ぜんぜん日々更新ではない日記です

まぁ、ぼちぼちやっていきます。
このページは最新7日分で、逆順(最新が上)で並んでいます。
過去のものはヘッダ部分のリンクから選べます。

目次

2026-08-21 盆まつり
2026-08-19 長男誕生日
2026-08-04 寝落ち
2026-07-26 花王のゲーム
2026-06-29 ホットリセット・コールドリセット
2026-06-21 映画鑑賞
2026-06-09 バナナ
 今月の日記
盆まつり  2026-08-21 19:19:47  その他

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書くつもりで書いてなかったので、遅ればせながら。


もう1週間前になるが、15日(土)・16日(日)で町内会の盆祭りが行われた。


盆まつり、という名称の意味は去年書いていたので割愛。

盆踊りではなく、盆まつりなのだ。



今年は町内会長も変わり、多少方針に変化が出た。


今までは、みんなが楽しんでくれるのだから裏の苦労は余り見せない、というような方針だったのだが、これが立ち行かなくなったのだ。先立つものがない。


盆まつりは、町内会費などを使わずに寄付で行ってきた。

「盆」というのが宗教行事なので、政教分離の観点からも昔の人が切り分けた、とも聞いている。

大きな行事なので、「町内会」だけでなく各種団体の協力を得るためにも、金銭的に切り分けた、とも聞いている。


コロナ前までは、それなりの寄付をいただいていたのだ。個人の寄付ではなく、近隣の企業や団体などの寄付だけど。

しかし、コロナの際にしばらくまつりを中止したら、その後集まらなくなった。


以前からの繰越金で昨年までは何とか開催できたが、今年は本当に金がなかったそうだ、町内会長はなんとか開催するためのアイディアを絞り出した。

経費を削れるなら1円でも削り、収益を増やせるならわずかでも増やす。寄付の呼びかけも積極的に行った。


でも、昨年まで寄付してこなかった人が、急に言われても出してくれないよね。

いや、実際には個人の寄付は増えたようなのだけど、個人の出せる金額は企業などより少ない。それほど多くはなかった、というのが現実らしい。



そんなわけで、来年の開催がどうなるかは不明。

無しにする、というのはさすがにないのだけど、2日行っていたのを1日にするかもしれない。




金銭面では、今年は評議員会でも模擬店を出した。ポップコーン屋。


機械は申請すると市で貸し出しているそうで、会長が調達してきた。

これが当初予想を超える大人気。


…だったのだが、2日目に延長ケーブルが熱を持って溶ける、というトラブルがあり、販売終了。

ケーブル自体はちゃんと定格容量を満たすものだったのだが、なにぶん古いものなので内部が断線しかかるなどして、抵抗が高くなっていたのだろう。


この延長ケーブルは危険なので破棄して買い直しになるはず。




天候の話。


1週間前には、15日は「ほぼ確実に雨」という予想だった。16日も雨だが、こちらは変わる可能性あり、という予想。


11日に、ちょっと変わった迷走台風が関東付近を通った。

通常は台風は西から東に移動するが、東から西に移動していったのだ。


そして、通常台風一過は晴れる。これは「台風の東側に雨雲が集中する」ということで、今回の台風は過ぎ去った後が酷かった。


13日には、千葉県を未曽有の豪雨が襲った。1週間たってもまだ被害全様が判明しないが、現時点では死者13人、水没車3000台以上、全壊・半壊家屋81棟、浸水家屋2700件以上、というところのようだ。

停電や水道は復旧したものの、ビルの地下施設故障で実質的に続いているところも多い。


しかし、この予想外の大雨の後、予報が大きく変わる。15日は曇り予想になり、当日は断続的に小雨はふっていたものの、開催時刻となる夕方には雨は止んだ。

翌16日も、昼間は断続的な小雨が降っていたが、開催中は雨は無し。無事2日間を乗り切れた。





会場の端まで音が届かない、という問題は去年ラジオ放送の導入で改善の兆しが見えた。


今年は大きなラジオを導入することで、端の方でも聞こえるように改善した…らしい。

でも、電池で動かしていたラジオが、気づいたら電池切れで止まっていたりもした。


あと、自分が放送機器の使い方を忘れていたせいで、1日目は最大音量出せていなかった反省もある。


これは、僕だけでなく、細かなことをマニュアル化して残そうということになった。

それぞれの持ち場の反省をまとめて行かないと、俗人化して続けるのが難しくなってしまう。



最近の音源と古い音源では、「音の考え方」が違うのもどうにかしたいところ。

音量=最大振幅を最大にしても、昔の音源は音に「メリハリ」があり、主要部分の音が小さかったりするのだ。


単に振幅を見るのではなく、音をグラフ化した際の「面積」を見ると一目瞭然。

近年の曲は面積が大きいのだ。ほぼどの音も、最大振幅ギリギリに調整されていて、音が小さな瞬間が存在しない。

(もちろんメリハリをつける為に、作為的に音を小さくしていることはあるが)


こうした「音の面積」を音圧といったりもする。

同じ音量でも、近年の曲は音圧が高い。


具体的には、古い洋楽「YMCA」を今年は子供の踊りに取り入れたのだ。

年配でも知っている曲であり、実は踊りとしては「炭坑節」と同じ踊りで踊れる。

(炭坑節部分にも少しアレンジがあり、さらに「YMCA」の部分は有名なダンスになる)


