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08-09 夏の家族旅行(1日目)
08-09 夏の家族旅行(2日目)
8月の4~5日、(我が家的には)毎年恒例の、夏の家族旅行に行ってきました。
例によってだらだら書きます。落ちはありません。
今年はマザー牧場。
子供たちを連れて行きたかった、というよりは、僕が行きたかった場所です。
目的はだいたい3つ。
1. 20年前、大学時代に訪れたときに興味はあったができなかった、「バンジージャンプ」を飛びたい。
2. 肉好きの長男に、思いっきりジンギスカンを食わせてやりたい。
3. 妻が星空観察が好きだが、神奈川の自宅では星が良く見えない。千葉ならもうちょっと見えるかな?
前日には、図書館で借りてきた写真絵本「ぼくじょうにきてね」を読み聞かせ、盛り上げます。
朝起きてすぐに自動車で出発。
とはいえ、そのままのペースで行くと、マザー牧場開園前についてしまうはず。
なので、30分のつもりで朝ごはんを食べにファミレスへ。
…子供がいるのに30分、なんてできるわけありませんでした。たっぷり1時間かかります。
これで以降の予定が狂い、フェリーを目の前で逃し、次の便へ。
牧場到着は、予定より大幅に遅れた11時半でした。
でも、この時間がある意味ちょうど良かった。
山の上入り口から、牧場に入ってすぐの広場で、「水のトンネル」のショーが始まるところでした。
事前に知っていたので、多少濡れてもよいように車に着替えは持ってきてあります。
…しかし、ショーで使われる水は、「多少濡れる」なんてレベルではありませんでした。
だって、「水鉄砲ならぬ水大砲」なんてのが登場するのだもの。
10リットルくらいの水を、圧縮空気で空に打ち上げます。
さらに、運悪く雨が降り始めます。
ショーが終わったときには、子供はずぶぬれ。
着替えはあるけど替えの靴はありません。(雨降りそうだったから、長靴は車に積んできたけど)
子供たちを水着に着替えさせ、そのまま隣のジャブジャブ池で遊び始めます。
その間に、妻が着替えをとりに行きます。
15分ほどたつと、ジャブジャブ池では河童が登場。「悪い河童をやっつけよう」と水鉄砲で水合戦が始まります。
そして、改心した河童は「先日盗んだ」ドジョウを返す、とたらいを持ってきますが、滑ってこぼしてしまう…
という、三文芝居を打ってそのままドジョウ掬い大会へ。
この大会中にも、皆が集めたドジョウを再び河童がこぼしてしまったりと、子供が遊びやすい環境を整え続けます。
さらには、河童が「まだ隠し持っていた」鰻を放ったりして、大騒ぎ。
子供は大喜びです。
一連のショー(?)は、全部で1時間ほどかかりました。終わったときには1時。
この後ご飯を食べようと思っていたのですが、このタイミングで急に雨脚が強くなります。
(これまでは小雨が降ったりやんだり)
水着のまま、近くの屋根のある休憩所まで避難。
妻が車まで傘をとりに行きます。
じつは、着替えを取ってきて、タオルを忘れたからと再び取りに行き、これで3回目。
車までは距離があるので大変です。
僕はその間に子供を着替えさせます。
「お腹すいた、寒い」と訴える子供たち。
さっきまで大喜びで遊んでいたのは君達だ、と言いながらも、リュックにパンが一切れあったのでわけて食べさせます。
(朝、車の中でおやつに食べた残り)
そうしている間に妻が戻ってきました。
傘をさして、レストランに移動します。
お昼過ぎで、急な雨で、レストランはさぞかし混んでいるだろう…とおもったら、そうでもありませんでした。
マザーファクトリーレストランへ。
塩麹カツ(妻)、カツカレー(僕)、ビーフカレー(長男)、お子様カレー(長女)、お子様ランチ(次女)を食べました。
昼ごはんを食べている間に、綺麗に晴れました。
でも、怖いから傘は持ったまま移動します。後でこれが邪魔で仕方なかったけど…
遊園地スペースに行って遊びます。観覧車300円…はけして高くはないのだけど、家族5人で乗るとこれだけで1500円。
