目次
2026-09-15 マニュアル作り
2026-09-11 合唱コンクール
2026-09-06 2つのパン屋
2026-08-21 盆まつり
2026-08-19 長男誕生日
2026-08-04 寝落ち
2026-07-26 花王のゲーム
今月の日記
町内会の盆まつりが行われた後で、各自反省点や気づきなどを文章化して残そう、という話になった。
盆まつりは町内で最大のイベントなのだが、大きすぎて町内会の運営を行う「評議員会」だけでは実施できない。
町内の別組織と共同で行う形になっている。
なので、評議員各自の担当も、町内会の普段の仕事とはあまり関係がない。
出来る人ができることをやる感じだし、経験がある人はまた同じ仕事をすることが多い。
しかし、それでは仕事が属人的になってしまう。
作業の流れや反省点、気づいた点などを文章として提出してもらい、総務部の方でまとめて「マニュアル化」することで、はじめての人でも作業ができるようにしよう、という提案だった。
なるほど。良い機会なので、喜んで文章を作成した。
僕は盆踊りの際には、音響と華掛け印刷を受け持っている。
この仕事が、属人的の極み。以前受け持っていた方から直接教わり、今は僕がやっているが他にできそうな人がいない。
それぞれパソコンを使って作業している、という時点で、できない人が多いのだ。
と言っても、大したことはやってない。
音響は、盆踊り曲を MP3 化したファイルが沢山あって、流したいときにダブルクリックするだけだ。
その PC から繋げた音響機器のセッティングとかの方がややこしいのだが、これはパソコン知識とは別のもの。
華掛け印刷…華とは寄付金の事。寄付をくださった方の名前を、感謝を込めて掲示する。
これの印刷というのは、まぁ、ワープロで名前を入れて印刷する、という程度のものだ。
縦書きで名前を書きやすいように、あて名書きソフトを流用している。はがきよりはるかに大きく印刷したいので、プリンタドライバの段階で 200% 引き延ばしを行っている、などノウハウはある。
でも、ワープロ使えればできる程度の話。
その場にPC とプリンタを持って行って、普段 WiFi 経由で使用しているプリンタをアドホックモードで接続する、などの方が知識が必要だけど。
さてさて。
町内会で持っている音響機器の設置方法から、そのダイヤルの意味や設定方法、周辺の機器接続などまで、詳細にまとめた。
「気づき」というようなレベルを超え、最初からマニュアルを作るつもりで記述。
後で総務部の人が「マニュアル化」作業の際に、必要であれば元データを参照できるように、google doc で作成して、ドキュメント内に共有 URL と、それを QR コード化したものも入れておいた。
全13ページの大作になった。
華掛け印刷の方は、それほど書くことがない。こちらは3ページだけ。
文章化してまとめることで、自分がいつも「なんとなく」やっていることを、改めて洗い出すことができた。
毎年試行錯誤から始まっちゃう音量調整なども、論理的に書いて残したので来年参照できるだろう。
話はこれで終わらない。
普段、町内会の中では僕は福祉厚生担当で、ちょうど敬老の日のお祝品の配布が済んだところだった。
これ、半年かかる大仕事なんだ。
前任者がやるべきことのリストを A4 1枚の紙にまとめてくれていて、5月にはこれをやらないといけない、6月にはこれをやらないといけない…と、順にできるようにしてくれていた。
でも、一部は古いやり方になっていたし、作業内容が分かっている前提のメモに近いものだったので、やはり作業が属人的になっていた。
よし、頼まれていないがこれもマニュアル化しよう。
…というわけで、また9ページのマニュアルが出来上がった。
前任者のやり方から改良した点なども細かく説明したし、一応これを読めば一通りの作業はできる…つもり。
まぁ、わからないことは自分に聞いてもらう、程度のものだけど。
今まで、前任者が A4 1枚のメモにまとめていたので、この形式を守ったまま内容をアップデートしないと…と、頭のどこかで固定観念があったのだ。
思い切って自分で1から作った方が、自分としてはやりやすかった。自由にできるんだから、当たり前だよな。
(A4 1枚のメモで過不足なくすべてを入れてある、というのは前任者の「まとめる力」がすごいところ。仕様概要などを端的にまとめるのが上手な、元システムエンジニアの方だ。
しかし、僕にその力はない。短くまとめるより、詳細を説明する方が性に合っているのだ)
さて、次は「ご出生お祝い会」の開催方法についてもマニュアルをまとめよう、と思っている。
これも福祉厚生の仕事で、前任者の意向はあったとはいえ、僕が始めて、試行錯誤しながら形式を作り上げてきたもの。
属人的の極みで、現状僕しか出来ない。しかし正直なところ負担になっていて、誰かが代わりにやってくれればありがたいんだよね。
小さな子と遊ぶのは好きだから、開催日に参加するのは喜んでやるのだけど、準備は丸投げできれば有難い。
あと、もう少しすると、隣の町内会と合同の「市民運動会」がある。
