目次
06-06 コピー機納入
06-06 Switch2
町内会で購入したコピー機が納入された。
京セラ TASKalfa 2553ci。
京セラのコピー機は、頭2桁が「1分間にコピーできる枚数(速度)」で、後ろ2桁が世代。
25 はカラーコピーのいちばん安い廉価機で、現在の最新世代は 54。
というわけで、1世代前の廉価機の中古の購入でした。
いままで使っていたのは、今はなき FujiXerox の DocuCentre の…とにかく古いやつ。
型番わからないけど 25年前の物、とのこと。
これは廃棄処分で引き取りをお願いしたのだが、もう一台あるからそれも引き取って欲しい、としばらく前に会長に言われた。
もう一台って、僕知らない。
今回、コピー機が壊れたので置いてあった奴を使おうとしたが、壊れてて使えなかった、とのこと。
うちの町内会には、町内会館とは別に「第2町内会館」があり、そちらに置いてあったらしい。
まずは納入。特に問題なく動いた。普通のコピー機だからね。
引き取り。もちろん元々あったものは簡単に引き取れるのだが、もう一台が問題。僕は見たこともない。
第2会館に行って、言われた場所を見ると…確かにあった。
でも、コピー機じゃなくてカラーレーザープリンタだった。同じく DocuCentre。
会館に置いてあったコピー機も、コピー機として使えるようにパーツを組み合わせたもの、と業者の人が説明してくれた。
今でもコピー機って部品ごとに組み合わせられるのだが、もっと露骨に「プリンタとスキャナ」を直結できるようになっていたのだ。
コピー機としての操作パネルはスキャナ側にあるので、もう片方はカラーレーザープリンタとして機能する。
そりゃ、これだけでコピーはできないよね。
「壊れてた」と聞いたけど、コピー機として使えなかったということだろう。
さて、業者の方が帰った後、コピー機を設定する。
家から持参したイーサネットケーブル(今更の Cat.5e)で、もともとコピー機横にあった怪しい WiFi 中継器のイーサポートに接続。
この中継器も、僕が由来知らんのよ。この使い方ができるのかもわからない。
まぁ、どうやら契約しているケーブルテレビのネットサービスのオプションで、中継器も格安レンタルしているらしい。
町内会館結構広いのに、ルータが置いてあるのがテレビの横、会館の端の所なので、全体で使うためには中継器が必要なのだ。
それが、たまたまコピー機の横にあった。(ここはもともとコピー機を置く予定で設計されていて、電源が豊富にあるため)
コピー機のパネルを操作してネットワーク設定を見る。
すべて DHCP に従う形で、もう IPv4 アドレスが割り振られていた。
うん。正常につながったということだ。
町内会所有のパソコンに、京セラのページからプリンタドライバをインストール。
テストページを出力したら、無事出力できた。
町内会の人はご高齢の方も多く、大多数が、パソコンはよくわからん、という感じ。
多くの人はただのコピーとして使うだろうが、PC から操作できると特別なこともできるのだ。
たとえば、120cm の長尺印刷。
いままで、イベントの際に何枚もの紙にタイトルを分割して出力して、セロテープで張り合わせたりしていた。
それを長い1枚の紙に印刷できる。
さて、少し迷ったが、一度コピー機を正規手順で電源 OFF にして、電源コードを繋ぎ変える。
会館は申請すればだれでも使えるのだが、コピー機を勝手に使われるのは問題があるので、電源に「鍵」をかけてあるのだ。
特殊な電源ボックスで、鍵を回すことで ON / OFF できる。
鍵は町内会の人なら知っている場所に置いてあるので、町内会の人だけが使える。
しかし、今時のコピー機ではそれだと壊れる可能性がある、と業者の人に注意された。
今時のコピー機、内部的には「パソコンとスキャナとカラーレーザープリンタを組み合わせたもの」だからね。
ハードディスクも搭載しているし、急に電源断すると壊れる、というのは理解できる。
先に「正規手順で電源 OFF」と書いたのもそのためだ。
