2007年08月26日の日記です


4ヶ月  2007-08-26 18:08:39  家族

下の子、昨日が4ヶ月の誕生日です。


出産前の記録、不安なことも多かったため、公開日記には書いていませんでした。「生まれました」報告が、下の子ができたことを最初に公開したものです。


でも、出産前記録をどこかでまとめておきたかったので、この際にまとめておきます。先ほどの日記に書いた、「上の子が金沢自然公園が好きなわけ」でもあります。




そもそも、上の子は助産院で生まれています。

いまどき助産院使う人は珍しいそうだけど、うちの姉もここで産んでいるし、妻の祖母が助産師さんだったこともあって、むしろ「病気でもないのに病院に行く方が不自然」という気持ちでした。


で、今回も同じ助産院に通っていたのですが、2月の末に「あら、逆子だわ。でも大丈夫、大抵はほおっておいても治るから」なんてことを気楽な感じでいわれたのです。

先生が気楽に言っているのだからたいしたことはないのだろう…とそのままにしておき、2週間後の検診。


「逆子治ってないわね。この時期で逆子は問題があるから、ちょっと治療していらっしゃい」

と、電車で30分程度のところにある、別の助産院を紹介されます。そちらでは逆子治療もやっているのだそうです。

早いほうが良い、とのことで、そのままその日の予定を変更して妻は助産院へ。



以下、余談ですが「金沢自然公園」が好きになった理由。

いつもは、助産院に行った後はボールプールのあるショッピングモールへ行っています。上の子はそこで遊ぶの大好きなので。

ところが、この日は急遽中止。しかも、お母さんはどこかに行ってしまったわけで、子供大泣き…


帰宅する予定だった車の行き先を急遽変更し、家を通り過ぎて金沢自然公園に行ったのでした。

ここ、大きな滑り台があるのを知っていたので連れて行ったのですが、100m もある滑り台に子供は大喜び。

今でも時々「行きたい」と言っているのですが、上の子だけ連れて行くにはちょっと遠いし、下の子を連れて行くには日陰がないので、まだ行けないでいます。




で、逆子治療の話。

助産院ではグイグイとおなかを押されて痛かったそうですが、逆子は治らず。

1週間後に再び元の助産院に検診に行き、やはり治っていないのでもう一度逆子治療の助産院へ。しかし、やはり治らず。

(2回治療したが、「治らないのにお金は取れない」と無料だったそうです)



電話で「ダメでした」と報告すると、今度は逆子治療専門の産婦人科を紹介されます。

すぐに産婦人科に予約を入れましたが、予約でいっぱいで、行ったのは1週間後。


この産婦人科、結構遠いのですが、妻の話では「先生にやる気が無かった」そうです。

そこの先生は「逆子治療は9ヶ月までにやって欲しい」との考えだったようなのですが、助産院から紹介を受けたのがすでに9ヶ月目だったため。


というわけで、ろくに治療もしてもらえず、お金だけ取られます。当然逆子は治りません。




逆子っていうのは、痛いんだそうです。

個人差もあるかもしれませんが、妻はそういっていました。


普通なら、胎児は頭を下にしてお腹の中に入っています。これなら、骨盤に当たるのは、丸い頭です。

ところが、逆子だと足かお尻が下に来ます。特に、このときは足を下にしている状態だったのですが、頭より尖っているために骨盤に当たって痛いのだそうです。



そのため、1月くらいから妻は半分寝たきりの生活になりました。

いつもなら遊んでくれるお母さんが遊んでくれないため、上の子は不満爆発。しばらくは言動などにも精神が不安定な様子が見られましたが、そのうち仕方ないと思うようになったのか、収まってきます。


一度は、仕事から帰ったら妻が倒れて動けない状態になっており、子供が一人で遊んでいたことがありました。

子供に「かあさんは?」と聞くと「トイレ」と一言。

たまたまトイレの電気がついていた(消し忘れていた)ためその言葉を信じ、覗くこともできないでいました。

しかし、実は台所の奥で倒れて、体調が悪くて声も出せない状態にあり、僕もトイレだと思っているので発見できず…で、家に帰ってから発見まで30分近くかかりました。(1時間くらい倒れていたのだそうです)


僕は基本的に自宅仕事で、週に一度打ち合わせに出かけています。

しかし、上の事件のことが頭から離れず、3月中旬からは先方に無理を言って電話打ち合わせにしてもらい、家にずっといることにしました。

まだ保育園に入れる前だった(4月から入った)子供を妻に見てもらうこともできないため、このころは仕事自体が止まってしまっていた状態で、先方にいろいろとご迷惑をおかけしてしまいました。