カード迷路500円(1回遊ぶと、次回300円の割引券がもらえるので、長男・妻組と、長女・僕組の2回にわけて遊ぶ)。
-30度のアイスワールド300円(妻と長男・長女のみ入る)。
おとぎ列車300円(僕と次女のみ)。
で、まだ遊びたいと言う子供たちを説き伏せて、次へ移動。
景色を楽しみながら、山を下ります。
途中で、うさぎや羊、アルパカや亀などを見ながら、まきば広場のほうへ。
入り口で、長女の希望でスタンプラリーの帳面を買っていました(200円)。
さっき遊んだジャブジャブ池の先にスタンプがあったのですが、雨で押さずに来ました。
牧場には3つのスタンプがあります。探して2つ押します。
この日はコテージに宿泊を予約していました。
すでに時間は4時前。
まきば入り口横の案内所でチェックインします。
とにかく、荷物が重い。
(子供3人分の水筒、大人2人、子供2人の傘およびレインコートを持って、次女を抱っこして歩いている)
コテージまで行って荷物をおろし、一息。
「また外に出て動物見る?」と聞いたら、子供も少し疲れたようで、家の中で遊ぶと言います。
妻に任せて、僕は山の上入り口まで、車を取りに戻ります。
山の上ゲートは、午後5時(通常の営業終了時刻)には閉まってしまうそうです。
車は、まきばゲート前駐車場に止めるのかと思ったら、コテージ前まで乗り入れ可能でした。
この日は、サマーナイトファームと銘打って、夜間営業中でした。
コテージに戻ると、子供たちが「おなかすいた」というので、5時すぎにはコテージを出ます。
…が、そのままレストランにはいかず、牛の牧場へ。これはスタンプラリーのため。3個目ゲット。
子供たちの牛の感想は「くさい」でした。
6時前にはジンギスカンレストランへ。
席は予約してあったのですが、時間が早くてまだすいていたので、普通に案内されてしまい、予約してあることを伝えそびれました。
レストラン前の広場で和太鼓演奏があるらしいので、屋外の席へ。
屋外で目の前が斜面なので、肉が焼けるまで子供たちは走り回っています。
肉が焼けて食べ始める。
長男は当然として、それほど肉好きでない長女・次女も、おいしいと食べまくります。
…が、やがて雨が降り始めます。
鉄板に雨が当たると激しく油が跳ね危険なので、屋内席へ移動。
残念ながら和太鼓演奏は良く聞こえませんでしたが、腹いっぱい食べて満足。
移動した隣の席が、自分たちの予約席だったので、出るときにそのことを伝えておきました (^^;;
7時50分から花火大会がありますが、まだ15分くらい時間がある。
明日の朝ごはんは自炊予定ですが、せっかくだからおいしい牛乳でも飲もう、ということになり、売店へ。
いろいろ土産物の試食を食べたがる子供たちに分けていたり、長女がお土産を探したりしているうちに、花火が始まりました。
あわてて外へ。
目の前で花火が上がります。
けして、大玉の花火ではありません。でも、その分近くで打ち上げているので迫力は十分。
迫力がありすぎて、最初から恐々見ていた次女は、途中から僕にしがみついて花火を見ようとはしませんでした。
でも、15分間たっぷりと花火を楽しめました。
長男は興奮して走り回っています。
終了後、改めて売店へ。
「おいしい牛乳」というのは、新鮮な、の意味で言っていたのですが、思い切って1リットル千円のジャージー牛乳を購入。
おいしい、とは聞いているけど、飲んだことはありません。
高けぇ! と言いながら、こういう機会でもないと飲めないので購入。
ついで、1斤700円の高級パン、スターブレッドも購入。
質素に済ませようと思っていた朝食が、案外豪華なものへ。
コテージに戻り、風呂に入ると、子供たちはすぐ寝てしまいました。
10時の営業終了時刻まで待って、妻と外に出てみます。
星は…「すごく綺麗」とまでは行きませんが、神奈川で見るよりずっと多くの星が見えました。
雨模様の一日でしたが、夜には多少雲はあっても晴れてよかった!