ところが、近年の子供向け曲「ジャンボリーミッキー」などと混ぜると、音圧が低くて音が小さく聞こえるのだ。


これ、コンプレッサー掛けたりすれば少しはましになるのだと思う。多少音が歪んでも良い。

音楽を聴きたいのではなく、大音量で踊りたいのだから。


でも、僕にそうしたエフェクターを扱う技術がない。来年までに何とかしたいところ。




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長男誕生日  2026-08-19 10:10:04  家族

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8月15日は長男の誕生日だったのだが、僕は町内の盆踊りに駆り出されていた。(この話は後で書こう)


なので、直前の休日「山の日」である、11日に何かお祝を、と思い、当日朝に長男に聞いてみた。


急に聞かれた長男、特に何も思いつかない。

外食とかでもいいよ、といったのだが、長男は食が細くて余り外食が好きではない。


麺が好きなので、夕飯にいろいろな麺を食べたい、ということになった。

いろんな麺を味付けなしで出して、いろいろな味付けのためのソースや具を用意し、各自好きに食べる。


サンドイッチパーティーとか、手巻き寿司みたいなものは時々やるのだが、その麺版、という感じ。面白そうだ。


11日の夜は、素麺・うどん・とうもろこし麺を 200g ずつ茹でた。スパゲティも茹でたかったが、家族5人で 600g という時点ですでに多い。


ミートソースと肉味噌、めんつゆやラー油、しその醤油漬けなど、いろいろなソースと薬味を用意して食べた。

これはこれで楽しかったが、妻いわく「マラソン走る前日みたい」。


(大きなマラソン大会には、前日にカーボンローディングパーティ=炭水化物を中心とした食事のパーティが行われることがある。スパゲティ類が大量に出されることが多い。)




ケーキも食べたいが、ごちそうとケーキが同日だと腹いっぱいで美味しくいただけない。

そのためケーキは後日、金曜日にしよう…と約束していたのだが、金曜日に僕が急に仕事で出かけなくてはならなくなった。


取引先の社長から、打ち合わせしながら細かなプログラムを詰めたい、といわれたのだ。

細かな部分などは仕様書を作ったり、電話相談しながらやるよりも、顔つき合わせてやる方が速い場合も多い。まぁ、仕事だし仕方ないな、と家族にはケーキの予定を延期させてもらい、打ち合わせに行った。


そしたら、単にお盆で人が少ないから、愚痴相手に呼ばれただけだった。

まぁ、愚痴といっても仕事に関係のあるものも多い「解決できていない悩み」の雑談で、共有しておくことで仕事上の思い付きが出たりすることもあるので重要なのだけど。

あと、一応顔つき合わせてプログラムしたので、実際にはかどりはした。




さて月曜日、ケーキを買いに行こうと思ったのだが、地域振興券で買うつもりだった。


市が物価高の対策として配布したもので、家族1人当たり5千円、我が家の場合2万5千円が使える。

そして、使用期限は、使用開始から3か月。使わないままもう2か月たっていて、あと1か月で使い切らないといけない。


事前に、近所のスイーツを扱うショップで券が使えることを確認していたのだが、改めて確認したところ、そこは駅前でお土産になりやすい菓子を中心に売る支店で、ケーキを扱っていなかった。(本店にはケーキがある)


ほかに近所でこの券でケーキを買えるところ…と探したが、なかった。いや、1件あったのだが、月曜定休日だった。



子供に相談したところ、そういうことならケーキはまたにして、外食でもしようか、となった。

夏休みなので、家族全員そろっていたのだ。


ケーキ屋を探す過程で、券を使える近所の飲食店も調べており、春に開店したばかりのネパールカレーの店が気になっていた。以前から店の前を通って気になってはいたのだが、ネットで調べると評判が良い。


じゃぁ、また誕生日祝いの名目でそこに行こう。



実は、今回と同様の地域振興券はコロナ禍の際にも配布されており、その時も別のインドカレー屋に行った。

期限が近くて使い切らないといけない、というのもあり、調子に乗ってサイドメニューも頼んだら量が多すぎてちょっと苦しかった。


その反省から、通常の量のセットのみ頼む。各自好きなカレーとナンのセット。

ナンは焼き立てでほんのり甘く、美味しかった。お替り可能だったが、十分な量があったので、家族で2枚だけお替りした。


カレーは各自1つづつだが、皆で分け合って5種類の味を楽しめた。

これで、サラダとドリンクもついて1200円。この手の店にしては安い。


そう、地域振興券を使う目的できたのに、税込みで6600円しかかからなかった。安い。




せっかくなので、駅前の「ケーキを売ってない」スイーツ店にも行き、お菓子を買う。後日のおやつになる。

これも含めても8千円と少し。あと2回外食しないと消費できない感じ。


まぁ、先に書いた月曜定休のケーキ屋さんにも後日行く予定ではあるのだけど。


「長男の誕生日」という名目で、分散して少しづつ美味しいもの食べてます。



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寝落ち  2026-08-04 18:08:44  コンピュータ

