長男が、保育園のお泊り保育に行ってきた。
…日記に書くほどのことが無い。
なぜなら、僕が体験したわけではないからだ。
子供は楽しかったようだが、何をやってきたのか、いまいち伝わってこない。
子供たちが通っている保育園は、非常に良い教育方針を採っており、ありがたい。
そのぶん、先生たちは苦労していると思う。お泊り保育なんて、保育園で1泊するわけだし。
長男からの聞き伝えに拠れば、昼は「プール検定」。
クリアすべき課題を作り、子供たちがクリアできるまで何度でもチャレンジ可能。
…と言っても、水が怖くて、どうしてもクリアできない子はいる。
ほとんどの子が目標達成で、赤いリボンをもらったが、違う色の子もいる。
「もう少し」の子が数名と、「もっと頑張りましょう」が1名。
1名だけって言うのもちょっとかわいそうな気がするが。
夕ご飯はカレー。自炊するのだ。
いくつかの班に別れ、人参、ジャガイモなどの皮をむき、包丁で切る。
炭火を起こして煮込んだそうだ。
煮込んでいる間に、子供の足なら歩いて30分ほどの場所にある銭湯へ。
「お風呂は広かったけど、みんなで入ったから動けなかった」そうだ。
うちの子は、お風呂で水をバシャバシャやるのが大好き。
で、園に戻ればカレーができてる。
園庭でみんなで食べたらしい。
いい経験をしているなぁ、と思う。
親として、キャンプなどは体験させてやりたいし、たくさん体験させるつもりではあるが、親から離れて友達と、と言うのも貴重な経験だ。
そして、親から離れての経験と言うのは、親の努力ではいかんともしがたい。
社会的な受け皿があることのありがたさ。
そういえば、お泊り保育の1週間前には、保育園で花火大会もしてくれていたっけ。
これも毎年恒例で、卒園した小学生なんかも遊びに来るのだが。
近所の消防団も巻き込んで、万が一に備えて消防車を用意した上で、盛大に打ち上げ花火をやる。
市販の花火ばかりではあるが、おそらく「気軽に購入できる中では最高額」に属するような花火も入っていて、かなり見ごたえがある。
予算は、たぶん10万円くらい。先代園長が初めて慣わしで、予算は園長のポケットマネーから出ているそうだ。(現実には、近所の方…仏教系保育園なので、檀家の方の寄付なども入っているようだが)
とにかく、いろんな意味でよい保育園。非常にありがたい。
関係ないけど、保育園に通う子は3人兄弟が多い。
もちろん1人っ子もいるが、兄弟がいることが多く、4人や5人も珍しくは無い。
これ、神奈川県でもここら辺だけの現象だそうだ。
少子化対策のヒントになる事を期待して、県の役員も度々保育園に視察に来ているという。
(これは最近知った話)
話は単純ではないと思うが、保育園が中心となって、地域子育ての「受け皿」が用意されていることは大きいと感じる。
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