ふたたび助産院の検診へ。

「逆子が治らない以上、法律で定められているので申し訳ないがこれ以上は面倒を見れない。紹介するから病院へ転院しなさい」と、家の近所にある「湘南鎌倉総合病院」への紹介状を渡されます。


この病院、非常に評判のよい病院です。患者本位の医療をしている、というので、新聞でもたびたび取り上げられますし、近県からやってくる患者さんも多いそうです。

さらに、鎌倉市では唯一の、出産を扱っている病院でもあります。


…結果、非常に抱えている患者数が多いです。妊婦検診も、初診は申し込んでから4ヶ月待ちと聞いています。

紹介状があったとしても、受け入れてもらえないと行く場所がなく、不安が募ります。



結論から言えば、受け入れはしてもらえました。そして、噂のとおり患者本位のいい病院でした。

でも、待ち時間が長いです。何度か行きましたが、受付から2〜3時間待たされることもざらでした。

これは、あらかじめ予約を取ってあっても同じ。予約時間に行ったとしたらそれから2〜3時間かかります。

産科であるという特殊性もあり、分娩が始まるとお医者さんがそちらにかかりきりになってしまい、時間の予定がたたないみたい。


ともかく、ここでも2度の逆子治療を行います。

やはりグイグイ押すだけなのですが、エコーを使って様子を見せてくれながら、何をしているのかの解説も行ってくれました。


ポイントは二つ。


・胎児に動く気があること。寝ているときは治療できない。

・足が曲げられる状態にあること。腰で曲がって「くの字」に入っていると、回転できないため。


胎児の睡眠リズムというのは、20分眠って20分おきる、というのが標準だそうです。

それに対し、治療のために使う筋弛緩剤が効いている時間は30分。


胎児の心音を聞いて、タイミングを見て筋弛緩剤をうち、効くのを待ってから胎児が起きる…

というのが最良のパターンで、そうならない場合、治療がそもそもできない場合もある、とのこと。


そして、医師ができることは、足を時々キックする胎児をサポートして、回転できるようにしてやることだそうです。

決して「押して回す」のではなく、「足の下に手を入れ、キック力が回転力に変わるようにする」のだとか。


1度目の治療は、このタイミングが合いませんでした。

でも、理論がわかったので、この後しばらく、妻は寝ていても自分でお腹に手を当て、逆子が直る望みにかけるようになります。素人治療はよくないと思う一方で、一瞬しか見られない医師と違ってずっと胎児の調子を見られるので、それも悪くないかと…



2度目の治療は、タイミングは悪くなかったのですがうまくいかず。

「ここまで条件がそろってうまくいかないのも珍しい」と医師の方も首をひねっており、筋弛緩剤の効いている時間ぎりぎりの40分近い治療になったのですが…



結局、逆子治療は断念。

あとは帝王切開か通常分娩か、ということになるのですが、「逆子でも、通常分娩がいい」という妻の意思は固まっていました。

いろいろな検査の結果、通常分娩も可能でしょう、という結論になり、「緊急時は医師に任せる」「結果に対して文句は言わない」という念書にサインした上で、通常分娩を選択します。




あとは、陣痛が始まってから出産まで、以前の日記に書いたとおり。


湘南鎌倉総合病院の産科では、医師と助産師がチームを組んでいます。時に助産師の意見は医師の意見よりも強いようで、ここら辺にも「患者本位の治療」を感じることができます。


で、逆子で通常分娩というのは、やはり珍しいそうで、出産時には多くの医師・助産師が見に来ました。

出産に携わったのは、担当医の医師・助産師先生、さらに、難しいお産だからと付いてくれたベテランの医師・助産師先生。

ほかの人は、ただの見物人なのだけど、全部で20人くらいいたのではないかな…


足から出てきた子供は、「バンザイ」をしている形で両肩が引っかかります。

これを、子供をぐりぐり回しながら片方ずつ腕を引き出すのですが、無事出てきたときには一斉に拍手。

BGM は「ハッピーバースデー」(CD かなにか用意してあった)




4ヶ月たった今、下の子は寝返りを当たり前にうつようになり、ずりばい(お腹を床につけたままのハイハイ)も始めそうな勢いです。首もすわりました。


首すわりはおそかったのですが、生まれたときから首の力はそれなりに強く、「逆子だったから、首を支える訓練をお腹の中からしていたのではないか」と考えています。





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