12月2日(火) 午前4時半。
いつもどおりに起きて、なんか風邪っぽいかも、と思い熱を測ると37度5分の微熱。
前日夜、なんかいつもより疲れた気がして早く寝たのですが、夜中になんか暑くて、浅い睡眠しか取れませんでした。風邪で体が熱かったのか、とここで自覚。
しかし、朝ごはんと弁当は作らねばなりません。長男と次女は7時前後に家を出るので、朝ごはんは6時に用意したい。
風邪を感染さぬよう、マスクをして手をよく洗って食事の支度をします。
弁当おかずも、できるだけ触らないですむように冷凍惣菜中心で。
で、子どもたちを起こして一区切り。
風邪っぽいから僕には近寄らないようにと言いつつ、僕は小さなちゃぶ台を出して離れてご飯を食べます。
我が家でいつもやっている風邪対策。風邪の人は近くで食事をしない。
子供が朝の支度をしている間に洗濯物を干し、起きてきた妻に挨拶。ハッピーバースデー。この日は妻の誕生日です。
夜にはご馳走作ろうと思ってたのに、風邪ひいたっぽいので料理はしないほうが良さそう。謝ります。
その後、一番遅く出る長女を8時に送り出してから、30分ほど仮眠。十分な睡眠時間が確保できないのでルーチンワークです。
で、起きてから熱を測ると38度3分。ありゃ、本格的。
インフルエンザが流行っているというので病院行ったほうが良さそう。
3日前に町内会の行事として、近隣三町内の懇親会がありました。そういう名目の飲み会ですね。
多分その時に感染されたのでしょう。同じ店内に小学生の何かのグループとその親が来てパーティをしてたので、小学生ならインフルエンザ持ってる可能性は高い…
熱はあるが特にふらつきなどないので、近所の病院へ。実はこの病院に来るの初めて。
かかりつけ医が、以前はやっていた発熱外来を、コロナ以降やめてしまったの。リスク高まったからね。
だから、発熱時にかかりつけ医には行けない。
少し前に子供が熱を出したときに、普段行かない近所の医者に行ったら案外良かったというので、僕も行ってみようと思ったのです。
話は飛びますが、この日、12月2日から保険証の制度が変わりました。はじめてマイナ保険証を使ってみます。
特になんの問題もありませんでした。顔認証の際、あ、マスク外さなきゃ…と思っている間に、マスクしたままで認証できたのに驚きました。
診察。
症状を軽く聞かれたあと、予防接種受けました? といわれ、「はい」と…
すぐに「インフルはうけました」と正確に言い直します。
じゃぁ、インフルじゃないね。予防接種受けてたら、まずかからないよ。もしかかったら接種した医院のやり方がよほど悪いとかを疑うね。とお医者さん。
話しながら綿棒で鼻拭いして、検査キットへ。ほんの数秒で結果が出る。A B S の S の所にラインが出てる。
SARSウイルス陽性。想定していなかった、まさかのコロナ。(A B はインフルの型)
65歳以上は予防接種してるから発症しないけど、年中流行ってるからねーとお医者さん。そうか、発症しない。だから警戒してないキャリアがいたかもしれないということか。
町内会役員、老人ばかりだものな。
以前と違い、いまはコロナの特効薬がある。ゾコーバ。
でも、新薬だからむちゃくちゃ高い。6万円くらい。保険で3割負担だから1万6千円くらい。使いますか? と医者に聞かれます。
使いますと即答したら驚かれました。値段に怯んで自然治癒を選ぶ人も多いのだとか。
自然治癒を1日早める程度の効果しかない、ということも知ってます。でも、一番のポイントは重症化を防ぐこと。
以前肺炎に発展してやばかったので、お金で防げるなら安いもの。
しかし、処方頼んでから処方されるのを待つ間、考え込んでしまった。
1万6千円かぁ…ファミリーベーシック買えちゃう値段。人生変わるのに十分な金額。
まぁ、重症化が防げるというのも人生変えるわけだけどな…
家に帰り、コロナだったので部屋にこもります、と妻に伝えます。
誕生日祝いの日に本当ごめん。
そういえば、以前コロナと診断されたのは自分の誕生日で、治療完了の診断が出たのは長男の誕生日だったな。
仕事がある可能性もあるので、夫婦の寝室から、僕の布団を仕事部屋に移動。これなら急な仕事に対応できる。
そのうえで仕事先に連絡。コロナになったので、緊急の仕事は対応しますが休みます。
(数件、スマホで答えられる程度の質問がありましたが、本格的な作業はありませんでした。僕の分担分野でも、他の人たちがカバーしてくれた。質問などはその時にわからない部分を聞かれたもの)
