2006年11月09日の日記です


財布を買った  2006-11-09 14:42:48  その他
財布を買った

もう2ヶ月くらい前の話だが、財布を買った。

半年前に財布を落として以来、使いやすい財布をずっと捜していた。

で、出た結論が「マネークリップ」だった。


つまりこういうことなのだ。

僕は自宅で仕事をしており、それほど外出しないので、普段の財布には「外出する時必要なもの」を全部入れておきたい。


しかし、それでは落としたときに困る(実際これで慌てた)ので、子供との散歩の時に「最低限」のサイズの財布が欲しい。

ここで言う最低限は


・お金が入る

・バスのプリペイドカードが入る

・近所のスーパーのポイントカードが入る

・クレジットカードが入る

・財布自体が、ジーンズのポケットに無理なく入る


程度だ。


カードがあるので、小銭入れというわけに行かない。

しかし、ジーンズのポケットに無理なく入るためには、大きな財布ではいけない。


そこで、小さな小銭用ポケットの付いた、カードも入るマネークリップと言う結論になったわけだ。


これが、微妙な製品で探してもなかなか見つからない。

そもそも、マネークリップとは「お札だけをスマートに持ち歩く」ためのものなのだ。


妻もネットなどで捜してくれているうちに「自分も欲しくなった」という。

最終的に、横浜の革製品専門店でマネークリップ(を含む財布)をたくさん扱っていたのを見つけ、それぞれ別タイプのマネークリップを買うことになった。




で、2ヶ月ほど使っていて、日本の通貨体系はマネークリップ向けではないなぁ、と実感している。

言い方を変えれば、「通常の人が消費行動を取りづらい」通貨体系だ。

大げさかもしれないが、こういう部分を改めると景気と言うのは上向くのではないのか。



どこが悪いかと言うと


・1万円を崩して9千円のお釣りとかをもらうと、枚数が多すぎてマネークリップが膨らむ

・千円を崩して小銭が出ると、枚数が多くて小銭入れが膨らむ


とにかく、「お金を使う」ことで財布が膨らむ傾向にあるのだ。

そうすると、ジーンズのポケットに無理なく入る、という前提が崩れてくる。



最初の問題としては、是非2000円札に普及していただきたい。

個人的には、2000円札発行当時から「是非普及して欲しい」と願っているのだが、多くの人の無理解もあって普及していないのが現状だ。


2番目の問題は、もっと小額の紙幣があるとありがたい。

最終的に小銭が発生したとしても、寄付して惜しくない額であれば、レジ横の「寄付箱」に入れるのが惜しくない。



もう少し深く突っ込んで考えてみると、「お財布ケータイが普及するといいね」とも思う。

そうすれば、小銭問題は多少改善する。


でも、日常の品を買いたくなるような「安い店」ほど、そういう機器の導入には慎重だ。

同じ問題で、クレジットカードで解決していくことでもない。




日本で諸外国に比べてコインが多いのも、自動販売機大国であることに一因があると聞いたことがある。

実際、100円札とかを作られてもジュースを買うたびに面倒な思いをすることになるだろう。


しかし、こちらの問題こそ「お財布ケータイ」で解決できるものだと言う気がする。


だらだら書いたが、これを持ってして「通貨単位を見直してほしい」などというつもりもない。

ただ、日本ではスマートに散歩することは難しいのだなぁ、と思うだけ。




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