大人もこの後は、疲れて眠ります。
…つづく
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いつもの癖で、朝6時には全員起きました。
(一番の寝坊は次女)
朝ごはんは、ベーコン入りスクランブルエッグと、ぶどうロールパン、アーモンド入りチーズ(以上は持ってきたもの)。
そして、ジャージー牛乳と、スターブレッド。
…牛乳を飲んだ子供たちの反応は、「あれっ?」と言う感じ。
おいしい、と聞いていたのに、普通の牛乳だった、みたいな。
大人が飲めば、非常に濃厚なのがわかると思います。
でも、牛乳は牛乳。子供には違いがわかるほどではないです。
スターブレッドは大好評。
食事も終わり、次女が外に出たがるので僕とお散歩。
長男・長女は、ポケモンスマッシュを見始めました。
テレビも終わり、8時半からは全員でさんぽ。
コテージの近くのベンチに座ろうとした、次女が、つぶれて死んでいる虫を見つけました。
「(気持ち悪いから) むし すてて!」と騒ぐ次女。
僕がなんとなくポイッと捨てたとき、目の端でキラキラと輝きながら落ちていくのが見えました…
えっ!? これ玉虫だよ!
あわてて捨てた虫を拾います。やっぱ玉虫。めずらしい。
次女は嫌がっていますが、「玉虫がいるよ」と妻に声をかけると、長男・長女も寄ってきます。
死んでいる、とはいっても美しい光沢に、次女以外はみんなが大興奮。
チェックアウトは9時から10時の間です。(マザー牧場は9時開場)
どこに行きたいか聞くと、もう動物はいいから昨日の水遊びエリアに行きたい、とのこと。
車に乗って、ふたたび山の上ゲートに向かいます。
ちなみに、コテージ宿泊者は、2割引で入場でき、2日間有効です。
駐車場料金も無料なので(本来1回800円)、車の移動も自由です。
最初に、山の上売店でお土産を物色します。
長女が、昨日ここを少し見たときに売っていたものを買いたい、と言っていたので。
長女の欲しいものは、500円のパズル間違い探しシール。
見本の絵を見ながら、分割されたシールを貼って同じ絵を作ります。
しかし、同じ絵と思いきや、5箇所の間違いが…!
なんども遊べる、良く出来たシール帳。
次女は、ひつじのポーチが欲しいと泣いています。
980円もする。お土産予算としてはオーバーだけど…
年齢制限などで次女は体験できなかったアトラクションもあったので、最終的には買うことにしました。
が、お土産を買うのは帰る間際。いまは品定めだけです。
次に、昨日回ってないスタンプラリーのスタンプを押してしまいます。
馬の牧場で「おんまはみんな ぱっぱかはしるー」と歌いだす次女。なぜか馬を見てご機嫌です。
(余り近づけなかったので、怖くなかったのかも)
昨日と違い、日が出ていて暑いです。
のんびりしている間に、山の上入り口入ってすぐの「アグロドーム」でのショーの時間が近づいてきました。
見たいので向かいます。
10時半から、シープドックのショー。
10頭ほどの羊を自在に操るところを見られますが…10頭というのは、ちょっと迫力不足。
その後は、ダチョウ、ミニチュアホース、ラマ、アルパカなど、様々な動物が登場しましたが、全体に迫力不足のまま終了。
15分ほど時間を置いて、同じ場所で羊のショーが始まります。
この合間に、外の売店でアイスクリーム購入。
「絶対溶けて大変なことになる」と思ったので、次女には買いません。僕と一緒に食べます。
妻、長男、長女には1個づつ。
…が、溶けて大変なことになったのは長女でした。
まぁ、「長女と次女が大騒ぎ」になるよりは、1人でよかったと言うべきか。
羊のショーは非常に面白いものでした。
世界の19種類の羊が次々ステージ上に現れ、品種名と主な生息地である国が書かれた「ひなだん」に登ります。
良く慣れていて、ひな壇に登ってからはおとなしくしています。
…しばらくして、生きている巨大標本が完成。
ここで、別の羊が1頭連れてこられ、毛刈のショーが始まります。
2分ほどで丸裸。鮮やかな手つきです。
#本当の牧場では、最近はすっかり薬をつかうそうですけどね…
すごいね、ヒゲタ醤油。