ただ、内部が「パソコン」なので、以前のコピー機にはできなかったこともできる。
ユーザーのログインが必要な設定にできるのだ。
これも、本当にアカウントとパスワードで個人を識別する方式から、もっと簡易に「部署コードを申請してから使う」程度にもできる。
本来は誰がどれだけ使ったかを確認してコスト管理するためのものだ。
今回は、部署コード方式を使う。
何かと町内会のメンバーしか知らない「暗証番号4桁」を共有しているので、その番号を部署コードとして登録した。
これで、このコードを知っている人しか使えない。電源に鍵は不要になる。
ただ、余り頻繁に部署コードを聞かれるのも使いづらい。
連続してコピーする場合なども考え、5分使わないと省電力モードになる設定にした。
省電力になると、再度使うときに部署コードを聞かれる。しかし、それまでは自由に使える。
内部のハードディスクに、よく使う書類とかを置いておくと、パソコンなしで印刷できる機能がある。
これも上手く使えば便利そうだが、ちょっと使いどころが難しい。
内部のハードディスクが NAS というか、プライベートクラウドになっていると便利なのだけどね。
組別世帯数の表というものがあり、引っ越しなどあると更新しないといけないのだ。
現在、この管理が問題になっている。個人が管理していると負担が大きいし、共有するのはパソコンがわからない老人には難しい。
わかる人がクラウドで共有・更新して、簡単な操作でコピー機から出力できる、だと便利だったのだが。
まぁ、もともと Excel で管理していたので、Microsoft の OneDrive に入れて共有して、Microsoft 365 for the web (WEB ブラウザで使用できる無料 Office のサービス)で修正、印刷、というのが良いと思っている。
問題はパソコンできない人にどう広めるかだな…
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Switch2 届いた。
Switch 発売の際は、事前に「しばらく様子見」と思っていたら、発売後の人気爆発で入手困難だったからね。
今回は最初から予約していたのだ。
もちろん、予約時点で申し込み殺到で、抽選なのはわかっている。
僕は運よく当たった。自慢するつもりはなく、本当に運が良かっただけだ。
(任天堂の抽選は外れ続けている。
取り下げてよいのだが、外れた人は次回に持ち越し、というシステムなので、取り下げることもできない。
僕が当たったのは Amazon に申し込んだ分だ)
先に書いたが、昨日は仕事に加えて町内会の作業も忙しく、Switch2 の開封は夜。
ひとまず起動して一通り見るが、今まで使っていた Switch は子供たちも遊んでいるのでそのままで…というつもりだった。
でも、完全移行を促されるのね。完全移行しない、という選択肢はない。
いくつかのゲームは、セーブデータが Switch2 に移動し、Switch からは消えてしまう。
(もちろん、そうならないゲームもある)
この移行作業が、とにかく時間がかかる。届いてすぐに開封して始めとけばよかった。
移行作業が終わったら、今度はゲームの一斉ダウンロードが始まった。
移行したのはセーブデータだけで、ゲームはストアから再ダウンロードなのだ。
最初は様子を見ていたのだが、遊びたいのでダウンロードしながら操作。
「NINTENDO SWITCH2 のひみつ展」を遊びたい。
ストアに入ると、同梱ソフトであるマリオカートをダウンロードできるよ、と言われるので、ダウンロード指示。
そしてすぐに「ひみつ展」を購入。マリカーのダウンロードはストップさせて、ひみつ展を優先させる。
Wii が発売されたときに「はじめての Wii」というソフトがあった。
モーションセンサーと、センサーバー、という全く新しい遊び方について、ミニゲームで使い方を体験させるためのソフトだった。
「ひみつ展」も同じようなものと聞いている。なので、マリカーのようなビッグタイトルもいいのだが、まずは新しい機械のすごいところを体験してみたいのだ。
