2018年09月12日の日記です


新車購入(1/2)  2018-09-12 10:44:40  歯車 住まい 家族

今年末までをめどに、スズキ・ソリオかダイハツ・トールを買おうと思ってカタログをもらいに行った。

しかし、3日後に、スズキ・イグニスの購入契約書にサインしていた。


展開が早すぎて自分でも驚いているのだけど、事の経緯を記録しておこう。




車購入から 10年目を過ぎたころから、何となく次の車を考えていた。


しかし、我が家はあまりにも特殊だ。

家に入るための道幅が 1.8m しかなく、しかも途中でほぼ直角に曲がっている。

幅が狭く、旋回性能が高い車でないと入れない。


そういう車は、普通に考えれば軽乗用車になるのだが、我が家は5人家族。

法的に4人までしか乗れない軽ではだめだ。


今まで乗っていた、スズキ・エブリィランディは、2001年登録の車だ。

軽乗用車のエブリィに、普通乗用車のエンジンを積み、普通乗用車扱いとして7人乗りにしたもの。


一応、エンジンのパワーに耐えるようにボディは設計しなおされているのだが、サイズなどは本当に軽のままだった。

当時はダイハツもライバルとしてアトレー7を作っていたのだが、この路線は売り上げが悪かったようで、両社とも現在は後継となる車種を作っていない。




車自体が 10年車検の時と、中古で我が家が購入してから 10年目の時に買い替えを検討した。

しかし、同じような車を探しても見当たらない。この時はそのままあきらめた。


その次の車検…前回の車検だが、少し捜索範囲を広げた。

エブリィランディほどの小ささはなくてもよいから、我が家に入れる車で、家族5人+ゲスト1名くらいは乗れる車はないか。


これも、なかった。

しかし、そのころ新しく出た4代目スズキ・ソリオなら、5人乗りで家に入れるのではないか、という希望は見えた。

エブリィランディより、横幅も、長さも、回転半径も大きくなっているのだけど、それでも一番小さな普通車だった。


何よりも、オプションで「全方位カメラ」がつけられる。鳥瞰視点で車の周囲の状況を把握できる機能。

これなら、狭い道でも的確なハンドル操作ができるかもしれない。



しかし、このころ仕事がうまくいっておらず、新車を買う資金はなかった。

「新しく出た」ばかりなので、中古も当然ない。


#厳密にいえばすでに中古はあったが、新車並みに高い。


この時は、もう一度車検を通し、次までには買い替え、という選択をした。


そして今回。

次回車検まであと半年ですよ、という手紙がディーラーからきて、再び検討を開始したのが8月頭。




2年の間に状況が変わっていた。


ソリオは大人気で、ライバルのダイハツも類似の車を作っていた。


ダイハツ・トール。トヨタに OEM 供給され、ルーミー、タンクという名前でも売られる。

さらに、スバルからもジャスティという名前で売られる。


この販売網で、月間販売台数では、あっという間にソリオを上回っていた。



WEB などで情報を調べると、なるほど、非常に上手にコピーしているようだ。

ソリオの良い工夫は素直に取り入れ、さらにダイハツなりの別回答を用意している。


一方で、開発期間の短さから追随しきれていない部分もある。



しかし、トールはまだ新車。

2年前のソリオと同じ状況で、値段が高い。


一方で、2年の間にソリオの中古は出回り始めていた。

これなら買い換えられるか…




というところで、仕事の決算がまとまった。

決算は赤字ではあるのだが、単年度黒字にはなっている。今後の見通しも悪くない。


よし、中古にこだわらず、新車購入も視野に入ってきた。



ということで、本格的に調査しよう、と考え、今月頭に「大きな買い物もするかも」と書いた

検討を始めたばかりだったので「まだ『どうしよっかなー』って考えているくらいのレベル」とも。


車検は来年2月なので、今年いっぱい悩んでもいいかな、という心づもりだった。

とりあえず、いつも買い物をするスーパーの近くにトヨタのお店があったので、タンクのカタログをもらってきた。


WEB で十分調べていたのだけど、紙のカタログで見ないと気付かないこともある。

これは、ソリオのカタログも欲しいな。


実は8月中から何度かもらおうとは思っていたのだ。

でも、スズキのお店の定休日と、僕の仕事に余裕がある曜日が同じなのだ。

これで1か月近くもらいそびれていた。



土日は子供が家にいるので外出しずらい。

