自分の好きなことしたいらしく、留守番。
まずは次女がもう一度ゆっくり見て回りたい、という鎌倉文化交流館へ。
鎌倉から出土した遺跡・遺物などを展示し、解説する施設だ。
写真はシェルピンスキーのミツウロコ。…というのは冗談だがそんな感じ。
鎌倉幕府を開いたのは源頼朝だが、実権を握ったのは北条氏だ。その北条氏の家紋がミツウロコ(三つ鱗)。
普通は、「三角形を3つ重ねて、より大きな三角形にした形」だ。トライフォースと言えば伝わる人も多いかも。
ところが、写真は盃に描いてあったもので、ミツウロコを3つ重ねて、さらに大きなミツウロコにしてある。
再帰構造だ。フラクタルだ。シェルピンスキーとしか言いようがない。
…文化交流館は当然鎌倉時代の遺物などもたくさん展示されているが、「鬼急急如律令」と書かれた木札があった。
陰陽師の世界だ。ラノベとかではおなじみだが、本物を目にすることは、普通はない。
そういうのに興味がある人はぜひ行こう。(そういう施設ではないのだが)
ゆっくり見たので、文化交流館を見終わったら昼ご飯の時間だった。
駅前まで歩いて食事。昼時なのでどこも混んでいてなかなか入れる店が見つからなかった。
その後、大仏が見たいという次女の要望で、由比ガ浜商店街を通って高徳院まで歩く。
まぁ、最初から歩くのは目的の一つだったのだ。最近外出して無くて体力明らかに落ちてるから。
由比ガ浜商店街は変な店が多くて面白い。いろいろなものを見つけて、面白いねぇ、とか話しながら歩くのだが、特に店には入らず。
やがて高徳院につき、中に入るが…
次女は、大仏を見たらすぐ出る、というくらい滞在時間が少なかったそうだ。
まぁ、学校で数カ所周るスケジュールの都合もあるのだろう。
だけど、大仏って見る以外特に何もないのだ。
本来大仏の中に入れる(御胎内)のだけど、コロナのために入ることもできなくなっていた。
せっかくなのでしばらく滞在するが、特に何もなく帰ることにする。
大仏近くのケバブ屋さんで、トルコアイスを売っていた。ドンドルマってやつだな。
食べたことなくて興味あったので、家族で1つだけ購入。なかなか美味だった。
長谷寺の前まで行き、まだ少し時間もあるし、長谷観音見る? と相談してみた。
こちらも、大仏と同じで見る以外に特に何もない。
今回はもういいかな、ということになり、入るのはやめた。
しかし、目の前にオルゴール堂があった。
…オルゴール堂、どこにでもあるよな。
(リンク先は、まだ小樽にしかなかったときに訪れたときの話。その後日本各地の観光地にチェーン店を広げている。)
ちょっと入ってみる。
僕は自動演奏機械が好きだ。機械として好きなので、美術品として普通のオルゴールをデコレーションして高く売るだけのものはあまり好きでない。
でも、オルゴール堂の主力製品はそうしたもの。
まぁ、「普通」だからこそそれほど高価にはならず、需要があるのは事実だけど。
(それを否定するものでもない。日用の美術品としての価値に見合った価格だと思う)
でも、ところどころに商品ではない、アンティークの本当に高価なオルゴールが置いてあるのね。
時々演奏会やっているらしいけど、普段はただ置いてあるだけ。
次女が興味を持ったので、それらがどういったものであるか、そこらへんで見るオルゴールと何が違って、どう面白いものなのかを解説。
次女はオルゴールに興味を持ったようだ。
ごく普通の安いものでもいいから、自分のオルゴールが欲しい、と言い出した。
でも、安いものでも彼女のお小遣いでは買えないので、今は保留。
お金をためていつか買いたいらしい。
再度由比ガ浜商店街を通って帰るが、今度は雑貨屋に入った。
長女がかわいいバッグを見つけて欲しがったのだが、妻もトレーナーを購入。
歩き続けで、さすがに子供たちは疲れたようだ。
市役所に車を停めていたのでそこまでは歩くしかないのだが、それで散策終了。
歩き回った距離としては多分 10km くらい。
しかし、ちょっと疲れました。コロナ以降、外出が減って体力落ちている気がします。
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