毎年招集係のチーフをやっているのだが、このやり方も僕の属人的な作業になりつつあるので、今年の運動会が終わったら、細かなことを忘れないうちにマニュアルまとめておこう…
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別年同日の日記
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次女が合唱コンクールの練習をしている。
なんか、近年では合唱の定番となっているポップス曲のアレンジらしいのだが、僕はよく知らない。
長男も長女も知っていたので、本当に定番なのだろう。
ところが、「アレンジ」なのでバージョンがいくつかあるらしい。混声3部が良く使われるものらしいが、次女のクラスでやろうとしているのは混声4部。
そして、次女の割り振られたアルトパートは、混声3部には存在しないパート。
そのままでは参考になるものもなく難しかろう、というので、軽音部の子が打ち込みでメロディの音声ファイルを作って来たらしい。
それで、自分が高校の頃の話を思い出して、子供に語ったのだった。
高校の時の中の良かった友達が、PC-6601 を持っていた。「歌うパソコン」だ。
当時としては音声合成ですら最先端技術だったが、なんと歌うことができたのだ。
合唱コンクールの時に、楽譜を見ても曲がよくわからないから、と、友達が PC-6601 に歌わせ、その歌声をカセットテープに録音したものを学校に持ってきた。
それで聞かせてもらったのだが… これが、とても音痴なんだ。
パソコンなので、音程は正確だ。しかし、テンポが崩れるのだ。
当時のパソコンは、BASIC でプログラムを作ることが多く、音楽演奏も BASIC で作っていた。
(MML 、という音楽をアルファベットの組み合わせで表現する記法を利用する)
BASIC は1命令ごとに解釈して実行するのだが、MML は「解釈してから演奏を開始」した。演奏中はリズムも結構正確。
でも、1曲丸ごと MML で表現する、というのは BASIC の行の長さの制限からも無理で、演奏命令を「連続して書く」必要があった。
すると何が起きるか。演奏中は正確だが、演奏が終わって次の演奏命令を解釈するときには、「解釈に少し時間がかかる」のだ。リズムが乱れる。
いや、しかしその程度のことは当時の BASIC も想定済み。ある頃から、演奏命令には「演奏オプション」の設定ができるようになり、演奏を完全に終わらせる前に「最後の数音符」を割り込みでバックグラウンド演奏するようになっていた。
言葉が難しいが、最後の演奏を待たずして演奏命令は「次の命令」の読み込み解釈を始められる、という意味だ。
これを使うと、テンポずれが無くなって音痴感が減る。
…だが、これは「音楽演奏」の話だ。
歌う、というのはさらに処理が必要だった。指定されたローマ字を元に音声波形を合成し、それを指定された音程に合わせて「歌う」というのは、非常に重い処理だったのだ。
かくして、時々リズムがつっかえる、音痴な歌が完成する。
(リズムが崩れる、というのがどういうことか、PC-6601 風に歌ったら子供にウケた。)
次女が持ってきたのは「打ち込み」で音を示しただけのものだったが、初音ミクにでも歌わせていれば、本当に当時の再現だっただろうね。
今の技術なら、音痴にならずに自然に歌える。
しかしまぁ、当時だって謳わせようとせずにメロディの確認だけにしていれば、問題は出なかったはずだが。
さて、上記は「話のきっかけ」に過ぎない。
ここから、なんとなく自分の高校3年生の時の合唱コンクールの話になり、その話が「ウケた」ので、日記にも書いておこうか、と思ったのだ。
えーと、老人が昔話を語るだけなので、長いのに読んでも何も得られません。期待しないでください。
高校3年生の時、僕の通っていた学校は受験する大学に合わせて「理系クラス」と「文系クラス」に別れていた。
結果、理系クラスには男子のみの「男クラ」が、文系クラスには女子のみの「女クラ」が生じる。
合唱コンクールで、女クラは上位に入ることが多かったように思うが、別に優勝候補というわけではない。
そして、男クラは、まず間違いなく最下位か、それに近いところ確定だった。
高校3年生の男子、というのは、声変わりした自分の「声」をまだうまく使えないのだ。音痴も多く、美しいハーモニーの「合唱」なんて期待できない。
これはもう仕方のないことで、音楽の先生だって男クラには期待していなかった。
ところが、だ。
クラスの中のお調子者…しかし、リーダーシップを取れる奴が、急に熱く言いだしたのだ。
男クラだからって、最初からあきらめていたら、せっかくの行事がつまらないものになってしまう。
参加するからには全力でやろう。優勝狙っていこうと。
そいつはただ熱く言うだけではなく、戦略的にものを考えてきた。
ハーモニーは望めないが、代わりに男声でないと出せない「迫力」は出せる。
リズムを合わせてみんなで歌えば、迫力のある良い合唱にできるのではないか?
