いまから13年ほど前の話。
まだ保育園児だった子供たちを、保育園帰りにそのまま連れまわして
夜光虫を探しに行ったことがある。
その時は、妻がネット友達から情報を得て見に行ったのだ。
その後、時々噂を聞いては夜光虫探しに行っていたのだが、うまく遭遇できたためしがない。
子供たちも忙しくなり、探しに行くことも無くなっていた。
昨年の事だったと思うが、次女が「あの時みたいにまた夜光虫探しに行きたい」と言い出した。
今、次女は海の近くの高校に通っている。
あんたが一番観察できるのだから、赤潮が出たら教えてよ、と言っておいた。
で、今週の水曜日に、次女から連絡が来たのだ。
「友達が、海が赤潮になっていると教えてくれた」と。
この日は次女は塾のある日。学校帰りにそのまま塾まで行き、帰宅は10時過ぎになる。
ネットで確認すると、前々日あたりから江の島周辺で見られているらしい。
家にいた長女も行きたい、という。
長男は大学の帰りが遅い日で…連絡を取ると、帰りを待っていると出かけられなくなりそうなので、長男に断って僕と妻と長女で出かける。
2カ所で見られる、という情報を得ていた。
1カ所は材木座。人があまり来ない浜。
目撃情報も少ないが、人が少ないのでゆっくり見られそう。
もう一カ所は、江の島周辺。観光客も多く目撃情報が多い。確実に見られそうだが、混雑しているかもしれない。
妻が「確実にみられる方に行こう」というので、若宮王子から海岸に出て、江の島を目指したのだけど…
判断ミスでした。
大渋滞。普段は平日はこんなに渋滞しないのに。
妻がネットで調べていたら、どうやら夜光虫の話をテレビニュースでやったらしく、見てみたい人が集中しているのだった。
七里ガ浜あたりから江の島にかけて、夜光虫で波が光っているのはわかったのだけど、駐車場もどこも満車。
車を停めて見ることができない。
そのまま江の島まで来てしまったが、夜だというのに海を見ている人だらけ。
車停める場所ないよー、と言いながら江の島近辺からモノレール江ノ島駅方面に入ると、ドラッグストアを見つけた。駐車場は Times になっているので有料でも止められるが、買い物すれば 30分無料。
じゃぁ、何か買おう。規定料金買って、浜に急ぐ。
確かに夜光虫はいて光っているのだが、しょぼい。
この日は風が強く、波が荒い。夜光虫は光り続けて疲れてしまったようで、光が弱い。
夜光虫は、赤潮の原因にもなる渦鞭毛藻の一種。
刺激を与えると光る。
海岸近くではない「穏やかな海」では、敵に近寄られたらその刺激で光り、驚いた敵が逃げることで生存性を高めているのだろう。
しかし、海岸付近に流れ着くと、波の刺激だけで光る。綺麗ではあるが、生物としては疲れてしまい、すぐに光が弱くなるし、数日で死んでしまう。
さて、翌日も次女は塾があり、さらに翌日の金曜日(昨日だ)にやっと時間が自由になった。
学校帰りに海を確認し、まだ赤潮になっている、と報告。
この日は長男も学校が速く終わる日で、全員で再び海へ行くことにした。
ちなみに、木曜日も夜光虫が見られた、という情報は得ている。
渋滞情報を見ると、江の島周辺はまた混んでいるので、今度こそ材木座を目指す。
材木座の駐車場は、案外高い。すぐ近くに Times 駐車場があるのだが、これは「位置的には」すぐ近くなのだが、道路が繋がっておらず、非常にまわりみちしないと入れない。最初からそこに入るつもりで進む。
さて、海へ行く…が、全く夜光虫はいない。空振り。
もっと逗子方面に行ってみようか…ということになり、車を走らせる。
実は、先に書いたように、最初に入れた駐車場は「非常にまわりみちしないといけない」のだ。
位置的には近いのに、車で材木座海岸に出るまでに30分近くかかった。(海沿いが大渋滞のせいもある)
冒頭に書いた、13年前に夜光虫を見たあたりまで行くも、結局見られず。
いいタイミングで海に出たくて、夕食を食べていない。
どこかで食べられそうなところあれば食べよう…と言いながら、家に帰る方向に車を走らせる。
しかし、当たり前だが、ある程度は渋滞を避けても、結局今来た道を戻るしかないのだ。
大渋滞。さらに言えば、観光地価格の高い店しかない。
うーん、どこかで食事してれば道もすくかな… 空いたら、江の島方面まで走ってみるのも良いかもしれない。
結局、食べられる店はなく、江の島まで渋滞を走り切った。
(数カ所ショートカットしたが、鎌倉から江の島にかけての海沿いは、基本的に逃げ道がない)
江の島近辺でも夜光虫は確認できず。ただ、夜光虫の噂で集まった観光客の流れが凄かっただけ。
まぁ、「どこに行っても確認できなかった」というのは、諦めがついた。
渋滞もあり、3時間ほど車で走り回っていたことになる。
この後、帰宅ルートに入り、ファミレスで遅い夕食を食べて帰りました。
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