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寝落ち、って言葉。

意味変わったなーと思ったのが2年くらい前だったかな。


寝具の CM だったと思う。「きちんと寝落ちしよ?」ってキャッチコピーになっていた。

そこでの意味合いは、単に「眠りに落ちる」だった。


ちょっと違和感を持ったけど、CM なんていうのは違和感を持ってもらって「記憶に残る」ことが出来れば成功だ。

とやかく言うのは野暮というもの。この時はそのままスルーした。




「昔はそんな意味じゃなかった」なんて言うのは、老害に過ぎない。

言葉は時代と共に意味が変わるものだし、そもそも「寝落ち」なんて言うのは元々正しい日本語ではなく、流行語の一種。すぐに消え去ったり、意味が変わったりする。



先の CM の例はともかくとして、「寝落ち」というと、現代的な意味合いでは、寝てはならないところで寝てしまう、ということかと思う。

場所であれ、タイミングであれ。少なくとも、寝てはならないと思っているのに寝てしまうのが「寝落ち」だ。




で、老害かもと思いながらも今回この話を書いているのは、「最初の意味」ってまだ覚えている人いるのかな? と思ったため。

誰かが記録しておかないと、意味が分からないまま謎の言葉になってしまいそうだ。



寝落ちという言葉が使われていたのは、インターネット以前の「パソコン通信」の時代。


大体、日本では 1980年代末からだけど、必要な機材が安くなってパソコン通信が一般化するのは 1990年代の初頭

95年くらいになると、同じ機材でそのままインターネットに接続できるようになる。

2000年代初頭くらいまでは、パソコン通信とインターネットは「似て非なるもの」として共存していた。


大事なのは、パソコン通信というのは「電話回線」で行われたことだ。

今のように常時接続などではない。使おうと思った時に、パソコンから電話回線につなげる機械(モデム)を使って、電話をかける。相手につながるとパソコン通信が開始できる。


電話なので、データは音としてやり取りされる。デジタルデータをアナログの音に変換して通信するのだが、そもそも電話回線というのは結構音が歪むので、余り高速な通信はできなかった。



それはともかく、パソコン通信にはチャットというサービスがあった。


あった、と書くのも語弊がある。

インターネットは均一にサービスが行われているが、パソコン通信というのは「類似サービス」が星の数ほどあり、そのすべてにチャットがついていたわけではないからだ。


特に、パソコン通信には、個人が運営する「草の根」と呼ばれる小さなサービスが多数あった。そのためのソフトも市販されていたし、フリーウェアや、自作する人もいた。


チャットを行うには複数人が同時に接続する必要があり、そのためには運営者は複数の電話回線を契約しないといけない。

だから、ソフトにチャット機能があったとしても、実際にはチャットが「ない」場合もある。


だから「あった」と気軽に言えないわけだが、まぁ概念として存在していたし、使っていた人も多いのでここでは「あった」ということで話を進める。




当時の電話料金は、市内 3分 10円。あまり人が使わない深夜になると、料金が安くなった。

だから、料金が安い深夜を狙って使う人も多かった。


有料の大手パソコン通信サービスは、日本全国の大きな市に「アクセスポイント」を持っていたので、市内料金で接続できる人は多かった。

でも、有料だから、電話料金に加えて接続料がかかる。


草の根の場合は、大抵は電話料金だけでよいが、アクセスポイントが身近になければ、電話が「長距離料金」となってしまい、1分 10円とか、値段が上がる。


その環境でチャットをやる。チャット接続中はずっと電話料金がかかる。


気にしない人はチャット中に「買い物行ってくる」なんて言って、15分くらい帰ってこない。何もしてないのに 50円かかっている。


なんでそんな無駄なことをするかというと、これも電話回線が少ないためだ。

人気のある草の根パソコン通信サービスなどでは、みんなが接続したくて電話が「話し中」になっている。争奪戦なのだ。

チャット中に盛り上がっているのに、ちょっと出かけるからといったん終了してしまうと、また戻ってこられる保証がない。だから、50円くらい無駄にしても接続したままにするのだ。