音楽の先生にも相談し、彼が選んで持ってきた楽譜は、黒人霊歌の「Soon ah will be done」だった。
奴隷として使われる黒人が、もうすぐ終わる…苦しみから解放してくれる「死」を願う歌。
一応、男女混声4部合唱だ。
でも、女声部分はオクターブを下げて男性でも歌えるようにアレンジ。
後半に、ほんの少しだけ女性ソプラノのソロパートがあった。合唱の上に重ねるように、ソロで歌うのだ。
これは、思い切ってカット。
そして、練習ではとにかく「リズムを揃え、大きな声で歌う」ことを徹底した。多少音がずれてもバレないが、リズムが狂えば迫力は出ないのだ。
これらの練習を監督したのは、もちろん言い出した「お調子者」。指揮者を買って出て、実際指揮の取り方も上手かった。
そして本番。
男クラの合唱なんて、聞く必要ないよ…と多くの人が思っているため、ホールの壇上で準備が整っても、会場がざわついている。
ここで指揮をするお調子者は、根性が据わっていた。壇上で微動だにせず、じっと待ったのだ。
何かただならぬ雰囲気を感じて、徐々に会場が静まっていく。そして、十分に静まった時に、やっと彼は腕を振り上げた。
会場も静かになった緊張感の中で、練習通りにリズムの揃った歌を歌うことができた。
その歌声は、十分に「迫力のある」ものだっただろう。
そして、結果発表。なんと、優勝。
この時の高校は、創立して20年程度だったのだけど、音楽の先生は「創立時からずっといる人」で、男クラ優勝は今までになかった偉業だ、と泣き出してしまった。
優勝クラスはもう一度歌う、という決まりなので壇上に登って歌ったのだが、この時はみんな浮足立っていて、締まりがない。音楽の先生によれば「最初の迫力はなかった」そうだ。
担任の先生も大喜びで「みんなにラーメンおごる」と言い出したのだが、近くにラーメン屋がなくて、捜し歩いている間に半分以上「もういいや」って帰っちゃってた。
(おかげで当初考えていた予算より安くなったようで、ラーメンに餃子が付いた)
これ、少年漫画かよ、っていうような「熱い」話ではあると思う。
誰も期待してないクズの寄せ集めを、一人の熱いやつが率いて、圧倒的な勝利を収めた話だ。
ただ、現状分析と、「悪い部分をカバーする」のではなく、「持っているものを最大限に生かす」方針を定めたのがすごかったと思う。
多分音楽の先生のアドバイスも大きいのだと思うけど。
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別年同日の日記
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住んでいる場所がバレてしまうような話題…
といっても、以前から大船住みであることは公表しているわけだが。
鎌倉市の地域振興券が6月に配布された。一人5千円なので、5人家族の我が家では2万5千円。結構大金。
そして、「つかわないとね」と言いながら使わないまま、8月半ばを迎えた。
この地域振興券の使用期限は3か月間。9月16日で失効する。
慌てて使える場所を調べるが、主に鎌倉の中心部だ。一番「横浜寄り」である大船では、使える店がそもそも限られている。
まぁ、鎌倉市の施策なので、最終的に「鎌倉市に税金を納めている」店が使用可能な条件なのではないかと思う。
また、物価高で買い物を控える市民と、それにより売り上げが落ちる店を救済するための施策なので、大手チェーン店などは対象外だろう。
そして、婦人用品屋とか、ヘアカットサロンとか、家族で使うには無理な店が多い。
我が家的には、美味しいものでも食べて家族団欒できるとありがたい。
…と、条件を絞り込むと、近所で使える店は本当にごくわずかなのだった。
まぁ、家族で外食したり、美味しいケーキを買ってきたり、それなりに使ったのだがまだ1万円程度残っていた。
使えるお店リストを探していて、以前1度だけ行ったことある、美味しいパン屋さんで使えることに気付いた。
大船駅から「鎌倉湖畔行き」のバスに乗り、北鎌倉台バス停で降りると最寄り。
「カイユー」というパン屋さん。
住宅地の中にある商店街だが、造成時に入ったお店の店主などは高齢化で引退してしまい、一度完全にシャッター商店街となった。
しかし、地域の人が商店街復活を、と頑張り、別の仕事をしながら店舗経営をするような人々が集まった。
パン屋さんも、1週間のうち、木金土の3日しか営業していない。
しかし、以前ここのパンを食べて、2重の衝撃を受けたのだ。
まず、パンが非常に高い事。コンビニに並ぶ大量生産のパンと違い、手作りパンは高くなってしまうのは理解できる。
でも、2千円を超えるパンとか並んでいるからね。それほど高いパンは、重さで量り売りしてくれるので、丸ごと買う必要はないのだけど。
そして、非常に美味しい。値段が高くてもそれに見合う価値がある。
でも、気軽に買いに行くには、ちょっと躊躇する値段だ。
地域振興券、1万円以上残っていて期限がわずかなので、このパン屋さんで買い物しよう。
…というのが先週末の話だったのだが、土曜日が雨だったのだ。
その時は営業日をちゃんと確認して無くて、「明日にしよう」とか言ってたら、日曜はやってなかった。
やってない、と気づいたけど、夕飯はパンに合わせた料理にしよう、と考えていた。
大船で地域振興券でパンを買える店、他にないのか?
