目次
11-07 シュガーラッシュ見た
11-07 wreck it ralph
いや、表題の通りです。
ディズニー映画の「シュガーラッシュ」を見ました。
もう3年も前の映画ですね。ちょっと機会があって、子供と一緒に見ました。
ネタばれになるから詳しく書けないけど、ここに書き記そうと思う程度に素晴らしかった。
子供も楽しめたけど、おっさんほいほい。というか、40代の人は子供の10倍楽しめる。
脇役のゲームキャラや、会話の中に出てくるだけの「あれやこれ」をどれだけわかるかも楽しみ。
ゲーム大国であった日本へのリスペクトもすごくて、ゲーム以外にも小ネタいっぱいです。
お話の舞台となるゲームが3本あって、これは架空なのだけど、元ネタをすごく感じる。
何が元ネタだろう、と想像するのも楽しい。
そして、スタッフロール後の10秒間。
「わかる人にしかわからない」けど、わかる人にはすごくしびれる演出。
監督さんが、本当にゲームを愛しているのがわかります。
このお話は、いつまでも続く。終わりなんてない。
でも、とりあえずはここでおしまい、という演出です。
ゲームをよく知っている人にしか伝わらないけど、それで十分。
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wreck it ralph はシュガーラッシュの原題ね。
さて、先ほど書いたとおり、シュガーラッシュを見ました。
で、登場する「架空の」ゲームの元ネタは何だろう? と考えるのが楽しいので、書き記す次第です。
あまりネタバレする気はないけど、まだ見てない人は読まない方がいいかも。
まず、お話の中には多数の「実在のゲーム機」と、3つの「架空のゲーム機」が登場します。
架空のゲームの内一つは、一人称シューティング。
よくあるタイプのゲームとして描かれていて、そこら辺が元ネタでしょう。
日本での題名となっている「シュガーラッシュ」は、明らかにマリオカートが元ネタ。
そして、主人公のラルフが登場するゲームですが、ありそうでない感じのゲームです。
映画公開時に、日本のディズニーとイギリスのディズニーが、それぞれ別個に「実際のゲーム」を作っているのだけど、どちらも映画の描かれ方とちょっと違うものでした。
(現在、イギリスの物だけ公開継続中。日本のものは見てないので内容知らないけど、イギリスのほうが映画に近かったらしい。でも、かなり違う)
#2017.3.8 追記
イギリスサイトのものは Flash で作られたゲームですが、現状では Chrome は一部サイトを除き Flash を実行しない方針に切り替わっています。
そのため、Flash を常に許可する必要があるかもしれません。
映画の中のゲーム、壊れたところを次々修理していく1画面ゲーム、と言う点では、フリスキートムかな、と最初は思いました。
でも、どうもそうじゃない。
主人公はジャンプするし、ラルフは主人公より大きな凶悪なキャラとして、画面上部に居座る。
どうも、ドンキーコングのイメージが入っているように思います。
と、そのつもりで見れば、ゲームのタイトルは「Fix it Felix JR」です。しっかり「JR」と入っている。
劇中でも、主人公の Felix は、父親ゆずりのアイテム、「金のハンマー」を持っていることになっています。
ということは、このゲームは2作目なのか。
ドンキーコングでは、コングは悪役で、マリオが主人公でした。
でも、ドンキーコングJRでは、ドンキーコングは悲劇の囚われ役。
「見世物にするために」捉えた悪役はマリオで、主人公はコングの息子である、ドンキーコング JR です。
Felix が JR だとすると、もしかしたら1作目が存在する?
ところで、ディズニーが公式に作った、Fix it Felix JR の「新作入荷」を伝える、ゲームセンターの TV-CM があります。
#2017.3.9 記述変更
上記、以前はディズニーのページにリンクしていましたが、そちらのページが書き換わって非公開になったこと、You Tube で公開しているのを発見したことを受け、記述変更しました。
元の記述は、HTML のコメントに残してありますので、気になる方は HTML ソース見てください。
この中で、ゲーム名の「Fix it Felix JR」が出てくる際には常に、「featuring Wreck it Ralph」と添えられています。
わざわざ、ラルフが出てくるゲームであることを言っている。
ということは、すでにラルフは「宣伝に利用できる」ほどに人気があったのでしょう。
人気ゲームとしての「Wreck it Ralph」が存在したのではないでしょうか。
そして、その待望の続編である Fix it Felix JR が入荷したよ、というのが、リンクした CM 映像のように思います。
#そういえば、主人公達の名前、ディズニー伝統の「同じ音を重ねる」にちゃんとあわせてありますね。
Mickey Mouse が MM 、Donald Dack が DD 、とかってやつね。
Wreck では W を発音しないので、Wreck it Ralph が RR、Fix it Felix が FF です。
では、この「Wreck it Ralph」…「映画にも描かれていない架空のゲーム」は、どんなゲームだったのでしょう?
おそらくは、2つのゲームを混ぜたイメージなのではないかな、と思います。
1つは、Rampage。
日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは人気のあったゲームです。
怪獣になって、ビルを破壊するゲーム。
ゲーム開始時に主人公(怪獣)を3体の中から選ぶことができるのですが、そのうち一人が「Ralph」という名前です。
もう一つが、Wrecking Crew。
ビルの解体工事をするゲームです。壁を叩いて壊しまくる。
ゲームセンター用とファミコン用があって、かなり違う内容です。
ファミコン用がアクションパズルゲームなのは有名だけど、ゲームセンター用は「対戦も協力もできるアクションゲーム」だったのね。
そして、ファミコン用では「金のハンマー」というアイテムが出てくる。
この二つのイメージが混ざったものが、Wreck it Ralph ではないかと思うのです。
そして、ドンキーコングと JR では「主人公と悪役」が入れ替わっていたように、続編では主人公のラルフが悪役に変わったのかもしれない。
その際に、前作にもでてきた「金のハンマー」が新作の主人公の持つ「父親ゆずりのアイテム」として登場したのではないか…
と、そういう妄想です。
映画の中に、「悪役はヒーローにはなれない」という台詞があります。
もちろん、皆がそう言う中で、ラルフは見事に活躍をして、ヒーローとなるわけです。
ゲームが動いている時間はやっぱり悪役を演じないといけないのですけどね。
これ、映画的には「あきらめずに努力すれば世界は開ける」ということだと思います。
それだけ見ればいい話。
…でも、先に書いたように、ゲームに前作があったとしたら、ラルフはもともと「ヒーロー」としての素地を持っていたのでは?
あきらめなかったから、ではなくて、もともとヒーローとしての才覚があった?
多少ネタバレ含みですが、お話の中にもう1体、「不当に低い地位」に甘んじているキャラクターがいます。
最後には本来の地位に戻れる。ハッピーエンド。
でも、ここは「あきらめなかったから世界が開けた」のではなくて、「元の地位に戻った」だけの話。
ラルフも「本来の地位」はヒーローだったのではないかな、なんて思うのです。
…あきらめずに自分で世界を切り拓いた、というほうが夢のある話なのですけどね。
夢を壊すつもりはないのだけど、架空のゲームに架空の前作があるとして、そこでのヒーローラルフの活躍を見てみたい気がします。
先にかいた通り、シュガーラッシュ面白かったです。
ここに書いたような「妄想」を考え始めちゃうくらい。
人気があったので続編を作っている、という噂も出ているようです。
作曲家や声優が続投のオファーがあったと明かした、という情報でまだ公式には発表してませんけど、ちょっと楽しみ。
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