やばい。楽しい。
先日、X68k のディスクサルベージをしている、と書いたのだが、これが非常に楽しい。
いつかやりたい、と思ったまま、面倒すぎて頓挫していたのだよね。
それが、SD カードで受け渡せるという状態になっただけで、どんどんデータを Windows に持ってこられている。
無茶苦茶楽しい。
ディスクはたくさんあるのだが、全部吸い出していたら時間がいくらあっても足りない。
だから、まず「自分が作ったもの」を取り出している。
自分で作ったものは、僕の環境以外に存在しないから。
これが消えたら世界中どこにもなくなってしまうので、最優先で保全するのだ。
そして起きることは、「部屋を片付けようとしていて、昔の新聞を見つけてしまった」状態なのだ。
何もかもが懐かしい。
日記を見つけた、と先日の日記で書いたが、大学1年の秋から始まっていた。
X68k は大学1年の夏休みにバイトした金で買ったので、購入してすぐに書き始めたのだろう。
大学卒業後も数か月書いて、終わっている。
その頃 Mac を購入したのではなかったかな。
ところどころ読んでみたけど、日常がだらだら書いてあるだけで、あまり面白くないので全部は読んでない。
夢日記もあった。
このページの日記でも以前書いたことがあるが、一時期面白がってつけていたやつ。
最終的に、日記をつけることで明晰夢を見ることが多くなり、夢らしい荒唐無稽さが無くなってつまらないのでやめた。
しかし、こちらの方が日記より面白い。
内容がぶっ飛んでいるのだもの。
他に、当時書いた旅行記だとか、偶然に体験してしまった「マルチまがい商法」の勧誘会のレポートとか、ちょっと書いてみた童話とか、色々出てくる…
面白いので、内容吟味せず、とりあえず全部 Windows 側に保存。
文字コード SJIS のままだが、拡張子だけ DOC から TXT に変えておいた。
(当時は、DOC はテキストファイルの一般的な拡張子だった。今は MS-Word が使っているので、TXT のほうが混乱がない)
さて、ある程度当時書いた「個人的な」ファイルを保全できたところで、次は自作のゲーム類だ。
先日の日記でも書いたが、単体のディスクとして起動できるようにしていなかった。
大学祭で発表するのが目的だったので、ハードディスクから直接起動でもよかったのだろう。
これらを、Windows のエミュレータで読み出せるようにしたうえで、単体起動のディスクを作ってみる。
大学2年の時に作ったシューティングゲームは、「未完成」だったことは覚えているのだが、思った以上に未完成だった。
起動すると、いきなり始まる。タイトル画面とかない。
そして、ゲームオーバーになると、終了してコマンドラインに戻ってしまう。
操作もジョイスティックにしか対応していない。
これをいまさら発表する意味はなさそうだが、とりあえずディスクから起動できるようにしてみる。
まず、システム起動できる最小限セットのディスクを作成。
これはたびたび使うことになるので、BLANK.XDF の名前で保存しておく。
これを Windows 上でコピーして新しいディスクイメージを作り、サルベージしたゲームのファイルを書き込んでいく。
そして、AUTOEXEC.BAT でゲームが起動されるようにして、完成。
2年生の時のゲーム、最終的にコマンドラインに戻ってしまうので、そしたらすぐ再起動するようにバッチファイル内でループしてみた。
でも、起動時にデータファイル読んだりして結構遅いので、良くない。やめた。
でも、ひとまず完成。
調子に乗って、大学3年の時に作ったゲームも同じように起動できるようにしてみる。
こちらのゲームの方がいろいろと問題がある。
マイク入力が必要なのだ。
こんなの、発表しても X68kZ で遊べないし…
とおもったら、Windows のエミュレータ、XM6 ではマイク入力もエミュレートしているのね。
ちゃんと遊べた。声出すの恥ずかしいので、1面クリアまでしかやってないけど。
ゲームオーバーで暴走した。
あ、そうだ。このゲーム、ハイスコア時にマイクで「ヒーローインタビュー」して、その録音をディスクに残す。
だから、対応したディレクトリ構成が必要だった。
…ソースファイルを眺めて、High/ というディレクトリがあればよいと分かったので作る。
もう一度遊び、ハイスコア記録されてタイトルに戻ることを確認。
大学祭のために作ったから、「遊んでくれた人」の人数なども記録するようにしているし、ハイスコアの録音データも、ランキング外になっても全部残している。
だから、フロッピーディスクで遊んでいたら、しばらくたったところで書き込めなくなっておかしくなるはず。
しかし、それは注記した上で公開しても良いかな、という感じ。
大学4年の時のゲームは、まだサルベージしてない。
このゲームは、マウス2個使うんだよね。対戦ゲーム。
当時、X68k はマウスが2本つなげる、という「非常に珍しい」マシンだったから、それを活かして何かやってみたかったの。
XM6 も、これにはさすがに対応していないようだ。
なので、動くことはあまり期待できない。
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