調べたら「ぱんや ねこさん」があった。以前から前を車で通ることは多くて、こんなところにパン屋あるなー、くらいには思っていた店。
よし、そこに行ってみよう。
日曜定休ではないよね? と確認のうえで、向かう。
車で前を通りがかると、シャッターが閉まっていた。
すぐ近くに車を停めて、店に戻って確認。予定分を売り切ったので閉店しました、と書いてあった。
この時、時間は4時半ごろ。良く調べたら、大抵4時には閉店で、早い時は昼過ぎに閉店してしまうそうだ。
両店とも、詳しく調べたのでもう買いたくなっている。
「ねこさん」は、朝8時から開いているそうだ。
僕が一昨日の金曜日に市役所に用事があり、仕事前に行こうと思っていたので、その帰りに「ねこさん」に寄る。
小さなかわいいパンを得意とするようだ。
クリームを挟んだ、マリトッツォのような「ねこさんパン」、1個260円。2個買うと40円引き。
…自分のおやつとして買うなら、ちょっと高いが悪くない値段。
しかし、家族全員分買うには高いな、と思ってやめる。
しかし、だいたい単価 250~300円くらいで、切り分けられるような大き目のパンや、サンドイッチのような調理パンでも 350円くらい。
手作りパン屋としては安い部類かと思う。
いくつか買って帰り、夕食に食べた。どれも美味しいパンだった。
特にベーコンエピは、小麦自体の味が引き出された生地にベーコンの塩気が合わさり、家族に大好評だった。
翌日土曜日、「カイユー」にも向かう。また雨だったが、車で行くことにした。
以前の印象で「高い」という気がしていたのだが、小さめのスコーンは 250円。この程度ならお手頃価格。
この店は、パンごとに小麦の種類も変えているそうで、一つ一つのパンに細かな説明がついている。
クミン入りのブドウパンを 1/4 購入。丸ごとだと 2200円という、高めのパン。
また、クルミとブドウのパンも 1/4。こちらは丸ごとで 1800円だったかな。
以前食べておいしかった、オリーブ入りのフォカッチャも購入。
あと、シナモンロール、クロワッサンを2つづつ、スコーンは3つ購入。サイズに合わせて、家族で分けやすい感じに買ったのだ。
全部合わせて3000円を超えた。
この日はちょっとしたパーティのつもりで、パンを中心にソーセージやチーズなどとあわせて、白ワインなど飲む。
クミン入りのパン、当然だがカレーのような香りがする。これにクリームチーズがよくあう。美味しかった。
クルミとブドウのパンも、固めなので噛むと味わいが広がる感じ。
スコーンは、ほろっと崩れる感じ。クロワッサンは甘くはないがバターの香りがしっかりして、デニッシュ生地の層がすごく多い。
そしてシナモンロール。甘ったるい香りのシナモンロールを想像していたら、「シナモンの味がする」ので驚いた。
普通は、味がするほどには入れない。シナモンって辛いからね。でも、ピリピリとした辛みと、わずかな酸味が非常にシナモンらしい。
やっぱこの店は、値段は高いがすごいパンを作ると思った。
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別年同日の日記
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書くつもりで書いてなかったので、遅ればせながら。
もう1週間前になるが、15日(土)・16日(日)で町内会の盆祭りが行われた。
盆まつり、という名称の意味は去年書いていたので割愛。
盆踊りではなく、盆まつりなのだ。
今年は町内会長も変わり、多少方針に変化が出た。
今までは、みんなが楽しんでくれるのだから裏の苦労は余り見せない、というような方針だったのだが、これが立ち行かなくなったのだ。先立つものがない。
盆まつりは、町内会費などを使わずに寄付で行ってきた。
「盆」というのが宗教行事なので、政教分離の観点からも昔の人が切り分けた、とも聞いている。
大きな行事なので、「町内会」だけでなく各種団体の協力を得るためにも、金銭的に切り分けた、とも聞いている。
コロナ前までは、それなりの寄付をいただいていたのだ。個人の寄付ではなく、近隣の企業や団体などの寄付だけど。
しかし、コロナの際にしばらくまつりを中止したら、その後集まらなくなった。
以前からの繰越金で昨年までは何とか開催できたが、今年は本当に金がなかったそうだ、町内会長はなんとか開催するためのアイディアを絞り出した。
経費を削れるなら1円でも削り、収益を増やせるならわずかでも増やす。寄付の呼びかけも積極的に行った。
でも、昨年まで寄付してこなかった人が、急に言われても出してくれないよね。
いや、実際には個人の寄付は増えたようなのだけど、個人の出せる金額は企業などより少ない。それほど多くはなかった、というのが現実らしい。
そんなわけで、来年の開催がどうなるかは不明。
無しにする、というのはさすがにないのだけど、2日行っていたのを1日にするかもしれない。
金銭面では、今年は評議員会でも模擬店を出した。ポップコーン屋。
機械は申請すると市で貸し出しているそうで、会長が調達してきた。
これが当初予想を超える大人気。
…だったのだが、2日目に延長ケーブルが熱を持って溶ける、というトラブルがあり、販売終了。
ケーブル自体はちゃんと定格容量を満たすものだったのだが、なにぶん古いものなので内部が断線しかかるなどして、抵抗が高くなっていたのだろう。