でも、さすがに30分も何もしないで放置すると、自動的に切断される機能がついていることが多かった。

これは、「うっかり接続しっぱなしにしている」ユーザーのためでもあるが、それ以上に「早く接続したい他の人」のためでもある。

電話回線を増やせば多くの人が接続できるが、それは草の根パソコン通信には難しい相談だった。


先に書いたが、個人で複数の電話回線を契約するわけだが、1本の契約で権利料が 72,000円かかる。それに加えて月額基本料金もかかる。


それだけ投資をしているものを「何もしない」人に占有されてはかなわない。

だから、30分も何もしないユーザーに対しては、サーバ側から電話を切るのだ。



ところで、パソコン通信に接続することは「ログイン」、または「ログオン」と言った。

接続を切るのは「ログアウト」だ。


でも、正しくログアウトしないで、電話回線の不調などで接続が切れてしまうことがある。

これはスラングで「落ちる」と言った。


今でもサーバーに「アップロード」なんて言葉があるが、サーバーは概念的に上にある物だ。

予期せずにそこから放りだされた、というのは「落ちた」という考え方だ。


先に書いた、「30分何もしない」ことによる自動ログアウトは、意図しない接続断ではない。

でも、これもユーザーから見たら「自分がログアウト操作したわけではない」ので、落ちた、と呼ばれた。


さらに言えば、通常のログアウトを「落ちる」と表現することもあった。

チャットなどは相手が存在して成り立つものなので、通信を終了する際に「そろそろ落ちまーす」なんて挨拶してからログアウトしたのだ。




以上の話を組み合わせて、「寝落ち」という言葉ができる。


チャットをしている最中に、反応が悪い人がいる。

もしかして眠い? と聞くと、眠い、と答える。


先に書いたが、電話料金が安い深夜に使っている人が多い、ということに留意。


そして、その後しばらく反応がない。

そのまま他の人たちがチャットを続けていたら、30分も経って「〇〇さんが退室しました」とか表示される。


眠ったまま30分何もしなかったから、サーバーから自動ログアウトしたのだ。

寝たことによって落ちた。寝落ち、という言葉はここから来ている。


なお、30分も待たずに、静かになってしばらくたったところで「〇〇さん寝落ち?」「布団行けよー」みたいに皆が心配する、というのもよく見られたパターン。


先に書いた「そろそろ落ちます」と同じで、「とても眠いので寝落ちします」なんて言ってログアウトする人だっていた。


元の意味からいえば「寝落ち」とは違うのだが、元々厳密な定義のあるような言葉ではないからね。

それでも、「落ちる」=「ログアウト・接続終了」という意味合いは守られていた。




今はインターネット専用線があり、常時接続、というのが普通になっている。


もしくは、携帯電話の電波などは従量制だ。常時接続に近いが、通信を行うとその通信量で課金される。

これも、一定の通信量までは定額、というのが普通だけど。



必要な時だけ電話を使って接続する、というのがもう古い話だ。

その古い時代、電話回線は常時接続ではなかったからこそ、「寝落ち」という現象が生じていた。


まぁ、時代が変わったのだから、すでに元の意味にこだわる必要はない。

言葉の意味がずれて行っても、全然かまわないと思う。


しかし、先に書いたように「元はこんな意味でした」を残すことには意味があると思う。



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花王のゲーム  2026-07-26 16:29:58  コンピュータ

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石鹸・洗剤メーカーの「花王」がゲームを作って話題なのだそうだ。


僕がこのことを知ったのは24日。

その前の23日に、Switch 版が発売された、という記事を読んだのだが、もともと Steam 版で昨年8月頭に無料公開されていたそうだ。ほぼ1年前。


面白そう、って話を家族にしたら、Youtube 好きの次女だけ知っていた。ゲーム配信者の定番の一つになっているらしい。


というか、今調べたら、ゲーム配信の回数が多かったゲームとして、YouTube を使用した広告の年間グランプリまで受賞している。




そんなわけで、Switch 版を遊んでみる。200円。Steam なら無料で遊べるわけだが、ゲーム機に発売されているゲームならそちらを買うことにしている。その方が家族で遊びやすいから。


内容はホラーゲーム。

相続した家を不動産業者に売却する前に、査定額を上げるためにも掃除をしておこうと訪れた主人公。しかし、家には怪異が住み着いていた。

この怪異から逃げながら「脱出」しなくてはならないのだが、脱出するためには様々な「家に隠された秘密」を解く必要があり、そのためにもお掃除をしなくてはならない。


そして、この掃除のためにも、実在の花王製品を使いこなさなくてはならないのだ。



で、ひとまず1度エンディングまでたどり着いたが、掃除を「やり残した箇所」がいっぱいあるのにうっかり脱出してしまったという、納得いかない終わり方。

脱出後、簡単なストーリー展開が示され、査定額が出る。なるほど、ちゃんと掃除をしたうえで、できるだけ早く脱出すれば査定額が上がる、というやり込みゲームなのか。


Switch 版では、子供向けの「怖さ控えめモード」というのが付いたというのでそちらも遊んでみる。

ストーリーが最初から違っていた。夏休みにおばあちゃんちに遊びに来た子供、という設定。


通常モードでは、電気のない夜の家を懐中電灯で照らしながら進むような視点だが、こわさ控えめでは夕暮れ時の薄暗い家、になっている。暗くはないから怖くないし、遠くからでもアイテムなどを発見できてわかりやすい。

その上、おばけが歩く足跡がかわいいし、おばけに見つかって追いかけっこになるときに運動会のような BGM が流れる。こわさ控えめというより、コミカル。


一度謎解きを終わらせているのですぐに脱出できた。初回プレイより点は高くなったが、速度重視にしたせいで取ってないアイテムなどもある。

なるほど、先を急ぐだけでなく、隠されたものを探さないといけないのもあるのか。謎を知ってもみっちり歩き回る必要がありそう。


しばらく遊べそうだ。




さて、今回記事のネタにしようとしたのは、このゲームの事ではなく「昔も花王はゲーム作ってた時期あるよね」という話。


1990年代、花王がフロッピーディスクの販売に乗り出したことがあった。

すでに多くの会社がフロッピーディスクを販売しており、かなり後発。しかし、「界面活性技術により表面が滑らかでヘッドの滑りが良く、モーターの負荷が減るので省電力になる」とメリットを宣伝していた。


えーと、今時フロッピーディスクの話をしてもわからない人もいるから解説しておこう。


情報記録媒体としてのディスクは、磁性体が塗られたフィルムを円盤状にしたものを回転させ、「磁気ヘッド」で情報を読み書きする。


磁性体というのは小さな鉄の粉だ。鉄くぎに、磁石を一方向にこすりつけると弱い磁石になる、という遊びをやったことがある人もいると思うのだが、鉄の粉でも同じことができる。

