先日、車をパンクさせてしまった、と書いた。
家の前の道が非常に狭く、タイヤ側面をこすってしまったのだ。
実は、パンクは大ごとだが、すでに何度か車体をこすっている。新車で買ったばかりなのにね。
6か月間で…パンク含めて、6回。毎月のようにどこか擦っているような計算だ。
…まぁ、今後も毎月こすり続ける、ということにはならないと思いたい。
だんだんと車の挙動がわかってきているし、失敗するたびに「注意すべきポイント」を覚えていくから。
死にゲー(死ぬことを繰り返しながら攻略法を覚えるゲーム)のような様相を呈しているな。
で、修理ついでに6か月点検をやってもらった。
特に問題はなし。立ったか月で傷はずいぶん作ったが、走行に支障があるような故障は起きていない。
以前、1か月点検で一度「レポート」を書いた。
6か月で、その後気づいた点などを書いてみようと思う。
まず、一番書きたいこと。
イグニス購入前から気になっていたが、ネットの評判で「冬はアイドリングストップしなくなることがある」という件。
一応、ネット上のうわさでは「電池が5度以下だとアイドリングストップしなくなる」となっていた。
リチウムイオン電池は寒さに弱く、5度以下だと充放電性能が落ちるので、回生ブレーキをはじめとするエコドライブ機能が動かなくなる…という話。
これ、若干違うかもしれない。
寒い日に、実際アイドリングストップしなくなることはあった。
しかし、その場合でも回生ブレーキは動いたりした。回生ブレーキを使えるのだから、電池の問題とアイドリングストップは別なのだろう。
アイドリングストップしない場合も、10分くらい運転しているとアイドリングストップするようになる。
なので、これは「エンジン温度」の問題なのではないかと思う。
アイドリングストップは、最長2分だ。気化したガソリンが、液体に戻らない程度の時間。
あまり寒いと、この「2分」を保証できなくなり、いっそのことアイドリングストップをやめるのではないか、と思う。
エコドライブついでに…
メーカー推奨で安く…実質値引きで「無料で」つけてくれたので、パイオニアのカーナビを使っている。
運転後に、燃費を表示してくれたり、運転の注意ポイントを教えてくれたりする。
これとは別に、イグニス自体にエコ運転の成績を、100点満点で教えてくれる機能がある。
イグニスの評価は、カーナビの評価とは異なるのが最初は気になっていたのね。
片方で高評価でも、もう片方でだめ扱いのことがある。
どう運転すればよいのやらわからなかった。
これが、運転する間にわかってきた。
イグニスの成績は、減点法だ。急発進・急ブレーキなどをすると評価が下がっていく。
その方式上、長距離ドライブをすると低い評価になりやすい。
それに対し、パイオニアカーナビは加点法だ。
アイドリングストップ時間が長かったり、停止時からのゆっくり加速が多いと評価が上がる。
最大の評価ポイントである「燃費」に至っては、高速道路にでも乗らないとよい値は出ない。
方式上、長距離ドライブをするとよい評価になりやすい。
わかってくると、普段の運転はイグニス評価で 100点…悪くても 98点位取れるようになってきた。
パイオニアの方は、近所の普段使いではよい成績にならないので、無視。
昨年の初夏ごろに、近所の素掘りトンネルが剥落し、通行止めになっていた。
…鎌倉って、車が通るようなトンネルでも素掘りのところあるんだぜ。
これが、先日やっと対策工事が終わり、通行できるようになった。
それまでは子供を塾に送るのに、大きく迂回するルートを使っていたが、トンネルを使えば速い。
ところが、素掘りのトンネルは、素掘りトンネルが似合うような山の中を通るのだ。
最短ルートだけど、曲がりくねった道で速度は出せず、燃費は悪い。
以前の車なら、乗るたびの燃費なんてわからなかったから、気にならなかったのだ。
だけど、今の車ならわかる。普段の道は 11km/l 、トンネルを通る山道は 9km/l くらいの燃費だった。
トンネルの方が近道だけど、燃費が悪い。どちらがお得かわからない。
…燃費と距離がわかるのだから、どれだけ燃料を使うのか計算してみた。
ほぼ同じで、トンネルを通るほうがわずかに燃料を使わない、という程度。
ちなみに、迂回路は信号が多く、渋滞することもあり、到着時間は明らかにトンネルを通る方が早い。
普段はトンネルを使うことにした。
ところで、上に書いたのは「パイオニアカーナビによる」燃費表示だ。
これとは別に、イグニス自体も燃費計算をしてくれている。
こちらは、ガソリンタンクの燃料計・走行距離計を連動させたもののようで、運転するたびに計算、とはならないが、より信頼性が高い値のようだ。
(実際、ガソリンを入れた量と走行距離で計算してみると、こちらの値に近い)
で、これによると、普段の平均燃費は 13km/l くらい。
カーナビは「良くて」12km/l 、悪いと 8km/l くらいなのに、平均すると 13km/l になるという不思議。
まぁ、ドライブのたびに燃費を出すなんて言うのは、計算が細かすぎて誤差も大きいだろうし、違うことは構わないと思っている。
それでも、何らかの指標にはなる。
話は急に変わって、エアコンは、なかなか使い勝手が良い。
「近未来的デザイン」で、同じようなボタンが並んでいて、視認性が悪い。
このため、最初は使いにくそうだと思ったし、細かく制御しようとして「使いにくい」と感じていた。
でも、auto にしてしまえば、ほぼやりたいことを正しくやってくれる、と判明。
最初は、寒くなってきて乗り初めに窓が曇っていたら窓ガラスに温風を吹き付けて、曇りが取れたら弱めの暖房設定にして…とかやっていたのね。
でも、auto だと、湿度とか外気温の情報をもとに、必要なら勝手にデフロスタをかけ、問題なくなれば普通の暖房になる。
基本的に任せっぱなしでいいから、ボタンの視認性が悪くても問題ない。
以前CVT のドライブ感についても少し書いた。
僕はカーマニアではないので、おおむね満足しているが、急加速などは CVT では苦手なようだ。
以前も書いたが、特に「大幅な減速から加速に転じる」時に、思うように速度が上がってくれない。
交差点で右折するときに、対向車のタイミングなどを見ているときに速度が上がらないと、焦る。
先に書いた、イグニスのエコドライブ点数は、急加速などは減点されるようになっている。
ふんわりとした加速、ふんわりとした減速が「推奨される」運転のようだ。
これ、ある程度 CVT の弱点を隠したいのもあるのかもしれない。
#実際、CVT がドライブ感よりも燃費を重視した設定のようなので。
まだ、冬を超えただけで夏は経験していないわけだが、半年でずいぶん車の癖がわかってきた気がする。
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