この延長ケーブルは危険なので破棄して買い直しになるはず。
天候の話。
1週間前には、15日は「ほぼ確実に雨」という予想だった。16日も雨だが、こちらは変わる可能性あり、という予想。
11日に、ちょっと変わった迷走台風が関東付近を通った。
通常は台風は西から東に移動するが、東から西に移動していったのだ。
そして、通常台風一過は晴れる。これは「台風の東側に雨雲が集中する」ということで、今回の台風は過ぎ去った後が酷かった。
13日には、千葉県を未曽有の豪雨が襲った。1週間たってもまだ被害全様が判明しないが、現時点では死者13人、水没車3000台以上、全壊・半壊家屋81棟、浸水家屋2700件以上、というところのようだ。
停電や水道は復旧したものの、ビルの地下施設故障で実質的に続いているところも多い。
しかし、この予想外の大雨の後、予報が大きく変わる。15日は曇り予想になり、当日は断続的に小雨はふっていたものの、開催時刻となる夕方には雨は止んだ。
翌16日も、昼間は断続的な小雨が降っていたが、開催中は雨は無し。無事2日間を乗り切れた。
会場の端まで音が届かない、という問題は去年ラジオ放送の導入で改善の兆しが見えた。
今年は大きなラジオを導入することで、端の方でも聞こえるように改善した…らしい。
でも、電池で動かしていたラジオが、気づいたら電池切れで止まっていたりもした。
あと、自分が放送機器の使い方を忘れていたせいで、1日目は最大音量出せていなかった反省もある。
これは、僕だけでなく、細かなことをマニュアル化して残そうということになった。
それぞれの持ち場の反省をまとめて行かないと、俗人化して続けるのが難しくなってしまう。
最近の音源と古い音源では、「音の考え方」が違うのもどうにかしたいところ。
音量=最大振幅を最大にしても、昔の音源は音に「メリハリ」があり、主要部分の音が小さかったりするのだ。
単に振幅を見るのではなく、音をグラフ化した際の「面積」を見ると一目瞭然。
近年の曲は面積が大きいのだ。ほぼどの音も、最大振幅ギリギリに調整されていて、音が小さな瞬間が存在しない。
(もちろんメリハリをつける為に、作為的に音を小さくしていることはあるが)
こうした「音の面積」を音圧といったりもする。
同じ音量でも、近年の曲は音圧が高い。
具体的には、古い洋楽「YMCA」を今年は子供の踊りに取り入れたのだ。
年配でも知っている曲であり、実は踊りとしては「炭坑節」と同じ踊りで踊れる。
(炭坑節部分にも少しアレンジがあり、さらに「YMCA」の部分は有名なダンスになる)
ところが、近年の子供向け曲「ジャンボリーミッキー」などと混ぜると、音圧が低くて音が小さく聞こえるのだ。
これ、コンプレッサー掛けたりすれば少しはましになるのだと思う。多少音が歪んでも良い。
音楽を聴きたいのではなく、大音量で踊りたいのだから。
でも、僕にそうしたエフェクターを扱う技術がない。来年までに何とかしたいところ。
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別年同日の日記
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8月15日は長男の誕生日だったのだが、僕は町内の盆踊りに駆り出されていた。(この話は後で書こう)
なので、直前の休日「山の日」である、11日に何かお祝を、と思い、当日朝に長男に聞いてみた。
急に聞かれた長男、特に何も思いつかない。
外食とかでもいいよ、といったのだが、長男は食が細くて余り外食が好きではない。
麺が好きなので、夕飯にいろいろな麺を食べたい、ということになった。
いろんな麺を味付けなしで出して、いろいろな味付けのためのソースや具を用意し、各自好きに食べる。
サンドイッチパーティーとか、手巻き寿司みたいなものは時々やるのだが、その麺版、という感じ。面白そうだ。
11日の夜は、素麺・うどん・とうもろこし麺を 200g ずつ茹でた。スパゲティも茹でたかったが、家族5人で 600g という時点ですでに多い。
ミートソースと肉味噌、めんつゆやラー油、しその醤油漬けなど、いろいろなソースと薬味を用意して食べた。
これはこれで楽しかったが、妻いわく「マラソン走る前日みたい」。
(大きなマラソン大会には、前日にカーボンローディングパーティ=炭水化物を中心とした食事のパーティが行われることがある。スパゲティ類が大量に出されることが多い。)
ケーキも食べたいが、ごちそうとケーキが同日だと腹いっぱいで美味しくいただけない。
そのためケーキは後日、金曜日にしよう…と約束していたのだが、金曜日に僕が急に仕事で出かけなくてはならなくなった。
取引先の社長から、打ち合わせしながら細かなプログラムを詰めたい、といわれたのだ。
細かな部分などは仕様書を作ったり、電話相談しながらやるよりも、顔つき合わせてやる方が速い場合も多い。まぁ、仕事だし仕方ないな、と家族にはケーキの予定を延期させてもらい、打ち合わせに行った。
そしたら、単にお盆で人が少ないから、愚痴相手に呼ばれただけだった。
まぁ、愚痴といっても仕事に関係のあるものも多い「解決できていない悩み」の雑談で、共有しておくことで仕事上の思い付きが出たりすることもあるので重要なのだけど。
あと、一応顔つき合わせてプログラムしたので、実際にはかどりはした。
さて月曜日、ケーキを買いに行こうと思ったのだが、地域振興券で買うつもりだった。