磁石にこすりつけると、弱い磁石になるのだ。この時、こすりつける磁石の S N の向きで、鉄の S N の向きも決められる。


磁気ヘッドというのは電磁石で、電気によって好きな向きに S N を変えられる。これで 0 1 を記録すれば、コンピューターの記録媒体になる。

読み取るときは、電気を通していないヘッド…電磁石というのは電気を通さないと「コイル」なのだが、これでディスクの S N を読み取れる。

コイルの近くで磁石を動かすと、コイルに電流が流れる、という現象の応用だ。この時流れる電流は、磁石の S N の向きによって電流の向きが変わるので、0 1 を読み出せる。


話が長くなったが、当時のフロッピーディスクというのはこういう原理だったので、ヘッドがディスク表面を「擦り続けている」ものだった。

ここに洗剤で培った界面活性の技術を導入し、滑らかに滑らせれば、モーターも抵抗が減るので省電力になる、というのが花王のディスクの売り文句だったのだ。


本当かどうかは知らない。というか、当時のパソコンマニアはそんなこと気にして無かったと思う。

まだノートパソコンは高価で、デスクトップが中心に使われていた時代だ。電力はコンセントから供給され続けているので、省電力である必要はないのだ。




まぁ、それはともかく、花王は 10枚入りのフロッピーディスクに「おまけ」をつけていた。

当時はコンピューターとしてのシェア No.1 だった、NEC の PC-9801 用のゲーム。最初のころは小粒だがオリジナルゲームが中心だった。もちろん花王の内製ではなく、外注だが。


今確認したところ、後期には市販ゲームの体験版や、古いゲームのリメイク、ビジネスソフトの体験版などもあったようだ。


こちらの記事や、こちらの記事に詳しいことが書かれている。


僕のページでも、過去にこちらの記事で花王のゲームの話書いてますね。大学のころのアルバイト先で、必要があってわざわざ花王の相撲ゲームを探して買ってきたが、当時人気だった格闘ゲームのような作りで、全然相撲ではなかった…という話。




当時のゲームも、今回 Switch で発売になったゲームも、宣伝として作られている。

花王の宣伝部門はかなり頭が柔らかいと思うし、その「突拍子もないアイディア」に GO サインを出せる上層部も素晴らしい。


日用品の会社って、性能では他社とそれほど差をつけにくいから、売るためには宣伝力がものをいう世界。

うちでも、Switch のゲームを見てた妻が早速感化されて、花王の洗剤買ってみようかとか言い出してるし…




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ホットリセット・コールドリセット  2026-06-29 14:36:00  コンピュータ

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以前書いた、プログラム勉強中の知人から聞かれた話。


以前はC言語の勉強の話が多かったのだが、最近はエミュレータで 8bit 機時代の雑誌プログラムとかを楽しんでいる。

その時代のプログラムって、雑誌に 16進数で書かれたマシン語のゲームとか公開されていた。


それで、質問の際に、「ホットリセットとコールドリセットって何?」という話が出たのだ。


雑誌のプログラムを打ち込んだのだが何か間違いがあったのか暴走してしまい、リセットをかけてメモリ内を覗いたら(エミュレータなのでそういうことができる)、プログラムは消えないで残っていた。

リセットしたのだからメモリの中も消えるのでは? と不思議に思ったらしいのだが、そういえば「ホットリセット」「コールドリセット」という単語が雑誌内に時々出てきたことを思い出し、メモリが消えないことと関係があるのか知りたい、ということだった。




今時のコンピューターは「暴走してリセット」とかあまりやることがないから、リセットボタンを押すことも少ない。

ゲーム機だって、昔は「失敗したらリセット」とか普通だったのだけど、そもそもリセットボタンがついていないものが多くなっている。


だから、リセットについて知らなくても、特に問題は無い。

でも、彼は勉強中だから気になって知りたかった、というだけだ。



ホットリセット・コールドリセットの話をする前に、そもそも「リセット」とはなにか、ということから始めよう。




CPU のなかでは、いくつかの「数値を覚えておく機構」…一般に「レジスタ」と呼ばれる仕組みがある。


レジスタはフリップフロップという回路で作られている。

この回路は、2つの状態を持ち、通電している限り直前の状態を維持しているが、外からの信号によって状態を変えることができる。

これで「0と1」を表現し、沢山並べることで数を保持しているんだ。


さて、「通電している限り」と書いたが、通電「していない」状態から通電するとどうなるだろう?


これは、電気が供給され始めた瞬間の電気的なノイズなどにより最初の状態が決まり、それを維持することになる。


現代的な CPU は、メモリ内にプログラムを保持していて、今どこのメモリのプログラムを実行中かを示す「レジスタ」を持っている。このレジスタは「プログラムカウンタ」、略して PC と呼ばれる。



さて、PC もフリップフロップなのだから、電源を入れると「ランダムな」アドレスを示し、そのアドレスのプログラムを実行し始める。


ランダムなアドレスなのだから、何が書いてあるかわからない。でも、CPU はそれをプログラムだと思って実行するんだ。人間から見ると全く無意味な動作。いわゆる「暴走」状態だ。


ここで、CPU には「リセット」という信号線がある。ここの電圧を変化させて信号を送り込むと、CPU は PC の内容を規定の方法で強制的に「整える」。


規定の方法、というのは、CPU 毎に異なる。0 にする、というのもあるし、一番大きな番地のメモリに書かれた値を入れる、というものもある。

とにかく、CPU ごとに細かな方法は異なるが、PC を整えることができる、という動作は変わらない。


昔のマイコンの中には、電源投入後にリセットスイッチを明示的に押す必要がある物もあった。

でも、大抵は「通電すると、電源が安定するくらいの時間を待った後で、1度だけリセット信号を発信する」という回路と組み合わせる。

これで、電源を入れれば、ROM に書かれた内容が実行され、コンピューターを起動させることができる。


通常は、ROM に入っていて最初に実行されるプログラムは、外部記憶メディアからプログラムをメインメモリに読み込んで実行させるものだ。これを Initial Program Loader (IPL)と呼ぶ。後でまた出てくる。


