メインとして使用しているノートPCが不調だった。
主な症状は、冷却ファンのうなり。
半年くらい前から時々うなるようになった。
最初は何が起きているかわからなかったが、とにかく一回電源を切り、その後で再起動すると解消した。
何度目かで、冷却ファンがうなっているのだと理解した。
回転する部品は、その回転で軸が摩耗する。がたつき始める。
するとうなる。当然の話で、パソコンの中で壊れやすい部品の一つだ。
しかし、上記に書いた通り、一旦電源を切れば解消したし、この現象は稀にしか起こらなかった。
大体月に一度くらいだったかな。
そのため放置していた。
メインマシンは HP Pavilion 15-cs0000 。購入はもう4年前になるのか。
消耗品が壊れてもおかしく無いころだが、まだ買い替えるには早すぎる。
この一週間くらいで、急に症状が悪化した。
少しづつ問題が起きやすくなってきているのは気づいていたが、それでも2週間に1度くらいの頻度だった。
それが、一週間前から急に、1日数回起きるようになったのだ。
これはいけない。さすがに仕事に支障が出る。
以前から目星をつけていた補修部品を慌てて購入。
補修部品の冷却ファン、ネットで情報調べると全然形の違う2種類が出てくるんだよね。
HP Pavillion はシリーズの名前で、15-cs でもその後ろの型の違いで内部構造が違ったりするらしい。
そのため、一度開けて確認しないと、と思っていたが、開けるのが手間なので躊躇していたのだ。
購入前に開けようと思って、開け方の説明ページを探した。
すると、以前は「類似機種」のものしか見つけられなかったのだが、全く同じ機種の開け方説明があった。
あー、以前は「修理」で探していたのだけど、見つけた説明は、発売直後にいきなり中をあけて確認している物だった。
修理じゃないから検索にかからなかったんだ。
しかし、これでファンの形が明確になったので、開けずに注文。
昨日届いたのだが、昨夜は修理の時間がなかった。
また今晩やろう、と思っていたのだが、仕事開始しようと思って PC の電源を入れたら、最初からうなりだした。
しかも、スリープ・リジュームを繰り返しても鳴り続ける。
これは、修理しろということだな。覚悟を決めて修理を開始する。
仕事の開始時間1時間前。開始時間までに終わらなかったら、開始時間を遅らせてもらおう。
しかし、難なく修理完了。
本体側はネジが見えている物3カ所、ゴム足に隠れている物3カ所。
精密ドライバーでこれらを外したらあとは、嵌め込まれたプラスチックカバーを外すだけ。
このカバー外し、最初の1カ所を外すのが難しい…と説明にはあったのだが、電池が膨れているので勝手に開いた。
新品でいきなり開けた人は苦労したけど、修理の時には勝手に開く感じか。
あとは、隙間にプラスチック片を差し込んで、はめられている爪を外していく。
基板が見えたら、ファンは数カ所のネジを外して交換するだけ。
今回、ついでに電池も購入したので、一緒に交換した。先に書いたように、カバーが勝手に外れるくらい膨れていたので、外見からも膨れていると明らかだったのだ。
修理が終わって電源を入れる。
なかなか画面が出ないので焦ったら、「COMS の内容がおかしいから、BIOS でセットアップ確認してね」(意訳)とメッセージが出た。
電池パック外したから、設定のバックアップRAM の内容が消えてしまったのだな。
さて、どうやって BIOS に入るんだっけ、と思いつつ再起動したら、何の問題もなく再起動完了。
時計が少しずれているので、NTP の問い合わせをして完了。
ファンの音、とても静かになった。うなっていなくても、少しカラカラ音がしていたんだ。
それが今は静か。
電池の上、パームレストが妙に膨れていたのもなくなった。
合計8,600円の修理でした。
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