それほど時間がなかったので少ししか遊んでいないが、よくできている。
ミニゲームはもちろんあるが、様々な「工夫」をゲームの形式で教えてくれるのだ。
ゲームを作るうえで、「技術」はやりたいことを支える裏方であり、そこを自慢してはいけない。
でも、自慢ではなく、工夫を開示することで、これでどんな遊びが出てくるのだろう、と素直に面白がれる。
マウスで遊ぶミニゲームが面白い、と事前に聞いていた。実際面白かった。
でも、もっと驚いたのは、「背面スタンド」をゲームにしてしまったことだ。
Switch は背面スタンドにいくつかのタイプがある(我が家のは初期型で、壊れやすかった。実際早々に壊れた。その後改良された)。
Switch2 では、これをかなり広い範囲で、自由な角度で固定できるようにしている。
そして、モーションセンサーが本体にも入ったようだ。以前はコントローラーにしか入っていなかった。
それで何をするかというと、「30度に立ててください」とか言われるのだ。30度と思うところで立ててしばらく待つと、モーションセンサーで重力の方向を調べて角度を割り出す。
そして、狙った角度との違いを示されるのだ。
こんなゲームが成立するのはミニゲーム集だから、なのだけど、遊びの幅が広がる気がしません?
他にも、様々な技術的な工夫を伝えてくれる。
さらには、実は任天堂は以前からその技術に取り組んでいた、という豆知識もある。
今回コントローラーがマウスになっていることが話題になっているが、そういえばスーファミ用のマウスってあったね…。言われるまで忘れてたよ。
120fps の体験とか、テレビに繋いでいると「本体をテーブルモードで」と言われてしまう。
いや、我が家のテレビが 120fps 対応ではないからだけど。
それで、簡単な動きを見せられて「20fps か 120fps か」の2択で答える。
さすがに 20 か 120 かはわかりやすいのだけど、60fps と 120fps だと見極めは難しい。
でも、慣れると明らかにわかるようになる。わかるようになると、120fps 対応のテレビが欲しくなる…
あ、そういえば「4K テレビに接続すると遊べます」というミニゲームもあったな。
「あえて」ファミコンのスーパーマリオの 1-1 を、4K テレビで遊ぶらしい。
これは見られていない。4K テレビも欲しいよね。
技術的な工夫を知ってほしい、それで広がる新しい遊びの可能性を伝えたい、というのはもちろんなのだけど、ここで「工夫」として取り上げるくらいなのだから、全部特許取っているのだろう。
これは、他社に対する牽制でもある。
ミニゲームの形とは言え、「背面スタンドの角度」で遊ぶゲームは、もう他社は作れないわけだ。
いや、そんなゲーム今後もあり得ないでしょ、と笑うことなかれ。今は背面スタンドだが、場合によっては「物理的に角度を作るゲーム」が作れなくなるかもしれない。
任天堂は DS の時にマリオ 64 を移植した。
アナログスティックがなかったので、タッチパネルでアナログスティック代わりにする操作法を作り出し、特許を取った。
当時は、タッチパネルを使うゲーム機なんて他になかったので、そんな特許任天堂以外には関係ないだろう、と誰もが思っていた。
しかし、スマホ時代になった時にすごく効いたからね。
スマホでゲーム作ろうとすると、ことごとくこの特許に引っかかるのだ。
(今は 20年たって特許が切れたので、問題なく作れる)
それが、ずっと後で時代が追いついたのだ。
背面スタンドで遊ぶ、だって、今後何が起きるかなんて予測できない。
思いついた遊び方は全部特許にして、世の中に公開してしまった方が良い。
「ひみつ展」には、そういう側面もあるのではないかと思う。
先に書いたように、まだ遊んでいる最中。
やっと「内部基板」に入ったところ。
外形的な特徴だけでなく、内部基板とかもゲーム上で見せてくれるのだ。
「本物を分解しないでね」って注釈付きで。
不思議で興味深いゲームである。
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