昔は「外部メディア」は紙パンチテープや磁気カセットテーブだった。または、ROM の BASIC が直接起動される場合もある。

最近ではハードディスクやSSD、フラッシュロムからプログラムを読み込むことになる。



これが起動時の流れだが、起動後でも暴走した際など、リセットボタンを押せば、電源投入時と同じように IPL に処理を移して、最初から動作させることができる。




ここで、リセット信号が「CPU 内の PC レジスタを規定値にする」という役割しかないことに注目。

メモリの内容などはそのままだ。


もともとこの質問は「リセットしてもメモリの中は消えないの?」という疑問だった。今書いたことが答えで、コンピューターのリセットは、CPU 内の PC レジスタをリセットするだけなので、メモリの内容は消えない。


そして、この「周辺回路はすでに稼働している状態でのリセット」のことを、ホットリセットという。周辺はすでにいつでも動ける、「あたたまった」状態にあるリセットだな。


ただ、コンピューターの不調は周辺回路のせい、という場合もある。周辺回路が暴走して一切の信号を受け付けなくなっていたとすると、ホットリセットをかけても信号を受け付けないまま、ということがある。


この場合は、一度電源を切って、周辺回路の暴走状態も解消する必要がある。これをコールドリセットと呼ぶ。



今のコンピューターだと、よほどの問題がない限り、ホットリセットとコールドリセットに違いはない。

どちらでも IPL が起動され、一連の動作の中で周辺機器もすべて「リセット」されるためだ。


しかし、初期のマイコンなどでは、そんな気の利いたプログラムは無かった。周辺機器を使えるようにセットアップするプログラムは自己責任で動かす必要があったため、ホットリセットで「周辺機器は使える状態のまま」であることには、大きな意味があった。


だから言葉を分けていたのだが、今となってはこんな意味は失われているので、言葉の意味が分からなくても特に問題は無い。





これで最初に書いた「ホットリセットとコールドリセット」の説明としては十分なのだが、もう少し書こう。


リセット信号は「CPU に信号を送ると PC の値が変化する」という基本的なものだが、現代の CPU ではこの仕組みは拡張されている。


「割り込み」がそれだ。


CPU に対して外部から割り込み信号を送ると、CPU は実行中のプログラムをいったん中断して…あとで元に戻せるように PC の値をスタックに退避してから、PC の値を「あらかじめ設定したもの」に変更する。


リセットの場合は PC の値の「退避」がないことが大きく違うが、仕組みとしては似たようなものだし、実際割り込みをリセットの一種として使うこともある。また、通常のリセットを割り込みのように使うプログラムも見たことがある。



8bit 機時代のパソコンとして、Sharp の X1 シリーズの後期機種には、「IPL」と「NMI」の二つのリセットボタンがあった。


IPL は通常のリセットボタンだ。先にも書いたが、パソコンは起動するとまず IPL を実行する。

その IPL をすぐに実行させるためのボタン、というのは、つまりリセットボタンなのだ。


NMI とは Non-Maskable Interrupt (マスク不能割り込み)の意味で、詳細は書かないが「いつでも使える割り込み機能」のことだ。

こちらは、直前に実行していたプログラムが指定したアドレスに処理を移す。

IPL では動かすプログラムが決まっていたが、NMI は動かすプログラムを設定できる、という違いになる。



たとえば、マシン語モニタを使用中に、実行したプログラムが暴走してしまったとしよう。

NMI リセットを行うと、マシン語モニタのプログラムがコマンド待ちの状態に戻ってくる。


パソコンがリセットされるわけではないが、暴走したプログラムを中断して「なかったことにする」のだから、リセットだ。

でも、先ほど実行しようとして暴走したプログラムはまだメモリの中にあり、そのメモリを確認できるマシン語モニタのプログラムが動いている。デバッグするには非常に便利だ。



ゲーム機でも、PS2 のリセットスイッチは「リセット」だったが、同時期のゲーム機であるゲームキューブのリセットスイッチは「割り込み」だった。


攻略するようなゲームで、少し失敗したとしよう。PS2 でリセットを行うと、起動画面が出て、ゲームをロードして、タイトルに戻る。


でも、ゲームキューブでは瞬時にタイトルが表示される。すでにゲームを読み込んであるのだから、その最初の画面に処理を移したのだ。

光学ディスクのゲーム機なのに、ROM ゲーム機のように気軽にリセットできた。


この機能がなかったら、ピクミンは攻略ゲームとしてあそこまで高い評価にならなかっただろうね。攻略中は、ちょっと失敗するとリセットだから。



「リセット」は当たり前に使っている機能なのだが、その動作は結構多様で奥が深い。




最後に、話を聞いた知人が「こんな細かな話って、プログラマならみんな知ってるものなの?」と聞いてきた。


いやー、知らない人が多いと思うし、知らなくてよいと思う。

パソコンがリセット時にどんな動作をしているかなんて、OS を作るプログラマならともかく、普通のプログラマが知る必要はない。


僕がゲームプログラマやっていた時代は、ゲーム機の性能も低かったので、ハードウェアの性能を十分に引き出すプログラムが求められた。OS なんてなくて、ゲームのプログラムがハードウェアを直接駆動していた。