かといって、全員を連れてカタログをもらいに行く、というのも厄介だ。


土曜日の午前中、昼までには帰るからと子供を留守番させてカタログをもらいに行くことにした。




車検などでいつもなじみのディーラーさん。

カタログだけもらいに来ました、と断ってカタログ棚に向かう。


この時は、いつも僕を担当している人はいなかったようで、店内にいた別の人が近くに来た。

迷わずソリオのカタログを取り、「アクセサリーカタログもありますか?」と聞いたら、奥から持ってきてくれた。


そして、ソリオしか取らなかったことを見てか、「具体的に購入をご検討中ですか?」と聞かれる。


ここでうかつな答えをすると、セールストークに巻き込まれそうだ。

まだ先の話なのですが、次の車検までには買おうかと思って、他社も含めて検討中です、と答える。



幸い、セールストークは始まらなかったのだけど、別の質問が来た。

今日来たのは、新聞折り込み広告などをご覧になったのでしょうか?


え、そんな広告入ってなかった、と言ったら、大手2紙にしか入れてないという。うちは別の新聞だ。


ちょうど9月が決算月なので、今月の購入なら大幅値引きもできる、という。

次の決算月は3月。それだと、車検に間に合わない。




セールストークに乗ってみることにした。


わが家が特殊状況で、自分で判断する限りソリオと、ライバル社のトール以外入れない、という説明をする。


対応してくれた販売員の見立ても同じだった。車幅で言えば、この2車種が普通乗用車で一番狭い。


ただし、トールはソリオより横幅が広く、回転半径が小さい。

ほかの条件も勘案してソリオが本命なのだが、状況次第ではトールに決めるかもしれない、とも断っておく。



ちょうど実車があるというので、見せてもらう。

トールのカタログに書いてあり「いいなぁ」と思っていた装備がついていた。


トールでは、上位グレードのみの装備。

あ、ソリオでもついてるんですね、と言ったら、「ソリオ全グレードについていて、当たり前なのでカタログには特に書いていない」とのこと。


えー、この装備ほしい人って、限られるけどいると思うよ。

カタログに書かないのは宣伝下手。



WEB で大体調べていたのだけど、実際に見るまで分からなかった部分も多数。参考になった。

試乗も勧められたのだけど、子供が待っているのでその時間はない。


最後に、全方位カメラ付きで見積もりだけまとめてもらった。

実は、あらかじめ「値引額」の相場も調べてあったのだけど、相場平均よりもかなり値引いてくれている。



この値引き、広告にも書かれていたが「先着〇名限定」の値引きも入っている。

なので、この値段で購入するには、早めの契約が必要なようだ。


で、確約できないけど、と断りながら、見積もりのある部分を示された。

早めに契約してもらえれば、この部分も無料にできると思います。


それだと、値引き相場の限界額近いことになるだろう。



具体的なオプションの検討はまだだし、車の色などもこれから検討したい。

また来ます、と言って店を後にする。


家に帰ってからもらった名刺を確認したら、対応してくれた販売員は店長さんだった。

そうか、だから迷いなく限度額近くまで値引きを引き出せたのか。




日曜日は我が家に来客があったので動きなし。


月曜日、仕事開始の時間を待って、仕事先に問い合わせる。


実は、仕事上のサーバートラブルがあり、トラブル解消まで僕の仕事はストップがかかっている。

月曜日、火曜日と午後から作業に入る形で大丈夫だろうか?

その代わり、トラブル解消するはずの今週後半は、遅れている分を集中して仕事を行う。


快く許可をもらえたので、ディーラーに試乗したいと電話を入れる。

できれば、店長さんに立ち会ってもらいたいのだけど、ご都合はいかがかと。



急な話だったけど、大丈夫だった。

店長さんの立ち合いというのは、土曜日に試乗を勧められたときの約束だった。

「家の前が狭いので、試乗車を傷つけるのが怖い」と言ったら、その時には同乗して責任を持ってくれると言っていたのだ。



ディーラーに行くと、試乗車が変わっていた。

ちょうど、購入を希望していた全方位カメラ付きの試乗車が来たところだという。

もしかしたら、取り寄せ手配をしてくれていたのかもしれない。


試乗を兼ねて、自宅に入れるかのテストに向かう。



長くなるので記事を分けます。

続き




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