ゾコーバは初日に3錠、以降は毎朝1錠飲む。ウイルスが増殖するのを阻害する薬で、血中濃度を維持するために変則的な飲み方になるらしい。
まずはゾコーバだけ飲んで寝ます。
少し寝て、昼頃熱を測ったら39度7分。体の節々も痛い。
これは熱上がりすぎ。処方されていたアセトアミノフェン飲みます。以前にコロナ発症したときには、これで命を救われた感があります。連続して飲んでた。
コロナ、特効薬があるといっても、やっぱまだ怖い病気だな…と思いながらも、アセトアミノフェンが効いたらすぐ熱が下がって楽になった。といっても37度以上ありましたけど。
そして、4時間も立つと薬が切れて39度を超える。薬は6時間毎にしか飲めないので、高熱の時が辛い。
夕食後にまたアセトアミノフェン飲んで、次は深夜に熱上がるかもな…と思って警戒しましたが、夜中には熱は上がりませんでした。
昼間に寝すぎていたせいもあり、夜中には何度も起きましたが、朝まで37度台の小康状態。
これがゾコーバの威力か。特効薬スゲー。
以降はずっと部屋にこもってるだけなので簡単に。
12月3日(水) 発症日を0日目として、1日目。
朝食後にゾコーバと喉の腫れを抑える炎症どめを飲んで、9時すぎに熱を測ったところ平熱。
もう治ったか… というつもりでいたが、それほど甘くはない。
徐々に微熱と平熱を行き来しはじめ、微熱と呼べるレベルを超え始め…20時ごろ、38度5分を超えたところで、節々の痛みも出てきたのでまたアセトアミノフェン飲みました。
昼間寝すぎているので、夜何度も目を覚ましましたが、熱はずっと微熱。
12月4日(木) 2日目。
この日も似た感じ。薬を飲んだ後、朝のうちは平熱で、徐々に微熱になっていきます。
でも、最高で37度1分。
大きく息を吸い込むとすこし咳き込む感じがある。喉の痛みも含めて、呼吸器系がやられているという事だろう。
夜9時ごろになってから、急に、すっと引くように熱が下がった感じがありました。
自分の体の中の「熱っぽさ」も消えた気がする。
これ以降、ずっと平熱です。
コロナの標準的な進行では、熱は3~4日で収まるとされる。
ゾコーバは治癒を24時間程度早めるので、薬の効果があったということだろう。
12月5日(金) 3日目。
平熱になったし、子どもたちがいない昼間にシャワーを浴びる。
髪の毛が洗えてさっぱり。髭も剃った。
この日になって気になり、コロナの変異株についての情報を検索。
というのも、現在日本で流行しているのは「強い喉の痛み」が特徴ということになっているが、喉の痛みはあれど、それほど強くはないからだ。
夏から流行しているコロナの「ニンバス株」は、「カミソリを飲むような痛み」と表現される。まぁ、個人差もあるらしく、これは最高に痛いときの表現のようだが。
また、深い咳も出やすいらしい。そういえば、病院でも咳止めの薬出されたな…
調べると、世界的にはいま、ニンバスともう一種「ストラタス株」が流行中だそうだ。
日本では主にニンバス。ストラタスは欧米で流行しているそうだが、日本でも徐々に増えている。
そして、ストラタスの特徴は、喉の痛みと、声がしわがれたように変わること、軽い乾いた咳だそうだ。
現在の僕の症状にピタリと当てはまる。
というわけで、変異株までの確定診断はないが、多分こっち。
(まぁ、コロナなので些細な違いはあれど、症状は似ている。
例えば、ストラトスは熱はそれほどでないそうだ。僕は1日目に39度7分まで行っているので、やっぱりニンバスで、たまたま喉の痛みがあまりないだけかもしれない。
ゾコーバと、のどの腫れを抑える炎症止めの薬を、早めに飲んでいたから、喉の症状が軽いという可能性もある)
熱が下がったこともあって、仕事先からの依頼で15分ほど作業した。
まだ休みだけど、僕でないとわからない部分の質問に答えただけ。
PC を起動したので、ついでにタブレットで書き溜めておいた「日記ネタ」を整形して公開する。
コロナは、発症後5日間は感染力が強いので隔離、とされている。
なので、日曜日いっぱいまでは部屋に閉じこもる。
妻には家事を全部任せてしまっていて負担がかかっている。
申し訳ない。
多分完治したら日記の続き書くけど、すでに治りつつあり、後は隔離されているだけなので、公開されなかったら何もネタになることがなかったのだと思って。
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