だから細かなハードウェアの仕組みまで調べて作っていたわけだけど、今はゲームも OS の上で動くような時代だし、プログラマがみんなこんな知識を持っている必要はない。


なので、ここに書いた話は、知っていても特に役立ちません。

年寄りが昔の武勇伝をひけらかしているようなものだと思ってください。




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映画鑑賞  2026-06-21 17:46:20  その他

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映画「マイケル」を見てきました。話題作。


僕は「映画の街」大船に住んでいますが、松竹大船撮影所があった、というのはずいぶん昔の話。

今は映画の街と言われながら、撮影所どころか映画館もありません。


妻が昔からマイケル・ジャクソンのファンなので、この映画は見に行きたいと言っていました。封切りは6月12日。

すぐにでも見たかったのですが、車で1時間ほど走らないと上映館がなくてね。週末にやっと行ってきたというわけです。




事前情報調べていて、妻がネタバレを踏んでいました。

日本封切りより前に、すでに公開されていたアメリカでの話。


と言っても、映画の詳細ではなくて、周辺事情のゴシップ的話題。マイケルと仲の良かった妹、ジャネット・ジャクソンはこの映画には出てこない、という話です。本人が映画作成に否定的で、協力を拒んだのだとか。


それを知って、妻としては変に事実が歪曲された話だったら嫌だな、と少し躊躇しています。すぐに見に行かなかったのはそれも理由の一つ。



で、見に行く道中の車の中。

封切りから1週間もたっているので、ラジオを聞いていたら、盛大にネタバレしていました。

(小山薫堂さん… FM 横浜「FUTURESCAPE」の中で、映画を観た感想を簡単に述べていただけですが)


ここではネタバレを書きたくないので詳細に踏み込みませんが、このネタバレで妻の「不安」は、むしろ解消しました。

あぁ、なるほど。そういう事情であれば、ジャネットが出てこなくても不安に思う必要はないわ、と。


妻はMJファンとしては、かなり病膏肓の部類というか、CD だとか本だとかいっぱい持っています。

なので、ラジオで聞いた「非常に簡素な感想」から、ストーリー展開を大づかみに把握して、映画作成サイトがどのような意図でこの映画をまとめているかを見抜いたのでした。




というわけで映画の感想。ネタバレにならない程度で。


まずは僕個人の感想。マイケル・ジャクソンはたいして知りません。

小学生のころに「スリラー」のブームがあったので、手を顔の前にあげて左右に歩く、スリラーの群舞を友達と真似したりしたかな。当時の子供はみんなやったはず。


その程度の知識しかない。スリラーで小学生なので、その前のジャクソン5とかの時代はほぼ知らない。


でも、非常に楽しめました。これ、 MJ をほとんど知らない人でも楽しめる作りになっている。

MJ の成長に合わせ、その当時のヒット曲をガッツリと流して、短い映像の連続で「その当時のマイケル少年」に何があったかを理解させるようにしています。


そして、曲と曲の合間に短い「ストーリー」が挟まる。そのストーリーはMJを知るうえで重要なので、わざわざ曲の合間に、しっかりセリフを入れながら伝えるのです。

でも、短いストーリーが終わると、またご機嫌な曲に乗せて短い映像の連続で彼の成長が伝えられる。


全編を通じて、有名なヒットナンバーを流しつづける、でもミュージカルでもミュージックビデオでもない、ストーリー性の高い「映画」です。

(マイケルジャクソンの「ムーンウォーカー」とか、全編ヒットナンバーが流れる映画ではありましたが、単にミュージックビデオをつなぎ合わせたようなものでしたからね…)



そして、語られるのは、MJ の話…というよりは、より普遍的な「少年の成長物語」です。

ネタバレを避けるために詳細には踏み込みませんが、この話の構造は誰でも理解しやすいし、特にアメリカ人には受けるのではないかな。もちろん、日本人でも共感できる話です。




妻の感想。


とにかく、最初の第一声で「あぁ、マイケル…」と感動だったそうです。子役から大人に至るまで、役者は次々変わりながら演じているのですが、顔もしぐさもそっくりだし、声質まで似ていた、と。


さすがアメリカはショービズの人材層が厚いねー、などと、僕と最初は話していたのですが、細かく考え始めたら、多分そうじゃない。


多分、ですが、この映画稀に見る、コンピューター技術の総動員された映画です。単純な 3DCG 映画よりすごいのではないかな。

というのも、3DCG なら完全に好きなように作れるけど、「役者」を使って実写撮影したものを、おそらくほぼ全編にわたって「コンピューター加工」して、MJ 本人に近づけている、と思われるから。


AI が発達した、といってもまだ違和感がありますし、この映画の撮影に3年以上はかけているそうなので、AI 加工などではない。当然自動化がある程度入っていたとしても、加工を施して人間の目でチェック。違和感のある所は人の手で修正する…などしているのではないかと予想。



そして、お話も素晴らしいの一言です。ガチファンである妻のお墨付き。


マイケルジャクソンは、スキャンダルまみれの人でした。稀代の大スターだったからこそ、人々が醜聞を面白がった点もあります。だから、彼を悪く言えば人々は面白がり、事実と離れた醜聞が沢山あった。