市が物価高の対策として配布したもので、家族1人当たり5千円、我が家の場合2万5千円が使える。
そして、使用期限は、使用開始から3か月。使わないままもう2か月たっていて、あと1か月で使い切らないといけない。
事前に、近所のスイーツを扱うショップで券が使えることを確認していたのだが、改めて確認したところ、そこは駅前でお土産になりやすい菓子を中心に売る支店で、ケーキを扱っていなかった。(本店にはケーキがある)
ほかに近所でこの券でケーキを買えるところ…と探したが、なかった。いや、1件あったのだが、月曜定休日だった。
子供に相談したところ、そういうことならケーキはまたにして、外食でもしようか、となった。
夏休みなので、家族全員そろっていたのだ。
ケーキ屋を探す過程で、券を使える近所の飲食店も調べており、春に開店したばかりのネパールカレーの店が気になっていた。以前から店の前を通って気になってはいたのだが、ネットで調べると評判が良い。
じゃぁ、また誕生日祝いの名目でそこに行こう。
実は、今回と同様の地域振興券はコロナ禍の際にも配布されており、その時も別のインドカレー屋に行った。
期限が近くて使い切らないといけない、というのもあり、調子に乗ってサイドメニューも頼んだら量が多すぎてちょっと苦しかった。
その反省から、通常の量のセットのみ頼む。各自好きなカレーとナンのセット。
ナンは焼き立てでほんのり甘く、美味しかった。お替り可能だったが、十分な量があったので、家族で2枚だけお替りした。
カレーは各自1つづつだが、皆で分け合って5種類の味を楽しめた。
これで、サラダとドリンクもついて1200円。この手の店にしては安い。
そう、地域振興券を使う目的できたのに、税込みで6600円しかかからなかった。安い。
せっかくなので、駅前の「ケーキを売ってない」スイーツ店にも行き、お菓子を買う。後日のおやつになる。
これも含めても8千円と少し。あと2回外食しないと消費できない感じ。
まぁ、先に書いた月曜定休のケーキ屋さんにも後日行く予定ではあるのだけど。
「長男の誕生日」という名目で、分散して少しづつ美味しいもの食べてます。
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22年 vue-tweet-embed で表示していた Tweet が崩れる
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寝落ち、って言葉。
意味変わったなーと思ったのが2年くらい前だったかな。
寝具の CM だったと思う。「きちんと寝落ちしよ?」ってキャッチコピーになっていた。
そこでの意味合いは、単に「眠りに落ちる」だった。
ちょっと違和感を持ったけど、CM なんていうのは違和感を持ってもらって「記憶に残る」ことが出来れば成功だ。
とやかく言うのは野暮というもの。この時はそのままスルーした。
「昔はそんな意味じゃなかった」なんて言うのは、老害に過ぎない。
言葉は時代と共に意味が変わるものだし、そもそも「寝落ち」なんて言うのは元々正しい日本語ではなく、流行語の一種。すぐに消え去ったり、意味が変わったりする。
先の CM の例はともかくとして、「寝落ち」というと、現代的な意味合いでは、寝てはならないところで寝てしまう、ということかと思う。
場所であれ、タイミングであれ。少なくとも、寝てはならないと思っているのに寝てしまうのが「寝落ち」だ。
で、老害かもと思いながらも今回この話を書いているのは、「最初の意味」ってまだ覚えている人いるのかな? と思ったため。
誰かが記録しておかないと、意味が分からないまま謎の言葉になってしまいそうだ。
寝落ちという言葉が使われていたのは、インターネット以前の「パソコン通信」の時代。
大体、日本では 1980年代末からだけど、必要な機材が安くなってパソコン通信が一般化するのは 1990年代の初頭。
95年くらいになると、同じ機材でそのままインターネットに接続できるようになる。
2000年代初頭くらいまでは、パソコン通信とインターネットは「似て非なるもの」として共存していた。
大事なのは、パソコン通信というのは「電話回線」で行われたことだ。
今のように常時接続などではない。使おうと思った時に、パソコンから電話回線につなげる機械(モデム)を使って、電話をかける。相手につながるとパソコン通信が開始できる。
電話なので、データは音としてやり取りされる。デジタルデータをアナログの音に変換して通信するのだが、そもそも電話回線というのは結構音が歪むので、余り高速な通信はできなかった。
それはともかく、パソコン通信にはチャットというサービスがあった。
あった、と書くのも語弊がある。
インターネットは均一にサービスが行われているが、パソコン通信というのは「類似サービス」が星の数ほどあり、そのすべてにチャットがついていたわけではないからだ。
特に、パソコン通信には、個人が運営する「草の根」と呼ばれる小さなサービスが多数あった。そのためのソフトも市販されていたし、フリーウェアや、自作する人もいた。
チャットを行うには複数人が同時に接続する必要があり、そのためには運営者は複数の電話回線を契約しないといけない。
だから、ソフトにチャット機能があったとしても、実際にはチャットが「ない」場合もある。
だから「あった」と気軽に言えないわけだが、まぁ概念として存在していたし、使っていた人も多いのでここでは「あった」ということで話を進める。