やがて、牧羊犬が現れて、犬笛の音で自在に走り回り、ほえます。
さらに、牧羊犬は客席の間の通路を走り始め、いつのまにか2頭、3頭と増えていきます。
4頭になったところで、ひな壇に乗った羊の背中を走り回り、一番高いところに集結。
これ、犬よりも羊がすごい。
羊にとって犬と狼の区別は付かないから、背中に乗られるということは「命の危険がある」ということです。
でも、一番上の羊は、犬を乗せたまま けだるそうに眠ってる。
ショーの後は、自由にステージに上り、羊や犬に触れられます。
羊の品種が違うと、羊毛の手触りが違うのが良くわかります。
羊はおとなしいので、次女も怖くはないみたい。犬には絶対近寄ろうとしませんが。
長男が、毛刈りショーで刈られた羊毛を持ってきました。
「それ、もって来ちゃっていいの?」と聞くと、「さわってたら、もって帰っていいって言われた」との返事。
面白いので、長女・次女も連れていきます。3人で一掴みづつ、羊毛をもらいます。
…あとで洗ってフエルトでも作ってみよう。
これで、「もう一度遊びたい」と言われていたジャブジャブ池にちょうどいい時間。
今度は、あらかじめ水着に着替えさせます。
水のトンネルショー、水大砲、河童、ドジョウすくい…と、昨日と同じコースをこなします。
「河童、昨日はもう悪いことしないって言ってたのに、なんでー」と長女。
わかりきっているのに、知らないフリをして楽しんでいます。
昨日と違って雨も降らず、のんびり遊べます。
実は、この間に僕と妻は交代でバンジージャンプへ。
ジャブジャブ池のすぐ隣にありますから。
1回2000円。上にあがると、下から見ているよりずっと怖い。
でも、今飛ばなかったら一生飛ぶ機会がない気がします。
先に僕が飛んで…怖かったけど、「怖い」と言うと妻が飛ばない気がしたので、「怖いけど何とかなった」とだけ伝えます。
で、妻が戻ってから、「あそこが怖かった」「これが怖い」と二人で興奮気味に話し合う。
やっぱ、怖いと思うポイントは同じ。
飛ぶ前に他の人を見ていて「かっこ悪いからあれはやっちゃいけない」と思っていたポイントも同じ。
子供たちのジャブジャブ池イベントも終わり、「乗りたい」というので長男・長女がウォーターバルーンに入り、1時半ごろに遅い昼ごはんにします。
同じものばかりでは食べ飽きるので、昨日は行っていないスカイレストランへ。
…メニューはほぼ同じなのね。
でも、多少は「ここだけの限定メニュー」もあります。
涼風サラダうどん(妻)、冷え冷えのミルクでご飯(僕)、ビーフカレー(長男)、お子様ランチ(長女・次女)。
次女はともかく、長男はまた同じメニュー。カレー好き!
ちなみに「ミルクでご飯」は色物に見えて、なかなかおいしいものでした。
薄いだしで延ばした牛乳でつくった茶漬けのようなもので、牛乳くささはありません。ご飯に良く合う。
そして、上には牛肉の佃煮が載っています。牛乳と牛肉だから、これも良く合う取り合わせ。
さぁ、そろそろ帰ろう、と相談。
長男は、「もう一度遊園地の迷路やりたい」と言っています。
実は、回数券が400円分残っている。迷路は500円だけど、「次回300円」の割引券がある。
(これ、「当日限り有効」と書いてあるけど、日付を示すものがないのでいつでも使えます)
そして、長男は今朝、土産物屋を見たときに「欲しいものがない」と言っている。
長女・次女が土産を買う間に、長男だけ一人でもういちど迷路に挑戦しても良し。
そのかわり、お土産はなし。
話はまとまり、ふたてに分かれます。
そして、無事終了。
そういえば、スタンプラリーの景品をもらうの忘れていました。
ゴールに行くと、小さな缶バッジをくれました。
これは、スタンプラリーの帳面が一番のお土産、というパターンですね (^^;;
帰りの車の中で、子供たちは「おもしろかったー また来年の夏も来たい!」の大合唱。
これ、毎年の決まり文句です。
来年も、と言いながら、2年連続で行った場所はまだありません。
でも、子供としてはそれほど楽しかった、ということ。子供からの最高の評価です。
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