映画では、そうした醜聞はとり上げませんが、醜聞の「元となった事実」は丁寧に描いています。

その醜聞を知らない人にとっては、単にマイケルがそういう人だったんだ、という「事実」。

そして、醜聞を知っている人にとっては、実際には醜聞などでははなく、妥当な理由があってのことだったのだという「真実」です。


一方で、MJ の業績については、非常にさらっと流されます。

当然のように「スリラー」のミュージックビデオ撮影の話は出てくるのですが、これが当時いかに型破りの事で、その後の音楽シーンを変えてしまったのか、ということについては語られない。


(そういえば、このシーンで「モブであるはずの、スリラーのビデオでの MJ の彼女役」まで、本人にそっくりだったと妻は感動していました。そんな細かなところまで気を使って作られています)



先に書きましたが、話の中心は MJ ではなく「少年の成長物語」なのです。なので、彼が世界を変えたことについてはいちいち触れず、あくまでも「どこにでもいる少年」のような扱いです。


先に書きましたが、「ジャネットが描かれない」ことも、これが理由かと思われます。

どこにでもいる少年の話に、大スターとなった妹は出さない方がよいでしょう。事実歪曲をしたいわけではありません。




リピートして、2度3度と見る人もいるそうです。

先に書いたように、ご機嫌なヒットナンバーを聞き続けていたらあっという間に2時間、というような映画なので、見ているだけでも十分楽しい。


そして、上に書いたように、MJ の「やったこと」は描かれても、それがどのような「世界を変えた業績」なのかは説明されません。

1度目で彼のやったことを知り、気になってネットなどでその話を調べた人が、それが世界を変えるような出来事だったと知って、もう一度見て確認したくなる、というのはわかる気がします。



最後に、僕が個人的に「よかった」シーン。

すでに大スターになった MJ が、おもちゃ屋さんに買い物に行って、ファンの子供に囲まれるシーンがあります。


そのシーンの冒頭で、おもちゃ屋さんの外観ショーウィンドーに、ATARI 社のロゴが見えてるんですよね。元ゲームプログラマーなので、このロゴが見えただけで「当時のおもちゃ屋さんらしさが出ている」と思った。


そうしたら、子供の一人が、ATARI 2600 の「ADVENTURE」を買おうとしている。MJ はこれを見て「そのゲームはね」と、攻略法を教えるのです。


ADVENTURE は、「ゼルダの伝説」の元ネタになったゲームです。

初代ゼルダの7年前に発売されていますが、広い世界を固定画面の連続で表現する、いわゆる「ゼルダスクロール」で作られたゲーム。

冒険者を操作して、様々なアイテムを入手することで行動範囲を広げながら、敵を倒して目的を達成する…と、当時のゲーム機では限界があり画面は荒いのですが、エッセンスとしては十分な内容を含んでいます。


当時の大ヒットゲームですが、MJ も熱中して遊んでいた、ということを物語るエピソードを、彼の子供好きな性格と共に、さらっと示す。

実際、MJ はテレビゲーム大好きで、自分でもゲームの企画を出したり、ゲーム音楽作ったりしていましたからね。



2時間の映画だし、彼のテレビゲーム好きなんて語っている余裕はないのだけど、ちゃんとわかる人にはわかる「たった一言」で表現しているわけです。

全編そういう感じ。エピソード選びが上手くて、たった一言のセリフに、MJ に対する愛とリスペクトを感じられる。


良い映画でした。



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バナナ  2026-06-09 14:55:19  料理 住まい 家族

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我が家の庭にはバナナの木が生えている。


家を購入して1~2年の間に、庭造りのたびにたびたび園芸屋などをのぞいていて、鉢植えのバナナを見つけて購入したもの。

観賞用の原種に近いもので、それほど大きくならない。とはいえ、成長すると 2m くらいにはなる。実は種が多いので食用に適さないが、十分熟して自らはぜるのを待ってから口に入れると、とても甘い。口の中で転がして甘味を感じたら、種だらけなので後は捨てる、という感じ。


で、バナナは多年草で、毎年地上部は枯れるのだけど、翌年芽を出すのね。この際、どんどん増える。


昨年は余りにも数が増えて密集していたので、今年は春先から時々間引いている。




この間引いたバナナ、成長途中でも 1m 程度あって立派なのだが、茎の中心部分が美味しく食べられる、というので食べてみた。料理したのは妻だけど。


事前に一度、少しだけの量で試したんだ。それで美味しかったので、先日もう一度間引いたところで大々的に料理した。


アクが多いので、茎の中心を一度煮込んで湯でこぼした後、薄い酢水につけておく。その後料理していただくわけだが…


まぁ、筍の姫皮、もしくは柔らかい穂先の部分だと思ってください。サクサクとして淡白な味わい。味付け次第でなんにでも合う。

竹もバナナも、単子葉植物類で、根で増える。その成長し始めの所を食べる、というので類似性はあるし、似た味わいであることにも納得感がある。


バナナと鶏肉とコンニャクの煮物とか、バナナとシーチキンの炊き込みご飯とか、バナナとレタスの浅漬けとか、どれも美味しかった。

(どれも、筍の姫皮で作るようなレシピのアレンジ)



どうせ間引かないといけないものなので、美味しく食べられるとわかれば労働にも精が出ます、

(根が張っていて、成長途中でも 1m になる植物なので、間引くのも結構大変なの…)


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