当時の電話料金は、市内 3分 10円。あまり人が使わない深夜になると、料金が安くなった。
だから、料金が安い深夜を狙って使う人も多かった。
有料の大手パソコン通信サービスは、日本全国の大きな市に「アクセスポイント」を持っていたので、市内料金で接続できる人は多かった。
でも、有料だから、電話料金に加えて接続料がかかる。
草の根の場合は、大抵は電話料金だけでよいが、アクセスポイントが身近になければ、電話が「長距離料金」となってしまい、1分 10円とか、値段が上がる。
その環境でチャットをやる。チャット接続中はずっと電話料金がかかる。
気にしない人はチャット中に「買い物行ってくる」なんて言って、15分くらい帰ってこない。何もしてないのに 50円かかっている。
なんでそんな無駄なことをするかというと、これも電話回線が少ないためだ。
人気のある草の根パソコン通信サービスなどでは、みんなが接続したくて電話が「話し中」になっている。争奪戦なのだ。
チャット中に盛り上がっているのに、ちょっと出かけるからといったん終了してしまうと、また戻ってこられる保証がない。だから、50円くらい無駄にしても接続したままにするのだ。
でも、さすがに30分も何もしないで放置すると、自動的に切断される機能がついていることが多かった。
これは、「うっかり接続しっぱなしにしている」ユーザーのためでもあるが、それ以上に「早く接続したい他の人」のためでもある。
電話回線を増やせば多くの人が接続できるが、それは草の根パソコン通信には難しい相談だった。
先に書いたが、個人で複数の電話回線を契約するわけだが、1本の契約で権利料が 72,000円かかる。それに加えて月額基本料金もかかる。
それだけ投資をしているものを「何もしない」人に占有されてはかなわない。
だから、30分も何もしないユーザーに対しては、サーバ側から電話を切るのだ。
ところで、パソコン通信に接続することは「ログイン」、または「ログオン」と言った。
接続を切るのは「ログアウト」だ。
でも、正しくログアウトしないで、電話回線の不調などで接続が切れてしまうことがある。
これはスラングで「落ちる」と言った。
今でもサーバーに「アップロード」なんて言葉があるが、サーバーは概念的に上にある物だ。
予期せずにそこから放りだされた、というのは「落ちた」という考え方だ。
先に書いた、「30分何もしない」ことによる自動ログアウトは、意図しない接続断ではない。
でも、これもユーザーから見たら「自分がログアウト操作したわけではない」ので、落ちた、と呼ばれた。
さらに言えば、通常のログアウトを「落ちる」と表現することもあった。
チャットなどは相手が存在して成り立つものなので、通信を終了する際に「そろそろ落ちまーす」なんて挨拶してからログアウトしたのだ。
以上の話を組み合わせて、「寝落ち」という言葉ができる。
チャットをしている最中に、反応が悪い人がいる。
もしかして眠い? と聞くと、眠い、と答える。
先に書いたが、電話料金が安い深夜に使っている人が多い、ということに留意。
そして、その後しばらく反応がない。
そのまま他の人たちがチャットを続けていたら、30分も経って「〇〇さんが退室しました」とか表示される。
眠ったまま30分何もしなかったから、サーバーから自動ログアウトしたのだ。
寝たことによって落ちた。寝落ち、という言葉はここから来ている。
なお、30分も待たずに、静かになってしばらくたったところで「〇〇さん寝落ち?」「布団行けよー」みたいに皆が心配する、というのもよく見られたパターン。
先に書いた「そろそろ落ちます」と同じで、「とても眠いので寝落ちします」なんて言ってログアウトする人だっていた。
元の意味からいえば「寝落ち」とは違うのだが、元々厳密な定義のあるような言葉ではないからね。
それでも、「落ちる」=「ログアウト・接続終了」という意味合いは守られていた。
今はインターネット専用線があり、常時接続、というのが普通になっている。
もしくは、携帯電話の電波などは従量制だ。常時接続に近いが、通信を行うとその通信量で課金される。
これも、一定の通信量までは定額、というのが普通だけど。
必要な時だけ電話を使って接続する、というのがもう古い話だ。
その古い時代、電話回線は常時接続ではなかったからこそ、「寝落ち」という現象が生じていた。
まぁ、時代が変わったのだから、すでに元の意味にこだわる必要はない。
言葉の意味がずれて行っても、全然かまわないと思う。
しかし、先に書いたように「元はこんな意味でした」を残すことには意味があると思う。
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石鹸・洗剤メーカーの「花王」がゲームを作って話題なのだそうだ。
僕がこのことを知ったのは24日。
その前の23日に、Switch 版が発売された、という記事を読んだのだが、もともと Steam 版で昨年8月頭に無料公開されていたそうだ。ほぼ1年前。
面白そう、って話を家族にしたら、Youtube 好きの次女だけ知っていた。ゲーム配信者の定番の一つになっているらしい。
というか、今調べたら、ゲーム配信の回数が多かったゲームとして、YouTube を使用した広告の年間グランプリまで受賞している。
