2023年10月21日の日記です


ハムスター購入  2023-10-21 18:06:51  ペット
ハムスター購入

先代の死去から、2か月も空いてしまった。

我が家はずっとハムスターを飼い続けているが、2か月も間が空いたのは初めてじゃないかと思う。

いろいろ忙しかったものでね。


その間も、ずっと次の仔を買いたいね、という話は出ていた。

その話の中で、次はノーマルカラーが良い、という話も出ていた。


というのも、先代は「ブルーサファイア」として購入したのに、成長につれて色が白くなり、すっかりパールホワイトだったから。


20年くらい前、ジャンガリアンハムスターは濃い灰色の縞模様があった。

しかし、すぐ後に少し色が薄い、青みがかった模様のものが流行した。

青みがあるので、「ブルーサファイア」と呼ばれる。


さらにあと、色が真っ白になったアルビノ種、パールホワイトが人気になり、さらに黄色味のあるプディングが流行した。


新しい品種が流行するたびに、以前の流行品種は安くなり、新しい品種は高値になる。

まぁ、みんな珍しいものを飼いたいから当然だね。そして、ブリーダーもおなじ労力なら高い報酬が欲しいから、新しい品種を育てるようになる。


結果としてどうなるか。


ペットは生き物であるがゆえに、余り遠くまで運ばれることは少ない。

だから地域性もあると思うのだけど、少なくとも今うちの近所では、ブルーサファイア・パールホワイト・プディングの3種類が、その順で手に入りやすい。当然希少なものは値段が高くなる。


ここで、一番入手しやすいのがこの3種類だ、ということが大事だ。

ノーマルは、名前とは異なって店頭に並ぶことも珍しい希少品になっている。




さて、以上のような前提のもとで、妻と次女と僕の三人でハムスターを買いにペットショップへ。

最近はいつも同じペットショップで買っている。近所にはそこも含めて3店舗ほど、ハムスターを扱うペットショップがあるのだが、それぞれ何度かづつ購入した結果、今回購入した店の仔が、いつも「良い子」なのだ。


良い子というのは、人間にある程度なついてくれて、長生きするというような意味合い。

何匹か飼っているうちには、なつく子、なつかない子、長命な子、短命な子、いろいろな子がいた。


ある時思い出してみると、良い子は同じ店で購入していたことに気づいた。

それで、またその店に購入しに行き、何か他の店と違いがあるのか聞いてみた。


他の店がどうかはともかく、その店では毎日すべての仔を展示用のケージから出し、ケージを清掃している、とのことだった。

恐らくこのことはほかの店でもやっている。だけど、その際に一匹づつを掌の中にすっぽり納め、お腹側を見ることで健康チェックをもしているそうだ。


ハムスターにとって捕まえられ、裏返されるのはストレスになる。

でも、毎日やっていれば、それが自分にとって危険なことではない、と慣れて行く。

そうすると、人間が怖い存在ではないと思うようになる。その後も人間の存在がストレスにならなければ、長生きできるかもしれない。

…というような説明だった。この説明を聞いて納得し、以降はこの店でしか買っていない。



それで、今日もその店に行ったところ、ちょうどハムスターのケージ掃除などをやっている時間だった。

ジャンガリアンを買いたくて見に来ました、と言ったところ、すぐにいくつかのケージをあけて見せてくれた。


その中に1つ、かわったケージがあったのだ。

ブルーサファイアと、パールホワイトと、ノーマルの3匹が同じケージに入っている。


あ、ノーマルだ! と言っていると、お店の人も今ノーマル珍しいですよね、今はこの1匹しかいないんです、とのこと。


お店で飼っていた、サファイアとパールホワイトの間に産まれた子で、9月22日生まれなのだそうだ。


生まれた日が正確にわかる、というのも珍しい。ショップはブリーダーから購入するだけなので、普通はわかるのは「入荷日」なんだよね。


両親がサファイアとパールホワイトで、子供はサファイア、パールホワイト、ノーマルが計8匹生まれ、今残っているのはこの3匹だけ、とのことだった。

やはり、ノーマルは入荷することはあまりなく、お店で生まれた子に偶然入っていただけなのだという。


久しぶりにノーマルが飼いたい、と言っていたところに、運命的な出会い。もうひとめぼれ。

しかし、色だけで決めてはいけない。重要なのは、相性だ。なついてくれるかどうかだ。


お店の人に許可をもらって触らせてもらう。極度に人を怖がることもなく、噛み癖などもなさそう。

少し考えてから、この子を購入することに決定。




というわけで、我が家の12代目です。

名前はまだ決めてません。後で家族みんなで決めます。


写真は、家に帰ってきてセットアップしたケージに入れたら、さっそく気持ちよさそうに砂浴びをしたところ。



先代は、実は極度に怖がりで、なかなか人になついてくれませんでした。

大人になってからは、僕の手は怖がらずに乗ってくれるようになったけど、他の人だとやっぱりダメだった。


これは、コロナの影響もあって、購入前に触らせてもらえなかったため。

いつも手にのせて相性を見てから購入しているのだけど、それができないと性格が見極められないんだよね。


手に気軽に乗ってくる、かわいい子になるといいなぁ。

慣れてもらうために、こちらも適度に構う必要があるんですけどね。



二日後の追記


名前は「利休」になりました。相性としては「キューちゃん」。


由来:

灰色を「ねずみ色」と呼ぶことがありますが、その中でも一般的に「ねずみ色」と思われるあたりの色合いを、「利休鼠」と言います。ねずみ色のノーマルカラー。


少し緑色がかった灰色、とされますが、厳密な定義はないです。

千利休ともあまり関係ない。緑色=抹茶からの連想にすぎない。



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