そんなわけで、Switch 版を遊んでみる。200円。Steam なら無料で遊べるわけだが、ゲーム機に発売されているゲームならそちらを買うことにしている。その方が家族で遊びやすいから。
内容はホラーゲーム。
相続した家を不動産業者に売却する前に、査定額を上げるためにも掃除をしておこうと訪れた主人公。しかし、家には怪異が住み着いていた。
この怪異から逃げながら「脱出」しなくてはならないのだが、脱出するためには様々な「家に隠された秘密」を解く必要があり、そのためにもお掃除をしなくてはならない。
そして、この掃除のためにも、実在の花王製品を使いこなさなくてはならないのだ。
で、ひとまず1度エンディングまでたどり着いたが、掃除を「やり残した箇所」がいっぱいあるのにうっかり脱出してしまったという、納得いかない終わり方。
脱出後、簡単なストーリー展開が示され、査定額が出る。なるほど、ちゃんと掃除をしたうえで、できるだけ早く脱出すれば査定額が上がる、というやり込みゲームなのか。
Switch 版では、子供向けの「怖さ控えめモード」というのが付いたというのでそちらも遊んでみる。
ストーリーが最初から違っていた。夏休みにおばあちゃんちに遊びに来た子供、という設定。
通常モードでは、電気のない夜の家を懐中電灯で照らしながら進むような視点だが、こわさ控えめでは夕暮れ時の薄暗い家、になっている。暗くはないから怖くないし、遠くからでもアイテムなどを発見できてわかりやすい。
その上、おばけが歩く足跡がかわいいし、おばけに見つかって追いかけっこになるときに運動会のような BGM が流れる。こわさ控えめというより、コミカル。
一度謎解きを終わらせているのですぐに脱出できた。初回プレイより点は高くなったが、速度重視にしたせいで取ってないアイテムなどもある。
なるほど、先を急ぐだけでなく、隠されたものを探さないといけないのもあるのか。謎を知ってもみっちり歩き回る必要がありそう。
しばらく遊べそうだ。
さて、今回記事のネタにしようとしたのは、このゲームの事ではなく「昔も花王はゲーム作ってた時期あるよね」という話。
1990年代、花王がフロッピーディスクの販売に乗り出したことがあった。
すでに多くの会社がフロッピーディスクを販売しており、かなり後発。しかし、「界面活性技術により表面が滑らかでヘッドの滑りが良く、モーターの負荷が減るので省電力になる」とメリットを宣伝していた。
えーと、今時フロッピーディスクの話をしてもわからない人もいるから解説しておこう。
情報記録媒体としてのディスクは、磁性体が塗られたフィルムを円盤状にしたものを回転させ、「磁気ヘッド」で情報を読み書きする。
磁性体というのは小さな鉄の粉だ。鉄くぎに、磁石を一方向にこすりつけると弱い磁石になる、という遊びをやったことがある人もいると思うのだが、鉄の粉でも同じことができる。
磁石にこすりつけると、弱い磁石になるのだ。この時、こすりつける磁石の S N の向きで、鉄の S N の向きも決められる。
磁気ヘッドというのは電磁石で、電気によって好きな向きに S N を変えられる。これで 0 1 を記録すれば、コンピューターの記録媒体になる。
読み取るときは、電気を通していないヘッド…電磁石というのは電気を通さないと「コイル」なのだが、これでディスクの S N を読み取れる。
コイルの近くで磁石を動かすと、コイルに電流が流れる、という現象の応用だ。この時流れる電流は、磁石の S N の向きによって電流の向きが変わるので、0 1 を読み出せる。
話が長くなったが、当時のフロッピーディスクというのはこういう原理だったので、ヘッドがディスク表面を「擦り続けている」ものだった。
ここに洗剤で培った界面活性の技術を導入し、滑らかに滑らせれば、モーターも抵抗が減るので省電力になる、というのが花王のディスクの売り文句だったのだ。
本当かどうかは知らない。というか、当時のパソコンマニアはそんなこと気にして無かったと思う。
まだノートパソコンは高価で、デスクトップが中心に使われていた時代だ。電力はコンセントから供給され続けているので、省電力である必要はないのだ。
まぁ、それはともかく、花王は 10枚入りのフロッピーディスクに「おまけ」をつけていた。
当時はコンピューターとしてのシェア No.1 だった、NEC の PC-9801 用のゲーム。最初のころは小粒だがオリジナルゲームが中心だった。もちろん花王の内製ではなく、外注だが。
今確認したところ、後期には市販ゲームの体験版や、古いゲームのリメイク、ビジネスソフトの体験版などもあったようだ。
僕のページでも、過去にこちらの記事で花王のゲームの話書いてますね。大学のころのアルバイト先で、必要があってわざわざ花王の相撲ゲームを探して買ってきたが、当時人気だった格闘ゲームのような作りで、全然相撲ではなかった…という話。
当時のゲームも、今回 Switch で発売になったゲームも、宣伝として作られている。
花王の宣伝部門はかなり頭が柔らかいと思うし、その「突拍子もないアイディア」に GO サインを出せる上層部も素晴らしい。
日用品の会社って、性能では他社とそれほど差をつけにくいから、売るためには宣伝力がものをいう世界。
うちでも、Switch のゲームを見てた妻が早速感化されて、花王の洗剤買ってみようかとか言い出してるし…
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